忘れ物はないね?日記2002.6.1〜6.30

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続?尾道日記

6月30日(日
●チアキテル秘密リハ。第一回。おお、初日っぽい。久しぶりっぽい。
前回の第一回チアキテルでやったことのおさらいをする。これをどうやってバージョンアップさせるか。
夜、初台TheDoorsでキンボシ、ブラウンノーズなどが出演のイベントを観る。その途中でサッカーも観る。
6月29日(土
●だらんとお休み。たまにはないとね。掃除して、ベッドのマットまでひっくり返して掃除機をかけた。
スターウオーズのエピソード4,5,6まで観たぞ。
●ジョージルーカスってこんなすごい人だったとは知りませんでした。
6月28日(金
●イタチョコシステムのラショウさんと打ち合わせ。
ラショウさんは初めてちゃんとお話ししたのですが、以前私がやっていたザボンドボンというバンドの重要メンバーであった、かじやんという友達と話しているような感じをうけました。なんか似ている。
まあそれはさておき、いくつかの相談の後、『これはもちろんギャラの代わり、などではありませんよ(にこにこ)。』と言いながらイタチョコの伝説のゲーム集をいただいてしまった。
コーヒーまでごちそうになってしまった。と、いうことは.....?
●というのは冗談で、ほんとに今度のラショウさんは本気であるようです。(?)撤回、今度もラショウさんはやる気であるようです。なので、とても面白いドラマができるに違いないと私は思います。そして、7月28日の『ラショウとマルタとチアキテル』もどんなになるのかぜんぜん想像つかないけど、きっとすごい一夜になるに違いないと、私は思います。
6月27日(木
●作詞の修正をして、夜ははっぴいえんどパレードの2日目を観に渋谷へ。
昨日観られなかったが、今日はばっちり観せていただきました。
田島貴男氏を生で観たのは初めてでしたが、あんな面白い人とは思いませんでした。
楽しいイベントでした。終わって昨日と同じ店へ、昨日と結構似た感じのメンバーで流れ、打ち上げ。
ずーっと食べてたなあ。
6月26日(水
●先日からSmalltown Studioでギターを録ったりテルミンを録ったりして作ったオケをもって某放送局へ。
今日はこれに歌を録音。CMなどでもたまにあるが、自分の作った曲を別の人が歌うというのはなかなか楽しい。デモの段階では私が仮で歌を入れているので、自分的には自分の予想の範囲内なのですが、それがいざ本番でまったくちがう声、違うノリで歌ってもらうと、たいていの場合、予想を超えてさらに楽しいものに曲が広がっていく。
その逆も時もあって、ほかの作家の人がつくったものを歌のみ私が歌うというのもかなり楽しい。そんなわけで、今日の録音もとても楽しい仕上がりで、現場の雰囲気も楽しく、とてもよかった。できあがりが楽しみだなあ。
●そしてその足できのうやった詞の修正案を出し、さらにその足ではっぴいえんどトリビュートが終わった青山さんたちと合流。残念ながらLIVEは観れず、一緒にごはんを食べただけでさきほど帰宅。
6月25日(火
●なんだか疲れが出たのか、バテバテモードですごい長時間睡眠してしまった。
●作詞の修正をしたり、その他もろもろの作業で、あっというまに夜。あんまりたくさん寝たのでもう夜は眠れないかと思ったら、またまたすぐに熟睡。ケーキのバイキングに行って、『さあ今から食べるぞ(夢の中ではすごくたくさん食べられることになっていて、ほかのお客さんにはもう247個目ですという人もいた。でも現実には、きっと2個も食べたらもう甘いものはいいや、と言う感じになると思う。というか、ケーキバイキングというものにはそもそも行かないと思う。)』、というところだったのに直前で目が覚める、という絵に描いたような夢を見た。なんか食べたりないのか?私は?
6月24日(月
●Smalltown Studioにて、テルミンの録音。今日はチアキテル相方Rom-chiakiの登場です。
Romちゃんのでかいテルミンを初めて弾かせてもらう。おおっ!これは!なるほど、これは欲しくなる〜〜、である。でも高いな〜〜〜。っていうかもう簡単に買えないブツ。Romちゃんはそれを手に入れるためにほうぼう手を尽くしたそうで、60歳ぐらいで手に入ればいいか、と思っていたそうである。さすが相方、根性入っとるぜよ。
Romちゃんの日記でも触れてくれているとおり、これはちょっとテルミンでは再現できないか..?と思われるような変なフレーズもばっちり弾いてくれ、それでいて、テルミンならではのツボを心得たヘナ風味(?!)も発揮してくれる、(Romちゃん誤解しないで!!!)テルミンの面白さをふんだんに盛り込んだ演奏ぶり。素晴らしい。きのうのギターもそうだが、テルミンもばっちり。よかった。いやー、楽しい楽曲になりそうだ。夏すぎぐらいにどこかでお耳にとまるはずです。また追々お知らせいたしましょう。

●録音後、仲良く夜ごはん。そしてチアキテルにせミーティング(雑談80%)。
チアキテルのいろいろの方針(ていうか、できることあるいは挑戦内容)を考えるにつけ、曲作りの難しさも痛感する。最近自分で思うのは、どうも『曲を作るときは脳が激しく自由』で、『その自由に作った曲を自分で再現する時は脳が激しく不自由』になるみたいだ、ということである。つまり自分で好きなように作ってアレンジした曲は、自由に作れば作ったほど、その自分のパートを再現するのがめちゃ大変、ということである(当たり前)。自分の作った曲なのに弾けないなんておかしいや、と笑う人(?)がいますが、そんなことは私は日常茶飯事です。
一旦できてしまった曲を自分で再現している脳はもうそれを作っている時の脳と違うような気がします。もちろん実際やりながら変えることはしょっちゅうなんだけど、ただ右脳と左脳ってだけか?
