忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年09月11日(火)

なんでこんなにせっせと日記を書いているかというと、あさってカナダに行くんだけど、風邪が悪化してきて、さすがにこいつはマズイと思ってお家でおとなしくしているからです。
今日はとにかく打ち合わせ。しかし行き電車からそうとうつらくなってしまい、ほんとは帰りにお友達のS家へ寄って大好物の栗きんとんとほうとうのご相伴にあずかれる約束だったけどあえなく断念。
こうしてお家でじっとしているわけです。
さて、今日の打ち合わせではじまった新しい曲の構想を、カナダでたっぷりある時間を使って練ろうと思うのですが、大自然のオーロラの下、キャラ無視の壮大な曲になっちゃったりして。それはそれでよいオーロラ記念になるというものです(なにか別のことで記念を)。
久住さんの新刊、『新・中学生日記7』を送っていただきました。封筒をやぶって速攻一気で読みました。何度か吹き出しました。いつもながらの爆笑具合に加えて、今号はより各キャラの個性が際立って描かれてる。ホントにあいつら(こんな呼び方ごめんなさい!でもそういうしかない)のしょーもないけどじ〜〜〜〜〜んとくる日々が手にとるように読める。マジでリアルな『あのいちばん恥ずかしい季節』。笑います。きゅーんときます。思わず帰り道でねこをかわいがってしまいました。必読です。

[link:903] 2007年09月12日(水) 23:09


2007年09月10日(月)ゴヘゴヘゴホホホホとセキグチの法則

やっぱり風邪をひいたみたい。ああ、風邪みたい。
熱とかはないんだけど、喉が激しくいたいのと咳がゴホゴホ出るのでこれから熱が出たらマズイですな。用心用心。
カナダで寝てるか。寝て、オーロラ出たら見て、また寝てるか。オーロラ見たら治りそうだもんね。

それはそうと、昨日外出先で咳き込みながらも、フと目に入ったムーミンのぬいぐるみがあまりにかわいくてつい手に取ってしまったら、やっぱり『セキグチ』でした。セキグチっていうのは、ぬいぐるみ会社なのですが、以前から、私が本能的に『ああこれなんてかわいいの!』と思って手に取ると必ずセキグチのぬいぐるみであるという法則があるのです。大体、わたしが『あっかわいい!』と思うものは洋服とか着てなくて飾り気がなくて、そのキャラクターがドボーンと丸出しになっている素材感とか、そういうのが多い傾向にあると思うんですが、セキグチは私のツボを知りすぎている。セキグチの作ったぬいぐるみ全部を私が好きというわけじゃないのですが、逆の確率は大変高い。絶対セキグチには『ぜったいコレ加藤さんひっかかるよ』課があると思います。それに逐一ひっかかってる私。さすがにぬいぐるみの衝動買いというのはなくなりましたが。
一度セキグチの見学に行ってみたいです。


[link:902] 2007年09月11日(火) 19:13


2007年09月08日(土)iTunesでもおせっかいカレンダー

繰り返します。
iTunesでもおせっかいカレンダーが買えるようになったようですー。どぞよろしくですー。

なんか喉がイガイガしています。なんででしょう。
毎夜、お腹を出して寝てるんでしょうか。
初サンマを食べました。


先日、フとテレビをつけたら数学の秋山仁先生が『音楽を数学的に分析する』というのをやっておられました。
ボサノバ、ルンバ、タンゴなどのリズムのアクセントを数学的に当てはめて理解したり、1オクターヴの12音を円形にならべて、4:3:5の直角三角形と3:4:5の直角三角形をつくってその頂点にくる音を同時にたたくと『きれいな澄んだ音がする』、『少し悲しく暗い音がする』と説明しておられました。それはどうもピタゴラスの定理だそうです。
で、最後は秋山先生もアコーディオンを弾いて、なじみのない合唱曲みたいなのをみんなで歌っていました。
すっごく意味がありそうで、でも結局それを知っても『へぇ〜』で終わってしまうどうでもよさで、面白かったです。さすが数学です。

