忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年10月09日(月)

体育の日はいつの間にか十月十日じゃなくなっちゃってるんだなあ。『朝』っていう字ももう『十月十日』って覚えることもあんまりないのかもねえ。書き順にしたらめちゃくちゃだし。
それはそうと、運動会ってものにもう十数年縁がないのだけど、今、私が運動能力テストとかしたとしたら、100mとか何秒ぐらいなんだろ?
実は私は球技とかがまるでだめ。持久力もまるでなし。
そのかわり瞬発力オンリーのものは得意で、その場で飛ぶ、とか、短距離走とか、鉄棒でぐるぐる回る、とかは得意。つまりとっても原始的な運動は得意。でももうきっとまるでだめ夫だろうなあ。鉄棒とか機会があったらやってみたいんだけどなあ。
それにしても東京の学校の運動場を見てびっくりしたのは『土じゃない』ってこと。なんかアスファルトみたいな転んだらとっても痛そうな地面。それどころか、学校によっては屋上に運動場
、または運動は体育館、みたいな。別にそれしか知らない人はそれでもなんとも思わないだろうが、私のような世代からすると、そりゃほんとにびっくり、という気分です。
運動場が土じゃなかったら、放課(余談ですが名古屋では休み時間のことを放課という。で、いわゆる『放課後』のことは、私の小学校ではちゃんと『授業後』と言っていた。世間で言う『放課後』のことを知った時、私たちの理屈でいうと『放課後』は放課の後だから授業中ということになっちゃうから、なんかへんだなあ、と心の中で思っていた。)に外で遊ぶ時も、字隠し(地面に字を彫り込んで上から土をかぶせて隠し、その字を指でさぐって当てる)とか、地面にでっかくお花を描いてその中を逃げる鬼ごっことかできないんだなあ。指や足ですぐ地面に線が引けないとやりにくい遊びがいっぱいあったはずだけど。
まあそのかわり、今のこどもはダンスとかパソコンとか、他にやる楽しみがいっぱいあるから、別にどっちがいいとかは思わないけど。私が今の時代にこどもだったら、やっぱりヒップホップのダンスとかやったりしてるかなあ。ホッポング(古)とかはビョンビョンやってたけどなあ。
なあ、なあ、の多い文章だなあ。

[link:730] 2006年10月11日(水) 02:51


2006年10月08日(日)

いやいや、しかしなんですなー。日記っちゅーもんを毎日書くっちゅーのんは骨の折れることですなー。
mixiでも日記を書くようになったら、別にこっちもあっちもおんなじこと書いときゃいいのに、つい貧乏性なものでぜんぜん違うこと書いてたら、だんだん話がどうでもいい話になりつつあり、表に書くほどでもないようなくだらない話はmixiにばかりアップするようになってしまいがち。
圧倒的にこっちのほうが見てくれている人は多いし、表、裏、といってもmixiの日記も一般公開しているから裏でもなんでもないっちゅーんにねえ。やはり人は裏が好きな動物なんだろうか(だから裏じゃないっつーの)。
久しぶりにちょっとリトルフィートがまた来そう。本は相変わらず半村良。なんだこの妙な組み合わせは。

[link:729] 2006年10月10日(火) 00:45


2006年10月06日(金)

うっかり風邪をひいてしまったみたい。
ライヴまでに治さないとまずいから今日はおとなしく家でグズグズしていました。
できるだけ漢方系の風邪薬を飲むようにしているんだけど、薬ってほんとに苦手です。粉薬とかはもう飲むのもぜんぜん下手。
オブラートがないと飲めない。子供の頃は大人になったらサラサラー、ゴクン、と飲めるようになるのかと思っていたけど、いつまでたっても口中に粉が広がってゲーッとなる。
かといって、こども向けの甘い液体が好きかというとそれはもっとイヤで、やっぱり薬なんだからいっそマズくて気持ち悪い味のほうがあきらめがついてよい。
注射を打たれる時も、よく顔を向こうにそむけて、針を見ない人がいるが、私は針がブスッと刺されるところをちゃんと見ていないと怖い。
見ていないと、いつ『痛っ!』となるかわからないじゃないですか。でも見ていないタイプの人に聞くと、『もう腕を差し出した時点でいつ刺されてもいい心の準備ができている』と言うのだが、フと緊張が途切れた時に不意を突かれて刺されるということもないとは限らない。そんな恐ろしいことによく耐えられるものだ。
ちゃんと自分の目で見て『痛っ!』というのと、脳で『あー、来るぞ、来るぞ、痛っ!』というのが一致していれば、スムーズに事が運ぶというものです。なので、子供の頃はお尻にされる注射がそれはもう恐怖でした。大人になってからはさすがにお尻に注射というのはありませんが。
あ、そんなことはどうでもよくて、今日の主張は風邪を早く治したい、と。そういう日記でした。がんばって治すから、ぜひ観に来てね。