まあそれはよしとして、チアキテルもいろいろ考えなければいけないことがいっぱい。がんばろうね....。がんばります。よろしくお願いします。
6月23日(日
●今日もSmalltown Studioにて、ギターの録音。
あんまり書くとネタバレになるので、自粛するが、やっぱ、打ち込みでギターはできんのね。私は。
打ち込み上手の人は(カラオケの打ち込みとか)がんがん臨場感あふれるギターを打ち込みで再現できるが、私はいっつもデモ段階で自分で打ち込むとへんてこギターになる。自分がギターの人じゃないのもまあ、あるにはあるが。で、更に、現場でギターのフレーズやカッティングの雰囲気を口で表現して分かってもらうのもむずかしいし。
『ズグジャッズーズグジャ...』『キョーーーーンッ』『ワカキョンワカキョン...』『ピルリルリルリルリル...』などへんな擬音の連発である。
それを生でやってもらうと、いつも『あ!それそれ!そんなんそんなん!』と興奮気味になってしまうのである。
6月22日(土
●Smalltown Studioにてある曲のオケをレコーディング。
明日からはギターやテルミンなども録る予定。
●加古里子先生のある本を読んだら、あまりの悲しさに思わず号泣。涙が出た、というんじゃなくて、声を出して泣いてしまった。それも自分で不思議だったのは、途中までは涙が目にたまる、という程度で済んでいたのに、ある文章を一行読んでその先が頭をよぎって、ページをめくったらその通りの展開があって、一瞬のうちにうわーと号泣してしまったことである。あまりのことに、もうその本は読めないかと思ったが、勇気を出して、夜になってもう一回読んだらまた泣いてしまった。
6月21日(金
●今日からある仕事のレコーディングをする予定だったけども、それがズレて、今日は家で作詞の仕事。
掃除っぽいことをしたり、買物に行って、鮭の切り身売り場でまた知らないおばさんに話しかけられたり、ゴーヤチャンプルを作って食べたりもした。明日用にコード譜を書いたりもした。
●鮭の切り身売り場で突然話しかけてきたおばさんによると、鮭は買って、焼いて、皮をとって(あそこ美味しいのに)冷凍しておくといいそうです。
6月20日(木
●一日家で作詞の仕事。
●明日から録音作業をするある曲にテルミンを入れることにして、Romちゃんと打ち合わせ。自分で書いておきながらいうのもなんだけども、いつもながらの『このフレーズをこのテンポでこの楽器でやるんかい!』という無謀なアレンジによくつきあってくれる。すまん....相方よ!でも先日のライヴでのマリンバ浅田さんといい、Romちゃんといい、その無謀なアレンジをちゃんと再現してくれてしまうからすごいのである。っていうか、言い訳じゃないけどお、弾きづらいっていうか無謀なアレンジというのは決してわざとじゃなくてえ、そういう音が聴こえたい気持ち優先で書くとそうなっちゃうことがある、っていうだけでえ、まあ自分にはできんけどもまわりの人ならできるだろうと、そういう正直甘えた気持ちはあるけれどもお、つい調子に乗ってどこまでもやってしまうのですね。ああ、そういうのの被害を受ける近くにいるミュージシャンの方々、申し訳ありません。
これからもどうかお願いします。
●ヤフーオークションで落札した本が、いつまで経っても届かないので、おかしいと思ったら、なんと私が送り主の人に知らせた自分ちの住所がまちがっていることが判明。そりゃ、着きませんよねえ...。
幸い、私がまちがって書いた番地は現実には存在しない番地だったので、本は送り主の人へ戻った。からよかったものの、先方にしてみれば二度手間だし、『へ?自分の住所まちがえた?ずいぶんうっかりしたヒトだなコノヒト.....』という印象を持ったことまちがいないのである。そんな知らない人にまで私がうっかりだと思われてしまうなんて、なんと腹立たしいことか。しかし、本がどっかへ無くなってしまわないで、本当によかった。
6月19日(水
●近所にあじさいがもりもりっと塀からあふれている家があって、そのお宅の向かいからはいつも三味線の稽古の音が聴こえている。そこを通るとちょっとうれしいような気分になる。
●慢性的に寝不足気味であったので、その分を脳が要求しているのか、眠くてたまらないので、せっかくのお散歩日和であったが、お昼寝してしまう。そもそも私は絶対8時間以上寝ないとダメな多眠の体質である。曲を作ったり詞を作ったり、絵を描いたりするともっとキュウウーーーーッとさらに貯眠(貯金ではなく)メーターが下がるので更に眠くなる。ということはだいたい常に眠い。
