忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年01月06日(金)

CMのデモ録音でした。
今日のは2種類あったのですが、そのうちの一種類がちょっと難しくて、あれこれやっても自分でちょっとブレてるような気がしててどうだろうと思ってたのですが、結局一番最後にコレダ、と浮かんできたやつを気に入ってもらえたから、なんかよかったです。
仮でSEも入れておいてほしい、というオーダーがあったので、探したのですが、SE集は何万円もするし、SEのオーダーはそんなに多くないので、できるものは生音を録音することにしている。
で、今回はとある抽象的な音が必要(用途はフタの音ではないが)だったので、昔、叔父さんさんが得意技にしていて子供心に憧れた『口でニワトリの卵を産む音』のことを思い出し、もう私も大人になったし、やってみたらできるかも、と挑戦したところ意外とうまくいった。家でマイクを片手にひたすら『口でニワトリの卵を産む』を何回も録ってもっていった。
そしたら運良くそれも気に入ってもらえ、『これは何の音ですか』と尋ねられ真相を言うと来ていたクライアントさん全員で笑われ、本番では生でやってもらいたい、とまで言われてしまった。けど、気に入ってもらえてよかったです。こんなことがまさか役に立つとは思ってなかったが、大人になってできるようになってよかったです。
そして、この一件が終わり、この週末、もうひとがんばりです。

[link:586] 2006年01月07日(土) 14:56


2006年01月05日(木)

6日に録音のあるデモを作成中。
あれこれいろいろやったけど、なんかちょーっぴりブレつつあるのか?やっぱ1番最初に出たヤツかなあ...(黙)。
お茶でものむか。
今年最初の仕事だからなんかスカッといきたいんだけどなあ。

そうそう、おとといおみくじをひきました。今年は大吉。
3年前、2年前と立て続けに凶だったので、去年はおみくじひかなかったんだけど、今年やっとリベンジできた。ちなみに格言は『生ける時善を作さざれば死するの日獄の薪とならん』でした。

昼間ちょっとテレビをつけたら、競馬をやってて、実況の人が『俺は待ってるぜ、俺は待ってるぜ』と連呼するので、ずいぶん主観的な実況だなあ、と思ったら馬の名前でした。『オレハマッテルゼ』って、これこそほんとに苗字と名前がわからん。
馬ってへんな名前のがたくさんいるので、子供の頃かなりハマって、用もないのにスポーツ新聞の競馬の頁を愛読していた時期があったのだが、私が高校生ぐらいの時にも『マチカネオイデヤス』っていう馬がいて、すごい変な名前なんだけど、それはそれでちゃんと『マチカネ一族』の一員だった。他にもマチカネキンノホシとか、マチカネタンホイザーとかいたはずで、マチカネ一族はどれも熟考と適当が入り乱れた華麗な名前が多かったように思う。で、これはつまりマチカネが苗字でしょう。
『オレハマッテルゼ』は『オレハ』一族なんでしょうか。オレハが苗字の場合は『オレハヤッタルゼ』『オレハイチバン』など他にも自己主張型の名前が考えられる。でも『オレ』が苗字だったら『オレニキイテクレ』『オレモヤッテミル』『オレノバアイハ』など、わずかに控えめな名前になるなあ。
あ、でもマチカネとかマッテルゼとか、競馬って待ったり待たせたりする名前が多いなあ。やっぱりその『やっときたぜ!』感がどうしても最初に思いついちゃうんだなー。
また競走馬名前チェックが流行りそうです。あと、新聞の『本日の入港』欄の船の名前を見るのも好きです。

[link:585] 2006年01月07日(土) 01:59


2006年01月03日(火)

年賀状を早々にいただきました皆様ありがとうございます。
諸々の事情により、昨日ようやく年賀状を出しました。
遅くなってごめんなさい。

昨日は夜になって近所を散歩しました。
近所の民芸お土産屋には、へんてこな民芸品があって、よくさがすとたまにものすごいかわいいモノが見つかるので、たまにのぞくのですが、案の定、今年は犬グッズが盛りだくさんです。全国から集められた張り子とかてぬぐいとか、ハガキとか、香合とか、おかしなバッグとか、鈴とか、ストラップとか。
でも期待していたハガキはあんまりなくて、年賀はがきはあんまりいいのが買えなかった。
それよりも、そこのとなりの食堂のショーケースにお団子やうどんなどと並んでいた犬のでかい張り子が(たぶん張り子だと思うんだけど).........
こ、これは? ちょっとマズイのでは?

