忘れ物はないね?:2004-02-04

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年02月04日(水)ちいさく豆まいただけど

うちの家だけか、名古屋のほうはそうなのかよくわからんけど、豆まきの時はまず各部屋に『福は内』を3回言いながら豆をまき、最後に一度だけ外に向かって『鬼は外』を言って豆をなげて戸を閉める。それ以後はもうその晩は外に出ない。

で、一応やっとこうかなあ、と思って、豆をまいたんだけど、部屋の中に豆ってどうも気がひける、というか思いっきりまく気分になれない。『後で踏んだらやだな』とか思うと、どうしても投げる前に個数を確認してしまい、まいた直後に拾ったりする。で、結局3回『福は内』を言うんだからということで一回一粒、つまりまく豆は各部屋3粒、という感じになってしまった。こんな『形式だけ』の豆まきでいいんだろうか。とも思わないこともないが、要は気持ちだからね。
3粒ずつまきましたよ、全部ころがる行方を確認しながら、すぐ拾えるようにまきました。
最後の外に向かってなげるのだけはビシッと投げつけておきました。

[link:157] 2004年02月05日(木) 15:04

2003年6月16日までの日記


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