忘れ物はないね?日記2001.12.24〜12.31

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12月31日(月)1月1日(火)
大晦日。そしてもう2002年、1月1日。
あけましておめでとうございます。
さっき近所へ初もうで行っておみくじひいたら凶でした。ショック。また引きにいくしかない。
でも気をつけよう、この1年。しかし早いな〜、1年。
ここ2〜3年は旅先でお正月ということがなくなったけど、子供の頃は親とのお休みが合うのはお盆とお正月ぐらいだったので、毎年お正月はスキーに行っていた。その道中は8時間ほどもかかるので、車の中でカセットテープレコーダーを持ち込んで『おなら採集』やったりした。採集の対象はうちの両親と、一緒に行ったいとこ、それから私。出そうになると、『あ〜出る出る、し〜〜〜っ』『.........ポコッ』なんて。そのカセットが残っていたら、どんなによかったことか。今はもうどこかへ行ってしまった。
さて、2002年、どういこうかな。
欲張りすぎないように、自分のすべきことをして、いるべき場所に身を置いて、元気にすごそうと思います。
近くのこの人、遠くのあの人、みんなに手紙を書くような気分で歌をうたいます。
12月30日(日)
押し迫ってきた〜。街は年末ムード満載
しかし私は家で個人練習。
お正月だからといってもおせち料理などはもちろん作らない。だけどお雑煮は食べたりするから、ちょっとだけなんちゃっておせちの気分を味わうための簡単五品目を用意する。それは、卵焼き、たつくり、なます、煮物、かまぼこ。めんどくさいのは煮物だけだけど、これもにんじん.さといも.とり肉のみを圧力鍋でぷうううっとやれば簡単なのです。かまぼこは切るだけ、卵は焼くだけ、なますは切ってつけるだけ、たつくりはフライパンで炒って酒さとう醤油でササッと味つけるだけ。5分。きっと作り方は正しくないような気がするけど、私はこれでいい。量も超少しでいい。甘い料理はきらい。きんとんとか黒まめとか。
大体おせちにはいっている料理が全般的に好きではない。でも、ま、お正月だしね。
12月29日(土)
家で1月ライヴのための個人練習。
換気扇の掃除なんかもしてみたり、だらだらと部屋のかたづけ(どうせすぐまたぐちゃぐちゃになる)。
日本直販というところのテレビショッピングで、蟹を食べている女の人がすごく気になってしょうがない。はっきりいうと、イヤすぎて快感になっている。それはまんまと日本直販のコマーシャル効果にひっかかっているということで、そう考えるとさらにいやなんだけど、もう気になり過ぎてその人にうちに遊びに来て一緒に蟹を食べてほしいぐらいだ。別に単なる『わざとらしいテレビショッピング演技』なだけなのに、なんか表情と声とセリフの言い方の微妙なニュアンスが私にはイヤな(ハマっている)ようです。
それから、もう何年間も気になっているというか、見ると一緒に言ってしまうのはテレビ東京の番組と番組の間に1分ぐらいの天気予報をやる時に男の人が言う『ウェダブレイク』。偶然一緒に口をそろえてこれが言えるとなぜかうれしい。ちゃんと舌を上の歯と下の歯でかんで発音する。
でも、天気予報というのは、私は小さい時からそうなんですけど、情報のバックで流れている映像ばっか見てしまって、気がつくと自分の地域の情報は済んでしまっています。という話を母にしていたら、『あんたは昔から絵本を読めば、花咲かじいさんが枯れ木に花をいっぱいに咲かせてる場面で後ろの風景の中に小〜さくいる人や動物などをさして嬉しそうに「このおいちゃん、バアって」と言っとったよ。』と言われた。
12月28日(金)
チアキテル緊急会議ということで出動。明日あたり第1回チアキテルの予約を開始できそうです。
マーブルトロンで打ち合わせをして、七つ森という高円寺のお店でRomちゃんはオムごはん、私はカレーライスを食べる。チーズケーキまで食べる。なんか毎日甘いもの食べてる。
高円寺へ行く前に渋谷にいたら、横断歩道で隣に立っていた人がこちらをむいている気配がしたのでそっちを向いたら、大竹まことさんだった。わたしは一瞬『あまりにも知ってる人』だと思って目をそらせなかったので、またしても3秒ほど見つめあってしまう。『この人ダレだっけ?ダレだっけ?』と頭の中でペラペラペラペラと名簿が繰られたが、知ってるもなにも有名人だった。格好よいおじさんでした。これで芸能人と見つめあうのは根津で立川談志師匠との伝説の挨拶事件以来2度目。でも今回はあまりのとっさのことでご挨拶はなし(当たり前)。これからはふいの時にでもにっこりご挨拶ができるように、鍛えよう。
12月27日(木)
チアキテルリハ。
今日1日で脳のしわが3本は増えた。リハを重ねるごとにマスクメロンの編み目状に脳が分割されていくような感じ。本当にRomちゃんのソロとも私自身のソロともまったく違うすばらしきチアキテルの世界がだんだん確立されつつある。自画自賛。いろいろ日記に書きたいが、惜しいので書くのやめとこ。
くたくたで、おわってとんかつのおいしいお店につれてってもらう。店の作りがすごくかわっていて、まるで親戚のお家にあがらせてもらって、とんかつをごちそうになっているようだ。普通の家のダイニングと、そこから続きの居間のふすまをとっぱらってしまって四角い広いひと部屋にして、そこがお店になってる。テレビの前のダイニングテーブル(混むとここにもお客さんが座る)で店のおばさんが編み物のこまかいモチーフを作ってたりするし。とんかつはめちゃくちゃおいしく、しかも安い。この値段でこの味このボリュームは今どきすごい。おじさんもかわいい。でも機嫌の悪い時はとてもこわいそうです。いやー名店です。また行きたいです。ごちそうさまでした。
とかいいながら、もう頭が回ってない。今日はもう休もうかな。
12月26日(水)
ヤバい。喉が痛い。部屋の中が乾燥しすぎているのか。
内緒のイラストを3枚分描く。描いているとめちゃくちゃ楽しくなってとまらなくて、ずっとらくがきをしてしまう。はっと我に返り、チアキテル用準備。MIDIの打ち込みなどを夢中でして肩が凝ってしまった。
気張らしに買い物へ出る。〆縄とかお鏡さんとか買ったりしてみた。サトウの鏡餅。またまたお鏡さん売り場でおばちゃんに話し掛けられ、帰りの横断歩道では赤信号でツッコンで来たおばちゃんに『チッ!』と舌打ちされる。おばちゃんが悪いんやろ!と思う。そばにいたおっさんは横断歩道にかかって停車したタクシーにどなりつけ、そしたら運ちゃんも降りてきて、『バッカヤロー!悪かったな!』とどなっていた。バッカヤローといいながら謝ってるのがおかしい。どっちもこっちも素直じゃない。子供か?
