忘れ物はないね?日記2002.10.23〜12.31

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12月31日(火
●大晦日。大晦日って、いつも胸がザワザワする。基本的に人間は『いつかは終わることがわかりながら始まっている』から、終わりに対するなんともいえない独特な感覚を持って生きていると思う。でも、大晦日って、始まりの前日でもあるから、まったくの終息感ではなくて、『終わるけどまた始まるんだな、まだもうちょっといいんだな。』っていうちょっとした安心と期待のようなものと、『ああ〜〜、終わる〜、終わる〜』っていう終わり感覚が同居している日だから、なんだかよくわからないけど胸がザワザワするんではないか、と思います。ざわざわ。
●今年はワンマンをスタートさせたし、ピタゴラとかにも会えたし、いないいないばあっとかもあって、おまけに親友も子供を産んだりして何かと子供に縁があった。尾道も行った。それと再びNRBQ。2002年は、大げさに言えば自分の中の何かを確認したとても大事な年だったな。その何か、というのはいいことも悪いこともあるんだけど、まあ人生的に見ればそれはとても大事なことだったから、そんなふうに自分のことを確認できる年が過ごせてよかった。みなさんどうもありがとう。みなさんはよい年でしたか。また来年も、これからも、私はみなさんに手紙を書き続けますよ。お互い元気に過ごして、また一緒においしいお茶を飲みましょう。
12月28日(土
●とにかく大掃除。終わって譜面書き。終わってひさしぶりにテレビを見る。
札幌の早川司寿ちゃんから宅急便が届く。見てみれば、しずちゃんがつけた沢庵だ。しずちゃんが丹念に干したり、雨が降ったら取り込んだり、毛布をかけたりして乾かした立派な大根が立派な沢庵となってうちに来てくれた。おいしい!おいしいよ!ありがとう。それにしても大根がでかい。こんなでかい大根の沢庵は見たことがない。
●小石川植物園て『赤ひげ先生』の診療所跡なんだって初めて知った。
12月27日(金
●きのうも今日もなんにも思い出せない。人によってはこれを不調と呼ぶのかもしれないね。
一日じゅうウーリッツァーを弾き続ける。今からたぶん6年ぐらい前、東京の空の下であじさいの人を作った時のことを急に思い出したりする。一つだけわかっているのは、30年後ぐらいのある冬の日にもやっぱり私は同じようにこの曲を弾いているだろうなあ、ということ。さしてうまくなりもせず、でこぼこしたまま弾いている。それからまたこのことを思い出したりするんだろうか。なんだか恥ずかしい。でも恥ずかしいついでに『今、誰かから手紙が来たらいいのにな』と思っているから、30年後にまたそう思った時のために手紙を書いておこうか、と思ったりした。今の私がもし30年後のバアサンになった私を励ますことができるんならなんだってやりましょう。
12月25日(水
●曲作りに没頭。インストを作った。詞のある曲ももうすぐできる。
●親友に無事子供が誕生。第一報をもらった時、なんでか知らんけどものすごいうろたえてしまった。とにかくよかったよかった。
12月24日(火
●いやあ、なかなかうまくいかないもんです。物事は。ね、そんなふうに思うことあるでしょう。
最近、自分の中の洞穴というか、そんなようなものの中をずっとのぞきっぱなしで、ちょっと泣きそう。弱音を吐く季節か?いや弱音、というんじゃない。それは私か?と思うことがたくさんあって、それらをひとつひとつ確認していくむずかしさを痛感しているのである(さりげなく分析)。一方で、実はとても簡単にそれらがわかっている自分もいて、クリアな自分とぼやけた自分がせめぎあっているね。こういうのって困るね。冬は空がばかに冴えていて、余計に自分が曇って見えるなー。しょぼしょぼ〜〜〜〜〜。
12月23日(月
●いつも私のライヴでマリンバを叩いてくれている浅田実可さんのライヴを観に行く。
観るまで、どういうことをするのか全然想像できなかったんだけど、始まってみると、普通の演奏だけでなく、演奏をしながらお話を朗読したり(つまりお話の朗読をしながらBGMも自分でその場でやる)、また叩きながら歌ったり、というすごい技が続出。しかも実可さんは普通のMCのようなおしゃべりと、その朗読のいわゆる『台詞』の語りを全然違和感なく一緒にその場に混在させてしまえる、というすごい才能の持ち主であった。『朗読』とかきくと、たいていちょっと恥ずかしい感じがしてしまってどうしても見られないんだけど、恥ずかしくない楽しい朗読、というものを初めてきいたかも。普通のMCとの区切りがないのに、なぜ自然に台詞が言えるのかとても不思議だったし、またそれ故の『客席と舞台の境界線のなさ』がとても自然でよかった。すごく実可さんらしいよいライヴでした。
●そして私の書いた曲『三日月の猫』も演奏してくださって、あの曲を本物のマリンバ2台のみで聴くという体験が非常に勉強になった。すると突如、実可さんからこの曲にまつわる不思議なエピソードが紹介されて、それによると、私が実可さんにこの曲を書き、それを10月の27日に自分のライヴで先取り発表しちゃったんだけど、その翌日、なんと実可さんは真っ黒くて首のところにだけ白い三日月マークのある子猫を拾ってしまったそうです。この歌の歌詞は、まあかいつまんで言うと、『真っ黒な猫が三日月だけの闇夜に飛び込んで見つからないけど、この猫は実可さんのことが大好きだ』というような内容(すごく大雑把だけど)なんですが、まったくその歌の通りの猫を拾ってしまったんだって。ちょっとびっくり。この年の瀬に来て、最近のちょっといい話の2002年ベスト10にランクインしました。
実可さんも楽しそうでした。
噂の三日月の猫「グリグリちゃん」
12月22日(日
●冬至。今日はゆず湯だから、銭湯に行こうと思い立つ。5月に尾道で築80年の銭湯に行って以来だ。実はうちの近くには銭湯がなくて、遠くに1軒と、中くらい遠くに1軒あるんだけど、どうせ自転車なので、今まで一度も行ったことのない遠いほうの銭湯に行ってみる。ゆず湯だから銭湯も混んでるのか?と思いきや、常連さんばっかりのゆるーい雰囲気だった。昔大田区に住んでいた頃は銭湯が走って30秒のところにあったから、しょっちゅう行っていたのだけど、そことくらべると明らかにこのあたりの銭湯はお湯が熱い。身体をじゅうぶんならしてから挑戦しても、どうしても湯舟に入ることができず、ガーガー水を足していたらおばさんににらまれた。みんなおばさんたちはへっちゃらでザブンザブンと入っている。結局、私は最後まで肩まで入ることができず、湯舟の階段状になった最初の段のところにうずくまっただけで終わった。しかも、隣に座っていたおばさんが一人でずっと大笑い(思い出し笑いか?)しているので、最初私に何か話し掛けているのかと思ったがどうもそうではなくて、自分ひとりの世界に入って笑い転げているのが気になってしかたがなかった。すると、反対側の隣に座っていたおばさんが『あの人、何か面白いんだねえ』というので、返事に困った。
