忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2004年10月28日(木)

ライブ準備に忙しいなか、なんとなく目がごろごろする。
ものもらい?まだ腫れては来ないが、いやな感触がする。
もしライブの日、目がボテボテに腫れていたら、眼帯とかしよう。黒い眼帯。丹下左膳みたいなやつ。そうすると服もそれ風にしなきゃいけないなあ。どうするかなあ。

台風が来て、地震が来て、その余震もまだ続いていて、本当に大変だ。これだけ大きな災害が多いのはやっぱり地球がおかしくなっちゃって来てるんだろうか。
それにしても私は地震に鈍感だ。私の周りには意外と地震にすごく敏感な人がいて、その人に言わせると、この間の新潟の地震も
一番最初に大きく揺れたのは夜7時頃だったと思うけど、その日の4時頃に「今日はなんかでかい地震が来そうだ」と思ったらしい。その後も、余震が来る度にその直前に目が覚めたりしているようで、小さくゴオーーーーーという地響きのようなものも感じると言っていた。動物的な本能が退化してないということなのか。私は退化しまくっているが、足の指は自由自在に動き、猿っぽい。物をつかんだり、ひろげたり指をバラバラに動かしたりできる。でもあまり使い道はない。

[link:313] 2004年10月29日(金) 00:20


2004年10月25日(月)

予約特典のゆわカタを制作中ですが、これに私が当初作ったオリジナルデモを加えることにしました。1回〜9回まで全9曲プラスオリジナルデモ1曲の10ゆわくちテーマ入りです。
これは予約してくださった方のみの特典ですので、みなさんどうぞご予約ください。
そうはいっても、平日のライブなんて、予約なんかできないよう。仕事だもの。急に行けなくなったりするじゃん、とお嘆きの方にも朗報です。たとえ遅刻しても、ご来場下さった方には全員にゆわかしと口ぶえの歴史がわかる読み応えたっぷりの小冊子をお配りします。こちらも着々とできてきて、表紙ももちろんオリジナル。第9回ゆわくちチラシ番外編の豪華表紙です。曲もたくさんやる予定ですので、みなさんぜったい来てください。

[link:312] 2004年10月28日(木) 01:26


2004年10月23日(土)

下北沢スズナリで公演中の少年王者館の芝居を観に行って来た。土曜日で混んでいたが、気持ち的にはゆったり落ち着いた気持ちで観ることができ、とてもよかった。大きな枠から小さい枠、皿に隣の枠からずっと先の枠まで時空をパッパッと越える天野さんの手法は、観るごとに研ぎすまされていて、途中でなんか今自分がどこにいて何を観ているのかわけわかんないようになって、終わりとはじまりがひっくりかえって、またくりかえして、頭の中がぐるぐるにミックスされてしまっても、観終わるとなぜかとてもよくわかったような気分になるすばらしい舞台である。そして数年ぶりに舞台にたった珠(水)ちゃんの、更に掘り下げられて深みを増した挙動不審さはもうおかしいとか面白いとかを通り越して「ありがたい」域に行っていると思う。笑いすぎてほんとにお腹が痛くなった。久しぶりの人とも会えたし、観に行ってよかった。

[link:311] 2004年10月26日(火) 00:16


2004年10月22日(金)

シーモアグラスで空気公団関係の会合。空風街以来顔を合わせるいろんな人と、いろんな話ができた。LIVEの時に楽屋にも差し入れしてくださったシーモアの手づくりメニューはすごくおいしい。いつもカフェにふらっと立ち寄ると、人気店であるシーモアはたいてい満席で、お茶を飲めずに帰ってくる。

[link:310] 2004年10月23日(土) 23:13


2004年10月20日(水)

