忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2008年05月22日(木)

さて23日はleteのライヴです。
あれこれと準備を進めていますが、これまでの二人三脚では一番の「てんやわんや盛りだくさん」ライヴになる予感。
ここはひとつ、チッチ&クックの出番も多めに作ることにしました。私のソロコーナーももちろんありますが、加藤千晶のアノ曲をチッチ&クックがカバーする、というのにも挑戦しようと思い、アレンジを必死で考えていたところ。なにせチッチ&クックはへっぽこブルースユニットですから、コードは3個ぐらいしか弾けないのです。
クックもはりきっていますし、チッチもがんばって演奏しますからどうぞみなさま遊びに来てくださいましね。

[link:984] 2008年05月22日(木) 23:19


2008年05月20日(火)

次回、7月4日は『どろぼう失格グランプリ』の最終回です。ゆわかしと口ぶえに続くワンマンシリーズとしてやってきた『どろグラ』はひとまず終了。
新しいアルバムにむけて、これまでやってきたことも新たなことも改めて練り上げて、また新しい気持ちで攻めたい、という思いがあり、それに伴ってライヴもまた新たな気持ちで望んでいきたいと思います。といってもライヴ自体をお休みするという気持ちはありませんので、どうぞこれまでどおりごひいきに。
メンバーの方々にも今後もお世話になることがたくさんあると思いますが、『どろぼう失格グランプリ』としては最後のライヴです。どうぞみなさまお誘いあわせておいでください。楽しいライヴになるようはりきってまいりますのでよろしくお願いします。
なお、前売はMANDA-LA2店頭にて、ご予約は加藤千晶食堂にて本日20日より承ります。

[link:983] 2008年05月22日(木) 01:01


2008年05月19日(月)

5月15日、打ち合わせで急遽、その日のうちに5パターン分のアレンジを作ることに。徹夜する。
16日、そのままスタジオへ行き録音。オーダー通りユルさ炸裂。なんとか事無きを得る。
17日、18日、車で京都へ。観光ってものをできるほどの時間はなかったのだけど、それでもちょっとの合間に、京都に来ていた森ちゃん(森川アキコさん)に頼んでプチ観光(散歩?)につきあっていただく。一度行ってみたかった錦小路へ連れてってもらい、ひやかし歩き、河原町でおみやなどを買いつつ、これまたぜひもう一度行きたいと思っていた老舗の喫茶店『フランソア』へ寄ってレモンタルトとリンゴのタルトでお茶。森ちゃんがすっかり京都弁に戻っているのがなんともかわいい。途中、『大丸ヴィラ』という建物の前を偶然通りかかり、中をちょっとだけ門の隙間からのぞいてみたら、ものすごい古い立派な洋風建築の豪邸で、建物やお庭に釘付け。
どうにかして中に入れないものかと思ってあちこちまわったりピョンピョン飛び上がって中をのぞいたり(小学生?)したが、ピッタリと門もしまっており、どうやら一般公開はしていない様子(後から調べてそれが決定的に判明した)。ああ、中が見たい。入りたい。なんとか公開してもらえないものか。大事に見るから。
という感じで森ちゃんと楽しいお散歩をした後、今年開店35周年の超老舗ライヴハウス『拾得』にて西村哲也さんとタマコウォルズを観る。
西村さんにはご無沙汰ばっかりしてしまってて、ようやく久しぶりに観たら、曲も次々に生まれていて、そのどれもがとてもよかった。1曲目にやったのがタイトル忘れてしまったけど特に好き。西村さんの音楽はどこかイギリスっぽい雰囲気が垣間見えると思うんだけど、なぜか京都にもよくなじむ音楽だと思った。拾得で聴けてうれしい。
そして、日頃見慣れている赤坂グラフィティとは違い、京都で聴くタマコウォルズはなんかモノスゴかった。なんだろうあのドライヴ感とグルーヴは。そしてこちらもそれがやたら京都に合っていた。拾得の石畳にも合っていた。しかし京都で観たから、という理由を抜きにしてもあのライヴはタマコ史上ベスト1の呼び声が高いのではないでしょうかっ。というか、毎回ライヴの度にベストを更新しているような人たちですけども。この夜、京都の拾得で観たタマコの六人は、私にはホンモノの侍に見えました。ものすごい切れ味の浪人、しかしどこにも属していない。アメリカのどっかの砂まみれの砂利道を着流しに脇差で歩いている六人の浪人。みたいな。

そしてすばやく今度は新幹線にて帰京。スタジオへ直行して先日の仕上げおよび追加、修正など諸々の作業する。
うーん。おかげさまで上々の出来上がりになったと思います。気に入っていただけるとよいです。
そしてこれからleteの準備。それからもう一つの締切に向かってお仕事。そしてチラシ描き。チッチになる練習、など。

[link:982] 2008年05月20日(火) 23:08


2008年05月15日(木)

う〜〜〜ん。
物事というのはなぜ集中するのだろうか?
以前からめったにしない遠出をすると決まってお仕事のお電話をいただくことが多々ある。一度など、尾道の民宿でのんびりしてるところで電話を受けたものだから、民宿のFAXに絵コンテを送っていただくという顛末。
今回もややそれに近いものが。というか、今回はまだ出かける前だったんだけど、時間がない!leteの曲順とかをロールケーキなどちくちく食べながらのんきに悩んでいるヒマはとりあえずなくなった。日記とかも更新してる場合ではない。しかしこういう時に限って更新してしまうことよ。
作業する時間は今夜しかなく、まさに今夜が勝負なんだけど、しかしやはり私にいただくお仕事の内容は、あいかわらず『勝負』というコトバにはまったくそぐわないお気楽な音楽を何個か作るのであった。さて、そういったわけで、コーヒーでも飲むことにします。ほんとに時間ないんだけど。

[link:981] 2008年05月19日(月) 19:32


2008年05月13日(火)

寒っ!寒っ!寒っ!
なんですか、この寒さは。まだ毛布にお布団二枚重ねの冬仕様布団セットのままで、そろそろ毛布いらないかなあ、と思っていた矢先の寒さで、しまわなくてよかった。

お仕事で麻布のスタジオへ。
今回のお仕事は不思議なご縁で、私がかれこれ15年ほど前お世話になった、とある団体の今年度のキャンペーン。その頃はまだ名古屋におり、少年王者館におり、バンドをやりながらそこで働いておりました。現在はどうかわかりませんが、当時、ボスと『たった一人の事務員(私)』という、とっても自由でおおらかな職場で、のびのびと働かせていただきました。事務所に『北海の珍味売り』が突然押し売りにきて踊りを踊っていったり、ビルの入り口の消化器を破裂させてしまったり、終業後にビルの給湯室でこっそりパンを焼いたり、今から思うとあり得ないアクシデントもいろいろあったなあ。広告の世界を知ったのもそこでした。そして、ザボンドボン時代の『ヒネコッタコマメパン』が私の知らない間にラジオ番組のオープニングテーマに使用されていたのもその頃でした。その後、そこを離れ、音楽を作るということを本業にしてはや十数年。巡り巡って、まったく別のご縁からそのキャンペーンの音楽を作ることになろうとは、感慨深いものがあります。
というようなしみじみとした思いもありつつ、お仕事は無事に終了。みなさまにもお気に召していただけてなによりでした。ありがとうございましたっ!

中国の大地震、この異常気象ともいえる暑さや寒さ、なんだかいろんなことが大変なことになってきている昨今ですが、私も含め、なんとか元気にがんばりましょう。みなさまお風邪をひかれませんように。

[link:980] 2008年05月16日(金) 02:14

2003年6月16日までの日記


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