忘れ物はないね?日記2001.12.17〜12.23

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12月23日(金)
このところ立続けにいろいろあって、部屋がごっちゃーーーーーー!となっていたので、とりあえず掃除。
どちらかというとモノ(特に紙類)を捨てられない私は、きれいな包み紙とかきれいないろの紙とか、とにかく紙くずといってよいものがわさーっとある。いつかカラーコピーして使おう、とか思っちゃうんです。貼り絵とかに使うかも、なんて思ってへんに保存しちゃう。
きのうテレビで佐野史郎氏が文房具好きだといっていろんな文房具を見せていたけど、何を隠そう、私もものすごい文房具好きです。方位磁針とかは当たり前、ペン先とか薬とかを包むパラフィン紙とか、妙に色が褪せて売れ残ってる紙の束とか、きれいな色の頑丈な道具類などついふらーっと買ってしまう。他の街や田舎のほうや、外国など、別の土地へ行ったら、古本屋と文房具屋と手芸用品屋があれば必ず入ります。そうやって意味なく増えたボタンなどが箱一杯。パンダの顔のとか。
私はぜんぜん手芸とか得意じゃないから、ただ持ってるだけですが。
あと、スーパーなどで、オリーブオイルとかみりんとか、液体の洗剤とか、微妙に色がついてるけど透き通っているタイプの液体を見るのが好き。見てるとつい買いたくなってしまうんですが、それは、やみくもに買ってもいられないので見るだけガマンしたりしています。あとそそられるのは、タイル屋さんのタイル見本、ねじバネ屋さんのねじバネ見本、ジュータン屋さんの色素材見本などです。ねじやバネなんて見てるとどうしても欲しくなってしまう。
ヒモ見本や紙見本(これは持っている)も大好き。見本帳自体が欲しい。
12月22日(土)
『犬に餌を与えないでください。バナナは最近肥満気味です。』
これは最近うちの近くの家の柵にはり出された貼り紙。
そこのうちは敷地内に放し飼いされているゴールデンレトリバーがいて、私も餌はあげないけど、通りがかりにかわいがったりしていました。
どうやらその犬はバナナという名前らしいことがこの貼り紙によって分かり、なんか以前にも増して親近感が湧いているこの頃です。
この飼い主の人がこの貼り紙を書いた時の心模様を考えてみても心あたたまる。『犬に餌を与えないで...』というパブリックな感覚での警告をまず発しておいて、その次の『バナナは最近.....』でいかに自分が犬を大事にしてるかが感情的に現れてる。『犬に餌を与えないでください。』とまで書いて、これだけじゃ弱い、月並みな注意書きとはちょっと違うんだよ、ということを表現したかったんでしょう。理由というか、もっとせっぱつまった事情を書こうと思った。でも『最近犬は肥満気味です。』だと意味は伝わるだろうけど、犬と自分の距離感がありすぎる感じがする。最近肥満気味だという犬の近況を語るのに、『誰が語っているのか』が抽象的なために、説得力も微妙だ。そこで、『バナナは.......』と唐突に名前を出しちゃった。なんかおかしいけど、本当にバナナのこと心配している感じがわかってうれしい。これって、もし犬じゃなくて子供だったら、『門の前に石を置かないでください。千晶が転びます。』って書いて貼っておくのと同じことでしょう?なんか好きだな、こういう感じ。本当の気持ち、という感じがする。
なんか笑っちゃうんだけど、でも決して嘘じゃない本当の気持ちが伝わる何かというのはすごく大事だと思う。そういう生き方でありたい。
12月21日(金)
赤坂にて青山さんのLIVE。所沢あたりでは雪降ったらしい。
私は寒いとすぐお腹が痛くなるのです。この日も会場に向かう途中、寒さのせいで急にお腹が痛くなり、もう一瞬の猶予もならん感じがして来て、御茶ノ水あたりで車を止めてもらうことに。
すると、あのあたりは病院や薬局が多くてビルの共同トイレがあるからそこへ行けば、という話になった。運良くそばにそういうビルがあったので、『入り口駆け込んで左に行くとトイレがあるから!』と教えられ入り口を駆け込むと、正面に受付があり、お姉さんがふたりバーンとすわっている。他にだれもいない。一瞬ひるんだんですが、もうダメだ!と思い何も言わずトイレへ駆け込みました。そして、帰り、やっぱり不審に思ったんでしょう、受付のお姉さんに呼び止められ『どちらさまですか?』と言われてしまった。いえ!名乗るほどの者じゃございません!っていうか恥ずかしくて名乗りたくありません!ととっさに思って、「いえ、あの、その、急にお腹が痛くなりまして、そしたらこちらのことを知ってる方が『あそこのトイレに行って来ていいよ』とおっしゃってくださいまして、ごにょごにょ」と訳のわかんない説明をしてしまった。お姉さんは一瞬こちらのことを知ってる方って?という顔をしましたが、にっこり笑って『そうだったんですか〜。これからはビルの共同のトイレがここを出たところにありますからそちらを使ってくださいね。』と言ってくれました。ああ、ここは共同じゃなかったのか。他人の家に駆け込んで何も言わずにトイレを使わせてもらっちゃったってことですね。すみませんでした。腸が弱い、という遺伝を恨んだ一瞬でした。
そんなこんなを乗り越え、ライヴは無事終了。青山さんの弾き語りも久々に聴けて楽しかった。何よりもこのメンバーでやるのは久しぶりだったので、うれしかった。自分的にはいろいろと思うところあり、ぜひまたいつか呼んでもらって、リベンジしたいものです。
その後打ち上げに参加。『死ね死ね団』の話で盛り上がったりして、深夜に引き揚げました。
その後、残った組でもうひと盛り上がりあったようです。
さぞかし不審だったことでしょう。
12月20日(木)
明日にせまった青山さんのLIVEのリハ。
弾く人を迷宮に陥れる(ごめんなさい)複雑な青山コードに加えコーラスなどもすることに..!
