忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年11月26日(木)

うわ、もう11月も終わり?
早いもんですなあ。。

というわけで、わっせ、わっせ、とがんばってやってましたお仕事がまたいくつかオンエアになりました。
トップページのオンエア情報をごらんください。CMはサイトで観られるものもあります。また放送が開始になったものは追ってアップしまーす。

[link:1189] 2009年12月02日(水) 01:35


2009年12月02日(水)

ふぃー。
先日のほうろうでの上野茂都さん、大変に面白く、今日のレコ発はまたレコーディングメンバーでのライヴで、すごーくすごーく行きたくて、上野さんにもきっと駆けつけます、とお約束してたのだけど、夕方からの録音のお仕事がやはり終わりませんでした。
上野さん、ごめんなさい。

ライヴには行けませんでしたが、録音の仕上がりはとてもよい感じです。

さてそして、そんな私の最近の唯一の楽しみは、仕事が終わった夜中にこっそり『アグリー・ベティ』をちょっとずつ観ることなんですが、アグリー・ベティがそんなに大人気ってことを知らずに、なんとなく手に取ってみたらガッツリはまってしまって、もうすぐシーズン1が終わるとこまできました。
がしかし、ここへ来て、シーズン1の最後2巻がみな出払っている。脱力しながら店員さんに聞いてみると、明日返却予定のものがあるという。
続くシーズン2の最初のほうはというと、これもまた残ってる本数が少なくて、明日シーズン1の最後を返した人がそのままシーズン2に突入して借りていってしまうと無くなってしまうかもしれなかったので、とりあえず1の10巻と11巻を飛ばして、2の1から4まで確保した。
そして、翌日また行ってみると、シーズン1の10、11巻はまだ返っていない。
そしてその翌日も。なぬー!ここへ来て延滞たあどういう了見だ!
全然悪気はない(当たり前)と思うけど、悪気がないのがよけいに腹立たしい。
まかりまちがってもスキップなんかで返しに来ないでほしい。一刻も早く、猛ダッシュで駆け込んで来て息を切らしながら、返しに来ないと承知しないから!とまったく悪気のない、見知らぬ垢の他人に勝手に鼻息を荒くする帰り道であった。
というわけで、私は合計4回ほども店舗へ行ったり電話で問い合わせたりして、アグリーベティアグリーベティうるせえなあ、もう、というお客になってしまった。
がしかし、返って来ぬものを待ってていてもしょうがないので、結局、飛び越えて借りたシーズン2の返却期限も迫っていることだし、ちょっと遠い別の店で借りてしまった。
え?そんなにしてまで?ええ、まあね。ああ、そうですよ。そんなに観たいですとも。


あ、そうだ、NHK教育『いないいないばぁっ!』で作詞を担当しました新曲『ぴくぽくとけい』が今週から放送開始になっています。BGMを担当している『ことちゃんアニメ』も放送されています。

[link:1190] 2009年12月12日(土) 22:52


2009年12月12日(土)

なんだかバタバタと日にちが過ぎる。
昨日は、とある録音の本番で、クラリネットを録音することになり、小森慶子さんに来ていただく。
小森さんは、秋に久住さんのライヴで、チラッとチッチで飛び入りさせていただいた時にゲストで出てらして、そこでご一緒させていただいた。
かわいらしいお人柄、しかしひとたびステージに立つと、そこから炸裂する閃光のようなプレイがとっても印象的でした。
今回お願いしたものは、またその閃光のような一面とはちがうあったかな日向で転がるボールのような感じのもの(どんなんや?)だったのだけど、最初の音が出た途端、みなその音色にうっとり。
見事に日向のボールな感じを表現してくださいました。
おかげさまでよいものができました。

そして今日は、栗原さんスタジオへ。
スタジオ完成の噂を聞いていたのですが、今までおじゃまする機会がなく、ついに今日おじゃますることができた。
ふぁーお!なんとすてきな。お家にこんなスタジオがあるなんて夢のようですー。
アコガレますー。
作業の後、ご迷惑も省みずぐるぐると邸内を見学し、おやつまでいただき岐路につきました。

さて、そして帰りに、ちょいと必要に迫られたものを購入するために、丸の内にあるとあるお店を目指した。
が、丸の内、おんなじようなビルが多すぎる!よく行く新丸ビルしか知らなかったんだけど、名前も似てるし群れで建ってるし、方角がわかんなくなるし、入ったら入ったで、おんなじビルのフロアにこっちからは行けず、一旦出て、向こうから入る、とかここはこのお店専用の出入り口、とか、ややこしい!そしてフロアマップが不親切すぎ!一体どこなんじゃーい!
あと、よけいなお世話だと思うけど、ライトアップしすぎ!
やっとの思いでたどり着いたらもう閉店.....。きー!っていうか、うわーん!

