忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2008年08月08日(金)

8月になってあっという間に立秋も過ぎてしまいました。
赤塚 不二夫先生が亡くなり、オリンピックがはじまり、今週末からは世間的にはお盆休みなのでしょうか。
私は家にこもったり、あれこれ用事が立て込んだり、20世紀少年を徹夜で読んだり、曲を作ったり、絵を描いたり、部屋の片付けに手を焼いたり、です。
この猛暑の中、リビングのエアコンが壊れました。壊れたかどうかはまだ見てもらわないとわからないのですが、水が漏るのでつけることがデキマセン。一日のうちのある程度はなくてもガマンできるのですが、それにしてもまるでつけることができないとあまりにも暑いので、廊下の向こうの寝室のエアコンをつけて、通路のドアを全部しめて扇風機でリビングにその涼しい風を送る、というややこしいことをしております。

[link:1017] 2008年08月09日(土) 00:19


2008年08月10日(日)

日頃とってもお世話になっているディレクターさんプレゼンツで、とある番組つながりのイラストレーターさんや造形作家さんのグループ展が千駄木にある『千駄木ガレージ』というギャラリーで開催されています。そこのほんの片隅に私のCDやへっぽこ絵はがきなども置いていただいています。ポップでカラフルな作家さんたちの作品が並んでいます。8月の17日までやっていますので、お時間のある方はぜひ遊びにいらしてください。

そして本日10日は、銀座の教文館へかこさとし先生の原画展を観に行ってきました。開催期間中、この日だけは先生の講演会が近くの会場で開かれ、その後会場へ来場されるとのことで、これはもう、『おせっかいカレンダー』伝説の(?)のジャケットを描いていただいたものの、一度も直接お会いしてお礼ができていない横着者、ついに直接お礼を申し上げられるまたとない機会!!!!行かねば!行くしかない!です。
これまでお手紙やお電話ではやりとりやお礼をさせていただいたのですが、どうしても今までお会いして直接ご挨拶するチャンスがなかったのです。でも、講演会のチケットは抽選で入手すらできず撃沈。なんとかサイン会でチャンスを得ようと朝から教文館へ行き、250枚限定である整理券をなんとかゲットしました。
それからじっくり原画の展示を観て、サイン会にももちろん並び、本来ならばそのサインをいただいている間にお礼を申し上げて終わりのはずでした。しかししかし、かこ先生と関係者のみなさまのお取り計らいで、終了後、先生にお目にかかり、ちゃんとご挨拶することができました。感激です。当時も今もご多忙を極められている先生に、なかば無理矢理ジャケットを描いていただいたことをお詫びし、ちゃんとお礼を言い、私が子供の頃はじめて『おおきいちょうちんちいさいちょうちん』を買ってもらって以来三十余年、かこ先生の作品が大好きで大好きで、ありとあらゆる作品を集めていること、その作品のほぼ全部が私の体にしみ込むほど愛読していることなど、先生にお伝えしたかったことをちゃんと先生に直接お話しすることができました。
そして、ジャケットを描いていただいた時に見た原画以外で、本の原画を見るのははじめてでしたが、それはもう言葉では言い表せない素晴らしさでした。虫は虫、花は花、石は石、ぼくはぼく、鉄は鉄、歯は歯、蟻の一匹一匹、微生物の一個一個に至まで、この地球や宇宙を作っているものすべてのそのひとつひとつが他の何者でもなくまさにそのひとつひとつとして等しく描かれていて、そのどれもが個性的で愛嬌があり等しく重みがありました。私は画家でも作家でもないし、かこ先生と自分を並べて考えるのはとても僭越だけれども、一制作者として、一表現者としてまだまだまだまだぜんぜん何もできていないから、やって行かなきゃな、と背筋ののびる思いでした。かこ先生にはまだまだお元気でもっともっと素晴らしい作品を作り続けていただきたいです。
お忙しい折にお時間を割いてくださったかこ先生とお取り計らいくださいました教文館の関係者の方々に深く深く感謝いたします。

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[link:1018] 2008年08月11日(月) 03:15


2008年08月12日(火)

かこ先生にお会いして、北京オリンピックでの北島選手の金メダルの泳ぎを見て、私のまわりの空気が興奮したのか、突如としていろいろなことが動き出した。
8月に入って『待て』の状態になっていた仕事が再開、新しいものもスタートして、お盆を前に私の夏休みは終わりそうな気配(別に意図して夏休みしてたわけじゃないけど)。またがんばろう。エイエイオー。
9月26日のサムズアップのライヴ情報をアップしました。トップページを見てね。

[link:1019] 2008年08月13日(水) 00:30


2008年08月13日(水)

