忘れ物はないね?日記2001.12.10〜12.16

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12月16日(日)
いろんなことをやらなくてはいけなくて、家にこもっている。
具体的には何か、というとチアキテルの曲作り、青山さんの予習、1月ライブのアレンジ、新曲のネタ出し、テルミン練習、イラスト描き、寅さん見る、部屋の掃除、入浴、本読み、昼寝、宝物整理.......あれ?余分なことが入ってる....。いや、余分なことなんてない。
とまあ、こんな具合にしていると、家から出るヒマなんてないのです。
あ、それはそうと、きのういとこと歯の話をしていたのだけど、私もいとこも『矯正歯科』というところに行ったことがあって、しかし、歯を抜いたりして歯並びや噛み合わせを治す、というのはちょっと恐いのでやめたのでした。という話からちょっと思い出したことがある。

そもそも
私はなぜ矯正歯科に行ったかというと、親知らずが痛くなった時に急を要して、たまたま紹介してもらったのが実は矯正歯科だった、ということから、いっそ歯ぎしりが治るなら治そうと思ってそのままそこへ通ったのでした。
でも結局、歯ぎしりは父から遺伝で、いろいろプロテクターとか、浮き袋みたいな噛むやつとか作ってもらって、寝る時はめたりしましたが、治りませんでした。
忘れもしません、あれは修学旅行の時。
私の
隣に寝ていた友達が朝起きて、『は虫類がたくさん出て来て、その中で一匹のカエルがひときわケルケルと鳴いている夢を見た』と言い出し、よくよく聞いてみると、友達は夢うつつで『ケルケル、ケルケル、コリ、コリ、』という音をずっと聞いていたためにそういう夢を見てしまった、と言うのです。それは、私の歯ぎしりではないか、ということになった。
私は子供の頃から父が歯ぎしりをする音を聞いていましたが、父の音は『きりきり、きりきり、かりかり、かりかり』という楽しそうな音(うるさいという観点はこの際抜き)で、自分はどういう音で歯ぎしりしているんだろう?とつねづね聞いてみたかったのでした。母などは『お父さんよりもっと仔リスみたいよ...』というので、勝手にもっとかわいいのか、と思っていました。が、実際はは虫類とかカエルのイメージだったようです。ちょっとショックだった。
歯ぎしりばかりでなく、私は以前書いたように寝言もいうし、たまにねぼけて変なこと(たとえば急にベランダの戸をあけるとか、パジャマを脱ぐなど)をするので、私の知らない夜はきっと騒がしいのだな、と思います。
12月15日(土)
いとこの家のMacの調子(というかネットの接続)がおかしい、というので、見に行く。
その前にどうしても渋谷の楽器店によって五線紙を買わないといけなかったので、クリスマス間近の土曜日の渋谷へ。思ったとおりすごい人。やっとの思いで買い物を済ませ、フと時間を見ると、携帯の画面が真っ白。電池切れてるがな!っちゅーことは、この後待ち合わせをしているいとこの電話番号も何にも今はわかんなくなっちゃった、ってことです。慌ててあ〜〜〜、今何時?何時?とつぶやきながら、近道しようとしてホテル街に迷いこんでしまう。あ〜〜〜もう、こんなトコで迷ってる場合ではなくて、早く『しぶちか』方面へ、とひたすら風を切って走っていると、セイン・カミユが一人でぼーっと歩いていた。顔ちっちゃー。あ、まあセインはおいといて、とにかく駅!
というわけで、目まぐるしくいろいろありながら、なんとか待ち合わせ場所へかけこんだ。
暑い!そしてしばらくすると汗がかわいて寒い!
いとこの家のMacは結局Macのシステムとブラウザのバージョンとその他いろいろなもののインストールのし直しができない状況で、結局ネットはつながるがメールの受信ができないまま、解決できなかった。
役に立たなかったのに、近所のおいしい中華屋さんでたっぷりごちそうになり、なんか申し訳ない日。でもそこの杏仁豆腐はシロップが黒蜜のようなものが使われていて、今まで食べたことない味だった。すごく美味しい。
12月14日(金)
ひたすらピアノの練習。そして、雑用。
はいいけど、SブンE
ブンのあるパンを食べて、とたんに眠くなって一瞬寝てしまう。
というのも、私はSブンE
ブンのあるパンを食べると急に眠気に襲われる、ということが前からたまにあって、最初ぜんぜん気がつかなかったんだけど、あまりにも不自然に眠くなるので、おかしいなあと考えてみると、その突然眠くなる時はきまってあるパンを食べた直後であることに気がついたのです。
でもまあ人って体質はいろいろだし、私はエビアレルギーなんかもあるから、そのパンに含まれている何かの成分が私には眠くなっちゃうんだ?ってことで勝手に納得して、そのパンはもう食べないようにしていた。
で、今日はひさしぶりにそのパンとは別のパンを食べたら眠くなった。で、考えてみると、今日食べたのは別のパンだけど、中にはホイップクリームが入っていて、例の眠りパンにもホイップクリームが入っていて、ということは、問題の『私にとっての眠り成分』は、そのホイップクリームなんじゃないか、と判断するに至ったのです。
これってきっと私だけだと思いますけど。なんでかな?おいしいのになあ。
ということは、眠れない時に食べれば眠れる、ということか。皆さん、一度お試しください。SブンEブンのホイップクリームが入ったパン。
12月13日(木)
今度21日にサポートで出演する青山さんのライヴでやる曲を予習。
それから回文を作ったり絵を描いたり、作りかけの曲をいじったり、テルミンやったり、なんか盛り沢山な日。本当はもっとひとつひとつ集中してやらなければいけないことばかりなので、このやり方はマズい。
ということは分かってるんだけど、どうも気がひとつに向かないこまった日でもあった。テストの前日に、関係ない雑誌の切り抜きの整理がしたくなったり、鉛筆をトッキントッキンに削っておきたくなったり、やたらとピアノを弾いたり、そんな感じか?
最近、『ふのり』に凝っている。いとこのおウチでごちそうになった料理に使われていて初めて知った。
ふのりって海苔の仲間でもちろん海草。それ自体に味はなく、食感を楽しむようなもの。マグロの切り落としと水で洗ったふのりをまぜてネギ、しょうが、わさび醤油であえて、あったかい御飯にのせて上に刻み海苔ものせて食べるととても美味しい。簡単だし。

