忘れ物はないね?日記2001.9.24〜9.30
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9月30日(日)
昨日本棚の上に飾ってある絵がつっぱり棒ごと落っこちてきて、左手首と左こめかみ
を打撲。おかげでピアノを弾けば左手が、電話に出れば受話器のへりで左こめかみが
痛い。
めげずに外出しても雨で、なんとなく泣きっ面に蜂気分だった。
以前
久住昌之さんから送っていただいた『ヨーチAを一気読み。
ばかばかしくもちょっぴり胸キュンな、幼稚な感じがイイ。
タイミングが会えば、ぜひまた一緒にライヴしてもらいたいなあ。
最近はお風呂でまた読書ができる季節になってきたので読書が進む。
明日はお月見なのに、雨かな。

9月29日(土)
テリー・アダムスより電話。
送った手紙はしばらく前に着いたそうで、電話をくれた。
なんだかとてもバタバタと忙しそうだったが、わざわざ電話をくれ、新曲を
褒めてくれるなんて、うれしいこと極まりない。すっかり有頂天になる。
今もスタジオへ移動しなきゃなんないから、また近いうちにゆっくり電話するよ、
と言っていた。ふーん、そうかあ。と思いながら電話終了。
よーし、テリーも褒めてくれたことだし、がんばっちゃうもんね。


そして北海道からはたらば蟹が到来。
一匹まるごと来たので、軍手とハサミで格闘しバラす。卵がいっぱいだった。
でも、解体するだけでお腹が膨れてしまい、あんまり食べられなかった。

秋になり、ちょっぴり寂しい気分なので何か動物でも飼いたいなあ、なんて考える。
が、ここはペットダメ住宅だし、例えよくても犬は実家にいるからここで飼うのは
実家の犬を裏切るようでいやだ。とすれば、ハムスターとかかな、とも思うが、あの
子らは寿命が短いし、せっかく飼ってもすぐお別れになるのがいや。じゃあ、鳥は?
そうだ、鳥だ!どうせならしゃべる鳥がいい。オウムとか九官鳥を肩に乗せて散歩に
行ってみたい!と夢をふくらませた矢先、母から昔親戚のおばさんがオウムを飼って
いて、死んじゃう最後の最後はおばさんのセーターをじっとくちばしで噛んで、時折
『オカーサン、オカーサン』と呼んでいた、という話しを聞き、涙が出る。

そんな話を聞いたら、もう死んじゃうのが耐えられないから飼えない。
かと言って、ヒヨコなんて弱いからかわいいうちに死んじゃうと思って買ってきちゃ
うとニワトリにまで育っちゃって、成長過程が気持ち悪いし、オスをつかまされると
卵もないし、毎朝早くに鳴きまくるしで、大変困ったことがあり、手を出せない。
魚もメダカなんか意外となつくので、飼うととってもかわいくなってしまうから、ネ
コとかに食べられて悲しい思いをするのもいや。
となると、結局飼うのに適しているのは、あんまりなつかなそうで、何考えてるかも
わかんなそうで、見た目もあまりかわいくなくて、死んじゃっても『まあ、食べ物

しなー』ぐらいに思えるタコなんかがいいのでは、という意見が出た。
タコかあー......。うーん。タコねえ.......。
...........八郎、かな......。ツボとか用意しとけばいいかな。


9月28日(金)
乱雑にためこんだ曲のネタを整理しつつ、新曲にまとまめようと一日中作業。
しかし例のごとく遅々として進まず。
気分転換に外へ出ると、キンモクセイの匂いがいっぱいした。
オシロイバナの匂いやキンモクセイの匂いはなぜこんなに胸がキュンとするの?
とオシロイバナやキンモクセイの匂いをかぐ度にそう思う。
シフォンケーキがおいしいケーキ屋さんへ行って、シフォンケーキを買い、古本屋
さんへ寄って、廃虚の本と北朝鮮初の特撮怪獣映画『ブルガサリ』に、ブルガサリ
役でヌイグルミ主演(?)した日本人の役者さん(日本ではゴジラとかに入ってる
人)が書いた北朝鮮体験記を買う。『ハリウッドで映画撮影』するはずだった著者
がいきなり何の予備知識もないまま、北朝鮮の撮影現場で怪獣の中に入ることになる
という体験記で面白い。政治的に詳しい人や日朝間に関していろいろな考えを持つ人
の書いたものでなく、私と同じくたいした予備知識もない人が体験してきたところに
読みどころがある。もう一冊の廃虚の本は、ついつられて(何に?)買ってしまった
が、もうかれこれ10年ほども前、わたしも岐阜で民家の廃虚に入り大変こわい思いを
したことがある。
って別に何かが出たとかそういう恐さではない。
たまたま私が入った家は、散らばっていた新聞から察するともう十年ほども前からお
そらく空家だったと思われたんですが、部屋のちゃぶ台の上には薬の瓶が転がり、ほ
かにもいろんな種類の薬が散らばっていて、お風呂にはなんとにごった水がはってあ
った。てぬぐいかけにはてぬぐいが、もう何年もの埃で固まってぶらさがっていたし。
その誰もいないのに、さっきまでいたような、でもその『さっき』がもう何年も前だ
というような不思議な時間の前後感がすごくこわかったのだ。
で、もう一目散に出てきたんだけど、一番後ろになってしまった私は焦るあまり玄関
の敷き居につまづいて転んだことを覚えています。もうそういうことはすまい。
でも九龍城とか、とりこわされる前に見ておきたかったような気もする。
もう遅いけど。


