忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年02月22日(日)

あったかくなったと思ったらまたまた寒い。
コットンのコートを着たりダウンを着たり大変です。

さてさて、2月3月は世のみなさまもそうにちがいないと思いますが、いろんなことが同時進行的にやってきて慌ただしい季節です。
そんな中、5月17日の日曜日に横浜黄金町でのライヴが決まりました。
試写室その2で、アコーディオンの熊坂るつこちゃんとお兄さんの義人さんのユニット『ケチャップ』とご一緒にライヴをすることになりました。昨年9月に栗コーダーと知久くんとのイベントにお誘いをうけて以来、2度目の横浜。きっとまだほとんど『初めまして』です。横浜にお住まいの方、それから東京にお住まいの方もぜひ遊びにいらしてくださいまし。日曜日の少し早い6時半スタート。
若葉の頃の横浜でまったり楽しい会にしたいと思っております。

それから、その前に4月はleteで、ただいま鋭意計画中、その更に前の3月19日には、高円寺の円盤にて田所せいじくんの月例会におよばれします。
私のコーナーも少しやらせていただきますが、この日は田所くんの曲を私が歌う、という珍しいことをします。
こんなことってめったにないのでとても楽しみ。
どのライヴもいろいろ内容が違うのできっとお楽しみいただけると思います。
みなさまのお運びをお待ちしております。


[link:1082] 2009年02月24日(火) 03:41


2009年02月24日(火)

2週間ほど前、忙しくてごはんのことがなにもできなかった日があって空腹に耐えかね近くのスーパーでお弁当を買った。あんまり食べたい感じのものがなくて迷って迷って『鶏ごぼうごはん弁当』というのを買った。お弁当自体は見た目通りの味で、激しい絶望も意外な高揚もなく、(さびしい気もするが)『普通』だった。が、おかずに入っていた中の一品がどうしても何だかわからなかった。
なので、それをもう一度考えてみようと、今日も買ってみた。
が、今日もどうしてもわからなかった。
それは一見『大きめの里芋の輪切り』のよう。
しかし、中に何やら入っているところをみると何かを固めたもののようだ。
不思議なことにベニショウガがかかっている。
食べると、.....やはり里芋のよう。
しかし、里芋ではない『何か』がそこに感じられる。『ねっとりさ』か?
里芋でないとすれば、『つくね』系の何かかも、とも思うが、肉っぽさも魚っぽさもあまりない。
『里芋味のすいとん』というのがいちばんぴったりくる。
そして、ベニショウガの味で救われている。
ベニショウガを一緒に食べ忘れると、結構キツい。
『里芋味のすいとんベニショウガかけ』か。
引き続き調査してみます。

[link:1083] 2009年03月01日(日) 02:30


2009年03月01日(日)

栗コーダーの近藤さんが音楽を担当されている『つみきのいえ』が見事アカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞されたそうで、おめでとうございます。
監督と長くタッグを組んで作りつづけてきた中での作品がそういうふうに評価されるなんてすばらしいです。心からお祝いを申し上げます。

さて、二月も最後。というか、もう明けて3月になってしまいました。
いつも軽やかにらんららん、とスキップしていたいのですが、そうもいかず、まれに頭が混乱してモジェモジェのパーになりそうなこともありまして、この数日間、モジェモジェのパー状態でドカーンとたくさんのことをやりました。
こういう時に、たまに『秒』とか『円』とか、数字に関係することがまじってくると、もうモジェモジェどころではなく、パヒャパヒャのピーになってしまって、ほうぼうにご迷惑をおかけしたりしまして、大変申し訳なく思っております。

私など、不器用なものだから、なんだかいろんなものにうなされて、夢の中で『膝カックン』をやられてガクン!となって目が覚めたりするのです。


[link:1084] 2009年03月02日(月) 01:41


2009年03月02日(月)

3月の円盤の田所せいじくんのライヴで、田所くんの歌をいっぱい歌うことになりました。2〜3曲というのは前にやったことがあるのだけど、ピアノはぜんぜん弾かないで歌い手として何曲も歌うというのははじめてで、とても楽しみ。
でも、田所くんの、あの『真新しくはない白い紙に少し先の丸まった鉛筆一本でツーっとしたためたような世界』は、田所くんその人が歌うからその良さが群を抜くのであって、私が歌ってダイジョウブなんだろうか?と甚だ心配ではあります。
色気のない色っぽさ、とか、ひとくちかじっちゃったパン、とか、差してから2〜3日経ったあじさい、とか、そういう感じに歌えたらいいな、と思っています。そんないい感じできるかどうかわからないけど。


[link:1085] 2009年03月04日(水) 03:01


2009年03月03日(火)

桃の節句の3月3日は、ちょうど奈良のお水取りと重なって、とっても寒い日になりました。雪、雪、と昨日から言われてたとおり、夜になって雪も降ってきて、カイロを貼りまくって耐えました。
そんなお雛祭りの日、母からメールが。
実家では母が毎年私のお雛様を出してくれて、あれやこれやお祝いをしてくれています。私のお雛様はすごくきれいな立ち雛で、屏風と毛氈にお内裏様と内親王を二人飾ります。今では本当にこのお雛様でよかった!と心から思いますが、子供の頃は友達の家に派手に豪華に飾られている段飾りのお雛様にアコガレたものでした。
それはさておき、その母からのメールにはお雛様の写真と、菱餅の写真が添付されていたのですが、なんと、『菱餅を買わなかったので、ホットケーキで作った。』と書いてありました。
え?
ホットケーキで?
と思ってよく見ると、そこには確かに若干『ぼわ〜』っと膨らんだ菱餅が写っています。っていうか、断面が完全にホットケーキ。うっすらこんがり焼き色ついてるし。脇のお皿に『菱形に切った後の端くれが大量に』盛られてるし。
母によれば『白はプレーン、ピンクは色粉少々、緑はお抹茶をたっぷり入れた』そうで、さっそく食べるんだそうです。
す、すごい。
さすが数々のサザエ伝説を残し続けているウチの母!我が母ながらなんてステキなんだウチの母。
ホットケーキで菱餅を作る、って。
しかもすぐ食べちゃうって。
そしてなんてステキなんだホットケーキ!
菱餅もできてしまうホットケーキは本当にすてき。
できることなら飛んで帰ってそのホットケーキ菱餅の実物を味わってみたかったなあ!
やっぱり蜜をかけて食べるんだろうか?



1086.jpg 240×270 (original size)

[link:1086] 2009年05月21日(木) 01:29

2003年6月16日までの日記


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