忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年02月06日(金)

喉はずいぶんよくなりました。
昨日にくらべると格段に違う。
新しい曲とか、すごい久しぶりの曲とか、個人的には遅れを取り戻すのに必死なんだけど、バンドのみなさんは最高です。
あさって、いろんな人の顔が見られると思うと胸が踊ります。いつも来てくれる人やはじめて来てくれる人、ともだち、久しく会わない人、遠くから来てくれる人、ご近所さん。
とにもかくにも、お忙しい折に駆けつけてくださるすべてのみなさまにうんと楽しんでいただけるような時間にしたいです。

立春は過ぎましたが、夜は冷えましょう。
どうぞみなさま、あたたくして、ぜひ吉祥寺へいらしてください。お待ちしています。

[link:1076] 2009年02月08日(日) 03:18


2009年02月08日(日)アップップリケショー2へ来てくださったみなさまありがとうございました

7ヶ月ぶりのMANDA-LA2。ずいぶん空いてしまって、お客さん来てくれるかしら、と心配していました。
たくさんの方が駆けつけてくださって、本当にうれしかったです。
どうもありがとうございました。
私がうかつにひいた風邪の心配をしてくださった方、忙しいのに時間を割いてくださった方、遠くの方、はじめての方、そして、いつも観に来てくださる方々、会場を見渡せばたくさんの方の顔が見られて、できるだけ一人一人に『げんきでしたかー(猪木ではありません)!ありがとう。』と思いながら歌ったつもりでしたが、目の合わなかった方はここからお礼申し上げます。
一緒に演奏してくれたみなさん、MANDA-LA2やお手伝いのスタッフのみなさんも本当にありがとうございました。

けっちゃん、河瀬さん、修どんとの演奏は本当に安心して私がどんなことになっても大丈夫だし、今回2度目のるっちゃんとも演奏の回を重ねるごとにますます絆が深まったように勝手に思っています。私自身はいつものごとく、反省あるのみ。ですが、またなんとか精進して楽しいライヴをできるようにがんばります。

それから、緊急重大お詫びがあります。
『ちゃっかり八兵衛』は林家いっ平さんでした。
『こぶ平』という名前自体、もう存在してませんよね、よく考えたら。

なにはともあれ、みなさまどうもありがとうございました。


[link:1077] 2009年02月08日(日) 03:18


2009年02月12日(木)

ライヴが終わり、一息つく間もなく翌日は徹夜。必死でデモをあげて10日は青い顔でタマコのライヴ観戦。クロコダイルへ行くのに出口へ要領よく出ることができず、明治神宮駅で同じエスカレーターを何度も下ったり上ったり。ようやく出口を出たら出たで、東西南北が狂って表参道ヒルズへ突進して歩いてしまう。
そんな自分がイヤ。
それはさておき、クロコダイルでのタマコはいつにも増してすごいステージ。音圧もすごくて耳がちぎれるかと思った(座った席が悪かった)が、それ以上に6人の魂圧っていうか気圧っていうかがすごくて、圧巻だった。

そして今日は今日で別のすべきことをもくもくとやる。
いつもそうだけども、物事というものはいつも重なってやってくる。そういえば去年の2月3月もこんな感じだったような気がする。がんばろう。風邪ももうじき治りそうだ。

夜、タマコのムーさんがやってきて、用事のあと一緒にごはんを食べる。束の間のおもしろタイム。二人してOちゃんの口からでまかせに何度もひっかかる。だんだん頭がボーっとしてきて、頬づえをついたまま眠ってしまいそうだ。

[link:1078] 2009年02月16日(月) 03:16


2009年02月16日(月)

なかなか更新が滞っております。
ライヴからこちら、完全に引きこもって作業の毎日です。大変にありがたいことでありますが、そんな忙しさはずっとは続きませんから、きっともうしばらくしたらまた一気にヒマになって、寝っころがってかりんとうなどをかじったりする日々になるのでしょうか。集中的な忙しさに笑ったり泣いたり、集中的なヒマさに泣いたり笑ったり、もうこんな生活が10年以上続いております。なんだかんだと波はありますが、おおまかなところは世の中のバブルも株の暴落もほとんど関係ない、という不思議な職業です。古本屋さんもわりとそんな感じ、とほうろうの宮地さんが言ってたなあ。
でも私の仕事はダイレクトに自分が作って売る、という図式なのである意味農業にとても近いと思います。芽が出て収穫までいくのもあれば時には途中でダメになるのもあるし、刈り取ったけど倉庫にしまわれちゃうのもあるし。
どれもこれもかわいい作品です。その時の私の頭の中の色合いや景色がババーンと曲にできあがります(もちろんそこに注文が入ってミックスされます)。没な子ほどかわいく思えるのも親バカでしょうか。そのオーダーには没でしたが、自分の秘蔵作品が増えると思うとうれしくもあります。いつかそういうのばっかりを演奏するコーナーがあってもいいかもしれませんね。

まあそんなこんなで、少しでもたくさんのおいしい野菜?が人々に届くようにがんばって作っております。

さて、来る5月あたりに発行される予定の、荻窪、西荻、吉祥寺、(三鷹も?)の古本屋さんが力を合わせて作っているフリーペーパー、『おに吉』第4号のために古本のうたを作りました。
10月のleteでちょろっとご披露しましたが『ほんの屋根本屋の屋根』という歌です。まだ少し先ですが、どうぞみなさま見かけられた折にはお手にとってください。



[link:1079] 2009年02月17日(火) 00:04


2009年02月17日(火)

打ち合わせで久しぶりに代官山へ。
真っオレンジのコートの人とか、超ミニのワンピースに真っ緑のタイツの人とか、銀座とも青山とも下北とも吉祥寺とも中目とも、もちろん谷中ともちがう、さすがおしゃれマッドシティ。
でも帰りに、ちょっと春着るものがぜんぜんないのでA.P.Cをのぞきに行ったら、60歳ぐらいのおじさまがスーパーの袋をさげてご来店。迷わずボーダーのカットソーを『これ』とお買い上げ。ポケットからお札や鍵や小銭を放り出して『え、いくら?』とお金を払う姿はまるで近所の立ち飲み屋でお勘定しているようで、すごいよかった。気取ってんのか、構わないのか、よくわかんない街で面白い。




[link:1080] 2009年02月19日(木) 01:36

2003年6月16日までの日記


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