●夕方起きて、ちょっと用事で外に出ると、片側4車線のかなり広い大型トラックとかバンバン走る道路を真っ黒に日焼けした上半身裸に金のネックレス、スキンヘッド、という男の人が、中央分離帯がわの道路の真ん中をものすごいスピードで自転車に乗っていった。それも立ちこぎで、まわりにすごい眼飛ばしながら時速40キロぐらい(に思えた)で...。車のほうがひいてた。
●前に止まったトラックに『イカグラフ』っていうステッカーが貼ってあって、世の中には『タコグラフ』もあれば『イカグラフ』もあって、棒グラフ、折れ線グラフなども含めれば、グラフというのはずいぶんいろんな種類があるんだなあ、と感心してしまう。
でもどうしてもイカグラフがどういうものか知りたかったので、調べたら、どうも『イカグラフ』あ『タコグラフ』のパロディー(っていう言い方もどうか...)らしくて、一気に興醒めだった。なあんだ。よくトラックとかに貼ってあるような、『なんとかリフト』とか『なんとかボディー』とかっていう分類の真面目っぽいステッカーだったので、すっかりだまされた。なあんだ。
6月18日(火
●ワールドカップ日本vsトルコ戦をテレビで観戦。
ワールドカップが始まって、初めて日本代表の試合を最初から最後まで見たのであった。
本当は今日はチアキテルのリハっていうかウォーミングアップ諸初日だったのだけども、わざわざ日にちをズラしたのだ。そんな余裕があるのか?チアキテル。が、初めて観戦した試合は惜しいところで負けてしまった。すごいいい試合だったと思うし、みんなすごいなーと感心したが、このためにリハを変更した手前、負けてしまった日本代表イレブンの分までチアキテルがやらなければ、と変な使命感がわいてきた。
その後いろいろやって、再びテレビをつけたら、韓国vsイタリア戦の終わり1分(まだ引き分け)のところだった。どうなるんだろう?と思ってそのまま見ていたら、延長戦にもつれこんで、結局韓国がイタリアに勝ってしまった。すごい、韓国ってそんなに強かったとは知らなかった。いや、すごいねー。って、こんなサッカーの話題を日記に書いている自分がすごく変だ。にわかにわかにわかサッカーファン(っていうか観戦者)なのに、いざ観ていると、テレビだっていうのに、一人だっていうのに、『いけ、いけいけいけいけええーーーっああああああっっ』って、気が着いたら椅子の上に立ち上がっていたり、クッションをぼこぼこにしていたり、テレビの前1mまで寄っちゃってたり、スヌーピーの首をつかんでいたりして、大変であった。変だ。


といったところで、先日のライヴにやった曲目をアップしてみましょう。
来てくださったみなさま、どうもありがとうございました!
『ゆわかしと口ぶえvol.2〜〜ゲスト:柳原陽一郎』
1.あじさいの人
2.バイバイさよなら
3.カナブン
4.ライジングサン
5.船は行く行く
6.燦々午後
7.六月ノ空
8.チョコレートの人生

9.????(柳原陽一郎)
10.航海日誌(柳原陽一郎)
11.流れてゆこう(with 柳原陽一郎)
12.小さき人(with 柳原陽一郎)

13.だるまさんがころんだ
14.夜ふかしのロック
15.そしてへそまがりな話しをする
16.ノービ・シベリヤ・メリヤス考
17.留守番ライス
18.棒がいっぽん
19.南雲通り交差点
20.誰そ彼のうた

〜〜〜〜〜アンコール(ありがとうございました)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
君とぼく
ゆわかしと口ぶえのテーマ

加藤千晶(うた,ピアノ,グロッケン)
関島岳郎:from 栗コーダーカルテット(チューバ,リコーダー)
川口義之:from 栗コーダーカルテット(サックス,リコーダー,フルート,パーカッション)
浅田実可(マリンバ,グロッケン)
鳥羽修(ギター)
6月17日(月
●再び仕事の譜面書き。
●この前薬局に行ったら、骨密度を無料で測ってくれるというのをやっていて、薦められてやってみた。
よく女の人とかは20歳なのに骨年令は35歳ぐらいだ、とかテレビでやったりしてるのを見て、自分はどうだろうか、と気になっていたのであった。幸い私は今まで一度も骨折もしたことないし、ヒビとか入ったこともないけども。
で、骨密度はどうやって測るのかというと、『ホネミカ』という計測器の半径5cmぐらいの○に、ひじをつくようなカタチでひじのとんがった骨を乗せるだけなのだ。ふうん、ホネミカねえ...。