12月12日(水)
上野駅はこのところバリアフリー工事をしていたらしく、エスカレーターの幅が広くなったり、増えたりしている。
久々に乗った高崎線も車両が、ハンディキャップのある人にやさしい作りに一新されていた。
具体的にいうと、まず極力段差のない作り。それから車両についてるトイレが広い。ドアもセンサーで反応して開き、閉めるのはボタンでウィーンと閉まるようだ。が、朝の高崎線はサラリーマン電車なので、それを使う人はほとんどサラリーマンのおじさん。私はたまたまトイレの近くの座席に座っていたので、トイレに入るおじさんを3〜4人見た。
が。まず一人目、入ったもののドアの閉め方がわからずいろいろひっぱったり、押したり、一応ボタンも押したりしていたけど、ドアはびくとも動かず、尿意を押さえたまま挫折。この人は次の人がやるのを見てマネしようと思ったらしく、ガラガラなのに席に座らずずっとトイレの前に立っていた。そのうち、二人目もやって来たが、このおじさんもドアが閉められず(故障?)あちこち押したり手をかざしたりしたのち、結局ガマン。一人目のおじさんはこの様子を見て、しばらくしてからもう一度チャレンジしていたけど、やっぱりドアは全然閉まらない。そうこうするうち、三人目がやってきてトイレに入った。2〜3度いろんな所を押したら突然バーンとドアが閉まった。一人目のガマンしているおじさん(と私)が『』と思った3秒後、ドアが『ウィーン』と開いた。『』中のサラリーマンは慌ててまたどっかを押してドアを閉めた。するとまた3秒後ぐらいに『ウィーン』と開いた。閉める。『..........ウィーン』。また閉める。『.........ウィーン』。3回か4回ぐらいそれを繰り返した後、突然ドアは開かなくなった。それからサラリーマンは10分ぐらい出て来なかった。中の音も聴こえず、シーンとしている。いくらなんでも遅すぎるので車掌さんに言ったほうがいいんじゃないか?と私が思いはじめた時、やっとサラリーマンが出てきた。
う〜〜〜〜ん、開かなくなったのか?それとも本当にトイレが長かっただけ?私の心にもくもくと疑問が沸き上がったが、確かめる術もない。
その様子を見てた一人目のおじさんも同じように考えていたらしく、しばらく自分も入ろうかどうしようか迷っていたふうでしたが、やっぱり閉じ込められるのは恐いと思ったのか、そのままトイレには入らず向こうへ行ってしまいました。ジャック・タチの映画か!というほどの最新型トイレ事件でした。
12月11日(火)
テルミンを練習して、絵を描く。
このサイトのカバー、変えてはみたが、なんとなく水色というのがどうも自分でしっくり来ない。やっぱり一番ぴったり来るのはバックが白、なんだけど、今回はちょっとどんより感もあったらなーと思うので思いきって灰色バックにしてみる。う〜〜〜〜ん。水色よりはいいか。あんまり何描いてあるのかわかんないかなあ。などとごちゃごちゃ考えながらだらだらやってみている。どっちにしろ、見てくれている人のディスプレイによって色はまちまちに見えちゃうんだから。
ところで、名古屋の熱田神宮というところにあるコーヒーの自動販売機(缶じゃなくてカップにダーッと出るやつ)には、ミルクとか砂糖を調整できるボタンと並んで『ぬるめ』ボタンがある、というは本当なのか?
お急ぎの方用らしいけど、その発想すごい。誰もが考えるが勇気のなかった自販機のぬるめボタン。
こうなったらやはりマクドナルドも『割り込みセット(以前私が見た夢。急いでいる人や猫舌の人や子供などが列に割り込んで買えるセット。ただし、このセットはバンズが冷たく、肉もひき肉っぽいのがすごくちょっと入っているだけ。買う人はそれを承知で買う。)』を出してはどうか。やけっぱちで。