八月納涼大歌舞伎を観に歌舞伎座へ。第二部を観劇した。歌舞伎を観るのは高校生の時以来、なんと20年ぶりだ。歌舞伎座も前はよく通るが入るのははじめて。ほぼドシロウトなので、ドシロウトらしく「イヤホンガイド」なるものも借りて準備万端。せっかくだったら朝から行って幕間にお弁当でも食べたかったが、第一部というものはたぶんずっと観られないだろう。なぜなら午前中だから。
ともあれ、第二部に上演された二本はとても面白かった。人情話の『つばくろは帰る』というのと、舞が中心の『大江山酒呑童子』というものだったが、『つばくろは帰る」の方はあらすじをまったく知らなくても全然問題なく観られ、音声ガイドもなくても充分楽しめた。『大江山酒呑童子』も大体のあらすじを読んでおけば音声ガイドはなくても大丈夫そうだった。しかし、よくよく聴いてみると、音声ガイドの解説してる人もそれぞれに個性的で、それぞれに独特の解説と話し方だったので、ガイドはガイドで別の楽しみ方があるようだ。
そして舞台は、お芝居や迫力のある舞はもちろん面白かったのだけど、お囃子の人たちのアンサンブルが素晴らしかった。郡上踊りも、盆踊りだけど、中心の櫓の上ではお囃子と唄は生演奏で、これもまた素晴らしく趣があって楽しく大好きなのだけど、今日のも見事だった。西洋音楽でも邦楽でも、やっぱり生演奏の空気感はたまらない。
以下はシロウトの勝手な感想ですが、福助がすごくよかったなあ!とか、三津五郎しぶいなあ!とか、勘太郎は話し方とか所作が勘三郎そっくりだなあ、かっこいいなあ!とか、七之助の舞妓さんはかわいいなあ!とか、勘三郎の普通のセリフのやつ(人情劇とか)も観てみたいなあ!とか、女形の人はほんとの女の人より数倍もしぐさが女性で、そのデフォルメの仕方とかすごいなあ!とか、『大和屋!」とか声がかかるタイミングっていうのは、やっぱり誰しも『かけたくなる瞬間』が共通しているもののようで、シロウトにも『来るぞ』というのがわかる『気配』があって面白いもんだなあ、とか、色々色々楽しかった。

その後、小伝馬町にある「ともすけ」でごはん。カジタのかじやんやアノニマの丹治さんなど、まわりの人々が口をそろえて絶賛する食堂で、今まで何度も行くチャンスを逃していた。やっと行くことができてウレシイ。ひとつひとつの料理がすごく丁寧に作られていてすごくおいしかった。メニューに載ってるどれもがおいしそうで、あれもこれも食べたかったが、厳選に厳選を重ねていくつかを注文する。どれもすごくおいしかった。塩のパンチが効いている。おいしい素材をおいしいシンプルな方法で仕上げる、スピード感と丁寧さが同時に感じられるお料理の数々でした。またぜったい行こう。そして今日注文できなかったのを食べよう。

で、これから数日ははりきってお仕事です。私もスピードと丁寧さを同時に存在させられるシゴトができますように。

[link:1020] 2008年08月15日(金) 23:15


2008年08月15日(金)

今日はCMの録音。
仕込んだネタをあれこれ準備して都内のスタジオへ。世間はお盆休みなので車も少ない。しかし猛暑。車のエアコンの調子が悪く、外があまりにも暑い時はあまり冷えない。ほとんど『送風』だ。がんばれがんばれエアコン。エコと真逆の応援で罪悪感もあるが、この暑さのままだと、スタジオへ行く頃にはぐったりバテてしまって作業ができないのはマズいので仕方が無い。
曲は2種類こしらえた。どちらも自分では気に入っているので、どちらかにうまく決まるといいなあ。

それはそうと、あまりの前髪のうっとうしさに、発作的に前髪を自分で切ってしまった。切ったはよいが、『やっちまった』。とんでもない前髪になってしまった。
というのも、以前テレビで『自分で前髪を切る時のコツ』をやっていて、それによると『前髪を揃えて上に持ち上げまっすぐに切ると、額の丸みの分のズレが生じて、おろした時に自然なカーブになる』のだそうだ。
だから自分ではその通りにやったつもりだったんだけど、とった前髪の分量が多すぎたようで、それだけの量を真上に持ち上げてザクッとやってしまったので、『前髪が段カット』になってしまった。真上に持ち上げてまっすぐ横に切るのだから、後ろのほうから来てる髪がみじかーくなってしまうのは当然だ。切る前に気づきたかった。そしてそれ以前に、『そもそも切りすぎた』。つまり『短すぎて、なおかつ上から段カット』になっている前髪だ。マズい!マズすぎる!まるでいつの時代の何歳の人なのかわからないような変な髪型だ。わ、わたしは今週はこの髪型であちこちの仕事現場に行ったり、人に会ったりするのだろうか。
知ってる人にはまだ笑い話として話すこともできるが、電車の正面に座っている人に対してはどうしようもない。これほど、早く髪がのびて欲しいと思ったのは、小学校1年の時にロングヘアーに憧れてクリスマスに『毛のび薬』をこっそりメモに書いてサンタさんにお願いした(もちろん無視された)時以来である。

[link:1021] 2008年08月15日(金) 23:35

2003年6月16日までの日記


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