そして、どこの銭湯へ行ってもかかっているのは演歌だ。銭湯で演歌を聴くと年末じゃなくても年末のムードになるんだけど、本当の年末なので気分が一気に盛り上がった。別に演歌が好きってわけじゃ全然ないけど、年末の慌ただしい雰囲気はお正月よりも好きだ。
お風呂を上がって、マフラーをぐりぐりに巻いて、再び自転車にまたがって帰宅。冷たい風の中を来たけど全然寒くなかった。そんな冬。
12月21日(土
●朝、アメリカから買物第一弾の荷物が到着。Hohner社の chord organ なのだ。というか、楽器名は書かれていないので、コードオルガンとしかいいようがないのだ。電子ハーモニウムみたいな、今まで見たことのない楽器なのです。左手でコードが出るボタンを押さえる。右手はメロディーを弾く。そういうことらしいですよ。さっそくスイッチ入れてみた。ら、ブーーーーーーンとモーターの回るすごい音。そしてボリューム調節機能も無し。ビヤーーーーーー♪ビヤーーーー♪とすごい音が出るのであった。家では弾けそうにない。でもいいよ、なんか。融通きかないとこが。
12月20日(金
●友達情報なんだけど、少し前の新聞に教科書の誤植の話題が載っていて、それによると、どうやらどこかの教科書に正しくは『雪国はつらつ条例』という条例名が『雪国はつらいよ条例』と間違って記載されてしまったらしい。当然その条例を出した町は「逆も甚だしい」とカンカンらしいです。
ぎゃーおかしい!これは単なる誤植っていうよりは執筆者または文章入力者の思い込みでしょう!絶対これを書いた人はまず何の疑いもなく『雪国はつらいよ条例か...。変な条例。』とかって思い込んで書いちゃったんでしょう。VOWネタでもう笑うこともなくなって久しいけど、久しぶりに爆笑してしまいました。何?『雪国はつらいよ条例』って。
意味わかんない。これだから人間は面白いね。人間じゃなくても面白いけどさ。
●今日は郵便局と明日の準備。コーラスのライン考えたり。あと、またずっとピアノを弾きました。それからザボンドボン時代の、カセットテープでしか残っていない音源の保存方法を考えたり、ちょっとMDに落としてみたり。DATに落としたいがケーブルの問題があり今は不可能。あらためて聴くと、自分で言うのはおこがましいのを承知で言うんですけど、このザボンドボンというインストバンドはすごいです。下手すぎるが、とても有機的。そして原始的。これ意外と今いいんじゃない?とも思ったりする(が、恐くて人には聴かせられない)。私の原点でもある。いろんなものは変化しているけど、私の心の中の一番奥にある雑草がぼうぼうと生い茂った小さい空き地はずっとそのままであることがよくわかる。その空き地は誰もが入って遊んだりするけど、誰も手入れしない。ぼうぼうの雑草だらけの空き地だ。
●仲良しのPちゃん(くどいようですが、尾道の床屋で髪を切った人)と長電話。サンキュー。
12月19日(木
●ま、ちょっとした雨模様やね。こういう時はとてつもなく友達の声が聞きたくなる。と、思っていたら、札幌の早川司寿乃から電話。しずちゃんエライ!なんて友達なんだ。私にとって、曲を作る行為は友達に手紙を書くのにほぼ等しい。遠くのいとしい人々が遠くで白い息を吐きながら朝起きて、一日過ごして夜寝る。今日はどうだった?みたいな。明日もあるよなあ。明日も元気だよなあ。明日がどんな天気でも明日も明日を過ごそうなあ。みたいな。そんなこと口が曲がっても直接言えないんだけどなあ。よっしゃ。って気分。なんか変か?
●もうすぐライヴのお知らせがお手元に届きまっせー。
12月18日(水
●日頃お世話になってる某番組の大新年会におじゃまする。ほほーう。大々的ですー。まずお寿司、お寿司。ケーキ、ケーキ。とかいってもぐもぐいただく。そのうちに見たかった某着ぐるみさんが登場。生で見るとでかくてふさふさだ。ぼやーっと立っているところがたいそうかわいかった。番組を作っている、ということはひとつひとつのすごいパワーのさらにものすごい固まりなんだなーと改めて実感。勉強になりました。
12月17日(火
●今日はDMの作業をしていました。
もうちょっとのところでいろんなものが品切れしたりして、もどかしい一日。
●あとはずっとウーリッツァーを弾いていた。ここんとこずっと弾き続けている。ウーリッツァーの音、好きで好きでたまらない。
●谷内六郎の来年のカレンダーを買う。これもたまらない。
12月16日(月
●朝から資料などのお届けに走る。
帰り道、久しぶりに好きなお店をのぞいてまわったけど、こういう時には気に入ったものが見つからない。
早起きしたせいか眠くて眠くて死にそうだ。一瞬でもあったかいとすわ〜〜っと寝に入ってしまう。
しかし、どうしても考えなければいけないこと、やらなければいけないことが考えただけでも5個ぐらいある。早い順にやったとしても年内いっぱいいっぱいか?
●というわけで、早々とお風呂をわかすことにする。今日はお風呂で読書だ!あがったらりんごジュース(さっきミキサーにかけて作った。)だ!
12月15日(日
●朝から仕上げの作業、後発送、雑用、買物、その他で外出。寒い。
●レミ・パンはものすごくいいです。使い易い。
●一つ一つ終わっても終わっても、やるべきことがたくさんある。が、『とりあえず待つ』ことのつらさと面白さ。隙間があくと急にぽかんとする。
●もうすぐ冬至。冬至の日はお風呂屋さんに行くのもいいなあ。あの尾道で行った築80年のお風呂屋さんに行きたいなあ。
12月14日(土
●ひきこもり作業中。あたらしい環境での作業はなかなか大変。作っては没、作っては没、にすごい手間がかかる。夜、スタバへ息抜きに行く。24日は店内で無料ライヴをするらしい。見に来てくださいね!と笑顔で言われる。見に行こうかなあ。
●そしてそして、夜、ついに平野レミ考案の大人気鍋『ドゥ!レミ・パン』が届く。まだちゃんと開けられないままだけど、よさそうだー。やっぱフタが立つ!いいねー。レミのお料理ブックもついていて、あの藤井隆の番組でやってる『すっとんきょう料理』がいろいろ載っている。いいねー。いいねー!誰にもなんの遠慮もなく叶姉妹の胸を触ったり、電車で自分の前に露出痴漢が立っても平然と『やだ!おじさんどうしたの?!』と聞いちゃうような平野レミ。この人に育てられた息子のトライセラトップスの和田昌さんは一体どういう若者なのか?とテレビで彼を見かけるといつも思うのである。ま、とりあえず、明日からレミ・パンなのだ。うらやましいでしょう?
