忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2013年01月26日(土)沖縄ライヴ

生まれてはじめて沖縄へ行ってきました。
「蟻と梨」のジャケットやブックレットの絵を描いてくださった豊永盛人さんが沖縄在住というご縁で、なんと、沖縄でライヴをさせていただけることになったのです。
とはいえ、沖縄は、これで知り合った豊永さんしか知っている人がいないので、頼る人もなく、とくに、ライヴをするなんて、お客さんは一体来てくれるのだろうか....という心配があり、どきどきしていると、このアルバムのデザインチームを率い、アートディレクションをしてくれた信陽堂の丹治さんが「よっしゃ、わいがなんとかしたる、行こうじゃないか、沖縄、ワッショイ(実際はこんな言葉使いではありません)。」と胸をドンと叩き、あれよあれよという間に沖縄行きのいろいろを整えてくださったのでした。

会場は、沖縄市にある一軒家のすてきなカフェ、roguii さん。
豊永盛人さんは、そこでライヴの日の前後に作品展を開き、ライヴの日には人形劇もしてくださることになりました。

roguiiさんや盛人さん、そして丹治さんたちや、みなさんのお友達やお知り合いの方々が宣伝や告知に協力してくださり、当日には、たくさんの方に来ていただきました。
いらしてくださったみなさま、ありがとうございました。

そして、右も左もわからない私と鳥羽修が突然東京から押しかけていき、あんなふうにライヴをさせてもらえたのは、とにかく、roguiiの山城さん、豊永盛人さん、それから信陽堂の丹治さんと美佳さんはじめ、いろんなところでご尽力くださったみなさまのおかげです。
本当にありがとうございました。


roguiiで展示されていた盛人さんの作品、どれもすごくて、面白さ、作品が放つパワー、にじみ出るユーモア、本当に素晴らしかった。
中でも、20代の頃作った、とおっしゃっていた巨大な鉄のヒト(どうぶつ?)!あれは圧巻でした。
聞けば、男性5人でヒーヒー言いながら運んだそうです。
「いやぁ、若い頃って、やたらとおっきなモノが作りたくなるんだよね〜」と笑う盛人さん。
豪快すぎるぜ!最高です。
この展覧会の後は、「鉄工所を予約して」しばらく修理したり「あまりに置き場所に困るので、いっそ中を物入れにするとか、何か実用的なものにできないか」考えたりするそうです。
このあたりも豪快、痛快です。

そんな盛人さんのお店、「玩具ロードワークス」は那覇の中心街、国際通りの近くにあります。
近くには、牧志市場、「chahat」さんというこれまたとてもイカした素敵な雑貨のお店、そして、今回の旅で発見したすばらしい沖縄だけにあるファストフード店「jef」のサンライズ那覇店があります。
jefのぬーやるバーガーは、沖縄へ行ったらぜったい食べたい、手作り感あふれる沖縄のバーガー。おや、ポテトもさくさくで、なんだか美味しいぞ!という、あなどれないお店です。
お店であつあつを食べられるのが余計においしく感じるのかもしれません。
グルメがどうの、とかこだわりの、とかそんなことはどうでもいい、「jef、イイ。こういうのなんか好き」と思ってしまうすばらしき町のお店です。

遠かったけどどうしても行きたかった美ら海水族館も本当によかった。
「オキちゃん劇場」で現役でイルカショーをがんばっている、「オキちゃん」は38年もショーに出続けている大ベテランだそうで、それを聞いただけで涙が出そう。
体の大きなゴンちゃんが、芸人さながらの芸を披露する様子も、泣きそうでした(ショー自体は泣くような要素はぜんぜんないです)。

マナティもぼや〜っとしていて、時々両手で草をもっしゃもっしゃと食べていて(時々レタスとかも食べるようです)、これを見てもなんか涙腺がゆるみ、メインの展示館で、どんな水槽にも必ずナマコが捨てられたように配置されているのを見ても、なんだかナマコのけなげさに涙腺がゆるみ、もう、ものすごく楽しく、面白く、テンション上がりっぱなしなのと同時に、よくわからない涙がたくさん出そうでした。

