忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2009年08月30日(日)

この間から、なんとなく背中がぼんやり痛かったんだけど、今日は起きたら右の肩甲骨のあたりが筋違いしたように痛い。痛くて下が向けない。少しストレッチしたらよくなるかと思ってゆっくり手をまわしたり、背中を押してもらったりしたけどだめ。
5日にライヴが控えているが、今までピアノを弾いていてこんなふうになったことがないので、なんか内蔵とか悪かったらどーしよー、と不安になる。
幸いなことに、仕事は作業が一段落しているので、今日はもうMacには向かわないぞ、と決めて(結局今向かってるが)、とりあえず選挙に行き、それから、やっとの思いで、およそ4ヶ月ぶりに谷中のウルワシ堂へ。
4ヶ月会わないうちにスタッフの女性陣がみな長い髪を切ってイメージチェンジしていた。
やっぱり髪型がちがうとぐっと雰囲気が変わるなあ。
それはそうと、ウルワシ堂で使っているシャンプーやトリートメントやヘアクリームはとってもいい香り。シャンプーしてもらってほぐほぐで、思わず眠り込んでしまいました。シャンプーが終わって起こしてもらったのに、タオルドライしてもらったりしてる間にまた寝ちゃって、首ガクッてなっちゃって、『だ、だいじょうぶですか...』と。
ごめんなさい。
で、その後、ウルワシ堂きってのマッサージの名手Mさん(仮)にマッサージしてもらったら、『肩、カッチンコッチンですよ』と。
でそこで初めて、自分で『あれ?これって、これが肩こりなの?』と気がつく。さらに『ひょっとしてこの背中の痛みは肩こりから来てるのかしら?』と。
実は私はこれまで一度も自分が肩がこっている、感じたことがないので、肩こりってどんなのかいまひとつよくわからなかったのだけど、マッサージしてもらってはじめて『うぉぉぉぉっ!気持ちいい!ほぐれとるほぐれとる!』という感覚がわかったのです(今までマッサージしてもらって気持ちいいと思うことはあっても、うぉぉぉぉっほぐれとるーっ!とまで思うことはなかった)。

だから、今回背中が痛くなるまでに、きっとずっと肩がこってたんだと思うんだけど、気がついてなかっただけなのね。重大な肩こりに気がつかないでスルーしちゃってたから、背中まで痛くなっちゃったんだと思う。
うーん、確かに、2.3日前、仕事で連日変な体勢でマイクに向かって普段演奏しない楽器をムキになって演奏したよねー、私。
ってことで、背中の痛みの理由が(たぶんだけど)わかって、ちょっとすっきり。
しかし、本当にそうだったとしても、背中の痛みはそうすぐに簡単には治らなそうなので、ちゃんとマッサージに行ったほうがよさそうだ。

9月5日、来週の土曜日はleteでライヴです。
leteはほんとに「ウチへようこそー」な空間なので、演奏もあれこれ試したり(?)できるし、おしゃべりとかものんびりできて楽しみ。修どんが楽器なにやってくれるかなーとか、どうやったらしゃべってくれるかなー、とかも楽しみ。そのうち手品とかフルーツバスケットとか俳句会とかやったりして。

それから翌週の日曜日13日には横浜でブラウンノーズと。お久しぶりにブラウンノーズのライヴが観れてこちらもすっごく楽しみ。
私はけっちゃんと修どんとの3ピース。たまにしかやらない編成です。
みなさんぜひぜひおいでくださいませ。


それから、leteの次の日の6日にはMANDA-LA2のクスミさんのライヴにゲストでおじゃまします。

[link:1148] 2009年09月03日(木) 00:14


2009年08月27日(木)

23日。再びの少年王者舘観戦。
すごくよかった。
20日に観てから2回目だったんだけど、ぐんっとリズムもスピード感も密度も空気も匂いも気配も増していた。一緒に列車に乗り込んで一緒に何にも無くなってしまった。無くなってしまったことを目には見えている、いわゆる『在る』状態でここまで表現できるのは天野さんしかいないし、あのメチャクチャなような笑いと切なさと潔さひっくるめた、あの場を体現できるのは少年王者舘しかない。あそこはどこにでもあり、でも、どこにもない場所だ。

その後leteにてタマコウォルズの西池・鳥羽両氏による『タマコ2のDeluxe Reverb vol.6』を観戦。
こちらも普段のタマコウォルズライヴでは見られない場面や演奏が堪能できてすごく面白い。引き出しがいっぱいあってほんとにうらやましい。

それから数日、あれこれ慌ただしく過ごして、再び家にこもり、リスになってもくもくと作業中。
そんな中、別れあり、再会あり、出会いもあり。
いろんなことがつながっていくなあ。

ディチェコのパスタが下北で安かったので大量に購入したので、毎日パスタ。アボカドを使ったホタテの生クリームパスタを作るが、アボカドの火の通し加減がよくわからず、謎な感じに.....。いっそディップ状態にして、火を通さないほうがよかったか。


[link:1147] 2009年08月30日(日) 21:49


2009年08月22日(土)

19日から下北沢スズナリで少年王者舘の公演『夢+夜』がはじまっています。
木曜日に観てきました。
公演は25日までなので、油断するとネタバレなことをうっかり書いてしまいそうなので注意。
とにかく、気になってるみなさん、観に行きましょう。
私もまた行きます。
ちょうど開場前、突然知らない人から『これからこれを観られるんですか?おもしろいですか?』とたずねられたので、当然一言、『おもしろいですよ。』と答えたら、うれしそうに『じゃあ私もこれ観ることにします』と私の後ろに並ばれた。