12月13日(金
●作ってます。耳が痛い。ちょっと脳を休憩させよう。この頃お昼はいつも吉本新喜劇を見ている。面白いったらありゃしない。何にも考えずに笑える。えへえへえへえへへへへ、とかいってずっと見てしまうのだ。探偵ナイトスクープと吉本新喜劇が見られなくなったら、すごくさみしいと思う。私。そんなこんなで一歩も家から出ていない日。埃もたまってるな〜〜〜。
12月12日(木
●おぉ〜〜?ちょっと調子出て来たか?カケラが来た来た。このカケラがぐっと喋り出せば、来るよ。曲。
昨日、今日は大切な親しい友達からメールや手紙が来たから、今日は友達の写真を見えるところに置いて作業をしていた。もうすぐ子供を生む友達のことを考えながら、その生れた子供がテレビ見てるのをイメージして曲を作っていた。
20歳ぐらいの時に、その友達とむりやり『写真集』を作ろうとして、『ドロボウが壺を盗む場面』とか、『三越のライオンにまたがったところ』とか『ゴミ捨て場でピアノを弾く場面』とかを撮った写真が無性に見たくなる。それはここにはないんだけど、実家に百枚ぐらいあるはず。他の人が見たら、ぜんぜんジーンとする写真ではないが、私にはジーン、だ。ジーン。
●普段あまり電話でおしゃべりしたことのないお友達からの電話は楽しい。どんな手紙も、どんな写真も、どんな電話も、私にマイナスになるものは何もない、と思う。
12月11日(水
●またまた生活逆転で5時起きして学校へ。今日はいろんな路線で人身事故があったらしくて、ダイヤが大幅に乱れていたにもかかわらず、一時間前に出るはずの電車がちょうど私の乗る時間に出発したので、私には別になんの遅れもなかった。ぜんぜん遅刻しないですんなり到着。帰りは電車で寝込んでしまって、もうすこしでまた熊谷まで折り返すとこだった。
●帰宅後、魂が抜けたようにストーブにあたってぼやーっとしていると、お友達のUさんから電話がかかり、『NHKのBSを見てよーーー。これなにー?楽しいー。』と言うので、バタバタと5分ぐらいかかっていろんなリモコンを押して押してやっと見た。ら、なんだか野外で素敵な動物の着ぐるみを着た人達が踊っているのが映っている。踊りはマジバレエである。曲もクラシック風で、やってることはクラシックバレエ公演なんだけど、舞台が明らかに「舞台」ではない(途中から見たので外で踊っているシーンしか見れなかったが、どうやら家の中とかのセットもあったようだ)ということと、全員が着ぐるみを着ているということと、それが『バレエ公演を単に録画したもの』ではなく、『バレエ映画(?)として撮影されているもの』だということがなんだかとても変てこりんで、その変てこりんさがすごく素敵であった。結局終わりの10分ぐらいしか見てないので詳しいことはよくわかんなかったけど、どうやらそれは1971年に製作されたロイヤルバレエ団のピーターラビットと仲間たち/ザ・バレエ』というイギリス映画みたいです。
12月10日(火
●晴れても寒い。今日は一日家で曲を作っていた。が、いまいち。はかどらんなー。
●Romちゃん家から里子にもらったメダカはついに3匹になっちゃったものの、3匹は一応冷たい水面下で静かに元気にしている。どうか無事冬越えができますように。
12月9日(月
●雪じゃ雪じゃー。積もってるし。なんかスキー場ぐらいの気温じゃないかと思うぐらい冷たい日。
ああ、そういえば雪に練乳かけて食べたっけ。窓の外に積もった雪にレーズンを埋めて、カチンコチンになったレーズンも食べたっけ。リフト乗り場で転んだら雪に埋もれた3千円拾ったっけ。その夜、宿に戻ってお風呂場に行ったら石鹸の横に百円玉が6枚積んであったのも拾ったっけ。リフトの前に乗ってた友達が振り返った瞬間に落ちて行ったっけ。で、スボッって埋まったっけ。一番頂上までリフトを乗り継いで行っちゃって、もうスキーでは降りられなくなって、転がり降りて来たっけ。一緒におばさんが骨折したっけ。ああ、雪が降ると思い出すなあ。今日はそんな雪の中をチラシの入稿。夜はYちゃんのお誕生日会。楽しい雪の日。
12月8日(日
●お昼からずっとヨーカドーの子供ランド(こどもの無料遊び場)で子供の観察。泣いてる子供が泣き止むきっかけは何だ?とか、子供って楽しい時は痛くても泣かないんだなーとか、どんなにちっちゃくてももう帰ろうとしてるお母さんを引き止める駆け引きは子供なりにするんだなーとか。外国の子供も日本の子供もツボはおんなじだなーとか。面白かった。遊んでる子供を見守るお母さん風を装ってはみたが、目がギラついててかなり怪しかったかも。これが作品にどう生きるのか?または生きないのか?うぬぬ〜〜〜。
12月7日(土
●今日こそ子供観察に行こうと思っていたが、次から次へとなんだか雑用が顔を出して来て、それらをやっつけていたら、結局夜近くになってしまって、家を一歩も出ない日になった。
●言葉って難しいなあ。とぼんやり思い直した日でもある。私は本当は言葉が苦手なのか?
●健康診断の結果が来て、3年連続で毎年身長が3mm、体重が200グラムずつ増えてる。ってどういうこと?
12月6日(金
●ちょっとした訳あって、近所の公園へ子供観察に行く。が、曇ってきたからか、子供は一人もいなかった。しかたなく思いあたる公園や空き地をうろうろ〜。でもやっぱし子供はいなかった。がっくり。なんだか思いっきり出鼻をくじかれた〜〜〜。けどまあしかたがないや。明日は土曜日だからヨーカドーの2階の子供売り場に行けば、親子づれがどっさりいるんじゃないか?と思い直して、こつこつと家で作業。まあ、リサーチしたからといってよいものができるとは限らない。単なる気休めっていうか、なんていうかその自分をその気分に誘い込む作戦。
●世間がボーナスシーズンなので、便乗して、ボーナスは別にないが、最近でかい買物立続け。どれもアメリカからの発送なのでまだぜんぜん到着せず。いよーーーーっ!待ち遠しいねーーーーっ!はあ〜〜〜。
12月5日(木
●頭の中にある7つの考え事の同時進行をやめ、常に2個プラス流動1個の順位性同時進行に切り替える。
そして、夕方からはそこを抜け出して、吉祥寺でシカラムータのライヴ観戦をさせていただく。噂には知っていたけど、ぎゃーーーー、すごい変拍子!アンドユニゾン!あんなに小刻みにリズムを刻む関島さんを今まで見たことがあっただろうか?どれも面白かったけど、私はとくに陽気な曲が好きでした。ブラボーチンドン!っていう感じのやつがすごいよかったです。かっこいい川口さんも、久しぶりに火花を散らす坂本さんも拝見できてよかった。どうもありがとうございましたーー。
●終演後、いろんなお友達とちょっとだけおしゃべりして、さーーーーっとおりこうに帰宅。
●最近、自分の中のいろんなことがクリアだ。でもそれが実行できるか否かはまた別問題。占いによると、今週は勘違いに気をつけなければいけない週間らしい。また鰐淵晴子事件(11月7日日記参照)をくり返さないためにもノーモア勘違いキャンペーン実施中。
12月4日(水
●愛用していたフライパンがとうとうダメになり、せっかくなのでこの際平野レミ考案の『ドゥ!レミパン』を買おうと先月ハンズへ行ったら『
一ヶ月待ちです』と言われた。さすがレミ。で、通販で頼んだら、やっぱり『お届けは12月中旬になります』とのこと。要するに待ってるわけです。その間、オムレツとかハンバーグとかも中華なべでやってるわけです。え〜〜〜いうまくいか〜〜〜ん!きぃぃぃぃぃっ!
