忘れ物はないね?日記2002.1.21〜1.27

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1月27日(日)
風の強い日。
でも吹きつける北風、という感じではなくて、春っぽい気配のある風だった。
春は強風の季節、コンタクトにゴミが入ってすごく痛い季節、そして、花粉症の季節。ああ......。
いつもそうなんだけど、花粉の時期のLIVEはつらいよね。レコーディングなんかもっとつらいよね。鼻声が記録されちゃうからね。
今年はどうなのか?私は鼻ばかりでなく、目もすごい充血して白目のところが腫れ上がったりしてきてもう最悪になるので、おそろしい。かといって、意外とアレルギーのある私はむやみに注射などをうつのもためらわれるのです。また、対策を練る季節がやってきた。春はゴスペラーズの人みたいなサングラスやだてメガメなどをかけてカッコつけた人になっておくので、イヤミな感じの悪い人だと思ってください。
今日、バス停を通りかかったら、並んで待っていたおじさんが急におならをしたので驚いた。
『ブッ』という、絵に描いたようなおならの音(ってなんだろう)がして振り向いたら、おじさんがキョロキョロしていたので、『あ、この人がしたんだ』とわかってしまった。
一日イラストを描いたり曲を作ったりしていた。他にはとくになにもなし。
1月26日(土)
3月のライヴのチラシをいろいろなところへ置いてきました。
夜になって冷たい雨が降り始めたので、ふるえながら帰宅。
このところ電車に乗ってもごはんを食べていてもすぐに眠くなってしまう。チョイ寝の連続。
吉祥寺のユザワヤへ寄って必要なモノモノを買いそろえる。以前蒲田の近くに住んでいた時、ユザワヤがあって、それがめちゃくちゃ大型店で1号館から10号館ぐらいまでがーっと立ち並んでいた。
私は25歳で東京に来て、そこで初めてユザワヤを知ったんですが、あの赤と黒に『羊ちゃん毛糸』が描かれてる包装紙は見たのは初めてじゃなかったので、すごく驚きました。
名古屋にはユザワヤはないので、どうやら母が若かりし頃東京に遊びに来るたびに寄って買い物をしていたようです。洋裁をやっていた母だったので、いろんな引き出しにあの赤黒の羊ちゃん毛糸の袋が入っていたのを小さい時に見ていたのですねえ。それで『この羊知ってる....』と思ったのでした。
帰り道、小学校1年生ぐらいの女の子をつれた家族とすれちがったら、女の子がお父さんに『じゃあ、こどもが生まれた後に離婚しちゃったらどうなるの〜?』と聞いていた。
1月25日(金)
チアキテルリハ。
前回のチアキリハの際には鍵を忘れて大騒ぎ。そして今日は乗り換えの駅まで来たところで、テルミンの電源コードを忘れたことに気づく。昨日あんだけ『忘れないように.......!』と譜面の上に置いておいたのに、どうやら電源コードをわざわざどけて、譜面のみカバンに入れたようだ。むむむ、もうこればっかりはないとどうしようもないので、家まで取りに戻って、一時間以上遅刻。
チアキテルはいろいろな環境条件により、このところのリハは夏秋さんのスタジオを貸してもらっているのだけど、わざわざ駅まで迎えに来てもらって、大迷惑をかけてしまいました。
その分、リハでは好調に点数(何の?)を取り戻し、ああ、よかったよかった、と帰宅。
帰りも夏秋さんに駅まで乗っけてもらい、おつかれさまでした〜!ブルルー。と、駅の階段を登ろうとしたところで、またまた電源コードを夏秋さんスタジオに忘れたことが発覚する。なぜ電源コードばっかりこんなに忘れるのでしょうか。結局、夏秋さんに再び持って来てもらって、本当に本当にご迷惑おかけしました。さんざん振り回してしまって、私なんかには言われたくないとは思いますが、おつかれさまでした。これからは気をつけます。自分で自分がもーーーーーや!
帰り道、この忘れようはちょっとヒドいので、病気だったりしないかとにわかに思い、昨日食べたものなどを思い出しながら歩いてみた。無事思い出したので、きのうの日記も書いてみた。
1月24日(木)
ちょっとたてこんでました。いろいろ。以前やった仕事の一部分を整理してまた出す、という必要に迫られて、もうどうなってるかわかんないぐちゃぐちゃなデータの、絡まった糸をほどくような作業。
絡まりついでに夜はパスタにしてみた。早くゆであがるように細いサイズのパスタを買ったら、パスタゆで鍋の二重になってる内側穴あき鍋の穴にパスタが絡まって、なかなか一発でフライパンに移せない。いらいらいらいら...と手で絡まったパスタをつまめば熱っ!あーーーーもう!
1月23日(水)
なんだか忙しくてぐったりしてしまった。
きっと寝れば回復。のどちんこの側面に『ぽっちん』ができてしまった。口内炎がのどちんこにできたということか?なんとなく違和感があって、どうも気持ちよくない。胃腸の疲れ?
