忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年07月06日(月)

こもって曲を作ったり、締切があったりしたせいで、ぜんぜん世間を見れてないのでした。お手紙をもらったり、ごあいさつをしたかったりするんだけど、まだ手つかず。
すみません。
たいていライヴ前はこんな感じですが、そういう時に限って普段はあんまりかかってこないセールスの電話とか、セールの案内とか、いろいろあったり、レーゾーコの冷凍室が開けるたびに鍾乳洞みたいになってて、氷山が降って来たりするので大変である。レーゾーコは去年からもう鍾乳洞が発育するようになってしまって、一度大掃除で冷凍庫の棚を出した向こうの壁面にドライバーで穴をあけてしまって、それをガムテープで塞いだままにしてある2009年夏、である。
うちはなんたっていまだにブラウン管のテレビだし(ブラウン管のほうが色がすき)、レーゾーコも鍾乳洞だし、洗濯機もかれこれ10年なので、来年あたりみんなで示し合わせて一度に壊れたりなんかすると大変だ。なので、ひとりひとりを大事にかわいがって、できるだけ自分がヨボヨボである、ということを気づかせないようにしなくては。(特にテレビには、できれば再来年になっても世の中が地デジになったってことにも気づかないでいてもらえないだろうか。)少しでも長くはたらいてもらおうとこちらも必死である。当面、いちばんやっかいなのがレーゾーコなんだけど、あの冷凍庫の氷山はほんとに困る。すべてのモノの上に氷の欠片が取り憑いて何がなんだかよくわからない。そして氷を砕き終わったあとは必ず脇からショロ〜っと解けた氷の水が漏れて来る。ああ....。
流氷は毎年少なくなって、ガリンコ号の出番も減ってるのに、こうして凍らなくてもよいところに電力を使ってできた大量の氷が発生するのがなんか理不尽、と毎回砕いた大量の氷が入った洗面器を見ながら思う夜であった。
あ、ライヴのご予約承っております。そちらもドーゾよろしくお願いします。



[link:1130] 2009年07月08日(水) 22:56


2009年07月03日(金)

七月になってしまったようです。
いかんいかん。
なんか行事が多い昨今。
やっとこさ、11日のライヴのご案内ハガキ、出しましたよ(遅っ)。
って、もう来週の土曜日ですがな。
いやー、これはひとつ人助けと思ってぜひ遊びに来てくださいねー。いろいろやりますからー。


[link:1129] 2009年07月06日(月) 00:53


2009年06月29日(月)

荻窪、西荻窪、吉祥寺、ちょっぴり三鷹、というあたりのエリアの古本屋さんで配布しているフリーペーパー(にしてはすごい読みご豪華な中身!)『おに吉』の第4号が発行されました。
この『おに吉』は毎号、巻頭に歌が載せられるのですが、今号は私が作らせていただきました。といっても本ですから、譜面と歌詞のみ。音源は私の手元にあるデモのみしか存在していません。楽器の心得のある方、譜面の読める方、どうぞ『おに吉』をお手にとって、歌ってみてくださいね。
私も今度のライヴで演奏しようと思っています。

ちょっと今、一瞬、頭をカラっぽにしたいような気持ち。
こういう時はお風呂に入ってなんか甘いものでも食べよう。頭の中のもじゃもじゃよ、サヨーナラー。


[link:1128] 2009年07月03日(金) 17:00


2009年06月26日(金)

川口さんプロデュースである、栗コーダーカルテットと渋さ知らズの企画アルバム『渋栗』発売記念ライヴに行きました。
栗コーダーカルテットと渋さ知らズが、共にお互いの曲をお互いが演奏するというとっても面白い企画で、今日のライヴもそれぞれのオリジナルバージョンとお互いに演奏したバージョンが披露され、すごく面白かった。
そして改めてやっぱりスゴイと思ったのは、栗コーダーも渋さも、何をどのようにやろうとも、どこまでも栗コーダーカルテットであり渋さ知らズである、ということです。
栗コーダーが演奏すると渋さの曲はまるっきり栗コーダーの曲だし、渋さが演奏すると栗コーダーの曲はまるっきり渋さの曲です。
そのすごさに感動すると共に、いつもながらに大変勉強になりました。中でもとりわけ好きだったのは川口さん作曲の『ホテルラサール1986』を渋さ知らズで演奏したやつ。ニューオリンズでなんかの行列を見ているようでした。

終演後、あれこれごあいさつ。
鬼頭哲くんにものすごーく久しぶりに会った。ものすごーく久しぶりのはずだが、いつ会っても彼もぜんぜん変わらないので(20歳ぐらいの頃からこんな感じだった気がするねえ)あんまり久しぶりー!って気がしないなあ。
やあやあ、元気〜?って感じ。元気そうでなによりなにより。

You Tubeに『Rairoad』をアップしましたよ。


[link:1127] 2009年06月29日(月) 00:32


2009年06月23日(火)

珍しく、午前中から代官山へ。
まだお店が開ききってないものの、降りる人降りる人、みんな『オシャレ』さんですなー。さすが『おしゃれマッドシティ』です。男子はやはり今、横分けか?七:三で細めのデニムにインか?
前を歩く柄スカーフon派手柄プリントのミニワンピの女子二人連れが、『あたしなんか派手じゃないよねえ?』『うーん、まあ派手じゃないよね』的な。ここでの派手とは。
などと周囲の人々を楽しみながら観察する。
が、代官山はおしゃれマッドシティな割にアナログな感じがする(何がアナログなのかはよくわからない)。
仮に青山がデジタルおしゃれマッドシティとすると、代官山はアナログおしゃれマッドシティみたいな感じ。
となると、銀座はセレブおしゃれマッド天国(古き良き時代が今も生きつつ)。
谷根千はアナログおしゃれスローインテリジェントストリートか?.....って自分で書いててもう何がなんだかわからない(っていうか、もう呼称はどうでもいい。どちらもすてきな街です)。

で、代官山。
打ち合わせ後にお昼をごちそうになったお店はものすごーくシブーいふるーい定食屋とかだし、結構古い家とかも普通にあるし、でもそこ入るとお店の人はおしゃれでおきゃんなおねえちゃんだったりでいろんな価値観と存在感が混在していて面白い。
地方のおしゃれギャル(って誰?)たちにとってはアコガレの地、ってのは本当なのかしら(今はもう違うのかも)?
私の勝手な印象だけど『最新の遊具のある公園に集まって目を輝かせて遊んでいるこどもをフツーにおじちゃんおばちゃんが見守っている図』みたいなのを感じて、そのテキトーな感じが微笑ましい。
おいおい、それはほんとに最新かい?と思っても、『まあそういうのも込みで、まあ若い人たちが元気で集まってくるからいいよね、ここは。』みたいな。
って、あくまでも、私の主観なので、実態はぜんぜんちがうのかもしれないし、ほんとはほんとにすごい『おしゃれマッドシティ』なのかもしれないですけど、なんか面白いです。
とりあえず、『ひょっとして、時代はだいぶ前からデニムにシャツをインしていたのかも....』と思わせるナニカが代官山にはありました。


[link:1126] 2009年06月26日(金) 01:34

2003年6月16日までの日記


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