●今日は作業と思案の日。卓上木琴など持ち出してみる。この木琴は、いわゆる小学校とかの合奏で使うような卓上の80cmぐらいのやつで、一応黒鍵もある。しかし、この木琴は私のではなく、中学校の時同じクラスだったけど、特に仲が良かったわけでもないEちゃんのお姉さんで、これまた私とはまるっきりつながりのないM
さんという人のものなのだ。木琴の裏にM.Mとしっかりフエルトペンでフルネームが入っている。思えばこの木琴はそれこそ20歳ぐらいの時にバンドをやっていた時点ではすでに使っており、その後もずっと私の家にあるから私が持って引っ越している。そのMさんの木琴をなぜ私が使ってるのか?不思議..。今さら返しようがないけど、まさかEちゃんもMさんも私が使ってるとは思ってもみないでしょう。
12月3日(火
●今、頭の中で合計およそ7個ぐらいのことを同時進行で考えていて、うっかりすると、車にひかれそうに.....。または自転車で人をひきそうに...。いかんいかん。なんといってもただでさえキケンの多い師走ですから、気をつけよう。サザエさんなんかは、師走はぶっそうだからって、銀行へやかんを持って行って、おろしたお金をやかんに入れて持って帰ってきてたし。みなさんも気をつけましょう。
●テレビをつけたら、年末大掃除にむけてのアピールか、
『ふき掃除機』のCMをまたやってた。『トップ』もまたやってるし。買おうかな、ふき掃除機。ボボボンボン、ボボ、ボーンボボン。
●来年1月11日は赤坂グラフィティーに出演します。編成もガラっとかえて、3人バンド。あんまり見られないめずらしい編成ですから、みなさんぜひぜひどしどしおいでくださいまし。
12月2日(月
●一日じゅうチラシの原画描き。と、いろんな事務的なことをさく、さく、と。一歩も外に出ていない〜。
●最近ついに電気毛布を出した。
●夜、テレビでオランウータンの番組をやっていて、20歳ぐらいの頃、東山動物園でオランウータンの赤ちゃんにミルクをあげたことを思い出した。オランウータンの赤ちゃんはミルクを吸い終わると、哺乳瓶から口を離し、今度は私の着ていたコートの木のボタン(直径1.5cmぐらい)に吸い付いて離れなくなった。ぎゅうっと離そうとするとよけいに吸い付くのでとても困った。あのコは今頃どうしているだろう。もう人が近付けないくらい大きなオランウータンになっているはずだ。
12月1日(日
●師走。みじかかったなー、一年。まだ一ヶ月あるけど。
街がもう混み出した。いろんな人々がいろんな思いと目的地に向かって動いている。そういう街の様子をぶらぶらと見て歩くのは好きだ。
●今日はチラシの原画を描いたり、スケジュールを逆算していろんな予定を決めたり。その他、主に紙の作業。
●不安定だった寒さがもう決まってきた。遠くや近くにいる人々、みんな元気ですか。
11月30日(土
●たまった雑用などをもくもくとやりつつ、考え事いろいろ。今までと同じやり方では成功しない...か。
新しい仕事のために何に時間を割くべきか。悩むところだけど、いつもスタートは楽しい。
●このところ自分の頭の中がずいぶんすっきりとクリアになって、自分はどうするのか?なんてバカみたいだけどシンプルな問いの答えが少しだけ見えてきている。今だけかもしれないけど。
11月24日(日)〜11月29日(金)
●名古屋に潜伏。
NRBQを得三で見たり、年末に出産予定の親友に会って写真を撮ったり、夏にMacを買った母に『イラストレーター』(年賀状作成用に)を教えたり、85歳になるおばあちゃんの介護を手伝ったり、犬の散歩を毎日したり、日頃なかなかできないことを中心にやってみた。
●NRBQの終演後、デニーズへ行って一緒にごはんを食べる。テリーとジョニーは不二屋のペコちゃんが大好きらしい。
『たしか、あれってペコとポコと犬がいるんだよ。犬だけ名前がないんだ。ペコ、ポコ、犬なんだよ。おかしいよね〜。ペコはとってもキュート。We love Peco! 』などと言っていて、おかしかった。
●来年の2月のワンマンライヴ『ゆわかしと口ぶえ』に先駆けて、 月、名古屋と東京で2つイベントのライヴに出演する予定。詳細は近日中にお知らせできると思います。
11月23日(土
●NRBQのライヴ2日目。昨日とメニューもぜんぜん違って今日もドカーンと来たー。昨日もとても面白かったが、今日はさらにすばらしかった。テリーが弾いていたクラヴィネットが病気になったりとかのアクシデントもあったけど、それもこれも含めて爆発してたなーー。そしてテリーのピアノも爆発。ほんとにテリーのピアノはすごい。すごすぎて、なんていっていいのかわからない。表現が非常に幼稚な作文のようになってしまったけど、この世界にNRBQがいてくれてよかった。年も歴史も腕も生れたところもまるでちがうが、同じ時代に音楽をやっていられてよかった。
終わって親しいお仲間でごはんを食べて帰宅。
11月22日(金
●待ちに待ったNRBQのライヴ。いやー、一曲目を聴いたらきのうまでのもやもややもごもごも消えてしまった。思えばテリーは私が生れた時からバンドでピアノを弾き、クラビネットを弾き、全米を所狭しと歌って回っているわけである。彼らのステージはほんとにすごい。すばらしい。クレイジー。どうしよう。へとへとだ。
11月21日(木
●いろいろと考えることがあって、そういうことを考えていたら、なんか泣けてきた。
まあね、こういうこともあるよね。別にたいしたことではない。
●こういう時は『やっとかめ探偵団』とかを一気読み。
11月20日(水
●22日、23日のスターパインズでのライヴのために来日しているNRBQのテリーアダムスからの電話で起床。ぼけぼけのままお昼すぎに吉祥寺でテリーと会って、いろいろ食べたり、話したりする。うーん、前回の来日の時に果たせなかったデートがやっと実現。パスタを食べながらお互いのCDを交換したり古い楽器の話をしたりして、あっと言う間に時間が経ってしまった。いよいよライヴは今週の金曜日、土曜日。楽しみだなーーーーーっ!
●テリーと別れて、夜は空気公団のゆかりちゃんちにおじゃま。みんなで鍋をごちそうになる。鍋に高野豆腐を入れるのは初めてだったが、美味しかった。やっぱ集まったら鍋だよねー。いろいろと作戦をねったり、昔のエレクトーンの話をしたり、酔っ払いの人が出たり、ぐいぐい呑む人が出たり、楽しかった。ごちそうさまでした。ゆかりちゃんの作った杏仁豆腐は抜群。この料理上手め!