そういや、うちの母は熱くて飲めないコーヒーには氷を入れ、ぬるくて飲めないビールにも氷を入れる。
12月10日(月)
忙しいような、忙しくないような、つまり、頭の中はものすごいフル回転なのに、現実にはぼーっとしているような感じの日。
そんな自分を奮い立たせて買い物に行くと、町はやたらと混んでいて、もう〆縄なども売っている。師走だ...。
そんな中でちょうど魚売り場のタイムサービス、といういいことにぶつかり、これは魚を買って帰ろうといろいろ見てたら、サーモンをその場で切って一切れ百円(!)と叫んでいたおじさんが、『どの部分が欲しいの?』と聞くので、『どの部分が美味しいの?』と聞き返すと、『魚は「使う」ところが旨いんだよ〜、足とかしっぽとか。あ、足ってのはイカとかタコとかね。』といって、たぶん3切れ分ぐらいの分厚さにあてずっぽうで切ったしっぽのほうの切り身をホイ、とくれた。
ほほー。しっぽのほうは美味しいんだ。勉強になった。
こういう活気大好き。買わなくても、おじさんが売り捌くのずっと見てたいぐらいです。
以前日記にも描いた八百屋のホーミーおじさんの売り声もいつにもまして響きわたっていた。
が上機嫌で自転車置き場へ行くと、鍵がない。あれ?さっき手に持ってたじゃん!どこ落とした?
とひとりで焦ってポケットやかばんをさがしてもない。仕方が無いのでとぼとぼと自転車を置き去りにして家へ向かう途中、やっぱりどうしても諦めきれず、買った袋から何から何までひっくり返して、植え込みのとこにパンとか鮭とかネギとか出してよ〜〜〜〜く見たら、あった。スーパーの袋の中にぽちょんと。何がぽちょんだ!こっちは銀行の前の道路にパンとか並べて大変だった。と、誰に怒りをぶつけていいか(もちろん自分ですが)わからず不完全燃焼のまま、また来た道を自転車まで引き返し、自転車の前カゴだけでは入り切らないぐらいの大荷物をつんでよろよろと帰宅。疲れた。
今日ほどどこでもドアが欲しかったことはない。タケコプターじゃだめ。重い。

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