ううぅ。
1月22日(火)
今日は都合により、テッテーテキに早い時間の日記なのであります。
いやー、天気よかったねー。道路の街路樹っていうより車道と歩道の垣根になってる植え込みにも、きれいに刈り込まれた細い枝々の先端にちっちゃーくつぼみがふくらんでる。
こどもが2〜3人自転車に乗って、『や〜いナントカカントカのブー!おしあわせにー!!やーい!手つないだつないだー!』『イヤーイ!おしあわせにー!』『おしあわせにー!』と叫びながら疾走していった。
テンケーテキな親分、子分1、子分2(語尾くり返し)
みたいな感じで。で、その子らが突っ走って出て来た路地をのぞくと、男の子と女の子がならんで帰っていく後ろ姿が見えた。
なんかひさしぶりにそういう正しい感じの小学生のひやかし場面を見た気がして、ちょっとうれしかった。やっぱり戦後間もない頃も21世紀の今頃も、こどもはそんな感じなんだな。エヘヘ。
思えば、私も小学校の低学年まではいじめられっ子だったもんです。きっかけは幼稚園の時。
私はとっても内気なこどもだったんですが、ある日突然『せいた君』という知らない子がいきなり手をつなぎに来て、私も私で内気だったために『あんたダレ?』とか『手はなしてよ』とか言えず、その日からずっと訳もわからず一日じゅうせいた君と一緒に遊ぶことになった(なぜかは不明)。そのせいで、いじめっ子が例の『や〜い、や〜い』を言いはじめ、毎日頭に砂をかけられたりした。
しばらくその蜜月生活(?)がつづいたあと、ある日私が転んで顔に怪我をして、それがカサブタになってだんだん汚く茶色い色になってきたら、せいた君は、またいきなり『きたない顔だからキライ』と言って去っていってしまった。それ以後、そのいじめっ子はいじめてこなくなった。そのいじめっ子は絶対私のことが好きだったに違い無い!と今になって思っている。
ちなみにそれとは全然関係ないけど、私は幼稚園の卒園アルバムに載っている集合写真で、先生をはじめ、みんながピシッと整列している中、一人だけ下を向いて、なんとあやとりをしている。だから顔じゃなくてつむじが写っている。写真屋さんもどうして注意してくれないかなー!
1月21日(月)
朝、夢に『南海ラーメンチップス』というのが出て来た。『ラーメンより美味しい』らしい。
一日中作業。テリーから電話。またもやめちゃくちゃ英語で奮闘。ただの雑談。
夕方雨が激しくなり、かみなりもドッカンドッカン鳴ってすごかった。久しぶりに活動した感じ。
昼間のうちにゆびびんきょくや銀行などの用事をすませておいてよかった。
海外発送の郵便物の値段を聞いたら、『一番早いのは○×▲☆〜、あとは航空便、船便、サル便になりますが』といわれた。え?サルびん?と吹き出してしまったが、SAL便(航空便と船便の中間のやつ、という説明。)というのがあるらしい。猿便ならそれにしたかったところだが、航空便にしておいた。
ついこの間、まったく知らない触れたことのない世界ってけっこうあるよね、という話しから、どういうきっかけだか忘れたけど『先物取り引き』の話に発展した。先物取り引きといえば、小豆相場ぐらいしか出てこないが、先物取り引きってどういうの?小豆相場とか?
幸か不幸か、私のまわりには先物取り引きはもちろん、株とか投資とか、そうねえ、イメージだけで言えば飛び交う札束と、刻一刻と変化するデジタル数字、毎朝、新聞をただならぬ様子でにらみ、スーツに片そでを通しながらトーストをくわえて出勤!って感じの人がひとりもいないので、どこまでいっても私のそれらの世界に対するイメージは今書いたようなままなのです。
で、バイク便を待っている間、ちょっとネットで調べてみると、ほほう、先物取り引きについていろいろ出て来た。でも結局よくわかんないんだけど、やっぱり小豆相場。ほかにも金や銀やほかの穀物とかも取り引きされているけど、やっぱり小豆はかなり代表的な取り引き銘柄のようだ。体験談や解説などを読んでも、ほんとに刻一刻と値段が変化していることがわかる。一体なんで小豆の値段がそんなに刻一刻と変化するのか?世界のどこかで毎日毎日なんでそんなに大勢の人が大量の小豆を売ったり買ったりしているんでしょうか?
さらに気になるのは『先物は、ある将来の決められた日付までに差金決済するか、その期日で現物を受け渡す必要がある』という一文で、差金決済とやらをしなければ、大量の小豆を実際にやりとりする、ってことなんでしょうか。ということは、取り引き上で『売った』『買った』ということにしている、だけにとどまらず本当に大量の小豆をうけとったり渡したりしてるってこと?そんなに小豆をうけとっちゃっても困るな〜。こういう取り引きをしている人って、みんな実際には本当に小豆を必要としていない人たちだから、そんな人たちが小豆を取り引きしてるから変なのだ。
でも、実際に小豆を必要としてる例えば和菓子屋さんとかも、安い時に大量に買ったりしてるんでしょうか。してないか。そういう人が取り引きするのは先物取り引きじゃないのか。
つまるところ、小豆は勝負のコマとして使われているだけ?じゃあ自然にとれるもので、乾物で、取り引きしやすいものなら何でもいいんだ。コンブとかでもいいのかな。じっさい大量のコンブをうけとっちゃったりしている現場を見てみたいものだ。
ちなみに、小豆は「赤いダイヤ」なんて呼ばれるらしいけど、そんなかっこいい言い方したって、小豆じゃん、と思うんだな。投資とか取り引きとかじゃなくてすなおにギャンブルだっていえばいいのにねえ。あ、ちょっと違う?よくわかんない。
などとのんきに書いているうちにバイク便が到着。

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