街はすっかり年末で、私はそういう期間限定のあわただしい感じが結構好きだ。みんなが気が立ってたりして、コワイけど『なんか感じでてきたあああ!』という感じでうれしい。
世の人の例にもれず、私も取り込んでいる。
12月25日(火)
チアキテル関係のちょっとした手違いで、夕方からにわかに対応策を考えたり、おわびの文面を考えて載せたり、会場の担当の方とお話ししたりでバタバタ。どうもおさわがせしました。詳しくはトップページのおわび文をお読みください。
その後、さらにいろいろすることがあって、ガーーッとやって、我にかえると食べるものがないことに気がついた。まあ、作れば作れるんだけど、お腹もすいてきたので一走りコンビニへ行く。
とはいえ、あんまり食べたいと思うものがみつからず、結局パンと温野菜のサラダなどをかごへ入れ、会計のレジの音をききながらお財布をあけると、!お札がぜんぜんない。そっか、さっきお財布のみをちっちゃいかばんに入れてうちを出て来たんだ。お札のほうの財布は家じゃん(いつもは普通の財布のほうに入ってるのに、年末でぶっそうだから、と思って後で入れようと思ってお札をひとまずお札入れに入れておいただけ)。
ってことで、1200〜1300円ぐらいの代金をカードで支払うはめに。年の瀬のクリスマス、わずかなパンが買えず、お財布は空っぽ。マッチ買ってくださーい、マッチ、マッチはいかがですかー、という感じの私でした。
みなさんも気をつけましょう。
以前もコンビニではレジ後にお財布がないことに気がついて家に取りに帰ったり、買ったものをそのまま置いて店を出たり、いろいろありました。困ったねえ。
NRBQのTomから手ぬぐいを送ってあげたお礼のクリスマスカードが届く。とてもうれしい気分。
12月24日(月)
1月のライヴの資料を急ピッチで準備。
それから、今日おそらくスターパインズで相方のRomーchiakiが発表していると思いますがチアキテルの曲作りと譜面書き。えーと、第1回チアキテルは2月13日(水)高円寺のマーブルトロンにて開催します。
詳細はHPにそのうちアップいたしますので、お待ちください。
さらにイラスト書き、テルミン練習。このところ青山さんの練習ばかりでずっと触ってなかったのだけど、今日はなんだかテルミンの調子がよい。
クリスマス、という行事は何もないのでケーキとかマンガに出てくるみたいな鳥の足とかを食べるでもなく、カキ雑炊を作って食べてみた。あと、イチゴもちょっと食べてみた。
うちは親が商売屋だったので、日曜や祝日は店に出ているため、子供の頃から親と休みが合わなかった。だから、クリスマスだろうがクリスマスイヴだろうが、そういう時はかせぎ時でお休みを一緒にすごしたことがあまりなかった。
しかしその分、うちの親はクリスマスイヴには迫真の演技で私をだまし続け、私は小学5年生までサンタクロースがいると信じて疑わなかったのです。思えば、父母もずいぶん大変だったことでしょう。朝、私を起こしに来て枕元の自転車(がプレゼント)に思いっきりつまずいて転んで見せた父。吉本か?
またある時は、私が最後まで何をサンタさんに頼むの?という質問に答えなかった(私はその時、無理矢理髪の毛をショーットカットにさせられたばかりで、『毛伸び薬』をサンタさんに毎晩お願いしていた。けど、さすがにそれは恥ずかしくて言えず、サンタさんからこっそりもらうつもりだった)ため、単なる予想で集めたプレゼントの詰め合わせ(ヘアピンとかエンピツなど当時私が狂ったように収集していたものばかりだった)を枕元に置いてくれた母。翌朝、私は毛伸び薬がもらえなかったことにショックを受けたが、私が本当は毛伸び薬がほしかったのだと知った母もショックを受けたようだった。
今夜はみんなどうかな。

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