忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年06月15日(月)

かゆいところに手が届かない日。
比喩ではなくて、本当にかゆいところに手が届かないのであった。
厳密には、『届かない』というのともちょっと違って、『かゆいところがわからない』。
左肩あたりがフとかゆかった。それで、そこをポリポリと掻いたのだけど、なんか本当にかゆいのはそこじゃない感じがする。で、その近辺をポリポリポリ、とやったんだけど、どうもドンピシャのかゆい場所掻けていない。つまり、かゆいところが掻けた時の『ああ!いいきもち〜!』というのがない。
しかし明らかに左肩がかゆいのだ。
ちょっとォ!ほんとにかゆいのはドコなのよ?!
ココ?....あれ、ココ?こっち?
結局、左肩周辺をポリポリ、ポリポリ?...ポリ?....ポリポリポリ??とやったが、満足感が得られぬままかゆみがぼんやりしてきておさまってしまった。
これって、なんでしょう?
脳のせいですか......?
脳が『かゆいのはココだよ』っていうのをまちがえて私に(?)伝えてるのか?
または、かゆい場所は私が掻いたところで合ってるんだけど、そこを掻いたときの満足感の信号が脳に『満足』として伝わってないのか?
とかって考えていくと、『かゆい』て何?とか、『かゆいのを掻くと気持ちいい』ってどういうこと?とか考えてしまって、あらためて脳の不思議っていうかカラダの不思議っていうか、感覚の不思議っていうか、ワタシって何?って思ってしまうのです。
おもしろいですね。

[link:1123] 2009年06月17日(水) 02:15


2009年06月17日(水)

家のベランダの向こう側の柵に一人生えのあさがおのつるが巻いている。
そこにうすいピンクの花がひとつだけポカンと咲いていた。あさがおのパッと咲いている感じじゃなくて、ほんとにポカン、という感じ。あれ?まだオレ早かったっけ?っていう吹き出しをつけたくなる。

向かいのお家のあじさいは白い花。
まだ咲き始めのようだから、もしかしたらこれからもう少し色がつくのかも。
塀からもりもりもりとこぼれ出ているようなあじさいを見るのがとても好きだ。



[link:1124] 2009年06月22日(月) 23:24


2009年06月22日(月)

やっとのことでご案内のハガキの原稿を描き終えた。
みなさまのお手元に届くにはまだ少々時間がかかりますが、そのうちにお出ししますから待っててくださいましね。

さて、先週は金曜日にタマコウォルズ観戦。
今回の印象は、黒々としたゴツいデカい岩が、静かに、しかし確実に中のエンジン(岩の中にエンジン?)は全開でゆっくりと動き出してきた、という感じ。見た目はクール、しかし中は熱い、みたいな。
力強いライヴだったなー。

そして週末は急な締切に対応して籠り。
夜ごはんはまたホットケーキになった。
今、私が気になっているのは、錦糸町にあるらしいトミィという喫茶店の『ホットケーキサンド』というものです。
ツナとかの具がホットケーキでサンドイッチされてるそうです。そんなの食べたことない。甘辛?なんでしょうか。ほかにも『サンバーグ』という謎のメニューが。
チャンスを狙っているのですが平日5時までしかやってないようなので、なかなか行けないと思いますが、どなたかお近くの方、偵察してきてくださいませんか。



[link:1125] 2009年06月24日(水) 01:14


2009年06月23日(火)

珍しく、午前中から代官山へ。
まだお店が開ききってないものの、降りる人降りる人、みんな『オシャレ』さんですなー。さすが『おしゃれマッドシティ』です。男子はやはり今、横分けか?七:三で細めのデニムにインか?
前を歩く柄スカーフon派手柄プリントのミニワンピの女子二人連れが、『あたしなんか派手じゃないよねえ?』『うーん、まあ派手じゃないよね』的な。ここでの派手とは。
などと周囲の人々を楽しみながら観察する。
が、代官山はおしゃれマッドシティな割にアナログな感じがする(何がアナログなのかはよくわからない)。
仮に青山がデジタルおしゃれマッドシティとすると、代官山はアナログおしゃれマッドシティみたいな感じ。
となると、銀座はセレブおしゃれマッド天国(古き良き時代が今も生きつつ)。
谷根千はアナログおしゃれスローインテリジェントストリートか?.....って自分で書いててもう何がなんだかわからない(っていうか、もう呼称はどうでもいい。どちらもすてきな街です)。

で、代官山。
打ち合わせ後にお昼をごちそうになったお店はものすごーくシブーいふるーい定食屋とかだし、結構古い家とかも普通にあるし、でもそこ入るとお店の人はおしゃれでおきゃんなおねえちゃんだったりでいろんな価値観と存在感が混在していて面白い。
地方のおしゃれギャル(って誰?)たちにとってはアコガレの地、ってのは本当なのかしら(今はもう違うのかも)?
私の勝手な印象だけど『最新の遊具のある公園に集まって目を輝かせて遊んでいるこどもをフツーにおじちゃんおばちゃんが見守っている図』みたいなのを感じて、そのテキトーな感じが微笑ましい。
おいおい、それはほんとに最新かい?と思っても、『まあそういうのも込みで、まあ若い人たちが元気で集まってくるからいいよね、ここは。』みたいな。
って、あくまでも、私の主観なので、実態はぜんぜんちがうのかもしれないし、ほんとはほんとにすごい『おしゃれマッドシティ』なのかもしれないですけど、なんか面白いです。
とりあえず、『ひょっとして、時代はだいぶ前からデニムにシャツをインしていたのかも....』と思わせるナニカが代官山にはありました。


[link:1126] 2009年06月26日(金) 01:34


2009年06月26日(金)

川口さんプロデュースである、栗コーダーカルテットと渋さ知らズの企画アルバム『渋栗』発売記念ライヴに行きました。
栗コーダーカルテットと渋さ知らズが、共にお互いの曲をお互いが演奏するというとっても面白い企画で、今日のライヴもそれぞれのオリジナルバージョンとお互いに演奏したバージョンが披露され、すごく面白かった。
そして改めてやっぱりスゴイと思ったのは、栗コーダーも渋さも、何をどのようにやろうとも、どこまでも栗コーダーカルテットであり渋さ知らズである、ということです。
栗コーダーが演奏すると渋さの曲はまるっきり栗コーダーの曲だし、渋さが演奏すると栗コーダーの曲はまるっきり渋さの曲です。
そのすごさに感動すると共に、いつもながらに大変勉強になりました。中でもとりわけ好きだったのは川口さん作曲の『ホテルラサール1986』を渋さ知らズで演奏したやつ。ニューオリンズでなんかの行列を見ているようでした。

終演後、あれこれごあいさつ。
鬼頭哲くんにものすごーく久しぶりに会った。ものすごーく久しぶりのはずだが、いつ会っても彼もぜんぜん変わらないので(20歳ぐらいの頃からこんな感じだった気がするねえ)あんまり久しぶりー!って気がしないなあ。
やあやあ、元気〜?って感じ。元気そうでなによりなにより。

You Tubeに『Rairoad』をアップしましたよ。


[link:1127] 2009年06月29日(月) 00:32

2003年6月16日までの日記


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