忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年04月21日(金)

おや、もう10日も更新してませんでした。
カジュアルズ、guiro、おばあちゃんの骨折介護、おとんの高熱、犬の散歩、黄色い傘、メダカ、おかめそば、友人の展覧会、親友とのおしゃべり、あったかかった日、風の強かった日、仕事、いないいないばあっ!の新曲オンエア開始、など。

空き地で日本タンポポを見つけました。その横に真っ白いタンポポも一本だけ。昔、学校の授業でタンポポ調査をやったことがあって、今は西洋タンポポがほとんどを占めていて、ずっと昔からある日本タンポポは本当に少なくなっているらしい実態がわかったが、その空き地はなぜか日本タンポポばかりでうれしくなった。日本タンポポは茎が短く、小ぶりで『がく』がスッと自然に上をむいている一方、西洋タンポポは茎が長く、株も大きくて『がく』がびろーんと下方向にめくれています。見るからに大味なかんじ。

今朝見た夢。
家にあるウーリッツァーをメンテナンスに出すと、あちこちいろいろ調べた後、音色の周波数や音の立ち上がりやリリースなど(いわゆるADSRで表されるもの)まで細かく分析して、それらをまとめて(どうやってまとめたかは不明)ひとつのグラフにしたものを見せられる。
そのグラフは四角い枠の中に、すごくゆるーく山なりにカーブした横線で何かの数値が表されたもので、その見た目がお皿に乗っているサンマを想像させるので『これをサンマと呼んでいます。通常、このサンマになっていれば良いウーリッツァーです。』と説明を受ける。
なるほど、うちのはサンマなので大丈夫、と。


[link:642] 2006年04月28日(金) 01:23


2006年04月11日(火)

なんとなく忙しかった数ヶ月間がなんとなく一段落し、ちょっと気がぬけたこの数日。
名古屋でのんきな水曜日や翌日の栗コーダー飛び入り事件を観てくださった方からの書き込みや感想などをいただき、改めて振り返る。5日の醍醐味はやっぱり『普段とちょっとちがう感じ、普段はあんまり見られない、いろんな線や枠をまたいで楽しむ感じ』だったのだけど、やってみたら本当に線や枠がない感じがして、だけどそれぞれの人たちがそれぞれ確固たる個性と持ち味を全面に出していて大変面白かった。関島さんと近藤さんのデュオとか、川口さんの歌とか、久住さんの『どこへ行っても誰とやっても久住さんワールドだけど、その場にしかあり得ないパフォーマンス』とか、GOCCIの歌、シャケさんのピアニカとか、そんな人達みんなと演奏した曲の瞬発力とか、ひとつひとつ思い出すとみな素晴らしくて、ほんとに『音楽って楽しいなあ』という気持ちがステージと客席にぽわわーんぽわわーんとただよっていたと思う。出演者のみなさん、来てくださったみなさん、ほんとにどうもありがとうございました。
その後の打ち上げも楽しくて、もうずーっと笑ってた。ミックとかもこっちに合流したらよかったのに。

で、翌日は梶やんがマスターのコーヒーカジタへ行ったのだけど、あいにくお休み。そこで、もう一人、これまた古ーいお友達がはじめた茶の湯と着物と雑貨のお店『月日荘』へ。
月日荘はその友達のYさんがお友達とやっている『露』というユニットが運営している、日本家屋のギャラリー兼カフェ。
ずっと行きたいと思っていたのだけど、わりと家から行きづらいところにあってなかなか行けなかった。
噂には聞いていたけれど、とんでもなくよいお店です。昨年からカフェ営業もしているので、気軽にお抹茶もいただけるし、コーヒーカジタの月日荘ブレンドも飲めます。
おばあちゃんの家と似た、本当の日本家屋がごくごくシンプルにほどよい匙加減で改装され、明るく開放的なお座敷がギャラリーになっていて、そこでお茶も飲める。お道具や食器ひとつひとつもすごくいい。敷居も高くない。思わずその日の展示品を全部買いたくなりました。名古屋にお住まいの方、絶対行ってみたほうがいいですよー。
http://www.sanoxx.com/ro/


[link:641] 2006年04月21日(金) 16:06


2006年04月07日(金)

