忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2008年07月25日(金)

ピタゴラスイッチのコーナーではないけれど、私は日頃『め』と『ぬ』がよくわからない。『め』と書かれているものと思い込めば込むほどそれが『ぬ』に見えてきたりする。『ぬ』と『ね』も時々見間違える。『ぬ』と『ね』の場合は書き間違いはないが、読みちがったり、メールだと打ち間違ったりする。
ほかには『ウ』と『ワ』と『フ』もよくわからない。昔から『くまの子ウーフ』だと知っているのに『ワーフ』とまちがえてみたり『ウーワ』と思ってみたりする。
脳が勝手にわざと読み違えているようだ。このくせはこどもの頃からずっとそうで、たとえばマンガなどのシーンに『ウワッ』とあるのを、当然の話の筋から『ウワッ』という文字であることはわかっているのに『ウフッ』とか『ワフッ』『ワワッ』とかという風に脳の中で勝手に『音読』している。『ウフフフ』も『ウワワワ』とか『ワフワフ』とかになっていたりする。『どうも、シーンの緊迫感がぜんぜんちがっちゃって変なのが面白い自分だけの遊びのように、どこか無意識のうちに思っちゃっているのかもしれない。『ウーフ、ウーフ』と思いながら『くまの子ワーフ』と何度まちがえたことか。アホである。ものすごーくアホだ。

予約録画したはずが、まちがってメイン画面はケーブルテレビの『番組表』のままワイプで出るちっちゃーいチャンネル案内画面で録画されててショック。ぜんぜんわからない。しかし途中で突然自動的に戻っていたので途中から普通に見られました。あれ、ひとりでに戻るようになってるんですねー。感心感心。

[link:1014] 2008年07月26日(土) 02:12


2008年07月24日(木)

しばし『待て』の状態であったものが『オッケー』になり、仕上げの作業。ああ、今日は土用の丑なのね。ここ数日、お仕事した某社の『うなぎ』のCM(ナレーションはWiiのナレーションの人で図鑑が出てくる。メロは口笛。これだけでわかりますかしら。わかった人は楽しんでね。)がオンエアされていたので、うなぎも食べたかったのですが、食べそびれました。いやいや夏はまだまだですからうなぎはこれからです。
今にも咲きそうだった睡蓮がまったくつぼみのまま咲かない。動かない。でも閉じてる花びらの様子とかをじっと見てみると「咲く前のつぼみ」というより「咲いて閉じたつぼみ」っぽい感じ。ひょっとして私の見ていないうちに咲いて、しぼんでいるのか?睡蓮ってそんな咲いたり閉じたりする花?フシギは募るばかりです。
昨晩遅く、タマコウォルズムーさんと電話していて、ムーさんに「毎日楽しいことが起こってそうでいいですよね」と言われる。えぇっ?ムーさんにくらべたら私の毎日などなんと凡庸なことか!ムーさんといえば、ドラムの素晴らしさは言うまでもないが、万に一つのことが起きてスティックを捨てたとしてもエッセイストとして筆で充分食べていけるほどの文才があり、しかも、その文才を存分に発揮できるような面白い出来事が行く先々で起きるので、時折更新されるそのオモシロ日記は、読む人の心にリアルなお笑い伝説として後々まで深く刻まれ、時々思いもよらぬところで思い出し笑いを起こさせるとして有名である。ほんとうに面白い人なのである。
一方私の毎日といえば、忙しい時でさえ、ぼんやり起きてぼんやりメダカの世話をして、ぼんやりごはんを食べて、やっと仕事して、ピアノ弾いて歌って踊って、おやつを食べてテレビを見てひとりモノマネして本を読んで、パタッと眠っちゃう、というすごい簡単な円グラフにかける生活だ。その隙間にゴキブリとゴム手で闘ったり、青虫つきのブロッコリーに発狂してベランダの外の芝生にブロッコリーを放置したり、銀行の前で「この暑いのになぜアンタ黒い服を着てるの!」と知らないおばちゃんに怒られたり、というようなことがたまーにあるにはあるが、それでもおもしろ日記になるようなことは年に何度かしかないと思う。
ムーさんがいつかこのブログを本にまとめて出版してくれないかなあ。どこか出版社の人、やってくれませんでしょうか。

[link:1013] 2008年07月25日(金) 00:38


2008年07月23日(水)