結果は平均よりちょっと上回っている数字、つまり平均よりちょっと骨の密度が高い、というもので、よい結果だった。なるほど、どおりで小学校低学年ぐらいの時、あぜ道で背中を自転車にひかれたけど骨も折れず、なんともなかったはずだ。その時は私はあぜ道から50cmぐらい低い土手みたいな部分に降りて背中をまるめてレンゲを必死に摘んでいたのだ。そしたら突然背中に激痛が走って、『痛ッ!!!』と起き上がったら、すごい猛スピードで自転車が小さくなっていくのが見えたのだ。どうもあぜ道とそこから一段低い土手にしゃがみこんでいた私の丸めた背中が、ちょうど同じくらいの高さになっていたようで、自転車は私の背中まで走っていったらしい。そんなことがあっても、確かにすごく痛かったが、骨は大丈夫だった。骨密度が多少高めだったことが幸いしたようだ。こういうことが、あの日から二十数年経ってから納得いくのも面白いものだ。
6月16日(日
●一日ぐーたらする。洗濯したり、チョコレートを食べたり、アンケートを読んだり、チーズ巻きカツを食べたり、実家に電話したり、いとこと電話したり、すごくだらだら。起きたのがすでに2時頃だったので、あっという間に夜になってしまった。きのうUさんからすごくおいしい(らしい)麦茶をいただいた。相方Rom-chiakiからは高級お茶漬けをいただいた。両方、今日開けたかったが、この麦茶は水から入れるのがいいのかお湯が湧いてから入れるのがいいのかわからず、おちゃづけはごはんが炊いてなくて結局持ち越しに...。
しかし、開ける愉しみがあるのはいいことね。
6月15日(土
●ゆわかしと口ぶえvol.2。
おいでくださった皆様、すてきなおみやげなどをくださった方々、遠くから足をお運びくださった皆様、どうもありがとうございました。そして、ゲストの柳原陽一郎さん、強力サポート陣、お手伝いしてくださるスタッフやMANDA-LA2のスタッフ、ほんとにありがとうございました。やる度に思うのですが、やる度に最高に楽しいです。私はほんとうにまわりの人達にめぐまれていて、幸せだなあ、と思います。
それから、見に来てくださった友達、棚谷祐一さんや西村哲也さんや真城めぐみさんや空気公団のみなさんやマルタくんやラショウさんや、それからチアキテル相方Rom-chiaki、ほかにも一緒に楽しい仕事をさせていただいてるディレクターの方などうれしい顔もいっぱいでほんとうれしかった。ありがとうございました。なんか公開お礼の手紙みたいになりましたが、お礼です。
回文ももっと精進せねば。アンケートのおまけの返事欄を見たら、圧倒的に関島票が........。
●終わって打ち上げは本格中華料理の飲み屋さんで。にぎやかに楽しく朝まで盛り上がってしまった。私はお酒ほとんど呑めないんですが、いつも素面で盛り上がれるので不思議です。
やなちゃんと話していたら、すごい昔のことで、私がそうだと思い込んでいたことが、例によって私のまったくの思い違いであったことが十数年ぶりに判明。そのほかにも、今になって擦り合わせてみると、だいぶ食い違いのあることなんかがいくつかあって、笑えた。
チューバの関島さんとマリンバの浅田さんは大学の同級生で、一緒にこういう場で演奏するのはやはり十何年ぶりらしく、浅田さんは関島さんが本番前にマウスピースだけで、音を出したり、チューバの準備をしたりしている姿を見て一瞬大学の地下のなんとか室(よく楽器の練習してた部屋)にいるかのような錯覚に陥ったと言っていた。今日はそんな感じがただよう日だ。
6月14日(金
●いやー、今日のリハはいろんな意味で勉強になった。もう編成的にはいうこと茄子!(あれ?もしかしてもうハイテンション?)毎回やるたびに進化を遂げてどんどん欲が出てくるけど、もうリハも最終日。明日はとても楽しいライヴになると思います。お楽しみに。
●それに加えて、今日はワールドカップの日本vsチュニジア戦。しかし3時という時間、私達はリハ中なわけで、それが判明した数週間前から、そんな日にリハを入れちゃってメンバーの皆様には申し訳ないことになったな...と心を痛めながら今日スタジオに行ってみると、川口さんが来るなり『今日のリハのとても細かいタイムテーブル』というものを見せてくれた。
『まず、ザッと前半通してさあ、3時25分から休憩ね。ほらキックオフとかさ、解説の人が「あ〜誰々はどんな感じですね〜、あ、誰々の顔も見えます」なんてごちゃごちゃ言ったりする始まりの様子とかさ、見たいじゃん。』ほほう、なるほど。
『でそれからさあ、また後半通してさあ、5時、5時だな、もっとも佳境に入って盛り上がってるぐらいの時間は。5時ぐらいから再び休憩ね。あ、その時はもう試合終わるまで休憩。』ははあ、まあそうですね。
『で、後はさあ、その途中途中で誰かがトイレ行ったり、一息ついたりするたびにさあちょこちょこ見ればいいんだよね。あ〜オレも代々木競技場いきて〜〜〜』わ、わかりましたー。
という綿密なスケジュールにもとづいてリハ開始。
