忘れ物はないね?日記2001.11.05〜11.14

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11月14日(水)
手ぬぐいをとりに行き、あとは明日にむけて準備。
スタバで休憩してると、おじさんがひとりで入って来て、カウンターで
何も買わずにまっすぐ私の隣のテーブルについた。
システムを知らないのかなーと思ったが、放っておいたら、しきりにこ
ちらを見るので思わず目が遭ってしまった。

なので、私が『あそこで買うんですよ』というと、そのおじさんが突然
『うん、いいのいいの、自分は金だから、銀のひとつ上だから。』
と意味不明なことを言ったので、驚いてしまった。
返す言葉がなく(ないよねえ?)私がぽかーんとしていたら、更に、
『あのね、あなたはダンスは?』と聞いてきた。
『ダンス』という時に手を社交ダンスの手にするのがおかしかったが、
ダンスは?って?『あなたはダンスをする?』あるいは『あなたはダン
スには興味ある?』と聞きたかったのでしょうか?
よくわからなかったので、『ダンスね.......ダンスは.......。』とすっごく変
な返事をして出て来てしまった。でも質問が変なのだから仕方がない。
明日はライヴ。みなさんお越しください。

11月13日(火)

町じゅう、家々の玄関先にでっかい菊がてんこもりになっています。
リハ楽しい感じ。ニヤニヤ嬉しい感じ。
今回は編成がちょっとかわってるので面白い。
夏には夏、冬には冬っぽい編成でライヴができるって楽しくていいなあ。
今日はスタジオにある『ご自由にお使いください』冷蔵庫を見ながら、
川口さんが『お使いくださいって書いてあるからって、やっぱりサンマとか
買ってきて入れとくのはダメだよねえ......。これは飲み物用ってことだよね
え......。向かいのスーパーでサンマが安かったんだけどなあ。』と言ってい
ました。

11月12日(月)

も〜、さむっ!
リハやら準備やらで暮れた一日。
今日、前を走っていったお肉屋さんトラックに、『かたい信用、やわらかい肉』
というかたいんだかやわらかいんだかよくわかんないようなコピーが書いてあって
笑えた。考えたひと、すごい会心の作だったんだろうな〜。
きっと
ポンッとひざをうったと思います。思い付いた時。


11月11日(日)

もうライヴまであと何日もないからお知らせしてしまいますが、私のつたない
イラストの手ぬぐいを作りました。
職人さんとのコラボレイトといってしまえば、ものすごいカッコよくきこえま
すが、単に私のぼよよ〜んとした絵をどう本染めの手ぬぐいにするのか、職人
さんを悩ませて、無理を聞いてもらってできることになった本格的(染めは)な
日本手ぬぐいです。が、昨今は、都内にいわゆる昔からの染めをやるところが
3箇所くらいしかないらしく、ライヴに間に合うのがぎりぎりで、実はまだ現物
を私も手にしておりません。
なので、できあがりがすごく楽しみであるのと同時に、わたしのイラストが元
で果たしてうまくできてるか不安。
ま、しかし、職人と素人の合作ってことで、どうぞお楽しみに。


11月10日(土)

頭の中がごちゃごちゃしすぎ。
一個一個をちゃんと部屋に分けて順番に片付けることができたら、どんな
にいいことか。まだ使ってない所がいっぱいあるんだから、脳なんて。



11月9日(金)

水谷紹さんのライヴへ。
しかし、ライヴまでに変に時間をつぶさなければならないが、その間にどう
してもしなければいけないこともある、という状況で、『しなければいけな
いこと』をまるごと持ったまま赤坂へ行く。
どこか適当な喫茶店でそれをすればいいや、と思い歩いていると、目の前に
『ネット&TV&デスクカフェ***¥300/1h』という看板が見えた。

立ち止まってみると、インターネットかテレビかただのデスクかの席を自由
に選べるカフェらしい。おまけにハサミや筆記用具やノリ、ガムテープとい
った文房具まで無料で貸してくれるという、まさに今日の私にうってけつ、
いえ、うってつけのカフェだということがわかった。
お店もそのへんのかわいいカフェのような作りで、さすが赤坂。
さっそく飛び込んで、シナモンのフレーバーコーヒーを飲みながらさくさく
と仕事をすすめ、スッキリした気分でライヴに行くことができた。
水谷さんのライヴも大変楽しく、知った方々にもたくさん会うことができて、
よかった。
水谷さんとは来年の1月に名古屋のTOKUZOでご一緒させていただくし、その
前には東京中低域にもちょこっと呼んでいただいている。
楽しみだ。
いや、しかしその前に楽しみなのは数日後にせまったライヴですな。
しかし寒いので、みなさん風邪などひかぬように、万全に体調を整えて、15日、
ぜひっともいらしてください。来ないと流行の情報をききそびれる可能性が!