日中はデモ作りの作業。今日の夜は町の花火大会なので、朝から空砲がなっている。作業が早く終われば行けるかな、と思いながらお仕事。
果たして、無事夕方までにデモを上げることができ、束の間の花火見物に行く。せっかく行くのだから、と浴衣を猛ダッシュで着る。実家から着ないまま放ってあった絞りの浴衣を送ってもらったのでこれを着よう、帯は黄色にしよう。と意気込んだが、絞りって生地がボコボコな分、普通のより分厚い気がする。どんなにがんばってもおはしょりがボテボテになってしまった。変だ。変だけどしかたがない。まあいいか、誰も見てない見てない、とそのまま出かけた。
近年、花火の技術は進歩が著しく、微妙な色(緑ではなくペパーミントグリーンとか、青ではなく水色とか、赤ではなくピンクやオレンジも)がものすごーくたくさん再現できるようになったようだ。次々とちがう色の花火が打ち上がる。以前、赤、緑、金ぐらいの色しかなかった頃は一度にちがう色の組み合わせがあがってもカラーのトーンがイマイチで、あんまり色付きのが好きではなかったのだけど、最近はものすごく微妙な色あいが出る分、色の組み合わせがとてもキレイ(うすーい水色とうすーい黄色とか。少し濃い青と少し薄いオレンジとか。)でかわいい。
でも、やっぱりドドドドドーーンと金色一色で打ち上がって空一面にしだれていくナントカ牡丹?とかナントカ菊?というやつが最高だ。たまらん。
およそ1時間、首を真上に向けて鑑賞。
いやはや花火も見れて、今年の夏も終わりだねえ.....(いや、これからです。)

[link:1012] 2008年07月23日(水) 02:04


2008年07月20日(日)

17日、午前中からスタジオでお仕事。お腹が鳴ったわけではなかったけど、今日もランチをごちそうになってしまった。スタジオの下に入っているお店のおいしいサンドイッチと喫茶店ナポリタンとミートソースをみんなでいただく。喫茶店特性の赤ーいナポリタンおいしい。これが名古屋であると鉄板に卵が敷いてある上に乗っかっている。他にも独創的なメニューがあり、「もしやオーナーは名古屋出身の方では...?」と皆で邪推する。しかし持ってきてくれたウエイターさんに尋ねると「いや、ちがうんじゃないですかね?」。ちがったか。しかしウエイター氏も確信はないようで、ぜひとも真相を確かめたいものである。
それから一旦家に戻って、夜は赤坂へ。タマコウォルズを観戦する。がっつり2時間半のワンマンがあっという間だ。次から次に繰り出される荒野を貫くようなグルーヴの波に目も耳も離せず、トイレに立てない。タマコをまだ観たことのない人はぜったい観たほうがよいと思う。

18日、家でお仕事。締切1日前にあげることができた。

19日、前日のを納品して、すぐ別件の作業。これはまだ少し時間があるのでラフ段階であるが、来週はまた別の作業があるので、この連休中にデモをあげる予定。こんなふうに書くとなんかすごい忙しいみたいですが、それはたまたま今そうなだけで、日頃はまったくもって寝転んでテレビを観ておせんべいを食べたり、ぬいぐるみの毛玉をとったり、メダカの数を数えたりしている私なのです。なものだから、たまに忙しいと、まったく使った覚えのないところが筋肉痛になったりするのです。

今年も睡蓮が一輪だけ咲きそう。つぼみがもう大きい。
メダカの卵はどんどん孵っている。だれかメダカいりませんか。

[link:1011] 2008年07月20日(日) 03:26


2008年07月16日(水)

この2、3日は、いろんな事情が入り乱れて、待たねばならなかったりものすごく急いでやらねばならなかったり一旦止まらねばならなかったりで、久しぶりに頭の中がぐちゃぐちゃになった。
気持ちは焦るがなす術のない時には何もできないので、こういう時こそ今年熱海の蓮月荘のおばちゃんにいただいた青梅を漬けた「梅シロップ」を解禁にしよう!と思い立ったが、よくああいうシロップなどを長い瓶からすくう小さくて深くて、柄がながーい華奢なお玉みたいなやつがなくて、氷もおいしい水もなくて、せっかくの初飲みなんだから水道水で薄めるのはなんだな、と思い結局まだ飲めていない。小さい瓶のだけどホワイトリカーも入れたのでうすーいとはいえ一応アルコールではあるのだ。
おいしい水と氷を仕入れて飲もう、と思っているうちに、滞っていたモノゴトが一つずつ順調に進み始め、とりあえずほっと胸をなでおろした。
せっかくなので、これはこのまま、今かかえているいくつかの案件が無事に済むまで飲まないでおこう。無事に終わったら乾杯することにするのだ。それまでにあの細お玉も買っておこう(近所のスーパーにはなかった)。

[link:1010] 2008年07月16日(水) 00:59

2003年6月16日までの日記


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