そして問題の3時25分。休憩休憩、と外に出ると、いつも受付の事務所の中でテレビを見ているおばさんはおらず、事務所は空。テレビも寂しく消えている。このスタジオは向かいのビルにある不動産屋さんがやっているので、備品とか借りたかったり何か用があるのにスタジオの受付に誰もいない時は、そっちの不動産屋さんまで人を呼びにいくのだけど、『サッカーが見たいのでテレビ(しかも事務所の奥にある事務所の人用のテレビ)をつけてほしい。』とわざわざ呼びに行くのはどうだろう?と思案する間もなく、川口さんはすばやくおばさんに頼みに行ってくれた。
川口さんはそもそもフットワークが軽くてすばらしい旅人だが、今日は特にすごかった。
川口さんのおかげで、事務所のおばさんはテレビを奥の棚から出して受付の小さい窓越しにこちら側から見れるようにセットまでしてくれ、スタジオの小さなテレビは街角テレビ状態になった。まさか、こんな場所でこんな状態で日本の記念すべき試合を見届けることになるとは。
めでたくキックオフおよび『解説の人が試合が始まってごちゃごちゃ言うシーン』を味わった私たちは再びリハへ。次に休憩した時点ではまだ0対0で、ほかのスタジオにいた人たちも受付周辺に群がっていた。
そして5時になって再びテレビを見にいくとすでに1点がはいっていて、見守るうちにまた1点。めでたく日本の勝利で試合終了となる場面を見届けたのであった。
しかし、川口さんをはじめ、ほぼ全員がにわかサッカーファンであったため、『ねえ、これ勝つと今度どことあたるの?』『.................』『なんで1点差で負けても行けるの?』『それはー.............』といった具合であった。しかしともかくばんざーい。
明日のライヴにも多量のサッカーファンがなだれこむにちがいない。(?)盛り上がることまちがいない!
みなさん!サッカーのことがぜんぜんわかんないひと!ぜひ明日は吉祥寺へおいでください。
6月13日(木
●家で個人的リハ。
●この11日にやった栗原さんのCMの唄録音は、栗原さんのその日の日記に出ているとおり、ナショナルの『ふき掃除機・サイクロン』という掃除機のCM。ナショナルはいろんな製品がマイナスイオンが出るようになっていて、ドライヤーとかエアコンとか除湿機とか、もう時代はマイナスイオンなのである。マイナスイオンて体にいいんでしょうー?というのは常識として知っているものの、マイナスイオンて何?という話しになり、その場にいる人みんなが『えっとだからあ、噴水とか滝とかのそばに発生するんでしょ?』『シャワーとかでも出るんでしょ?』『なんかいいんでしょ?体に。』『なんか自然界ではほとんど作られないんでしょ?』『あ、でも炭とかそうでしょ?』って、一向に核心にたどりつけないまま会話を進めていたのがおかしかった。とにかく体に良い。そして栗原さんには
お誉めにあずかり、とてもとても光栄。
●それと、もうひとつ噂話的に情報を流すと、あの!Mac界では有名な!あまりにもへなちょこな!あまりにも無謀な!日本が誇る2大ゲームデザイナーのうちの一人の!ラショウさん率いる『イタチョコシステム』が今製作中(だと思いたい)の絵本的アニメーション(HPで見れるようになるらしい。HPをくまなくチェックすると見つかる。)『トタンの国のセノ』のセノ役の声を私がやっちゃうようだ。でもまだ何もはじまっていないように見える。はじまってないうちから書いちゃっていいのか...?
6月12日(水
●今日のリハには柳原陽一郎さんが参加。
あーでもない、こーでもない、あーだ、こーだ、といいながら進める。スタジオの大きさに対して楽器密度が異常に高い。つまり、そんなに大きくない部屋(生ピアノのある部屋はそこしかない)にパーカッションおよびサックスおよびその他の川口さんのお店、チューバ、マリンバ、ギター2人、グロッケンと生ピアノ、と、まさにぎゅうぎゅうである。本番はどういう配置?MANDA-LA2のステージってそんなに大きかったっけ?あははは....ということになっているのであった。
●帰りに初めてバーミヤンに入ってみた。私は胡麻味噌タンタン麺を頼んだが、(メニューを見たにもかかわらず)来てみると想像していたのと味が全然違って不満。と思ったら、どうもタンタン麺とジャージャー麺のイメージがごっちゃになっていたらしい。というか、私の中にはタンタン麺の認識がなかったようだ。私はジャージャー麺が食べたかったのにねえ。タンタン麺辛すぎて食べられなかった。
6月11日(火
●お昼ごろから某CMの唄を録音に行き、帰りに某放送局へ曲のデモを持っていく。
今日のCMは栗原さんの楽曲に唄で呼んでいただきた。
録りはとっても楽しく終了。ディレクターさん、そして栗原さんにも気に入っていただけたようでした。