[link:901] 2007年09月10日(月) 15:45


2007年09月06日(木)台風にご用心

10月13日のleteのライヴ『加藤千晶の二人三脚シリーズ”加藤千晶とのんき大将”』のご予約が本日開始になりました。
三回目を迎えた弾き語り企画、今回はなんと『のんき大将』こと川口義之さんとサシでのライヴです。この二人の二人三脚は一体何が飛び出すんでしょうか。見所いっぱいのライヴになることマチガイなしでしょう。限定20名のライヴですのでご予約はお早めにお願いします。詳細はトップページでどうぞ。

さて、またまたやってきました、台風の季節。
外ではびゅわびゅわと風が吹きまくっています。情報によるとこの辺りでは浸水することはまずないようですが、とりあえずベランダのメダカの瓶が水があふれるといけないので、よいしょ、よいしょ、と屋根の下へ移動しました。
子供の時に住んでたあたりは低めの土地だったし、近くに川があったのでけっこうよく道路まで水が来ていました。大人の苦労も知らず、こどもは楽しかったもんです。特に田んぼは、田んぼ部分とあぜ道の区別がつかずぜんっぶがでえかいプールみたいになって、どえらい泥水プールでしたがジャーブジャーブと遊んだもんです。
ある停電の夜には、台所の冷蔵庫の横に光るものが二つあるので近づいてみたら、ズブ濡れの野良犬が座っていたことがありました(どこから入ったのか?)。
またある台風の日には、ひよこで買ったのに想定外にニワトリにまで育ってしまい、コケコッコーコケコッコーと朝晩とにかくよく鳴いて家人を苦しめていたピーちゃんがオリごと吹き飛んでいなくなっていました。しかし、その日の午後には、道路をはさんだお向かいの人からキャベツつきで再びオリごとあっさり戻ってきて、家族をガッカリ、いや、安心させたのでした。
それもこれもある秋の日。

[link:900] 2007年09月08日(土) 22:00


2007年09月03日(月)

きのう、少年王者舘公演の終演後、天野さんとU5さん、Sさんでプチ飲みとなった。そこへ後から天才チェロプレイヤーの坂本弘道さんが合流。坂本さんはマルタくんやパスカルズなど何度もステージは拝見しているが、ご本人とはちゃんとお話しするのは初めてだった。奏でる音と、ステージ上で火花を散らす坂本さんを拝見すると、なんだかちょっとお話しするのはこわそう、と思っていたのだが、それが全くのまちがいであったことがよくわかった。ごめんなさい。
坂本さんはものすごーく優しく面白くおしゃべり好きなとても気さくな方であった。でもだからと言って、火花を散らしてチェロを操るあの人とまるで別人という感じではない。ちゃんと目の前でにこにことテレポーテーションやお気に入りダジャレベスト3について話す坂本さんと、あのチェロの坂本さんがバッチリリンクして、まことに素敵でイカした人物像をなして私の中にインプットされました。
そんな初めてちゃんとお話しした坂本さんに開口一番、『加藤千晶さんといえば、あの関島さんとの対決で有名な. . . . 。なんか作曲対決やったんだって?すごいね。関島さんが、「毎回絶対勝ちに行くつもりでやってる」って言ってましたよ。』と言われたのには驚きました。え、対決で有名?しかも関島さんがそんなことを?そんな. . . . 。なんか尾ひれがついてないか?そりゃ、関島さんにはよく挑んでいますけども。そして毎回負けてますけども。作曲対決も私のほうは大失敗でしたけども. . . . . 。
そんなに対決が有名(?)になっていたとは、信じられないけれども、うれしいからいいや。関島さんにはこれからも引き続き胸を貸していただこう。

[link:899] 2007年09月07日(金) 00:36

2003年6月16日までの日記


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