[link:728] 2006年10月09日(月) 02:21


2006年10月05日(木)

リハでした。ウッドベースの河瀬くんに入っていただいて、けっちゃん、修ちゃんと共に4人編成。
うーん。先日のふちがみとふなとでは関島さんのテューバでの編成でしたが、今回はウッドベース。テューバとはまたちがい、河瀬さんのウッドベースのブンブン感がたまりません。この4人編成のアンサンブルはちょっと久しぶりなので、新しい曲とかやったら燃えてきた!30分って短いなあ。もうちょっとやりたいなあ。けっちゃんのピアニカも聴けるしなあ。

[link:727] 2006年10月07日(土) 00:10


2006年10月03日(火)

今日の聞き間違い。
コンピューター→こんぺいとう
佐渡の船箪笥→佐渡のフラダンス(自分でも笑った。)

よくキム兄が『たとえまちがって聞こえても、前後関係から正しく判断せーよ!』と怒っているが、私は決定的にキム兄に怒られるタイプだ。だって前後関係から判断しろ、といわれても、聞き間違いをする時には前後を聞いていないところへ突然その言葉だけが聞こえてきて『え?』と思うのだから仕方がない。
聞き間違えられた相手にしてみれば『今時なんでこんぺいとうの話をしなきゃいけないのだ』とか『佐渡でフラダンスはないだろ!』ということになるわけだけど、私にとっては別に急にこんぺいとうの話が出て来てもぜんぜんおかしくないし、へえ、佐渡だからこそあえてフラダンスか、と想像してしまうので、特に違和感はない。普段、『絶対こんなことは会話に出てこないだろう』という比較的かたよったところで(例えば株式業界とか、IT業界とか医療業界とか?うーん、よくわからないけど。)生活しているならまだしも、私のようにのんきに垣根のない生活をしていると頭の中もズルズルなのです。まあ一言でいえば私の耳と頭が悪いんですが。

しかし、垣根といえばジャンルっていうのはめんどくさい。
音楽でも読み物でも絵でも芝居でも、なんでも。
確かにそれが一つの目安になって便利なんだけど、それが目隠しになって不便だし都合の悪い時も多くある。
まず最初に自分の職業を人に言う時不便。音楽を作る、というと『へえ。ジャンルは?』と聞かれる。ネットで私のCDや音楽を売っているところがある。そこでもやっぱりジャンル分けされてる。my spaceみたいなところに自分のページを持ってみる。そこでもやっぱり自分の音楽をどこかのジャンルに入れなければいけない。どこまで行ってもつきまとわれるので、もう特に悩んだりもしないけど、いつまでたってもしっくりくることはないし、いつもやっぱり説明にちょっと困る。
はっきり言って、私の音楽がどのジャンルかはよくわからない。J-POPといえばそうかもしれないが、ちがうような気もする。かといってロックか?ジャズか?フォークか?なんかどれもそういわれるとそういうところもあるが、しかしどれもちょっと違うような気もする。しかしあえてジャンルでいうなら、ジャズ、ロック、クラシック、昭和歌謡、童謡、ブルース、インストルメンタル、ムードミュージック、商店街の音楽、映画音楽、シャンソン、盆踊り、などなど。みんな混じってるし、たとえ少しずつだとしてもそういう全部からの影響がある。自分が好きで聴く音楽、聴いて心を奪われる音楽やそれを生み出した人たちをあげればキリがない。そうやってできあがっている私の音楽とは、はて?
私に限らずみんなそんなもんでしょう。フと思いつくだけでも栗コーダーは?パスカルズは?ふちがみとふなとは?読み物だってそう。芝居だってそう。
でも、一見しっかりジャンル分けされてるように見える、例えばブルースだって、一口にブルースといえば、コード進行とかみんなおんなじようなもんだし、ジャンルはジャンルじゃん、と思う人もいるかもしれないけど、あんなに演り手によって違うものもなかろう、というぐらいみんな独自だ。だけどブルースはブルース。うーん。。。。。
いやはやジャンルって、ややこしいですね。

[link:726] 2006年10月05日(木) 23:44

2003年6月16日までの日記


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