●それから某放送局へ行き、きのうリハが終わってからせっせと作業をしたMDをかけてみると、なんとなんと、ロングプレイモード略してLPで録音してしまったらしく、それがMDプレーヤーによってはかからないこともあることが判明。つまり、うちのMDプレーヤーではかかったが、そこではまるっきりかからなかった。
確かにうちのMDは比較的、というかかなり最近の製品で、まだ私自身その操作を把握しきれていなくて、昨日もDATからデジタルでMDにおとすだけの作業に小一時間かかってしまったのである。で、どうやらやってるうちにLPモード(ビデオでいうと3倍モードみたいなやつ)がはいってしまっていたようなのだ。が、そんなことは言い訳でしかなくて、またまたやってしまった。ひえーーーーーっ!先日は譜面を忘れ、今回は曲がかからない.......!私が動くと必ず何かあるの?ぜったい『うっかり』の一つはなきゃ気がすまないの?とにかく、再び平謝り(ゆるしてもらえた)。それで家に帰って、またLPモードをはずして慎重に慎重にことを進め、とにかく宅急便で明日の3時必着で発送の手配をする。
ところが!話はまだまだ終わらないのである。というか、話はこれからなのである。
私はFマートへ宅配便を出しに行った。その時点で夕方の集荷が終わっていたが、送り先が都内の場合は朝方3時とか4時までに出せば、その日の14時以降に先方に到着する。最近の宅配便システムはすごい。で、私は先方が15時ぐらいまでに欲しいと言われたので、出す時に15時に必着で大丈夫ですか?と確認すると大丈夫とのことだったので、そのまま出して帰ってきたのだけど、帰ってきてみるとすぐさきほどのFマートから電話があり、『この宅配便の時間指定は14時〜16時なので、15時に必着というのは保証できない。』とのことだった。まあそこまではよくあるトラブル。なので受けられないので引き取りに来い、といわれるのだとばかり思ってそのまま話を聞いていた。
ところが、Fマートはちがっていた。ここからがすごいのだ。『でも、こちらが3時で大丈夫ということでお受けしてしまったので、店長と相談しまして、とりあえずお代金は全額お返しして、お荷物のほうは、一旦お受けしてしまいました責任上、うちの従業員が最後まで責任を持ってご先方までお届けします。それから、お代金のほうはこれからそちらまでお返しにあがります。今はご在宅ですか?』と言うのだ。
『え?えっ?Fマートさんの従業員の方がですか?』
『はい。』
『◎☆▲(某放送局)へですか?』
『はい。』
『いえ、い、いいですよ。私のほうで、もう一度本当に(午後)3時に必着でないとダメか、4時ではダメか確認をとってみますから。それで、やはり3時までということだったら、私のほうでなんとかしますので、引き取りに行きます。』
『いえ、もう店長のほうにも話を通しておりますから。』
ひえーーーーーっ!Fマートの人が◎☆▲(某放送局)へ?????そ、そんなおおごとに.....。元はといえば私がLPモードで録音しちゃったのがいけなかったのだ。まあ、私が確認した時間を受けた Fマートさんの手落ちといえば手落ちだけども、そこまで対処してくれようとする姿勢には正直びっくりした。びっくりました。エライ!見上げたもんです。
結局、荷物はFマートが赤帽に頼んで明日の午後3時までに必ず届ける、ということにしてくれた。で、私がその代金は払うといくら言っても、がんとして受け取ってくれず、『今からお宅まで返しに行く』とおっしゃる。『なら、せめて、宅配便に出した分の料金だけはとってほしい、赤帽に頼んだ差額だけFマートさんが出してくれればそれでいいです。』という私の提案すらも断る。とにかく全額をお返しします、とFマートさん。ならせめてせめてそれは私が受け取りに行きます、と言ってFマートまで自転車を走らせると、さきほど宅配便の手続きをしてくれた新米のバイトの人とベテラン従業員の人が丁寧に謝ってくれ、『お荷物は責任を持って明日の午後3時までにお届けいたします。これはお代金です。御迷惑をおかけしました。』とのことだった。
Fマートすごいです。まるでドラマの『HOTEL』を見ているようでした。
ああ、元はといえば、私がLPモードで録音しちゃったばっかりに....。くよくよする私であったが、ともかくよかった。
6月10日(月
●リハリハリハリハリハリハリハリハりはりはりはりはりはりはりはり針。今日もリハなのである。
●終わって、帰って、明日持っているデモの唄を録音。
●ファミレスで食べたたらこスパゲッチーはやたらと水っぽくて、たらこが水に流されてしまっているような感じだった。たらこスパレッキーなのになんれそんなに水分が多いの?