11月8日(木)

遅れた作業分をとりもどすべくひたすらライヴの準備。
お風呂に入るだけが楽しみのような生活。
お風呂読書でミヒャエルエンデのモモを完読。
おもしろかった。
でも、どうも私はこと読み物に関しては、翻訳ものが根本的に好きではない
のです。
童話とて、それは同じ。な〜んか言葉が自分の中に入って来にくい。
ただ単に好きな訳者に出会えてないんだろうか?
まあ、それはよしとして。
この間の『蟻と春雨の炒め』で思い出したのだけど、私は昔から蟻を見るの
が好きです。
小さい時、家が留守なのに鍵を忘れて、母が帰ってくるまでずううううううっ
と蟻の巣を観察して過ごしたことがあるが、蟻は飽きない。本当に飽きない。
大人になってからも暇な時公園で蟻の巣まわりを見ていたこともあるが、あれ
は一匹に的を絞る、あるいは一つの運び物に注目して見ていると特に面白いの
です。

一つの運び物に注目して見てると、蟻がそれが落ちていることに気がついてから、
巣まで運び込むまでの様は、まるでコメディードラマのようです。イッピキイッ
ピキに台詞をア
フレコしたくなる。

で、私がわざといじわるして、蟻が運んでいる物をとりあげてちょっと先にま
た置く、ということをしてみたら、すごい『アレ?アレ?アレ?』って感じで
動転していて、わらわらとなったんだけど、そのうち誰かが『ア!なんかあっ
たぞ。なあ、なんかあった!』とまたそれに気がついて、するとみんながまた
わららら、とそこへ行き、運び出す。
いやーかしこいねえ、蟻。だってキノコとか巣の中で栽培しちゃうんだもんね。
でも一度、私が運び中のワラの切れっ端みたいなのをヒュッととりあげて巣の
穴の入り口へ入れてみたら中へひっぱり込まれたので、なんか蟻の役に立った
ような気がしてうれしくなっていたら、5秒後ぐらいにすごい勢いでそれがピュ
ウッと穴から放り出されてショックだった。蟻もちゃんといらんものと要るも
のがハッキリしているらしい。

11月7日(水)

ライヴ前だというのに体調くずす。
寝不足とか風邪気味とか疲労とか貧血とかいろいろ重なったようです。
寝ても寝てもまぶたが開かず、ぐーぐー寝続ける。


11月6日(火)

う〜、あ〜、どうも調子悪いですたい。
ちょっと早寝いたします。


11月5日(月)

一日家で地味に作業。
昨日は青山さんのライヴをクアトロへ観に行き、打ち上げに流れてました。
鈴木茂さんがゲストで、ブルーマウンテンズとのセッションも堪能できてとても
楽しかった。
打ち上げで行ったお店は本格台湾料理のお店で、お店の人もみんな台湾の人(?)
らしく、今どきの日本のお店にはないような親切さ。
料理も美味しくすっかりなごんで、フと壁を見ると『さそり唐揚げ¥680』とある。
え?さそり?しかも安っ。と思い更に店内を見回すと『蟻と春雨の炒め¥980』。
お、蟻かあ、蟻のほうがさそりより高い。でも980円。これはかなり本格派なお店の
ようだ。すると更に『すず女の入り唐揚げ¥900』???と思っていたら別の壁には
『すずめの入り唐揚げ』とあった。いや、間違いは女だけじゃない。すずめの何入り?
肉?という具合に、メニューがだんだんおかしなことになっていることに気がついた。
なのでいろいろ見てみると、他にも『青梗菜チャーショチャーハン』、『レモ.サワー』、
『コカ.コラー』など楽しそうなメニューの文字が並んでいた。コカ.コラーっていいな。
怒られてるのにあんまりこわくない感じ。
お店の人はとても陽気な感じで何か頼む度に『ハァ〜イ、いま持ってキマァ〜ス♪』
という感じでかわいかった。しかしデザートのタピオカ入りココナッツミルク(私は
ココナッツミルクじゃなかったと思っている)にはなぜか刻んだトマトが浮かんでいた。
今度行ったらさそり唐揚げをぜひ食べてみたいです。



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