いやはやまったく楽しい一日。みんなどうもありがとう。
11月19日(火
●家で雑用。新しい曲を考えたり、新しいグッズのことを考えたり。郵便局へも行った。
●最近湯たんぽを使ってみたりしている。巣鴨の商店街で買った、ドイツ製の湯たんぽ。日本製のくま型のカバーがかかってる。
11月18日(月
●日頃愛用しているMacに新しいソフトを入れたりして、環境をちょっと変えてみる。今まで慣れ親しんでいたソフトより何十倍もいろんなことができるので、とりあえず覚えるための実験とかに時間を費やす。あー楽しそうだー。でも慣れないうちはもどかしい。
11月17日(日
●この前見たのと同じ設定の夢をまた見た。どういうのかっていうと、普通の車道を他の自動車にまじって私も走ってるんだけど、私は車には乗ってなくて、お尻の下に、よく重いもの(フトンとか)を買った時に包んだ後ヒモをかけてからパチンパチンとひっかけてくれる、『緑とか黄色のプラスティックの取っ手』をひいて滑降しているのだ。別に坂道じゃない普通の道路を。路面が凍っているのかなんなのか、不思議とすごいスピードが出る。
前にこの夢を見た時は別に書き記すほどのたいした夢じゃないと思ったので、書かなかったんだけど、まったく同じ設定の夢(走っている場所とか、目的地とかは微妙に違う)をまた見たのがおかしくて、書いてみた。なんで毎回『取っ手』ですべってるのか?

こういう生身で車にまじって車道を走っている。しかもこのスタイルで車道を走る、という夢は2回目。
11月16日(土
●ヒマなときはまるでテレビっ子。ケーブルテレビのせいで、一日テレビを見てしまう。『天才バカボン』を見たら、主役も天才なのも、バカボンじゃなくて、バカボンのパパだったのだとわかる。いままであんまりちゃんと見た事なかったけど、バカボンのパパの天才バカぶりはすごい。それから『チビラくん』という何かよくわかんないけどすごい番組もある。何がすごいのか説明できない。『クレクレタコラ』もすごいと思ったけど、それ以上だ。着てる着ぐるみがすっごくよごれているのと、設定はたぶんもうちょっと現実離れした所に見せたいふうなのに、実際ロケしてる所はただの大きめな公園(こどもの公園じゃなくて、ナントカ緑地公園とかそういう変に大きくて木しかない都会の公園)しか出てこないのが妙に生々しい。
11月15日(金
●ケーブルテレビに入ったので、吉本新喜劇とかしょっちゅう見るようになってしまった。名古屋にいた頃は毎週見ていたが、このところ見てなかったのでブーム再来。
11月14日(木
●どうも体調がよくないので、なんにもする気になれずまるでぐうたらな日々。
探偵ナイトスクープで漢字検定1級に受かる自信満々のおじいさん(81歳)が、実際に8回目にして合格したというおじいさん(74歳)と漢字の読み書きで勝負する、というのをやっていて、次から次へと見た事もない漢字がでてきてびっくりしていたら、2人ともそこそこ読めたりして、ますます驚いた。ノルウェーとかカンガルーとか、あともっといろいろあったけど、難しすぎて忘れてしまった。カンガルーは確か『長尾△☆』とかって書いてたな。まあわかるといえばわかるけど。
11月13日(水
●熊谷の学校で
非常勤講師。
熊谷駅に降り立つと、まだ朝の8時半頃だというのに、ベンチにアコーディオンを抱えたおじさんが座っており、アコーディオンを弾き出した。よく見ると、アコーディオンの向こう側にかくれてしまっていたけど、隣にちいさいおばあさんがいて、熱心にその演奏を聴いていた。おじさんはとってもいい気分で歌まで唄い出した。「ナントカの子守唄」みたいなやつを浪々と。流しのアコーディオン弾きは今ではあまりいないと思っていたけど、もう正真正銘の流しの人っぽかった。演奏も唄も、うまくはないけど慣れてる感じ。夜じゃなくて朝の駅前で唄えるとはそうとう度胸あるなー。
もうちょっと聴いてたかったが、急ぐので足早に通り過ぎた。
11月12日(火
●調子に乗って、体調くずしかける。用心して早寝。
11月11日(月
●仲良しのPちゃん(尾道の床屋で髪を切った人)のおうちへおじゃまする。いやはや楽しい一日。
Pちゃんと会うといつも際限なくしゃべってしまって、時間があっという間に経っちゃうにもかかわらず、何を一体そんなにしゃべっていたのか、後でさっぱり思い出せない。今、Pちゃんちには半野良の猫が居着いていて、その猫がまたよく人のことがわかるようで、しゃべりかけると『ににゃ、にゃっ』と返事をする。私たちがしゃべっていた時にも外から帰ってきて、ホットカーペットの上にのたーと寝ていたかと思ったら、私たちのしゃべりがエスカレートして大声、大笑いになってきたら、やおら立ち上がって『あんたらうるさいから、あたしゃまた外行くで〜』と外へ出たりしていた。この猫はPちゃん宅の他にもいろいろごひいき筋を持っているようで、よそでごちそうになっている時は、途中でPちゃんが通りかかっても、知らんぷりをして、決してPちゃんとは目も合わせないそうだ。すごい、なんて小悪魔なんだ。
●夜はお寿司を食べる。はじめて入ったお寿司屋さんだったけど、ネタが新鮮で安くて、おまけに2カン頼むと1カンは塩とレモンで、とか味の違うように出してくれたりして、かなりいいお店だった。おじさんとおばあさんが二人で悪態をつきあいながらやっているところもなんかよかった。
11月10日(日
●連日出かけていたので、おとなしく家で曲など作ったりしている。
●近所の無農薬の八百屋で買った野菜はブロッコリーに限らず、きゃべつに限らず、チンゲンサイなんかは一枚一枚葉をめくるのがロシアンルーレットである。ひとりでロシアンルーレット。絶対一匹は出る。でも慣れない。
11月9日(土
●今月来月はまわりにちょっとしたプレゼントを贈るような間柄の誕生日の人が結構いて、しかもそのうちの一人は今月誕生日、来月出産予定。プレゼント選びは大変でもあるけど、いろいろ思い起こしながら選ぶのは楽しくもある。一番難しいのは、親しいにもかかわらず、その人の生活スタイルがいまひとつ把握できない感じの相手だ。持ってる服も全部知ってるわけではもちろんないし、絶対コレは好きだろう!という確信が持てないところが、悩むね。反対に確信が持てる相手のプレゼント選びはもう自分のプレゼント選びみたいになっちゃって、つい、『自分用にも買っとこ』とか、『これ、あの子じゃなくて私がほしいから、あの子はこっちにしとこ』とか、そういうヒドい自分が自分でもおかしいね。
