忘れ物はないね?日記2002.4.14〜4.27

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4月27日(土
●柳原さんとミーティング。
会ったのは実に8〜9年ぶり。私はすぐにわかったが、やなちゃんはすぐに私とはわからなかったようだ。
あの頃のイメージ、と言って私の顔を描いてくれたが、かなりすごいものがあった。やなちゃんの中ではそんなイメージだったのか....。まあ、あの頃は女性の肉体的な一番MAXといっても過言ではない、はちきれんばかりの季節であったし、私もコドモだったし。マユ毛太いの流行った時代でもあったし、あはは。ってことで話はまとまった。それにしても、ひさしぶりだ。いろいろ話しもできたし、ライヴは楽しくなりそう。
やなちゃんはそういえば昔から照れ屋さんだったけれども、今も照れ屋さんで...と自分で言っていたのがおかしかった。
●帰りに代々木体育館の所を通ったら、ゆずのコンサートだったようで、始まりを待つ人たちの中で何組ものゆずコピーらしき二人組がどっちゃり弾き語っていた。
4月26日(金
●前々から母に頼まれていたパソコン購入の件を考えに考えた挙げ句、ついにMacを購入することに決め、秋葉原へ買いに行く。なにしろ母の条件は『わからなくなったらすぐに誰か町のパソコン教室の先生に聞きに行くから(遠くの娘より近くの他人。)持ち運べるノート型がいい』『しゃべるやつがいい』『アトムとかが出て来て、いろいろ教えてくれたりする親切なやつがいい』『『文字が大きくて見やすいやつがいい』など、そんなんあるかー!っていうようなものなので、すごく困っていたし、まず、うちがMacなのに本当に町のパソコン教室の先生をあてにして、Windowsを買っていいのか?という点でどうしても一歩を踏み出せないでいたのである。
でもやっぱりどう考えても、誰に相談しても、『ぜったいアンタ(私)ん家に電話かかってくるって。わかんなくなったらすぐ電話くるって。その時、電話でわかるの?』というようなことを言われ、やはりMacを買う決意をした。秋葉原に行ってすぐさま古い型のiB
ookと、プリンタを購入。家に送ってもらう手配をして、一安心。しゃべらないし、アトムとかも出て来ないし、文字も大きくないけど、まあいいだろう。
●そういえば、母はこの間BSで30年間も行方不明になっていて最近になってひょっこり出て来たという、アトムの幻のフィルム『ミドロが沼』を放映すると知って、『どうしてもそれが見たいので録画をしてほしい』と電話をかけてきた。パソコンもアトムが出て来て説明してくれるやつを見たことがある、と言ってきかなかったし、どうもアトムが好きらしい。
4月25日(木
●少年王者館の姉妹集団(?)である『クレナイダン』の公演を観に阿佐ヶ谷へ。
クレナイダンこそ、本当にひさしぶりだった。少年王者館の芝居よりは客観的に観られる気分。
キレのよい役者が揃っていて、ダンスもよかった。面白かったです。
終わって打ち上げに顔を出す。演出の天野さんや、スタッフのU5さんたちといろいろ話した。いつも話せる時間があまりないから、久しぶりにこういう場があって、よかった。
●出かける直前まで作っていた曲が、なんとなく形になる。
●最近第一次ひじきブーム。どうやら今まで、ひじきがあまり好きではなかったのは、お弁当に入っていたりする既製品のが嫌いだったとわかった。自分で乾物のひじきを買ってきて、お揚げやたけのこやレンコンと炊くとめちゃくちゃおいしいことが判明。決め手は煮魚のときの煮凝りに近い煮汁をとっておいて、それを隠し味で入れることだと思う。
4月24日(水
●やっと新曲のカタチが見えてきたようなかんじ。