決定的に初心者の人とお見受けした。
小劇場に興味があり、とりあえず聖地?のシモキタにやってきたが、さて、何を観よう......?という状況でのおたずねを、よりによって、私にしてみてしまったらしい。けど、今からそこへ入ろうとしている人に『おもしろいですか?』とたずねるぐらいだから、単に背中を押して欲しかっただけなんだろう。よかった、『どんなのですか?』じゃなくて。
というわけで、その知らないヒトもご来場。めでたし。
いろいろな意味で、少年王者舘は、初見で、『もう取り憑かれてしまって体から出ていってくれなくなってしまう人』と、『脳や体がどうしても受け入れてくれない人』にわかれることが多いと思うのだけど、アノヒトはどうであったか。また次も来てくれるといいなあ。


今回はほんとに何年かぶりに珠ちゃんが出演する、というのも、すごく楽しみにしていたことの一つだった。
珠ちゃんの珠ちゃんぶりを舞台で観ることができてすごくうれしかった。珠ちゃんが『アレ』で出て来た時、思わず『ィヨッ!珠水』と声を上げたくなってしまった。このまま楽日まで、もっともっとコッテリ突っ走ってください。

終演後、天野さんや珠ちゃん、神様ハマジ、観に来ていたマルタくんたちと飲み屋さんでお茶など飲みながらなごむ。
みな、あいかわらず大変にイカレていて、大変にイカしている、大変にすてきな人たちである。


[link:1146] 2009年08月27日(木) 01:33


2009年08月19日(水)

午前中からせっせと録音。みなさまのイカしたお仕事のおかげで大変によい出来上がりになったと思います。
初めてご一緒させていただいた方々とも楽しくお仕事させていただけて、喜んでいただいて、ヨカッタヨカッタ、と胸をなでおろす。
吹きたかった笛とかもいろいろ吹いたし。

今日は途中に中休みがあって、仕事はすっかり秋にむいているので(言い訳)、つい秋物をふらっと見に行っちゃったり。ああ、秋っていうか、もうコートね.....。かわいい!......けど、まだ暑いっすね。なんて言いながら、ごにょごにょ。
だって、お店にコートが並び始めるあっつい時期にはいいの見つけても『まだまだ売れないよねえ?』なんて言ってて、いざそろそろ欲しいなあと思う頃には、そのかわいかったやつを買い逃し、その幻影にとりつかれることもあって、なかなかコレ!というのに出会えなくて悔しい思いをすることが時折ある。ので、やっぱり今のうちに見てまわっておかなければー。
だってもう9月なんてすぐだしー、ライヴもあるしー、すぐ冬になっちゃうしー。
とかなんとか言いながら、つまり物欲を正当化しようとしてる自分。

ああ.....この蝉の声ももうすぐ思い出したりするんだなあ。で、マフラーとかにうずまって歩いたりするんだなあ。



[link:1145] 2009年08月22日(土) 00:35


2009年08月18日(火)

フと何気なく夜中にテレビをつけたら世界陸上。ウサインボルトすごいなー。女子の短距離もジャマイカの人が1位2位だし、ジャマイカの人、足速っ!

ところで、競技の中に『3000m障害』ってのがあって、こんな公式な陸上競技に『障害』なんてあるんだと初めて知りました。
でも見てたら『障害』ってつまり『大きいハードル』だけなの?
なんか1カ所だけ『ハードルを越えたところに水たまり』っていうのがあって、この『ハードル飛んで水たまりにバシャーン(ぜんぜん深くはない)』というのは見てるほうにはちょっとしたお楽しみで面白いんだけど、とにかく全部ハードルだけ、ってのはなーんか物足りない(走ってるほうにしたらハードル飛び越えたら水の中ってのは結構な障害だと思いますが)。
だって3000m『障害』でしょ?
ただの『3000m』じゃなくて、わざわざ『障害物競争』として公式な競技にしてるんだから、やっぱりもうちょっといろんな『障害物』が見たい。せめて水たまりはハードルと離してもうちょっと池っぽくするとか。
『平均台』とか『麻袋に入ってピョンピョン』とか『階段のぼっておりる』ぐらい入れてみるとどうだろ。
さすがに、『あんぱん食いつき』とか『粉の中の飴さがし』とかの完全余興系は入れろなんていわないし(やってくれるならやってほしいが)、『梯子くぐり』とか『網くぐり』とかもまあやや余興っぽいから省いてもいい。でも、『麻袋ピョンピョン』とか『階段上って降りる』とか『平均台』とかのあたりはギリギリ陸上の能力でイケないか?

もちろん『麻袋』の素材と大きさも規定があって、なんかどっかの会社が開発した特殊な絶対破れないやつで。
平均台とかもちょっと幅の広いやつにすればいいじゃん。
やってるほうは気が散ってしょうがないかもしれないけど、これは勝負が見えなくて面白そう。足が速いだけでも、持久力があるだけでもダメだし、誰がどこで勝つかわかんないし。ギラギラした陸上の中でちょっと花を添える的な人気競技になると思うけどなー(って私だけ?)。
じゃあ、百歩譲って、公式でダメならエキシビションでもいいです(聞いたことないけど)。
メダリスト全員でやる、ってのはどうだろう。エキジビションなら『あんぱん』も『粉の中の飴』もイケるし。楽しそう。




[link:1144] 2009年08月19日(水) 23:26

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。