11月8日(金
●6日に八百屋できゃべつが当たったおかげでうちにはきゃべつがたくさんある。この八百屋さんは無農薬、減農薬の野菜を扱うお店で、よく行くんだけど、この前、ここで買ったブロッコリーを置いておいたら、モリモリの中から青虫の上半身が1cmぐらい出ていて、気絶しそうになった(青虫、イモ虫系の皮膚のやわらそうな伸び縮みするのがだめ。ミミズとかムカデとはまだ平気)。夜中だったので、大きい声はもちろん厳禁なんだけどすっごい大きい叫び声をあげてしまった。その後は菜箸、トング、ヘラ、などを一気に持ち、なぜか熱湯まで湧かし、一体どの武器で立ち向かったらいいのか判断つかないまま、その場で足踏みをずっとしていたら、また青虫がモリモリの中へ消えてしまい、もうブロッコリーを下からのぞいても横から見てもどこにいるのかわからなくなってしまった。そうなってしまうと、手につかんだ箸やトングやヘラやフォークはもうだめで、その株ごと熱湯に入れるのがいいかと思ったが、煮えた青虫をつまみ出すのも最高に気持ち悪いので、どうしようかまたまた判断がつかなくなって、足踏みしていたが、このままにしておくと、寝ている間にまたはい出して、家の中のどこか別の場所や、ひょっとして私の枕元まで来たり、あるいは椅子とかにくっついているのを知らずに座ったりするとか、そういうおそろしい妄想が次から次へと膨らんできて、もう家ごと燃やしたくなってしまうほど気持ちが悪くなってきたので、もう、だめだ、やろう、と心を決めた。一体、直に感触が伝わらず、ブロッコリーにもダメージを与えず、死んだ姿も見なくてもよい一番後味のよい始末の仕方は何なのだろう?結局、包丁でちょっとずつ株を切っていき、流しに青虫を落とすところまではやったが、その後それをつまめない。つまめない。箸でつまむ感触もいや。しかたなく、青虫の上に大量のクッキングペーパーを重ねて、その上からすきこぎで押した。ごめん、青虫(南無阿弥陀仏〜)と思いながら、半泣きですりこぎをぐいぐいやり続けた。大量のクッキングペーパーのクッションのおかげで、つぶれた感触もなかった反面、ほんとにつぶれたかどうかわからず、もしまたぴょーんと飛び出して来たらどうしよう、と思って、押し続けた。そしてクッキングペーパーごとごっそりビニール袋に入れて固く固く口を閉じ、ごみ箱へ捨てた。本当に疲れた。端から見たらほんとに危ないヒトだったと思う。そういう八百屋さんで買う新鮮なきゃべつは虫が食うのが安全なんだから、虫ぐらいいるわよ、というのが当たり前なんだけど、だから青虫歓迎、なんだけど、実際にはものすごく恐い。キャベツを切るのがちょっと恐い。
11月7日(木
●あがた森魚ライヴに行く。私なんかがいうのも恐れ多いが、最初のうちあがたさんはなんだか元気がないように見えたけど、だんだんはじけて来てアンコールでは爆発していたので、安心(?)した。思えば、はじめてあがたさんのライヴを観たのは確か10年ちょっとぐらい前の名古屋の美術大学の学園祭だった。その時は視聴覚教室だか美術作業室だかで、ステージから1.5mぐらいのところに白い胸像(よく美術室にあるやつ)が点々を置かれていて、どうもそれが『これより前立ち入り禁止』の止め柵のつもりだったようだが、ライヴが始まるとあがたさんが『もっとみんなこっち来いよ!もっと前来いよぉっ!』などと叫び出し、みんなおそるおそる胸像のすきまからステージに近寄っていた。でも終わる頃には盛り上がりも最高潮で、「風立ちぬ」をあがたさんが歌ってる時にふと我にかえってまわりを見てみたら、みんなさきほどの胸像の頭とか肩とかにかばんをかけたり、胸像の頭に手をおいてノリノリになっていたりして、すごいおかしい光景だった。今日のライヴでも名曲「風立ちぬ」が聴けてすごくよかったが、やっぱりその時のことを思い出して、一人で笑ってしまった。その「風立ちぬ」も今ではバックで川口さんがギターを演奏している。時の流れは面白いなあ。川口さんの素敵なギター、上田さんの素敵なピアノなどなども堪能できたし、とても楽しかった。
●終演後、お友達のUさん(夫)Sさん(妻)夫妻とおしゃべりしていたら、すぐ背後に鰐淵晴子さんがいらして、『あ、あれは鰐淵晴子さんだ!』と思った矢先、Sさんが別のところにいたHARCO(
青木慶則)氏を発見して、(私はHARCO氏には気づいていない)『あ、あれ、ハルコだハルコだ!もう、私大好き。ハルコがいるんならもっとかわいい格好してくればよかった!』などと騒いでいるのを聞き付け、UさんはUさんで緒川たまきさんを発見して喜んでいるのを耳にする。しかし私の目には鰐淵晴子さんしか写ってなかったので、『へええ、Sさんは鰐淵晴子さんを「ハルコ」なんて呼んだりして、しかも、自分のかわいい格好を見てもらいたいほど大好きなんだ...』と思い、会場のロビーに出てからもしきりにひやかしたり、『サインもらってきたりしちゃえば?』とかすすめたりおせっかいを言っていたのだけど(その場所にはもうHARCO氏も緒川たまきさんもいなかったが、鰐淵晴子さんはとても近くにいた。)、どうも煮えきらない様子なので、2人とも意外とひっこみじあんだなあ、と思っていた。ら、後で帰り道で(--以下敬称略--)
『かわいかったね(緒川たまきのこと)』
『かわいいっていうかきれいだったねえ。さすが女優って感じ(鰐淵晴子のこと)』
『うんうん、ハルコ(HARCOのこと)
意外と大きかったね』
『(
?)?そうだね、ハルコ(鰐淵晴子のこと)なんか貫禄っていうか、オーラがあったね』
『?...ハルコ(HARCOのこと)
、ステージに立ってない時はすごい普通な感じでかっこいいね』
『???(オーラは?)』
『色、白かった』
『ああ、色、白かった』
『...ハルコ
、眼鏡かけ....』
『????........』
『そういえば、鰐淵晴子さんも来ていたね』
『????(そういえば...?)