というわけで、結局用事は済まず、腹ぺこだったこともあって、たいそうもじゃもじゃしながら、雑貨店に立ち寄った。そしたらクリスマスツリーの前で小さい男の子がBGMのジングルベルの歌(英語)に合わせて小さく踊っており、サビ(Jingle bells, jingle bells,〜〜)の前のとこだけ一生懸命『ヘイ!』と間の手を入れてて、それが妙になんかよかった。
なので、そうかー、もじゃもじゃするのやめよ、と思ってぽくぽく帰ったのでした。

それにしても丸の内ビル群は......



[link:1191] 2009年12月15日(火) 16:33


2009年12月15日(火)

ずっと書こう書こうと思ってたんだった!
早川しずちゃんの新刊『いつも通りの日々』が出ました。
ついに、初めて、お話も絵も全部しずちゃん作、というとってもスバラシイ作品です。
新しい絵にまじって、十数年前に見たことがある絵とか、断片的に知ってる絵とかもちゃんとお話の一部として出て来て、あの、どこだかわかんないけど、すごく行きたかった町や家にちゃんと連れてってくれる。すごくうれしい本です。

それの原画展が、今神楽坂のちいさなお店日本茶 茜や で開催されてるそうです。
もっと早く書くべきだったんだけど、私もまだ行けてなくて、でも、ぜったい行くつもり。
19日まで。

だいぶ前にしずちゃんと電話で話したんだけど、あんまり宣伝してなくて、まわりの人にも言ってない、って言ってたので、まだ行ってない人、やってるの知らなかった人、ぜひ観に行きましょう。

[link:1192] 2009年12月19日(土) 02:18


2009年12月18日(金)

ここ2〜3日、寒いっ!
この時期、デニムにブーツでなくバレエシューズを履く時、どうすればいいのか。暖かいシーズンは素足かすっごいちいさいフットカバーですんでたのが、もっさりソックスを履くのはいやだし、かといって、生足部分が多いのは寒すぎる。が、デニムの下にタイツやストッキングを履くのもいや。
悩むなあ(どうでもいいけど)。

早川司寿乃原画展を見に神楽坂へ。
神楽坂の路地裏の、帽子屋さんや、ちいさい飲み屋さんやビストロ、公園なんかを通って、たどりついた「日本茶 茜や」さん。
すごいいいところです。店主の柳本あかねさんは装丁などのお仕事をされてて、今回のしずちゃんの本の装丁をされてる。こういう人がこういうお店に暮らしながらしずちゃんとつながって、しずちゃんの絵がこういう場所にひっそり飾られている、というのがものすごーくつじつまがあい、心地よく、うれしくなる。またお茶をいただきにおじゃましたい。
そして、飾られていたしずちゃんの原画。どれもこれもすばらしい。
もうむかーしむかーし、名古屋にいた頃はよくしずちゃんのお家に遊びに行っていたから、描きかけでデスクにのっかっている原画とかも見たことあるけど、こうして改めてみると何だ!この線は!とびっくりして感動する。あの線はほんとうに何事か。しずちゃんの、あのどこにでもありそうでどこにもない景色や町のすべては、紛れもなくこの線によって生まれているのだ。一つ一つがびっくりするほど正確に精密に描かれているのに、不思議とものすごくのんきな感じで存在していて、なんだかあり得ないぐらい非日常のような感じもする。こんなに日常なのに、こんなに日常ではない感じがする景色ってなんだろうか。こんな景色を描けるしずちゃんはほんとうにすごい人です(←アホみたいな感想でごめんなさい)。
しずちゃんの原画を見た事ない人はぜったい一度見たほうがいいです。明けて本日19日までですが....。


で、夜は日頃お世話になっている方々の忘年会にお招きいただいて、代官山で楽しいごちそうの会。すっかりごちそうになり感激。どうもありがとうございました。
代官山も、神楽坂も、ふるーい普通のお家とオッサレーな隠れ家的ショップが混在している路地裏が醍醐味。
ひっきりなしに犬が吠えてたりするのも面白い。忘年会では、仕事中にはなかなかおしゃべりできないような方たちともいろいろお話しできて、なんか素顔をのぞけたり、反対に自分も日頃はわりとひた隠しにしているような姿が意外とバレてる、ってことがわかったりして、面白い。
お話ししてるうちに、やっぱり偶然つながってたり、いろんなご縁が生まれるのも楽しい。いろんな人と船に乗り合わせながら進んで行けるって、つくづくうれしいです。船は行く行く、です。


[link:1193] 2009年12月20日(日) 15:06

2003年6月16日までの日記


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