4月5日はTOKUZOでのんき大将こと川口義之さんと久住昌之さんとの共同企画『のんきな水曜日』でした。
その日の名古屋はローリングストーンズ嵐が吹き荒れて、町じゅう猫の子一匹歩いていないほどでしたが、そんな中、こちらへ足をお運びくださった方、どうもありがとうございました。
ほんとうにありがとう(泣)。
個人的にいろいろハラハラする場面もあったにはあったのですが、とても楽しく演奏できました。そして何よりもうれしかったのは来てくださった人達が『たのしかった』と言ってくださったこと。ストーンズを蹴ってまで駆けつけてくださった『人の暖かさ』を改めて知るとともに、世の中にはまだまだ物好きな人たちがいるものだ、捨てたもんじゃないなあ、と感心しました(オイ!)。
次回はストーンズとか、サザンとかグレイとかジャニーズとか、『大道町人祭り』とかのない日にガッツでのんきな雰囲気ではりきっていきたいと思います。みなさんどうもありがとうございました。
巨大ブロッコリーブーケをくれたGUIROの高倉くんどうもありがとう。

そして翌日は栗コーダーカルテットのライヴ観戦に再びTOKUZOへ。久しぶりに観る栗コーダーのライヴでしたが、やっぱり聴くたびにすごくなってる。演奏もトークも。オリジナルはもちろんですが、カヴァー曲もどんな曲も、栗コーダーが演奏すると栗コーダーの曲。ほんとにまったくすごい人達です。
と最後列で感動していましたら、途中の休憩でお呼びがかかり、飛び入りで『ピタゴラスイッチのテーマ』を歌うことになりました。うわー。
心の準備もなしにうっかりステージへ上がり、準備がなかったわりにはうっかり無駄に長話をし(反省)、そして一番重要な歌部分2小節はかなりビミョーな声に。。。。(猛反省)。
いやー、失礼しましたー。でもすごいうれしかったです。ありがとうございました。
栗コーダーカルテットはこの日がツアーの初日。今頃は神戸の夜でしょうねえ。ブラボー、栗コーダー。

[link:640] 2006年04月11日(火) 15:59


2006年04月03日(月)

4月5日に名古屋TOKUZOで開催される『のんきな水曜日』のリハ。『のんきな』とタイトルにうたっていますが、内容は『のんきで豪華な』です。
あんな曲やこんな曲をあんなメンバーやこんなメンバーでやるとこんなふうになるのかー!とやっているほうもすごい楽しい。
アノ人のレアな歌声が聴けるのも『のんき企画』ならではです。
この顔ぶれが正真正銘、あちこち入り乱れていろんな曲に挑戦しますし、総勢7人でのコーナーも盛りだくさん。
私のコーナーもいつもの加藤千晶とはまたひと味もふた味もちがいます。
ほんとにのんきで楽しい水曜日になると思います。
名古屋にお住まいの方はぜひおいでください。


[link:639] 2006年04月07日(金) 23:00


2006年04月01日(土)

どろぼう失格グランプリ2、楽しく終了しました。
いやー楽しかったのです。ほんとうに。
今日は夜桜日和だし、おまけにあちこちでいろんな楽しいライヴが催されていたのですが、そんな中でどろグラ2に足を運んでくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
サポートの『今日のどろグラ団』のみなさま、いつも無理を聞いてくれて、そしてすんばらしい演奏をしてくれて、ありがとうございます。スタッフのみなさまもどうもありがとうございます。
今日はリハの時から感じていたとおり、ちょっと大人っぽいライヴになるかな、と思って挑んだのですが、結果的にはあれこれごちゃごちゃなまぜまぜライヴになったようです。いろんな方向にいろんなモノが飛んでった感じ。すごく面白かった。果たしてお客さんは楽しんでくれているのかなあ、とちょっと心配になったのだけど、終わってからいろんな人が声をかけてくれ、みなさんそれぞれに楽しんでくださっていたようでうれしかったです。
ともあれ、ありがとうございました。
この調子で、名古屋にもたくさんの人が観に来てくれるといいのですが。また今日とはちがった意味ではちゃめちゃになると思います。名古屋の編成はこれまたひとあじ違ったオモシロイ編成なのです。がんばります。

[link:638] 2006年04月03日(月) 23:59

2003年6月16日までの日記


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