という感じで会話ははずんでいたものの、どうも私以外の2人はこの『そういえば』の時点ではじめて鰐淵晴子さんのことに触れたらしいことが判明した。しかし私にとってはもう今までの話題はすべて鰐淵晴子だったので、とてもびっくりした。私は最初から最後まで鰐淵晴子だったのに。
私は昔これとほとんど同じような話しのくいちがいっていうか、妙な通じ具合の魔力で、貸しスタジオに行きたくて、そこに電話をして道を教えてもらったら、まちがってレンタルビデオ屋さんに電話が通じていたにもかかわらず、『お借りすることになっている者ですが...』とかなんとか話が通じてしまって、結局レンタルビデオ屋さんに到着してしまったことがあった。こういうことが何度も起きる、というのはやはり私の勝手な思い込みが災いしているのでしょうか。
11月6日(水
●昼間、健康診断。いやいや、健康健康。血を採った後は決してもんではいけない。コットンできつく押さえてるだけ。
●その帰り、無農薬の野菜を扱う八百屋さんの福引きで特大きゃべつが当たる。虫が出てこないことを祈りつつ帰宅。
●その後、吉祥寺へ『関島岳郎&桜井芳樹デュオ/栗原正己&イトケンデュオ+斉藤哲也』を観にゆく。どっちもすごくよかった。関島さんたちのほうでは、なんかこう、乾いた土のでこぼこ道に草や畑なんかが両脇に広がって、ほこりっぽいんだけど、スルドイなにかがおっこちているような景色が目に浮かんだ。栗原さんたちは人形劇のために作られた曲なんかをあちこち伸ばしたり縮めたりしつつやっていて、私はその人形劇は観てないんだけども、人形が見えるようでした。観てない分広がって音楽が楽しめて、よかった。面白かったなー。あ・うんの息の合いかたもすごいです。私もインストバンドをやりたくなってしまった。
●ひとしきりおしゃべりした後、家路につくも、吉祥寺駅から反対行きの電車にとびのってしまい、三鷹でもまだ気がつかず、武蔵さかいに降り立つ。もうちょっと冷静になれば、いっそ快速とかの止まる駅まで乗っておりればよかったが、気が動転していたので各駅しか止まらない武蔵さかいで、快速電車の通過をうらめしく見送ったあと、ようやく再び吉祥寺駅へ。タイミングよく、MANDA-LA2から一緒に駅まで来てラーメンを食べに行くと言ってさっき別れたUさん夫妻がちょうどラーメンを食べ終わって改札口を入ったところだったので、一緒に帰宅。爆笑される。
今日のできごとをサマライズすると、健康診断→きゃべつ当たり→ライブ→バイバーイ→『え?ここどこ?』→ふりだしにもどる→ただいま。あーさむかったねー。
11月5日(火
●お〜〜〜〜っと、いろんなアクシデントなどある世の中で、まあ、私にもちょっとしたそのなんていうかうまくいかないことっていうか、そりゃちょっとないんじゃないかい?と思うことなどもあり、ちょ〜〜〜っとへこみました。ここで怒るも私、泣くも私、笑うも私、ぐぐっと鼻から息を出してこらえるのも、また私ですな。まあ時として、その表現は変わってくるけどね。今回はね。ちょっとね。
11月4日(月
●おととい発表した『リング』における効率のよい井戸の水汲み上げ方法ですが、あの後、『あんなのぜんぜん楽でもなんでもない。』『あんなんじゃ腰が痛くてしょうがない。』『上に棒があって滑車がついているなら話は別だが、あれなら松嶋菜々子一人が直にひっぱりあげるほうがまだマシだ。』『井戸底での真田広之の役割も大切だ。』『そんなこと考えてるあんたこそ意味なしだ。』など数々の苦情の電話をいただきました。確かにそう思って考えると、やっぱ滑車とかないし、直にひっぱりあげるほうが楽か?という気もしてこないでもありません。さすが物理赤点スレスレの私。高校3年の時、国際コース(英語の授業がすごく多く、英文科をめざすコース)を選択すると一年間数学と物理の授業なし、というのにひかれてコースを選択した私。なんだかな〜〜〜〜。せっかくいい案だと思ったが、やはり私は時間がない中でしなくてもよいムダな工夫に時間を費やして、結局死ぬタイプなのでしょうか...。
11月3日(日
●曲作りの間はあまり聞かなかったCDなどを聴いたり、また曲のモチーフを出したり。ちょっと滞っている企画があって、それについてもいろいろ頭を悩ませる。
11月2日(土
●いしのだなつよちゃんがギターをかかえて遊びに来る。なっちゃんはかなり天然なお嬢さんで、ぜんぜんものおじもせず、ぺちゃくちゃよくしゃべり、ぱくぱくよく食べ、なんだかすごい年の離れた妹のようだ。
●結局、『リング』を途中からきゃーきゃー言いながら最後まで見てしまう。びっくりしいなので、突然何かが出てきたり物音にビクッとしたりしてかなり疲れたが、さんざん怖がっといていうのもなんだけど、映画自体は別に恐くなかった。要するにその場でしかけにびっくりする、という「おばけ屋敷的」な怖さだった。
途中、主役の二人がせっぱつまった時間の中で井戸に降りて中の水をバケツで汲み出すというシーンがあったが、その効率が悪い、という点がどうしても気になった。あと1時間ぐらいで死ぬのに、一人が水がまだたくさん残ってる井戸に降りてしまって、松嶋菜々子が一人で引き上げる(下に降りた真田広之はおりてくるバケツを水に浸すだけで、水がまだたくさんある状態ならその作業はムダ)、というぜんぜんダメダメな汲み上げ方をしているのにイライラした。水がたくさんあるなら井戸のへりを使うとか井戸の上に棒を一本渡すとかで、もうちょっと『てこの原理』を使ってやればいいじゃん!それを2人それぞれがやれば2倍じゃん!(さすがにそれは無理か?)そんで水がなくなってから井戸の底に降りればいいじゃん!
とか、いろいろ考えてしまいました。
実際には高い位置に『てこの原理』ができないので、やりづらいと思うけど、力まかせに引き上げるより楽なのでは?どちらにしろ、この時点で中に人はいないほうがいい
と思う(棒をおさえる役とかできるし)。というのが私たちの結論でした。
11月1日(金)その2
●こっそりとカバーイラストも冬仕様にしてみました。こんなに雪のつもったところじゃ自転車は乗れないか?とも思ったんですが。
●札幌にすむイラストレーター早川司寿乃から速報FAXがきて、何かと思ったら、私たちの間でのみブームの『やっとかめ探偵団』シリーズのまだ見つかっていない2册のうちの1册が古本屋で発見された、とのことだった。この『やっとかめ』のせいで、ここんとこどうも名古屋弁がしゃべりたくてしょうがない病になって、あっちこっち名古屋関連の人んちに電話してはどうでもいいような会話を『正しい今の名古屋弁』でするというのをやっていた。
そうしたら、この前司寿ちゃんがくれた手紙には新聞に北海道弁について書かれたコラムみたいなのが切り抜きで入っていっていて、それを見たら、北海道弁もかなり面白かった。その記事は北海道に住む道外出身者に『北海道弁でどんな言葉に一番びっくりしたか』などを聞いていて、それによると、北海道では「ゴミを捨てる」を「ゴミを投げる」というそうで、会社で『この書類、必要なければ投げますけど』と言われてショックだったとか、ほかにも過去でないのに過去表現をするという特徴から、電話でいきなり『おばんでした。鈴木でした。』と名乗られてリアクションできなかったとか、面白いエピソードが紹介されていて、とても興味深かった。北海道弁は多くが『ききとれない方言ではなくて普通の言い方なのに使い方が違う』ようですねえ。
11月1日(金
●今日から霜月。なんだかんだとたまった用事をしたり、熊谷の学校へ行ったり、寝込んだりして数日が経過。
このところ急に寒くなって、厚手の上着を出したり、布団を出したり。もう冬だねえ。