ほかにも、たくさん心に残ったことがあります。
ひとつひとつ、たぶん、ずっと先まで何度も思い出しては笑ったり話したりすると思います。

この沖縄の旅にかかわってくださったみなさま、出会った方々、そして、一緒に旅をしてくださった丹治さん、美佳さん、横須賀さん、ほんとうにありがとうございました。

[link:1299] 2013年02月02日(土) 00:04


2013年02月01日(金)ちくわぶとすあま

お正月すぎに名古屋の実家へ帰った折、ひょんなことからおでんの話になった。
そこで、最近巷で話題(?)の「ちくわぶ」のことを言うと、やはり、というか思ったとおり、うちの親はいまだに関東地方では当たり前の「ちくわぶ」というものを知らなかった。
ほーら、知らないでしょう?
教えてあげる。あのね、ちくわぶっていうのはね...

母「麩でしょ?(母の頭の中:輪切りの麩がおでんにぷかぷか)」

私「ううん、麩じゃないんだよ。形としては、もうちょっと細くて棒状なの」

母「棒状?車麩とかそういうのの仲間じゃないの?(母の頭の中:棒状の麩菓子がぷかぷか)」

私「"ぶ"ってついてるけど、麩じゃないの」

母「じゃ、ちくわ?(母の頭の中:ちくわがぷかぷか....ふーん、普通だわ <うちではおでんにちくわ入れる)」

私「うーーん、ちくわでもないんだな。ちくわよりもうちょっと固いっていうか...」

母「固いちくわ?(母の頭の中:かたいちくわって?)」

私「いや、ちくわじゃないの。ちくわみたいにああいうパツッっていう食感じゃなくて....」

母「うん」

私「しいていえば、"なると"とかああいう感じ?」

母「なると??(母の頭の中:輪切りのなるとがぷかぷか)」

私「あ、輪切りじゃないよ?なるとが1本まるごと、みたいな感じ」

母「なるとの丸ごとみたいなちくわ?」

私「ちくわ忘れて。ちくわじゃないんだって。たしか小麦粉とかでできてるんだってよ」

母「ふ〜〜ん。"ちくわぶ"ってちくわでも麩でもないの?なんなの?」

私「だから、ちくわぶはちくわぶ。おでんに入れるやつ、なんか、小麦粉で作ったかたまり?(私の頭の中:実は私も食べたことないのに、我ながらナニ?この説明)」

私「あ、じゃあさ、「すあま」って知ってる?(私の頭の中:話かえよう)」

母「すあま?す・あ・ま?....ナニソレ?」

---母はやはりすあまも知らなかった。---

私「なんかね、和菓子なんだけど、ピンク色でかまぼこみたいな形で、甘いの」

母「甘いかまぼこ?(母の頭の中:甘いかまぼこ...)

私「あ、かまぼこじゃないよ、形がかまぼこそっくりなだけで、食感はお餅っていうか、弾力のあるお団子っていうか、そんな感じ。私も東京へ来るまで知らなくて、でも食べたことなくて、最近はじめて食べたけど、すごくおいしいんだよ(私の頭の中:こっちはこないだ初めてだけど食べたことあるからな!)」

母「へぇ〜。で、それはなんなの?お餅なの?」

私「うーん、えーと、お餅....なのかなあ?でもお米から作ってるんじゃないかもしれない。小麦粉?なんか、小麦粉で作ったかたまり?(私の頭の中:あれ?コレさっきとおんなじ?)

この会話を、父は黙って聞いていた。
そして私も、たいして「ちくわぶとすあま」のことをよくわかっていないことがよくわかった。

「なんか、小麦粉で作ったかたまり?」

結局、たぶん、母にも父にも、なにも伝わらなかったと思う。

[link:1298] 2013年03月01日(金) 01:53


2013年02月28日(木)え、もう2月終わり?