●一ケ月ぐらい前に久住さんからこの間のライヴで合作の約束をした『ダイコンは偉い』の歌詞を送っていただいたので、さっそく曲をつけようとしているのだけど、なかなか気に入ったふうにならない。今度の6月のライヴの翌日はこれまた偶然にも久住さんのライヴ(同じくMANDA-LA2)なので、それまでに作って、2日連続で同じ唄を違う人たちがやる、っていうすっごく関係があるような、でも経緯を知らない人にはぜんぜん関係ないようなことをしよう、なんて勝手に思っている。
銀行で、おじさんがすっごいたくさんの一円玉をお札に替えたい、と言っていて、そのおじさんはとてもよい人そうな人なのだけど、身なりが結構汚かったのと、持って来た一円玉自体もすごく汚かったために、窓口のおねえさんの眉毛がハの字になって、困ったような感じだった。結局その一円玉は『とても汚れているので、洗浄しないと機械にかけられません』とのことで、おじさんはすごく待たされ、私もたまたますごく待たされる用事だったので、シャッターが降りた銀行の内部に二人で居残りしていた。ちゃんとおじさんはもらえたのだろうか。ニコニコしてて、よさそうなおじさんだった。
4月23日(火
●ほんとうにこもっている。曲、作っている。煮詰まっている。掃除機かける。ついでに冬物をクリーニング組、もうさようなら組、バザー等に出す組とわける。近所でピッキングの盗難事件が発生したそうだ。
今日のごはんはひじきチャーハン、納豆、冷やっこ、トマト。トマトがすごく美味しい。もっと食べたい。

4月22日(月
●こもって曲を作っていたので、夕方気晴らしにスーパーへ行く。
今日は何を食べようかな〜と思いながらふと財布を見ると、スタンプがいっぱいになるとお惣菜屋さんの『特ヒレかつ』か『ロースかつ』あるいはその他の品物が一個もらえるカードが出て来た(スタンプがたまった状態で)。という訳で、特ヒレかつ一個と引き換えてもらう。なんかちょっとうれしい気分。そのあといつも野菜を買っている減農薬野菜の店に行き、『キャベツがほしいのですが、大きいので半分にしてもらえませんか?』とお願いすると、『あ、キャベツだったら買わないで。コレ、完全無農薬栽培のキャベツなんだけど、見てくれが悪いので商品にできなくて、お客さんにもらっていただいてるんです。だからどうぞ一つお持ちください。』と言われ、丸々とした立派なキャベツを一個いただく。なんだか今日はいっぱい得をしちゃった気分で、帰宅。もちろん夜ごはんは特ヒレかつ定食。みなさん、ありがとう。ごちそうさまでした。でも調子にのってインスタントくじを5枚買ってみたけど、全然だめだった。何を隠そう、私はインスタントくじで5万円を当てたことがあるのです。それも去年の秋です。そうだよねー、そんなに当たらないよねー。やっぱり欲ばりは禁物。でもラッキーな一日でした。
4月21日(日
●何もない日曜日。昨日に引き続き曲作り。
●いつもいくスーパーのお惣菜売り場で、『ギョウザが只今焼きたて、え〜美味しいギョウザが焼きたてです。コロッケはカニクリーム、エビクリーム、ポテトコロッケにヤサイコロッケ。人気のヒレかつも只今揚げたてを売り場におもちいたします。え〜どうぞご利用ください。』とかとマイクで言っているおじさんの声が、もう最初に聞いた時から福留さんの声にしか聞こえなくて、それ以来、もうどうしても、私は福留さんにお惣菜を薦められているとしか思えない。一度おじさんの顔を見たいと思い、マイクが始まると、お惣菜売り場の調理場の中をのぞきこんでみるのだけど、どうもそこではない、どこか別の場所でしゃべっているようで未だ顔は見たことがない。
あまりに姿がないのでカセットか?と疑ってもみたけど、その日その日でしゃべる内容はちがっており、ちゃんとお惣菜の生中継のよう。うーん、気になる。
4月20日(土
●何もない土曜日。家にこもって新曲作り。
●今度『ゆわかしと口ぶえ vol.2』に出てくださることになった柳原陽一郎氏と電話で話す。