今日はなんと区の健康診断に行ってきたのだ!台風来てるしすいてるかな、と思って今日にしたら案の定ガラガラで、健康診断士(なんていうの?)の人々が待ち構えててワラワラとあっという間にやってくれた。ああいう区の保健所のようなところでやる時って検査技師の人のほかにエプロンをしたおばちゃんたちがたくさんいるんだけど、あの人たちはどういう人なのだろう。
受付をすませると、順路の最初は身長体重測定で、体重係にはぼってり太った豪快な感じのおばちゃんが配置されていた。体重計には服を着たまま乗って「服の分の重さを引きますねー」、というシステムだったのだが、私の前のちょっと太めの男の人が乗り終わっておばちゃんが「服の分引きまーす」という段階でポケットに携帯が入っていることがわかり、「あ、携帯も入ってた!」と言うと「あ、じゃあもうちょっと引いときます」って。で、その次にやせめの女の人が乗ったら「あら?痩せてるわねー。服の分は引かないで書いときます」って、おばちゃんの私見かよ!それも「いいわー、痩せててうらやましいわー」などとかなりの私情が交じっていて、要するにその太ったおばちゃんは「太めの人は減らして」「細めの人には上乗せして」書いてる感じだった。これほんとに健康診断?みたいな、ものすごく好感のもてるキャラのおばちゃんだった。その後もぐるぐる順路をまわり、何事もなく無事終了。結果は一ヶ月後。帰りの道すがら、この人材配置についてよく考えてみると、だんだんあのおばちゃんを体重係にしたのはやはり意図的だったのではないかと思えてきた。しょっぱなの体重係に若くてスタイルのよいおねえさんが座っていたら男も女も、老人も若者もなんとなく気恥ずかしく、いやだろう。特に年頃の女の人なんか人前で体重計に乗ることがすでにいやなのだからなおさらだ。しかしその係があのたっぷり豪快に太ったおばちゃんで、多少太めの女性だって「あらー痩せててうらやましいわー」などと言われたら、もう「別にどーーーってことないや、あたしってほそーい!あははははー』ということになって何の嫌悪感も持たず、ストレスも感じず、その後の血圧も上がらず、多少採血が痛くたってぜーんぜん気分よく終わっちゃってスキップで帰ることができるのだ。思えば、最後に採血した後、「止血するためにじーっと5分ぐらい座ってるコーナー」に配置されていたおばさんはとても笑顔のおだやかな、でも強烈な印象はない「終わりよければすべてよし」タイプの女性(おばちゃんという感じではない)だった。考えれば考えるほど利にかなった人材配置に思えてくる。うーむ、なかなか保健所も隅におけない。

大根フェスタの話題がおもいのほか盛り上がっているが、そんな応援してくれている皆さん(?)のためにも、ぜひともがんばらなければ、といくつか極秘作戦を考えた。このまま企画実行委員会のほうからなんの返事もなければこれを実行するしかない。
1.会期中、毎日2〜3人のサクラを送り込み、「大根はエライ」はさも巷ではよく知られている曲であるかのように鼻歌で口ずさみながら会場をウロウロする。この場合あくまでも自然に『会場に来て、フと「大根はエライ」を思い出し、つい口ずさんでしまった』ようにする。あるいは、アンケートなどがあれば、「テーマソングがあればもっとよいのに」などと意見してくる。(一ヶ月毎日2〜3人で合計6〜70人のサクラが必要だが、ローテーションで30人ぐらいの人材を使い回し。)→運営の若い人が『あれ?あのうたどっかで聴いたなあ。あれ?なんかこの間送られて来たCD−Rの......もう一回よく聴いてみよう!イケるかもしれないぞ!』→会議で偉い人を説き伏せてテーマソングに。

2.誰かがこっそり久住さんの絵本の横に「大根はエライ」のCD−Rを置いてくる。(久住さん作の立派なジャケが必要。)
→ラジカセも側に置いてくる。→知らない間に小さい音でかけている。→いつの間にかテーマソングに。

3.会場内のエレベーターで企画実行委員長の偉い人とぶつかり、偉い人の持っていたCD−R(孫が編集してくれた”民謡とジャズの融合”とか”津軽三味線でジャズ”とか女子十二楽坊とか綾小路きみまろとか入りか)と「大根はエライ」のCD−Rをすりかえる。(マジックで盤に手書きタイトルなどできるだけ平凡なCDーRを装わせる必要あり。)→偉い人がさてCD、CD、となって「大根はエライ」を聴く。→『なんだ?これは!......うん?いや待てよ。大根はエライ?......これだ、これだよ!いいじゃないか!』→あっという間にテーマソングに。

などである。やはり本当に実行するとしたら2だろうか。どうだろう。やるか。

[link:309] 2004年10月23日(土) 23:13

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。