6月9日(日
●LIVEのリハがはじまった。
今回の編成は前回の4人にマリンバが加わっての凝ったものになり、よりアンサンブルの面白さを味わうことができる。やっていて、ああ、ここにこういう音が、こういうフレーズが鳴ってほしい!と思うところに鳴ってくれる音がいる。いつも編成が変わるたびに考えるのは、当たり前だけど、やっぱりただそこにいる楽器がいくつも鳴っていればいいってものでは全然ない。この編成にしかできない、ぎりぎりまでひき算された、でもそれぞれの楽器の存在が何ひとつ薄くなったりしないバランス、についてである。
毎回、もうこれで行こう!というところのものをやりたいと思ってやっているけど、実際には終わった端から『はい、では次はこうしたほうがよい!』という感じになってしまう連続です。
でも回を重ねるごとに、編成も演奏もどんどんキテる。毎回思うけど、本当に私はサポート陣をはじめまわりの人に恵まれている。今回はどういう5人のかたちになるのか、ほんと楽しみです。
●帰ってテレビ見たら、なんと日本がロシアに勝ってる!すごい!中田が何の役をやってる人なのかさえわかってない私もさすがに涙が出そうになりました。
●昨日、お風呂を汲んだはずが、栓が抜けていて、裸でフタを開けたらお湯が一滴もなかった。ショック。おととい、こういうバタバタの時期こそ『うっかり禁止』と言っていた自分が、今さらながらにいやになる。
6月8日(土
●今日と明日、郡上八幡の有名な『郡上おどり』がなぜか青山で開催されるらしい。という情報をUさんがくれた。青山と郡上は友好都市だそうで、毎年郡上で行われる日本でも有名な盆踊り『郡上おどり』を青山で、ということよようです。行きたいのはやまやまだが、明日からはじまるリハの準備、まだ間に合っていないもろもろの曲のことをやらねばならず、ぜんぜん行けそうにない。ぐぐ、残念。しかし、青山で郡上おどりなんて雰囲気でない!(負け惜しみ)8月のお盆に郡上で行われる4日連続の徹夜おどりに行くもんねーー!(はげしく負け惜しみ)ということで、本日はおとなしく家でこつこつ作業。
6月7日(金
●このところずっとやっていた仕事が、あと少しの修正を残してようやくほぼ完成。あとはLIVE後にレコーディングをして、オンエアを待つことになりそうだ。この詳細は情報が確実になったらまたお知らせします。帰って、今度は自分のLIVEの準備。
●それから、新たにかかわることになりそうなある計画のサンプルなどを作る(なんのことかまったくわからんでしょうが、これも情報が確実になり次第....)。むむ、むずかしそう。
●しりあがり寿の『双子のオヤジ』を購入、すぐさま読み終える。意外にも何度も目頭がじゅわっとなった。
6月6日(木
●今まで見た事もなかったかこさとし先生の本を発見。購入への道をひたすらたどって、今日、ようやく来た。ううううれしい。
●札幌に住むイラストレーターの早川司寿乃から久しぶりに電話。
しずちゃんとはもうずいぶん会っていないけど、けっこう電話とかFAXでやりとりしていて、一回電話がかかってくるとかなりの長電話で、とてつもなく内容のない話題(いや、そんなこともないか...)で最低1時間は盛り上がる。
今日はもらった電話だったけども、やはり長電話になってしまった。
しずちゃんは大のあんこ好きで、最近お友達がテレビを見ていたら『何処其処にある「ななめ通り商店街」に来ています。ちょっとこのお店の大福をいただいてみたいと思います。』とレポーターが言って、すごくよくのびる大福を食べて喜んでいる映像が流れたそうで、その情報をしずちゃんに教えてくれたんだけど、肝心の「ななめ通り商店街」がどこにあるのか、またそのお店の名前が何だったかをぜんぜん覚えていなくて、しずちゃんはもうずっと『のびるのびる大福』『のびるのびる大福......』と気になって気になってしかたがなかったそうだ。しかし、ようやくそこをさがしあてて、のびるのびる大福を買ったんだけど、想像と全然ちがって、ぜんぜんのびなくて、しかも『のびるのびる大福」なんていう名前でもなんでもない普通の大福だったのでがっかりしたそうだ。そこで、どうも「のびるのびる」というのは、できたてだからのびていただけだった、ということに気がついたしずちゃんは、デパートとかで開催される物産展に行って、そこで実演販売されている大福をその場で食べればのびるのではないか?と思い、さっそく物産展に行き、もうちぎっては丸め、売る、ちぎっては丸め、売る、をしているほやほや状態の大福を買って、その場で食べてみたら、本当によくのびた、もうほんとうにこれこそのびるのびる大福だ、食べれて本当によかった。と満足気に言っていた。のびるのびる大福の話でした。
●今日もそんなわけで、家から一歩も出ず、いや出られず、昨日作ったカレーをまた食べて、がしがしと仕事。ようやく完成型に近付いたか...。
6月5日(水
●家で曲の修正作業。
●久しぶりにカレーを作る。
●ほかにも、ライヴが近付いてきて、いろいろやらなくてはいけないことがいっぱい。こういう時が危ないのである。こういう時こそ、『注意!うっかり禁止!』という貼り紙を机の前、玄関、冷蔵庫、テレビの上などに貼らなければ。
6月4日(火
●某放送局へ打ち合わせに行ったところが、持っていかなくてはいけなかった譜面を家に忘れる。