こうして話すのは何年ぶりなんだろう?少なくとも7〜8年は経ってるはず。顔はもう10年ぐらい見ていないような気がする。ちょくちょくやりとり、というか一緒になんか出たりやったりしていたのは、私がまだ役者なんかをしていた19歳か20歳ぐらいの頃だから、お互いおそろしいほどの年月の空白を経て、今、電話でしゃべってるんだな、と思った。でも、もっと『ああ〜〜〜〜っ!ひさしぶり〜〜〜〜っ!』みたいな感じになるかと思ったら、わりとそうでもなくて、ちょっと『ひさしぶりい。元気?』という感じで、自分でも不思議だったけど、よかった。
当時のまま、親しみを込めて『やなちゃん』と呼んだらやなちゃんも『カトチ』と呼んでくれていて、それもなんだかほっとした。
4月19日(金
●そりゃあもう大急ぎでチラシを仕上げて、印刷屋さんへ入稿。
いつもチラシを頼んでいる印刷屋さんは大変リーズナブルなのに紙の色の選択肢が多くて助かっている。けど、インクの色もそれなりに選べるので、組み合わせを考えるのにすっごく時間がかかってしまう。今日も受付のところでモタモタと紙とインクを選んでいたら、『まあ、こちらにおかけになって、ゆっくりお選びください。』とコーヒーまで出されてしまった。ごちそうさまでした。しかし、選択肢が多いといっても、限られた予算の中では自在なわけはなく、思い通りのことができるはずもなく、というところで、いつもすごく時間がかかってしまうのである。
●今日は昼間とても暖かかったので、今年初、素足にサンダルで出かけたら見事に靴ずれができてしまい、浜松町の駅で一歩も歩けなくなる。薬局にかけこんでバンドエイドベタベタ貼って、ようやく歩けるようになった。
●帰りにデリでお惣菜を買って帰宅。おしゃれそうなデリだけあって、おしゃれなお惣菜だったが、味はイマイチ。ああ、こういうの一番イヤ。よくおかずの中にフルーツが入っている(酢豚のパイナップル、サラダのりんごそうめんの缶詰ミカンなんかね。)
のがダメな人がいますが、私はそれよりも断然、デザートの中のお米がダメです。ライスプディングとか、ライスプディングとか、あとライスプディングとか。なんで甘いのの中に米を入れるんだーーー!まあ、外国じゃあお米は野菜扱いですから、そりゃサラダやコロッケなんかには入れるでしょうよ。だからってなんでプリンにお米?しかもたいていアニスとかのスパイスもめちゃくちゃ入ってる。ダメなんだな〜。アレは。まあ、以前からデザートにお米、というのはキライだったんですが、イマドキのおしゃれな店に限ってそういうのをよく置いてるもんだから惑わされちゃって、買っちゃって、やっぱダメだった。この前テレビで、高級寿司店が『イチゴ』のお寿司を自慢してて、『イチゴの甘酸っぱさが寿司飯と合う合う〜』って、嘘つきー!と思った。
4月18日(木
●友達とパン屋めぐり。
おとといから上京していた名古屋の友達は仕事で来ていて、私も私でいろいろ用事があったので、おとといも昨日も基本的に昼間は別行動をしていたが、今日は一緒にOFFにして、パン屋めぐりをした。
大手町→表参道→桜新町→駒沢大学→竹橋→友達は東京駅(私は家)という、普段なら考えられないようなつめこみ具合で移動したので、さすがにぐったり。
●そしたら昨日に引き続き、またまた今日も『すいません〜、青学はどっちですか?』『あの、ちょっと教えていただきたいんですけど、このケータイのキーロックが解除できなくて、どうやるんでしょう?』などと、次から次へと知らない人に話しかけられる。道ならまだしも、ヒトのケータイのロックの解除の仕方なんてきかれても困るよー。なんでも『会社から借りてきたが、さっそく電話しようとしたらキーロックがかかってて使えない、どうしよう?』ということだったようだ。たぶんココであろうと思われるところを数秒間おしてもロックは解除されなかったので、どうやら暗証番号を入れてやる本格的なキーロックと見た。なので、そのおねえさんに、暗証番号はわかりますか?と聞くと、全然わからないとのことだったので、あきらめた。結局は役には立てませんでした。
でもなんで?そんなことなんで私に聞くの?私はそんなに親切そうなの?それともスキだらけなのでしょうか?