9月27日(木)
最近またまたオマケ付きお菓子がすごいブームです。
チョコエッグ熱は冷めるどころか、ますます加熱しているようですね。
でもあれは素直にすごいと思います。だってほんとによくできてるもん。
買っても置くとこに困るからもうやめたいんだけど、つい一個、また一個、
と買ってしまう。
あ〜もー、ジュゴンがほしいんだよ!あたしは!ジュゴンが出たらやめるよ!
ということで、今日は宮本順三さんという人が書いた『ぼくは豆玩(おまけ)』
(いんてる社)という本のご紹介をしましょう。
この人は長い間グリコのおまけを設計し作り続けた人で、まさにオマケとともに
生きた人間の一代記。大変面白い。ホンモノな人はかっこいいです。
オマケで思い出したけど、私が小さい頃、『ピコタン』というおまけがあった。
プラスティックでできた2cmぐらいのヒト型ブロックとでもいうんでしょうかね?
それがすごい好きで、絵日記にもでかでかと書いてある。でも本体のお菓子がどう
いうのだったかはさっぱり思い出せない。

ピコタン。足の間に頭が、肩のとこや脇腹には手の先っぽが組み合わさるようになっている。
色はたしかオレンジ。





9月26日(水)
ここのところ、急に陽の落ちるのが早くなりました。
夜ともなれば、もうあたりはすっかり虫の音だらけで、こおろぎやスズムシにまじって
たまにクツワ虫のチロ、リロ、とおだやかに鳴くのがいじらしい。
ところでそんな秋にぴったりの、トンデモナイHPを偶然発見してしまったので、紹介します。
それは、ニューオリンズにあるビッグイージーという町の観光案内サイト。
もちろん、一見何の変哲もないサイトなんですが、英語じゃよみづらい。

ってことでよく見ると、なんだちゃんと日本語設定ができるじゃない、と。
そこでうかつに
言語を日本語設定にしたもんだから、大変なことになってしまい
ました。
東南アジアのVOWネタもまっさおな、すごい日本語の数々。
いや〜チアキカトー、ビックリました。
お察しのとおり、これは絶対にいいかげんな日本語変換ソフトをテキトーに使った結末に違い
ありません。
いいかげんな日本語変換ソフト.....。もうこれは日本語変換ソフトとは呼ばない。

すごすぎる。日本人として一言文句を言いたいが、悲しいことに、この文章になれると大体の
意味がわかってしまう。このサイトをみて、ニューオリンズに旅行に行くというのも、なんか
悲しい。
おまけに、ここのサイトは言語設定がかなりかなり自由自在になっている。
きっと他の国の翻訳もめっちゃくちゃなんではなかろうか。
まず、とにかく、何も言わずにここへ行ってください。
そして更に黙って、
右上の窓で使用言語をJAPANESEと選択するのです。
すると....。あとはお楽しみください。


9月25日(火)
チラシを印刷屋さんへ持っていく。
なんか頭がぼーうとしている。
都合により、本日はもう就寝します。おやすみなさい。

9月24日(月)
何年かぶりに少年王者館の公演を観に行った。
スズナリに行ったのもものすごく久しぶり。すごい久しぶりにいろんな人に会えたのもう
れしかった。不思議と懐かしい!とかそういう感じはなかった。
今は役者もスタッフも知らない人が圧倒的に多く、まったく新しいもの、として興味深く
観た。でもまったく客観的に客席に座って観てるのがなんか照れくさい感じもあり、
その一
方でものすごく客観的な感覚もあり、なんだか不思議な感じで、あまり感想がうまく言え
ない。
私がいた当時からまったく変化していないもの、根本から変化したもの、また、私が変化し
たから変化したように感じたもの、などなどが入り混じって、感慨深いものがありました。
天野さんにはこれからもがんばって、『マダマダ、コンナモンジャナイヨ』な感じを表現し
続けてほしい。私が言うのもおこがましいような気もしますが、そう思っています。
今日はこんなとこで。

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