●ライヴが終わると、ライヴに間に合わなかった曲の続きを作りたくなって、すぐに次の計画が膨らんでくる。だから終わったばっかだってのに。いろんな人といろんな話しをして、来年もまた楽しいライヴと、それからあの計画も進めよう。まだ11月だけど、来年のこと言ったりして笑われちゃうかなあ。
10月28日(月
●きのうの打ち上げでは名司会の川口さんのごほうびのシャンパンを敗者の私もご相伴にあずかる。シャンパンというよりもワインに近く、フルーティーでおいしい。なんてすごい分かったようなことを言っているが、私は呑めないので2口ぐらいで真っ赤なのである。でもそんな私でもおいしかった。ごちそうさまでしたっ。
いろんな人が来てくれて、うれしい感じでごちゃごちゃになりながら深夜まで盛り上がって帰宅。
●いつもライブが終わった次の日はまるで廃人のようになってしまって、今日も起きて、食べて、また寝て、結局ちゃんと起きたのは夜の9時半だった。こんなに寝たらもう夜寝られないんじゃないか、と思うけど、2〜3時間経つとまたちゃんと眠くなるので不思議だ。そんなこんなでちょっと多眠中。
10月27日(日
●「ゆわかしと口ぶえ vol.3」においでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
それからゲストの鈴木博文氏、最強サポート陣、スタッフ関係者のみなさんにも大大感謝です。
お友達にミュージシャンやいつも仕事でお世話になってる方々、おなじみ栗コーダーカルテットの栗原さんなんかも、みなさん忙しい中を駆けつけてくださって、本当にうれしかった。
ライブとしては、今年は昨日ので一応締めくくり。また来年に向けて計画を練り中です。
もっともっとやるぞ。がんばろう。
記録として昨日の曲を書こう。

1.暮らしのリズム
2.ちいさい日曜日
3.ゆわかしと口ぶえ(合奏バージョン)
4.夜ふかしのロック
5.犬とならんで
6.誰そ彼のうた
7.バイバイさよなら
8.ライジングサン
******(鈴木博文コーナー)*******
9.「誰でもない男」
10.「どん底天国」
11.「Che なんだかなあ」
12.「Bomb」
*****************************
13.寒い時代
14.三日月の猫
15.カミナリ食堂
16.棒がいっぽん
17.留守番ライス
18.南雲通り交差点
19.そしてへそまがりな話しをする
〜〜〜〜アンコール(ありがとうございました)〜〜〜〜
1.とおくのまちで
2.だるまさんがころんだ

●今回、川口さんの『素敵な旅の思い出話とロシアのシャンパン』をかけて戦われた「関島さんと回文対決」のコーナー。毎回大好評なのはとってもうれしいんですが、2回目の今回も惨敗だった。
私のほうの拍手がほとんど皆無、という状況も凄かった。でも、負けといていうのもなんだけど、関島さんの回文は(特に今回のは)すばらしく、知性+笑い+絵がすごく浮かぶ感じ+さりげなさのセンス、が見事に融合した絶妙なバランス(図で見るときれいな五角形を成している)。ほんとにすばらしい。負けてもしょうがない。いや、だからこそ、私の挑戦は続くのだ。対戦を終えていつも目に浮かぶのは、相撲の稽古場で、ベテラン力士に新米力士が胸を借りて、ぶつかってはコロコロ〜ぶつかってはコロコロ〜とやっている図である。いつか関の島関に勝てる日がくるよう稽古に励む私であった。
●お友達のUさんにグリコのおまけの『給食セット食パンバージョン(レアもの)』を見せびらかされて、見た途端に欲しい!と思ってしまい、思った途端にそれが口をついて出てしまった。そしたらUさん本当にくれたのでびっくり。聞くと、Uさんはもし私にそれを見せて、私がほしいと言ったらあげよう、と考えていたそうで、そしたら案の定私が『ほしい』と言ったらしい。むむ、読まれている。でもUさんありがとうありがとう。
●みなさん本当にありがとうございました。
10月25日(金
●リハ2日目。楽しい。すごく。毎回楽しいけども、やる回を重ねるごとに本当にどんどん楽しくなってきて、幸せだ。みなさんどうもありがとうございます。あんまりしゃべっちゃうとアレなんで、いろいろしゃべりたくても内緒にごもごも言ってみているわけで、でもとにかく本番が楽しみです。
●昨日に引き続き、ピアノはないのでエレピでやってるんですが、そのうちマンダラ2でもいつかエレピでやる編成もやろうかな、とか思えてきた。今までも何回かはあるんですけどね。生ピアノがないライブハウスとかでやる時とか。それはさておき、今日はスタジオの管理のおばさんが休憩から戻ってきた、と思ったら、片手に鍋を持って入ってきた。面白いスタジオだ。
●グリコのおまけの『給食』にレアものがある、という情報を聞き付ける。その中身というのは、通常のやつでいうところの「脱脂粉乳」と「コッペパン」が「牛乳」と「食パン」になっているらしい。で、大急ぎで買ってみたけど、もちろん出るはずもなく、箱の中には鉄人28号が.....。ああ....。もう買わない。もうやめよう。レアもの狙いなんてそんなおそろしいことに手を出してはいけない。
10月24日(木
●私がリハをよくしているスタジオには一部屋にだけ古ーいけどアップライトのピアノがあって、そこをよく使う理由として生ピアノが使えて、格安で、便利な駐車場があるから、というのがあったのだけど、今日行ってみて愕然とした。ピアノがなくなっていた。そこのスタジオの唯一の(?)欠点というのは、管理している人がおじさん、おばさん、若おじさん、いろいろいるが、そのどの人もが『いい人ではあるが音楽のことにまったく無頓着である』という点である。したがって、ちょっと音楽が好きな人であれば、また少しは自分も楽器に興味のある人であれば『当然遣うであろうはずの気の遣いかた』をまったくしない。そこがまたこのスタジオのいいところでもあり大変楽しいところでもあるのだけど、今回ばかりは、突然ピアノがなくなったいきさつというのを聞いてショックだった。『じゅうたんを張り替えたのよねえ。それも3〜4日前に突然そういうことになって、それじゃあまあピアノを外に出さなきゃ、ってことで外に出したのよ。それでホラ、じゅうたん新しくなってるでしょ。それで、ピアノはまあこの際もう中に入れるのやめようか、ってことになって、今、あそこの外の廊下のところに出してあるの。で、それもまあ邪魔だからもういっそのこと処分しようってことになったのね。だから土曜日運送屋さんが取りにくるのよ〜。あら〜、ピアノ使うんだったの?』って......。結局じゅうたんのせいかよ!気まぐれにじゅうたん変えたついでにピアノ処分すんのかよ!思うに、出した時がよほど大変だったので、もうこんなしんどい思いはたくさんだ、ってなったんではないかと....。それはあんまりひどい。捨てるにしてもモノの順序が逆でしょう、と私は言いたい。捨てるなら捨てるで『さようなら、よくがんばったね、ピアノちゃん...』とちょっとぐらいしみじみしてから捨ててやってほしかった。私は心で号泣しました。まあ確かに号泣するほどのピアノじゃぜんぜんなかった(すいません)んですけど、そんなピアノ(すいません)でも私はあてにしていたのだ。そりゃあ家にグランドの一台もありゃあいいんですけどね。または実家まで弾きに帰ればいいんですけどね。っていうかエレピで我慢してリハすればいいんですけどね。ってどれもできないんですよね。ああ〜、ショック。土曜日まではあそこの廊下に『すごいいらないもの』扱いでどかーんと置かれているあのピアノを横目にリハをするのか...。
いや、いかん。そんなことを言っていてはいかん。この逆境をバネにがんばらねば。ねば。
でも実際、エレピでリハすると音の抜けがよいので、いつもよりバッチリに聴こえました。すごいぞ、新曲(とりあえず自画自讃)。

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