584.jpg 240×320 (original size)

[link:584] 2006年01月06日(金) 02:52


2006年01月01日(日)餅のたまる家から

あけましておめでとうございます。
お休みの人もお仕事の人も、風邪とかひかないように気をつけてよいお正月を。

お餅(去年の)を焼きました。毎年年末に、一応ちいさーいお鏡さんをキッチンと仕事場など3つずつ買うんですが、それをなかなか食べないので、冷凍庫入れとこ、冷凍しとこ、冷凍、冷凍しとけば. . . . と冷凍庫に頼り切っているうちに、かれこれ4〜5年分が保存され、引き出しひとつ丸々鏡餅入れになってる状態でした。毎年それをあける度に『ああ、これ. . . . . .』と思うものの、見ないふりをしていました。けど、年末にお友達と話していた時にその話題になり、さすがに、(ようやく、ついに、今更、)そろそろ、なんとかしなければ、という気になり、試しにその中の1個(年代は不明)を解凍してみたけど、永久凍土のように芯の芯まで凍っていて、水分だけがぬけていて、まったく別物になっていました。ごめんなさい。さようなら(昔の)鏡餅。今年はちゃんとお正月が終わったら今年の分を食べます。
ちなみに、冷凍庫には実家から送られてきた切り餅も凍っていて、その中で一個一個パックされてる切り餅は大丈夫でした。

[link:583] 2006年01月03日(火) 21:47


2005年12月31日(土)もうすぐおしょうがつ。ほんとにもうすぐ。

ですが、起きたら3時でした。ひー。大晦日っぽさゼロ。
とはいえ、なんとなーく家の中を掃除。終了して、今。
みんな何してるのかなあ。
今年もなんとか無事に楽しくやってこられました。まわりの皆様のおかげでございます。アルバムに参加してくださった人、売ってくださった人、買ってくださった人、ライヴに参加してくださった人、観に来てくれた人、誘ってくれた人、一緒に仕事してくださった人、すべての力を貸してくださった人、本当にどうもありがとうございました。来年もドーゾドーゾ、よろしく、よろしくお願いいたします。

さて、実は私は『お正月』より『大晦日』のほうが好きです。
で、毎年、大晦日になると読みたくなる本があります。福音館こどものともの中の一冊、西村繁男氏作の『もうすぐおしょうがつ』です。1989年のクリスマスにずんちゃんがくれた本で、それ以来、ほぼ毎年年末になると必ず開いてみます。表紙を開くとずんちゃんからのMerry Christmasのひとことメッセージが描いてあって、毎年それを見るのもなんだかうれしい。
薄っぺらい本だけど、とにかくすみずみまで、この年末のなんともいえない非日常な(でも極めて毎年同じ感じな)雰囲気が本当に生き生きとみずみずしく描かれていて、何回読んでいても、16年経った今でさえ見るたびに小さい発見があり、感動します。
西村繁男氏の絵本には他にも『おふろやさん』とか『にちよういち』などがあって、とにかくその場の様子がほんとに生き生きとリアルに面白く描かれているものばかりです。中でもわたしはこの『もうすぐおしょうがつ』が大好きで、年末に必ず読みます。
あーもう読みたくなってきた。読も。

みなさまよいお年を!
来年も加藤千晶、加藤千晶食堂をどうぞご贔屓に。

[link:582] 2006年01月01日(日) 16:04

2003年6月16日までの日記


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