は!
今年は日記もまめに更新するって言ってたくせに、もう2月終わったじゃないの。
ていうか、これも書いてるのは2月末日のフリをしてるけれど、3月1日じゃないの。
もうやんなるわー。
2月のワンマン、いらしてくださったみなさま、ありがとうございました。

いつになく、男くさい、どしょっ骨のすわったライヴでした。
楽しかったです。

で、今日は山口にお引越されるライオン・メリィさんの送別ライヴをこっそり観戦してまいりました。
メリィさん、すごいわぁー。
ほんとうにタダモノでないです。
ブルースもファンクもニューオリンズもシャンソンもビンゴもお衣装もおしゃべりも、ぜんぶまるで異世界なようで、近所なような不思議な層でできあがっています。メリィさんのステージ。
JON(犬)さんもはじめて観ることができて感激。
お話ししたかったけど、恥ずかしがりやなので、黙っていました。
川口さんがギターを弾く姿は、以前、あがたさんのサポートをなぜか川口さんと私の二人でやらせていただいて静岡と名古屋へツアーした時以来でしょうか。
ハープもすてきでした。

行けることなら行きたいライヴは日々たくさんあるのですが、なかなかままならぬ自分に喝を入れたいです。

[link:1300] 2013年03月02日(土) 22:53


2013年03月02日(土)かんぴょうの皮

「かんぴょうの皮をむくうた」を作った夢をみて、夢の中では「けっこういい曲」で、「よし、これは起きたらすぐにメモしよう。いや、メモでなくて、ボイスメモしよう」とまで思っていたのに、起きたら1mmも憶えてませんでした。

「歌の雰囲気」だけはなんとなく憶えていて、意外にセンチメンタルな曲で、ただかんぴょうの皮をむくっていう状況を歌ってるのではなく、サビのとこが、たぶんだけど「かんぴょうの皮をむく日もある〜」とかいうようなふうだったような気がぼんやりしているのですが、もう思い出せない。

Twitterでそうつぶやいたら、「いっそ今のそのもやもやごと歌にすれば」などとの意見ももらったのですが、それだと、やっぱりどうしても自分に都合のよいように(?)ある程度オチがあって歌として面白いように考えて作ってしまいそうで、いまひとつなのではないかな、と思うのです。
あの夢の中で盛り上がってた(わりにたぶんぜんぜんカスみたいな)曲のバカバカしさにはかなわない気がしますものね。
って、夢の中の歌も自分が作ったには変わりないんですけどね。
あ、しかも、夢って「見てる時間は一瞬なんだよ」って聞いたことがありますが、本当はどうなんでしょう。
だって、夢の中で作った歌を歌うだけでもう数秒は確実に経ってるけど。
実際には歌ってないのかな。
ということは、夢の中では一瞬で曲ができるのでしょうか。
夢の中では夢のようです。

[link:1301] 2013年03月09日(土) 15:39


2013年03月04日(月)ゴンチチさんありがとう

1月に沖縄へライヴへ行った時、ちょうどライヴ当日の26日の朝というすごいタイミングで、またゴンチチさんが『蟻と梨』から曲をかけてくださいました。

パーソナリティをつとめられているラジオ『世界の快適音楽セレクション -南国の音楽-』で、『おばけのメロディ』をかけてくださったそうです。(世界の音楽セレクションオフィシャルサイトのバックナンバー10/13「ロバとラクダの音楽」、1/26「南国の音楽」をご参照ください。)

この番組では、昨年10月の『ロバとラクダの音楽』の回でも『I Want To Be Your Sunshine』をかけていただいていて、まさかの2度目!
感激なのです。
しかも初めての沖縄ライヴ当日に『南国の音楽』の回でかけてくださるなんて、偶然にしたってイカシすぎています。

『世界の快適音楽セレクション』は、いつも一筋縄ではいかないすばらしいセレクトで、有名な曲も知ってる曲もまだまだ知らない曲も、ひとつのテーマやカラーを通して聴くことで、それがたとえ「なんでこの曲がこのテーマで?」と思うような不思議な選曲であっても、聴くとやっぱりその素晴らしさを再認識したり、意外な楽しさや「あ、そういえばそうか!」というような新しい味わいの発見ができる、というそれは素晴らしき素敵な番組。

ふだんそんなに会えない遠くの友達や、しばらくごぶさたしているあちらこちらの人たちがたまたま聴いていたりして、連絡をくれたり、というのもまたうれしいことのひとつです。

そんな番組でかけてくださるなんて、ほんとうにうれしく、一生の自慢になるなあ、などと思っております。

ゴンチチさんや番組スタッフの方々にこの日記という場を借りて、心からお礼を申し上げます。

[link:1302] 2013年03月25日(月) 13:51

2003年6月16日までの日記


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