なので、平謝りで(許してもらえた)、とにかく家に着いたらすぐFAXします。拡大しときます。濃くでっかくしときます。スミマセン。ということで、家へ帰ってコンビニへコピーコピーと思ったところが、他にもコピーを取るべきものがいくつかあったな、と思い出し、その整理をして、ああ、郵便局にも寄らなきゃいけなかったのに、もう閉まってるから24時間窓口のあるとこへ行くか、なんてあーだこーだやっていたら、あっという間にもう日本代表はキックオフしており、完全に世間から乗り遅れた格好になる。
でもまあ気を取り直して自転車を走らせたが、コンビニに着いてみると肝心の、一番最初にコピーしなくてはいけない今日忘れた譜面を家に忘れてきていた。もう、自分で自分がいやである。なのでまた自転車で引き返し、またまたコンビニへ戻ってコピーして、郵便局へ行って、なんてしているうちにどんどん時間が過ぎて、帰り道で、特に大きくどの家からも『ああ〜〜〜っ!!!』という声がして以降、静かになってしまった。
大急ぎで家に帰ってテレビをつけたら、トルシエ監督が『非常に讃えるべきことである、と同時に改善しなければならない点も多々あり......云々』みたいなことを言っていて、一体勝ったのか負けたのか全然わかんなくて、引き分けだったとわかるまですごい時間がかかっていらいらしてしまった。でも、すごいね。ここ数年の日本の頑張りはすごい。
●古い譜面を探していたら、古い雑記帳が出てきて、そこに4〜5年前に見た夢の記録が書いてあったので、それを書いておきます。この夢未発表のはず。

[香港行きの飛行機]
香港行きの飛行機に乗った途端、機内アナウンスで『本日は乗務員全員で、パイロットを何かと笑ったりなじったりいろいろしますが、よろしくお願いいたします。』というのが流れる。
どうやらそれは、機長がどんな状況でも感情的に興奮(激昂したり、大笑いするとか)して操縦に支障をきたすなどという事態にならない訓練で、みんなで機長をいじるらしいということがわかった。で、しばらくすると、すごい低空飛行で飛行機がフラフラしてきて、気持ち悪い。フラフラしているということは、機長が怒ったり笑ったりして操縦に集中できてないということなので、なおさら恐い。私達は隣の人と固く手をつないだりして、力も入ってしまい、腕も相当痛くなって来た。するとようやく飛行が安定してきたので、ほっと安心していると、機長が『あーつかれた。コーヒーちょうだい。』と客席へやって来るので、驚いて『なんて機長だ、あんなんでいいのか』などと話し合っている。

6月3日(月
●昨日の打ち上げで、結局今日の朝まで飲んでいた(私はワイン一杯しか飲んでない)ので、朝7時すぎに就寝。いやー、久しぶりに飲んだ飲んだ。私がワインをグラス一杯飲むということはどういうことか。顔は真っ赤だし、眠いし、目はぼーっとしちゃうし、笑えてくるし、大変なのである。
●昼下がりにごそごそ起き出して、昨日できあがったデモのオケにこれまたデモで唄とかコーラスとかを入れる。その後それを譜面に起こす作業。蒸し暑い。
●Macのディスプレイがパラパラうねうねし始めて、いろいろやっても治らず。長時間作業してると画面が ガコガコして酔いそうである。どうにかならないでしょうか。
6月2日(日
●締切りのせまっている曲のデモ作り。
きりのいいところまでやって、夜渋谷へライヴのイヴェントを観にいく。
渋谷はおまわりさんがいっぱい。テレビでサッカーを観戦中のお店からはすごい歓声がもれていたりして、なんかみんな楽しそう。
今日のイヴェントではいろんなバンドが出演したけども、セロファン、カーネーションはズバ抜けていた(私的に)。特にカーネーションはすごかった。こういうものを体験するといつも、ああ、もう細かいことはいいじゃないか、家とか掃除してなくてきいいいってなったり、着ようと思っていたシャツが洗濯できてなくてげんなりしたり、トマトが食べたかったのに売り切れてたり、寝癖が直らないまま家を出なくてはいけなかったりするようなことも、まあいいじゃん、こうしてこういう一瞬があるんだから、ああ、よかった。などと思ってしまう。音楽も、何もかも、すべては基本的には消えていくものだということをふと意識する瞬間があるけど、昨日はそういう日であった。
●打ち上げでいしのだなつよちゃんというシンガーソングライターの女の子とおしゃべり。なっちゃんは伊豆諸島の仲間かなんかの『神津島』という島の出身で、島のことを聞いてみたら、いろいろすごい島であることがわかった。まず、コンビニはない。CDとかも酒屋さんに売っている。新聞は昨日のしかこない。なのでテレビはあてずっぽうで観る。浜では花火し放題。岸壁からはおどろくほどアジが釣れる。誰にでも釣れる。その釣れたアジを餌にして再び釣り糸を垂らすと鯛が釣れる。が、東京都なので車は品川ナンバー。など。すごい島みたいです。
6月1日(土
●仕事で作っていたデモの形がかたまってきて、よかった...。しかし、すごい早口のうたになりそうだ。
●最近頭を使うとすぐお腹がへって、眠くなる。
●Oちゃんがイカの塩辛パスタを作ってくれた。イカの塩辛をつかったパスタのレシピは結構いろいろあるようだけど、にんにく、鷹の爪をつかったいわゆるペペロンチーノ状態のところへ塩辛とザク切りのキャベツを投入するというアレンジが大成功。めちゃくちゃおいしかった。

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