忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年10月06日(月)クラヴィネット

10月11日のイベントに何をやろうかと日々考え中なんだけど、この機会に、買ったまま弾く機会を逃していたクラヴィネットを部屋にセッティングしてみる。
ひさしぶりのクラヴィの音はくすぐったくて気持ちがよい。クラヴィネットという楽器は普通に鍵盤のついた一見エレピのようだが、鍵盤を弾くと中で弦がひっかかれて音が出るしくみになっている(ピアノは弦を叩く)。鍵盤を弾くと、中でひっかいている心地が手に伝わってきて、楽しい。
うーん、これを使えたらなあ。でも今度のはイベントでたくさん人が出るので、ちゃんと搬出入ができるかどうかわからないなあ。など問題は多い。

近所のオーガニックの八百屋さんで「バターナッツ」とくひょうたん型のかぼちゃと「みかん酢」というのを購入。ひょうたんかぼちゃはドーナッツフィルムズプロデューサー宅へお土産にして置き去り。みかん酢は今日サンマにかけて味わってみた。ポッカレモンのみかん版のようだ。でも香りはとてもいいし、おいしい。

[link:77] 2003年10月06日(月) 23:25


2003年10月04日(土)栗コーダーポップスオーケストラ

夕方に近い昼下がり、ドーナッツフィルムズセンター(?)へ遊びに行き、ずーと見れなかった「すいか」の最終回を見せてもらう。すいかは結構ビデオに録画してまで見ていたのだけど、4ch...4ch...と頭ではわかっていながら8chを録画して「白線流しスペシャル」が時間だけ録画されていたり(いつかの日記参照)、名古屋にちょうど帰る時で、母に録画を頼んだらぜんぜんとれていなかったり、最終回はセットしてくるのを忘れてドーナッツの総指揮Pに頼んだらP宅は電波障害により4chは映らなかったりして、失敗の連続だった。
そんなこんなの思い出が走馬灯のように頭をかけめぐりながら鑑賞した最終回は、全体がなんだかしっくりまったり落ち着きながらも常に涙腺を刺激される情景がうつしだされていて、人の家ながらも涙をとめる事ができなかった。めそめそ...ぐすぐす...っていう感じ。

その後、みんなで豊島公会堂へ「栗コーダーポップスオーケストラ」のライヴへ向かう。あるアニメのトリビュートとかで、会場はそのアニメファンでごった返していた。栗コーダーカルテットにイトケンさんや斉藤さんなどが加わったオーケストラの演奏による劇中の短いBGMなどはとても贅沢で、楽しかった。ゲストで出ていた声優さんの声が普段しゃべる声もキャラ声のままで驚いた。

終演後、カレーうどんを食べて帰宅。

[link:76] 2003年10月06日(月) 23:18


2003年10月02日(木)ドーナッツフィルムズ次回作

都内でちょっとした打ち合わせや、ちょっとした相談に乗っていただいたりした後、千駄木のインドカレー屋さんにてドーナッツフィルムズ次回作打ち合わせ。っていうかネタ会。
しかし、私は用事が長引いて、やっと表参道から電車に乗る頃すでにお店での待ち合わせの時間になってしまい、あわててプロデューサーとPに電話をすると、PはPで千駄木をまちがえて千駄ヶ谷へ行っていた。なのでプロデューサーに平謝りして、それぞれが『じゃあ到着は8時頃かなあ...』と言ってはみたが、千駄木よりかなり手前の霞ヶ関あたりですでに8時はまわっていて、再度連絡をとりあったところ、偶然Pも私も同じ電車に乗っていることが判明した。なんといい加減な私達だろうか。そしてその「いい加減さ」の「さじ加減」も同じとは。

そうこうしてたどり着き、ミーティング開始。
なんとなくではあるが、私の中ではもうすでにタイトルと大枠は決定しており断片的なシーンも浮かんでいる。が、なにぶん思いつき段階なので、それをみんなでさらにイメージを膨らませて、ありったけの思いつきをまた並べまくる。出るわ出るわ、みんなアクセル全開である。鼻息荒くインドカレーをたいらげた後、調子に乗ってマンゴーアイスを注文したが、それは見事に失敗。アイスクリームのひとつの特徴である『冷たさ』があまりなく、さらにアイスクリームのもうひとつの特徴である『乳脂肪っぽさ』と『甘さ』が極端に突出していた。つまり『ちょっとぬるめでめちゃくちゃこってり甘すぎ。脂肪が口に残る。』珍しく途中でギブアップしてしまった。しかしSさんの注文した「インドのアイスキャンディー」だというシロモノ『クルフィー』とかいうやつなんてもっとすごくて、デザートなのにとっても複雑な味だった。ちょっと帰りにお腹が痛くなった。遅刻の罰か。

[link:75] 2003年10月03日(金) 02:01


2003年09月27日(土)いろいろ

ここんとこ忙しくてできなかったお絵描きをする。
HPのカバーも日記のカバーも衣更えしてみましたー。
どうでしょう。冬に向けて貯えるのを見てる、の図。しかし実際、当分はいろんな方面へ向けて曲をためる日々が続きそうです。それと同時にドーナッツフィルムズの次回作も浮かんできて、頭の中がぐちゃぐちゃになってる。
よし、落ち着こう。チョコレートでも食べて落ち着こう。
先日早川司寿ちゃんにもらった北海道はロイスのチョコレートと、あと他にも「にしんパイ」というただ「にしん(魚の)」の形をしているといういうだけだけど、本体は普通のパイでとってもおいしいやつや、パネトーネとかいろいろあって、おやつには当分不自由しない。いいでしょう?
まあそんなわけで創作活動に励むのであります。

[link:74] 2003年09月27日(土) 22:36


2003年09月25日(木)裏話

きのうのライヴが終わり、やっとこれに関するいろんな思いを日記に書いてもいいかな、という気分になったのであった。
そもそも、昨日の『ゆわかしと口ぶえvol.6』の特色は私の中では「単なる思いつきを最後まで形にしてみる」というものであった。「大根はエライ」然り、「ドーナッツフィルムズで作品制作」然り。どっちも最初はほんの思いつきであったり、冗談であったりしたのだけど、いろんな人やモノや思いやタイミングとの出会いや融合を経て、ある形にすることができたし、それは今も持続している。
でもまあ、このことはそんなに大げさに言うことでもなく、人は人生の中で多かれ少なかれ、なにかしらを思いつき、それを実現しながら日常を暮らしているのだから、「思いついたことをほんとにやっちゃいたい」という欲求は動物として非常に本能的なものといえる。しかし、その思いつきが日常生活においてまったくなんの役にも立たず、儲けにもならず、それによって一体誰が喜んでくれるのかすらよくわからないようなものだった場合、「それでもやっちゃおう」という「熱」がない限りそれを実現するのは意外と難しかったりする。やってる自分が萎えちゃったりしたら元も子もない。
そういう意味では、私はもうずっと長いことその熱にうかされ続けている、ということになると思うんだけど、今回の「vol.6」をやってみて、今更ながらに思った。そう、きっとこれからも私たちはしょーもないことをいろいろと思いつくのである。
そういう熱にうかされる人が多ければ多いほど、世の中にはくだらないものとか、また必然的に自分にとって不必要なものも増えるんだけど、なんにもない世の中よりずっといいと思うんだからしかたがない。

[link:73] 2003年09月26日(金) 00:03

2003年6月16日までの日記


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