忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年10月01日(日)

新曲のアレンジをし直してみたり。
マクドナルドの焙煎ごまエビフィレオ、というのがどうしても食べてみたくて食べた。想像していなかったわけではないが、やっぱりゴマドレッシング味のたまに香ばしい味、という感じ。
普通のエビフィレオのほうが好きなような気がする。
せっかく新発売なのにそんなふうに言ってしまっては悪い気もするが、これは好きずきだかしかたがない。



[link:724] 2006年10月02日(月) 23:56


2006年10月02日(月)

つい最近、友人が会社を室内履きのまま退社して、ライヴハウスに来る途中で靴を買った、という話を聞き、『小学生じゃないんだから』『そりゃヒドイ!』と大笑いしていたのだが、そんな私も先日お邪魔した先で、トイレを借り、その後ずっとトイレのスリッパを履いたままお話ししていた。みんなはきっと気がついていたのだと思うが、私自身は帰り際になって、トイレの前に脱いだほんとのスリッパがポツンと残っているのを発見するまで気がつかず、大変恥ずかしかった。私が気がつくまで黙っていてくれたのかと思うと更に恥ずかしい(泣)。ほんとうにごめんなさい。でも素足で入っても大丈夫なぐらいきれいなフローリングのトイレだったので、どこも汚れていないと思います。
いやはや人のことは笑っていられませんなあ。しかし私という人間はまったく恥もかかず反省をせず一日を平和に過ごす、ということはできないのでしょうか。

[link:725] 2006年10月03日(火) 23:07


2006年10月03日(火)

今日の聞き間違い。
コンピューター→こんぺいとう
佐渡の船箪笥→佐渡のフラダンス(自分でも笑った。)

よくキム兄が『たとえまちがって聞こえても、前後関係から正しく判断せーよ!』と怒っているが、私は決定的にキム兄に怒られるタイプだ。だって前後関係から判断しろ、といわれても、聞き間違いをする時には前後を聞いていないところへ突然その言葉だけが聞こえてきて『え?』と思うのだから仕方がない。
聞き間違えられた相手にしてみれば『今時なんでこんぺいとうの話をしなきゃいけないのだ』とか『佐渡でフラダンスはないだろ!』ということになるわけだけど、私にとっては別に急にこんぺいとうの話が出て来てもぜんぜんおかしくないし、へえ、佐渡だからこそあえてフラダンスか、と想像してしまうので、特に違和感はない。普段、『絶対こんなことは会話に出てこないだろう』という比較的かたよったところで(例えば株式業界とか、IT業界とか医療業界とか?うーん、よくわからないけど。)生活しているならまだしも、私のようにのんきに垣根のない生活をしていると頭の中もズルズルなのです。まあ一言でいえば私の耳と頭が悪いんですが。

しかし、垣根といえばジャンルっていうのはめんどくさい。
音楽でも読み物でも絵でも芝居でも、なんでも。
確かにそれが一つの目安になって便利なんだけど、それが目隠しになって不便だし都合の悪い時も多くある。
まず最初に自分の職業を人に言う時不便。音楽を作る、というと『へえ。ジャンルは?』と聞かれる。ネットで私のCDや音楽を売っているところがある。そこでもやっぱりジャンル分けされてる。my spaceみたいなところに自分のページを持ってみる。そこでもやっぱり自分の音楽をどこかのジャンルに入れなければいけない。どこまで行ってもつきまとわれるので、もう特に悩んだりもしないけど、いつまでたってもしっくりくることはないし、いつもやっぱり説明にちょっと困る。
はっきり言って、私の音楽がどのジャンルかはよくわからない。J-POPといえばそうかもしれないが、ちがうような気もする。かといってロックか?ジャズか?フォークか?なんかどれもそういわれるとそういうところもあるが、しかしどれもちょっと違うような気もする。しかしあえてジャンルでいうなら、ジャズ、ロック、クラシック、昭和歌謡、童謡、ブルース、インストルメンタル、ムードミュージック、商店街の音楽、映画音楽、シャンソン、盆踊り、などなど。みんな混じってるし、たとえ少しずつだとしてもそういう全部からの影響がある。自分が好きで聴く音楽、聴いて心を奪われる音楽やそれを生み出した人たちをあげればキリがない。そうやってできあがっている私の音楽とは、はて?
私に限らずみんなそんなもんでしょう。フと思いつくだけでも栗コーダーは?パスカルズは?ふちがみとふなとは?読み物だってそう。芝居だってそう。
でも、一見しっかりジャンル分けされてるように見える、例えばブルースだって、一口にブルースといえば、コード進行とかみんなおんなじようなもんだし、ジャンルはジャンルじゃん、と思う人もいるかもしれないけど、あんなに演り手によって違うものもなかろう、というぐらいみんな独自だ。だけどブルースはブルース。うーん。。。。。
いやはやジャンルって、ややこしいですね。

[link:726] 2006年10月05日(木) 23:44


2006年10月05日(木)

リハでした。ウッドベースの河瀬くんに入っていただいて、けっちゃん、修ちゃんと共に4人編成。
うーん。先日のふちがみとふなとでは関島さんのテューバでの編成でしたが、今回はウッドベース。テューバとはまたちがい、河瀬さんのウッドベースのブンブン感がたまりません。この4人編成のアンサンブルはちょっと久しぶりなので、新しい曲とかやったら燃えてきた!30分って短いなあ。もうちょっとやりたいなあ。けっちゃんのピアニカも聴けるしなあ。

[link:727] 2006年10月07日(土) 00:10


2006年10月06日(金)

うっかり風邪をひいてしまったみたい。
ライヴまでに治さないとまずいから今日はおとなしく家でグズグズしていました。
できるだけ漢方系の風邪薬を飲むようにしているんだけど、薬ってほんとに苦手です。粉薬とかはもう飲むのもぜんぜん下手。
オブラートがないと飲めない。子供の頃は大人になったらサラサラー、ゴクン、と飲めるようになるのかと思っていたけど、いつまでたっても口中に粉が広がってゲーッとなる。
かといって、こども向けの甘い液体が好きかというとそれはもっとイヤで、やっぱり薬なんだからいっそマズくて気持ち悪い味のほうがあきらめがついてよい。
注射を打たれる時も、よく顔を向こうにそむけて、針を見ない人がいるが、私は針がブスッと刺されるところをちゃんと見ていないと怖い。
見ていないと、いつ『痛っ!』となるかわからないじゃないですか。でも見ていないタイプの人に聞くと、『もう腕を差し出した時点でいつ刺されてもいい心の準備ができている』と言うのだが、フと緊張が途切れた時に不意を突かれて刺されるということもないとは限らない。そんな恐ろしいことによく耐えられるものだ。
ちゃんと自分の目で見て『痛っ!』というのと、脳で『あー、来るぞ、来るぞ、痛っ!』というのが一致していれば、スムーズに事が運ぶというものです。なので、子供の頃はお尻にされる注射がそれはもう恐怖でした。大人になってからはさすがにお尻に注射というのはありませんが。
あ、そんなことはどうでもよくて、今日の主張は風邪を早く治したい、と。そういう日記でした。がんばって治すから、ぜひ観に来てね。


[link:728] 2006年10月09日(月) 02:21

2003年6月16日までの日記


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