●帰宅後、急ピッチでチラシの原稿にとりかかる。
4月17日(水
●教材用の譜面などを見に行き、ライヴのチラシを置きにいき、その他もろもろの用事の寄り道をして帰宅。
●渋谷で美容室の勧誘のおねえさんをやりすごして通り過ぎ、2時間後に戻って来たら、同じおねえさんにまたつかまる。『また会いましたね!』とうれしそうにやって来て、あまりにも手を放してくれないので、『御茶ノ水まで一緒に来るの?』というと笑いながらあきらめてくれた。その後、渋谷から外苑前までの銀座線切符売り場で、アメリカ人らしきバックパッカー青年に銀座までの行き方と切符の買い方をたずねられる。切符を買ってあげ、わたしもその電車に乗るから、とホームを見ると電車が発車待ち状態だったので、一緒に駆け込み乗車。私は外苑前でバイバーイ、と降りた。今日は知らない人によく話しかけられる日だ。
●その後、道でばったり仕事でお世話になっている人に会ったり。
●御茶ノ水の古本屋に入ったら、お店のご主人がずーーーーーっと机を手でたたいて拍子をとり、唄をうたっているので、それが気になって本を見るのに身がはいらず。
●友達につきあって、おそくまで御茶ノ水で時間をつぶす。
4月16日(火
●仮ビラをコピーして裁断する作業。
●夕方、名古屋からの大事な客人と落合い、ごはんを食べる。彼女はこの先3日間滞在の予定。
久しぶりにとりとめなくしゃべり続けて、深夜になってしまう。
4月15日(月
●仮ビラ作りとアレンジと譜面書き。
●どうやら今年、私は厄年らしいので、近くの大きいお寺に厄払いをしてもらいに行った。
ああいうものはその場で頼んですぐにしてもらえるのか、それとも何か予約のようなことをして後日出直すのかよくわからなかったので、とりあえず行ってみた。
本当に厄年なのか、そうだとしたら何厄なのか、ちゃんと確認してもらってから申し込む。すると、その場ですぐにやってくれるということだったので、一般参拝客は立ち入り禁止になっている本堂の奥まで行き、日課のおつとめをしておられるお坊さんの横を通り過ぎ、おずおずと赤いじゅうたんの階段をあがってご本尊の前に座る。
お札がご本尊の前に置かれ、火打ち石がカッカッと鳴った。一体どんなふうにしてお払いが始まるのかと思っていると、さきほどからずうっと読経をし続けていたお坊さんの口から突然私の住所や名前が読みあげられ、ぶつぶつぶつとそのままお払いに突入。よく聞いていると、要するに私のことをあらゆる災難からお守りください。災難や困難は無難に...というようなことばが読み上げられて、なんとなく『ああ、守ってもらえるようにお願いしてもらってるんだ...。』というような気持ちになった。
まあ厄払いも気休めといえば気休めともいえるが、やってもらって損なことは全然ないので、やってよかったと思う。でも、受付みたいなのをしてくれたお坊さんが口の中で飴玉のようなものを転がしながらとりついでくれたのが気になった。
4月14日(日
●おめでとう、ありがとう、加藤千晶食堂開店一周年てことで、カバーをリニューアルしてみました。
この一年でたくさんのみなさんが来てくださってて、本当にうれしいです。日記はとりあえず大体毎日やってきましたけど、その他の放ったらかしになってるコーナーもいくつかあり、まあそれらもぼちぼちと、やっていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
●6月15日の『ゆわかしと口ぶえ vol.2』のゲストが決まりました。「お知らせ」でお知らせしています。
●先週エライ目にあった急性腸炎は、ひょっとして巷ではやっているのでしょうか?あれから、名古屋に住むお友達もそういうのになったらしい。その子は生年月日が一緒の子で、私がブっ倒れた直後に同じような症状で倒れたらしいです。それで、その後フランス料理(私は南仏料理だけど)を食べたことまで同じだった。同じ誕生日だと、そこまで似るのでしょうか。
さて私はやっと調子が戻ってきた。でもかすかにノドが痛い。腸に入った菌が本来の鼻やノドに戻ってきたのか?


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