というわけで、味噌ラーメンを食べて帰宅後、只今猛練習中でごわす。
なので今日はこのへんで失礼をば致します。
明日はめくるめくセクシーブルージーナイト(?)な青山陽一の世界、赤坂グラフィティにて19:30からです。
ぜひみなさまおこしください。
今日の猛練習の成果が無事明日出ますように。合掌。
12月19日(水)
このところPHSの調子が悪いので、機種変更しにいったら、PHSはデータのコピーはできないといわれ、断念。3月のLIVEの仮ビラを一日がかりで制作。夜はお寿司屋さんへ。あいかわらずの絶品お寿司を満腹いただき(でも感動の安さだ)、そこのおじさんと長々と世間ばなし。
そういえば、きのうNHKのスタジオパークにあがたさんが出演、という話しを聞き、はりきって見たのに、わずか10分もやらないうちに津波情報になってしまった。あ、あぁ〜.........?
それから今日は朝、親しいミュージシャンの人が遠くへ引っ越すことになったというメールを受け取り、なんとなくさみしい気がしている。
まあ遠くに行ったからといって、今の時代、あんまり変わんない、きっと。もとから遠くにいる親しい人もいるんだし。いつかまた一緒にライヴができることもあると思う。
来年のいろんなことがだんだんと決まりつつある。うれしい反面、うわ〜〜〜〜〜という感じも同時に襲ってくる。曲や絵や、あらゆるらくがきをらくがきからもう一個奥に進めなければ。
12月18日(火)
青山さんの曲練習中。
ギターで作ってある曲ってなんて難しいの!
見事な青山コードにたじたじです。
練習の隙間に仮ビラを描いたり、チアキテルの曲も考えたり、事務的な作業をしたりで一日外に出ず。
夜ごはんもおにぎりになっちゃいました。でもちょっとゴージャスないくら入り。ああ、にぎりたてのおにぎりっておいしい.......。
大体、私は小さい頃から冷えたおにぎりはとても苦手なのです。それはなぜか。冷えて固まったおにぎりはノドにつっかえるからです。更には私の場合、つっかえた時にお水やお茶を飲むと、つっかえたモノが落ちていくどころか、つっかえた上に水がたまった状態になって苦しみが増すのでもっとダメなのです。
だから、モノがつっかえた時はとにかく息ができなくて苦しいが、ぐぐーっぐぐーっと顔をまっかにしながら、それがだんだんに下へ通っていくのを待つしかない。もちろん冷えたおにぎりだけじゃなく、おイモや、ぱふぱふのマドレーヌなども少しずつ注意して食べないといけない。遠足や運動会もごはんはNOTおにぎりでした。ふつうのごはんにそぼろをかけてもらうとか。天むすとかも大好きだけど、注意しいしい食べる。
あ、おにぎりといえば、私の家のおにぎりは海苔はおひなさま型に巻くのが通常でしたが、友達の中には海苔で真っ黒にした黒いボールのようなおにぎりを持ってくる子がいました。子供の時はちょっとそれがうらやましかった。学校へ電車で行っていた中学の頃は、朝のラッシュで電車の扉にかばんが挟まれて、真ん中が凹になったおにぎりを食べている子もいた。
高校生の頃は『地下鉄弁当』というのが流行って、意味もなくお弁当箱にごはん、おかず、ごはんと層にして入れてみたりした。当然見た目は真っ白のごはんのみのお弁当。別に牛丼とか天丼、というのをサンドにするんじゃなくて、本当にその日のおかず数種類をただごはんの間に埋める、というヘンなブームだった。
12月17日(月)
チアキテル第一回リハ。
おそろしいほどのヘナぶりだが、ついに私たちの挑戦がはじまってしまった。
Rom先生のソロ活動のさまたげにならなければよいが、ある意味どこにもないテルミンユニット(か?)。
自由な音楽を愛するすべての人に聴いてもらいたい(ような気がする)。
やる気がどんどん湧いてきた。
第1回チアキテルは来年某月に開催の予定です。
なんとなくバンドをやめてソロになって数年。また誰かとユニットで何かをやることになって、ちょっとだけ青春ぽい感覚が復活している。
なんとなくなつかしいような感じ。あいかわらず冴えている夜道で見上げたオリオンが、文化祭とかの準備で遅くなった帰り道に見たそれのようだ。チアキテルはとりあえず何も考えないでやろう。やっていくうちイヤでも考えることは増えていくに決まっているから、とりあえず二人のチアキがそこに立ってテルミンで音楽を作るのだ、ということ以外は今のところ真っ白のままにしてやりたいなあ、と思った。

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