忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年08月20日(水)表参道にて豆腐。

『ゆわかしと口ぶえ』の華麗なマリンバプレイでおなじみの浅田実可さんが自分のライヴをする企画で、作曲を私に頼んでくださった。
その打ち合わせで表参道に行く。近くの『豆腐のエスニック料理』屋さんでごちそうになった。
実可さんのライヴは前回も一曲だけ(三日月の猫という)曲を作ったのだけど、観にいってとても楽しかったので、今度はもっとやりたい、と言っていたらそれができることになって、うれしい。
ただ、今度は編成などいろいろちょっと難しそうかな、という気もしていて、私にとっても挑戦である。

[link:45] 2003年08月21日(木) 23:08


2003年08月19日(火)本日も都内某所にて

次々回、つまり9月24日の次のライヴにゲストで出ていただけることになった某氏と打ち合わせ。
たぶん12月の中旬になりそうな気配だけど、これまたすごい方が出てくださることになったんであーる。
今からあおってもしょうがないが、本当にそうなんであーる。次回もかなり楽しいことになると思いますが、その次もかなりすごい。とにかく全力で向かってます。
全貌をしゃべれないからといって、この書き方はかなりイヤラシイ感じなのでもうやめよう。
とにもかくにも楽しみです。

[link:44] 2003年08月20日(水) 01:09


2003年08月17日(日)都内某所にて

ドーナッツフィルムズの記念すべき作品第一号の撮影。
映画でもテレビでもライヴでも芝居でも、実際に見えていない下準備に一番時間がかかるわけで、しかしまたその下準備の間に、どんどんと本番に対して高まる気持ちが作られるわけで、などとブツブツ言いながら、まったりとした純喫茶で下準備。
その後いざ撮影がはじまったら、びっくりするほど各自がそれぞれ自然に役割分担できており(ていうほど人数がいないので当然といえば当然だけど)、その上、来てくれた役者さんたちもこちらがびっくりするほどの輝きを放っていて、すごくよい状態で撮影することができた。ほんの数分をとるのに数時間を費やしてたけど、一回目にしては普通に順調に進んだほうだと思う。もちろん一回目の今日にして『わかった感じ』というのがいっぱいあって、それらを今後に生かしたい。ご協力本当にありがとうございました。
終了後、既に限界を越えていた空腹を満たすべくとあるお店へ。もうみな、全員の料理が来るのを待って「おつかれさま〜!」などとやっている余裕すらなく、料理の来た人からどんどんむさぼりつくように食べた。そしてみんながごはんに一生懸命になっている足元をフッと黒い影が...。え?と思ったら、15cmぐらいのネズミだった。雨に濡れて「寂しい濡れ鼠」的なオーラを出したネズミが、店の外から店の入り口を普通に通ってまるでお客のように店内へ入ってきたのだった。そういう時にありがちな光景として、お客さんは気がつくが、店の人はまるで気がつかない、というまさにその状態で、お客さんは全員凍りついているのにお店の人はまったく気づかず、ネズミは厨房のほうへ消えていった...。
更にその約20分後.今度は3〜4cmのデカいゴキブリが登場。
こわかった。本当に。

[link:43] 2003年08月18日(月) 15:24


2003年08月16日(土)足ツボマッサージ

ついに足ツボマッサージを体験した。
痛いともっぱらの噂のやつじゃなくて、もうちょっとソフトな英国式、というやつ。
お盆で雨ふりにもかかわらず、お店は大盛況のようで、ほんとに老若男女問わずみな気持ちよさそうにやってもらっていた。私はお手軽な25分のコースにしたが、まず5分間エッセンシャルオイルの入ったお湯に足を浸してから、いよいよマッサージ。なにやらすべすべのパウダーをつけられて、右左10分ずつやってもらうのだ。
私は極度のくすぐったがりなので、もし我慢できなくて『うひゃひゃ、うひゃひゃ』となってしまったらどうしよう、と心配していたのだが、驚いたことに全く全然くすぐったくなく、すごく気持ちがよかった。
ずっと目をつぶっていたので、今の技がどうやってくり出されたのかよくわからない「押し技」もあった。
『腎臓がつかれやすいですね』とか『足が柔らかいので、あまり力強くしなくてもかなり内部へはひびいていると思います』などと言われ、終了。終わった途端、なんだか足が軽くなったような感じがした。また絶対行くと思う。

[link:42] 2003年08月16日(土) 20:44


2003年08月15日(金)家にこもって

作詞の仕事。
その後ちょっとしたシナリオ書き。それからほうぼうへ連絡とり合戦。そして手芸。
作詞の仕事以外、これ全部あるプロジェクトに向かって動いているのだけど、今日は意外なことに手芸に脂がのった。私は手芸は大の苦手で、編み物にはじまり、ミシン、刺繍、裁縫すべてだめである。編み物は小さい頃、くるくるハンドルを回すとどんどん筒状の編み物ができていくおもちゃを持っていたが、オレンジ色の毛糸を与えられ、オレンジ色の長いチューブのようなものがひたすらできるばかりで、気持ちが悪くなってやめた。
つい数年前、実家でそのオレンジ色のチューブの一本がペロンと押し入れから出て来て、笑った。当時も今もなんの使い道もない。

[link:41] 2003年08月16日(土) 20:44

2003年6月16日までの日記


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