忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年01月26日(月)

むかしから化粧品というものにとんと無頓着な私。
そもそも、蕁麻疹とかすぐ出るし、肌もすぐ赤くなるのでこれまでずっと朝の洗顔は真水のみ。夜は刺激の少ない、添加物や防腐剤の極力少ないクレンジングと洗顔、その後はまた刺激の少ない化粧水ピタピタピターッとやっておしまい、という生活であった。
しかしさすがに冬になると乾燥がすごくて、こないだ京都で雪が舞った日の夜、ほっぺたが凍傷?みたいになって、化粧水がめちゃくちゃシミて痛かったのをきっかけに、『いやいやいや、さすがにちょっとはアンチエイジング対策をせねばきっとこの先大変なことになるに違いない』と思い立ち、とあるコスメショップへ入った。この年にして、コスメカウンターに座るのは初めてである。
行ってみて驚いた。出て来た販売員の人のメイクに。
まずまつ毛のマスカラのダマダマ具合に。え?まつ毛を珊瑚のようにわざとするテクニックか?と一瞬思ったほど、見事にゴテゴテである。他のカウンターの人もそういう人がちらほらいて、それは最近のマスカラの傾向なのでしょうか?
それともやってるうちにゴテゴテになっちゃってる(プロなのに?)んでしょうか?
次にあまりにも白い、白塗りに。そしてほっぺたの梅干しのような丸い赤いチークに。
髪を顔の真上てっぺんで丸くまとめているので、全体的に固くなったお鏡餅のような印象。しかも爪はピエロみたいに一本ずつ赤アンド黒アンド赤アンド黒アンド赤、ってなってる。
こ、これがモード????
ひょっとしてこの人なりに『お正月』を表現してるのかしら。
でも、でも、この人に私の肌をあずけて平気????
一気に心配になり、とりあえずメイク方面にはいっさい関心をむけず、『化粧水・美容液バカ』みたいな感じで話をたたみ込んで、それだけを買ってみました。
それにしても、その人のトークはほんとうに柳原可奈子のネタそのもので、いちいち目を剥いたり(じっと目を見るたびに笑ってしまうので、直視できない)、トークの途中に同僚へ何かを言ったり、入って来るお客さんに「いらっしゃいませぇ」と早口で言ったりして、それを聞きながら所々意味不明に笑っちゃったりして、イカンイカンと思いながらお客様カードを書いてたものだから、まちがえて住所を、ものすごーく小さいフリガナの升目に書いちゃってた。
アッ!と思って『すみません、まちがえちゃいました』と言うと、見るなりものすごく大爆笑されて『(以下完全に柳原可奈子で)い〜や〜〜〜!おもしろ〜〜〜い!キャハハハ、だいじょ〜ぶ、だいじょ〜ぶ。うん。な〜〜ンまいでもありますから、ほら、こ〜〜んなにね、うん。ありますからぜ〜んぜん大丈夫。ぎゃ〜く〜に?こんな小さい升?書きにくかったんじゃないで〜すかぁ〜?お仕事でおつかれなんでしょ〜?』
ってものすごいイキオイで言われました。
ちがう!アンタのせいだよ!アンタがペラペラペラペラ〜って書いてる耳元でしゃべるからだよう!

まあ、さんざんなコスメカウンターデビュー(遅)でしたが、
思えば、数年前に街頭で化粧品アンケートをされた時、『あら、このファンデーションってもう絶版ですよね?』って言われたのもよい思い出ですが、それを上回るよい思い出ができました。


[link:1072] 2009年02月01日(日) 00:19


2009年02月01日(日)

ライヴでやろうと思っている曲をあれこれアレンジし直したり、譜面書いたり、仕事したり、ごちゃごちゃでかなりテンパってましたところ、突然のどに違和感。え?のど痛....咳もか?.........ガーーーンッ!こんなに気をつけてるし外出もせずせっせと家でがんばってるのに、なんでぇぇぇぇ!
唯一、気がかりなのが、ちょうど5日ほど前、とあるスタジオでお仕事したのだけども、そこへ行くなり『スタジオ内でインフルエンザが大流行していますので、外部の方も全員マスクを着用してください。営業部からマスクを配布します。』というような厳戒態勢で、つまりそこのスタジオはそれほどの危険ゾーンであったのでした。
それはサイコーに怖い!
幸い私はすでにマスクをしていたのでそのままできるだけ廊下には出ぬよう、出ても口や鼻を覆いすみやかに移動、トイレではうがい、というようにしていたのですが、ひょっとして何かの菌(決してインフルエンザとは思いたくない)を拾ってきたか。
いやいやいや、気のせい、気のせいです。そんなことはありません。たまたま部屋の空気が乾燥してたから喉にきただけですよね。お医者さんに行ったら『とにかくモリモリ食べてたくさん寝ましょうね。』と。
ハーイ。ということで、夜ごはんは豚バラときゃべつのことこと煮をモリモリ食べました。『塩をふって40分ぐらいおいた薄切りの豚バラとでっかくちぎったキャベツを交互に重ねてお酒をふりかけてフタをして弱火で1時間煮る』だけのシンプル料理だけど、余分な脂がおちてキャベツは芯までトロトロ、コショウをたっぷりふって食べるとウマウマです。

う〜〜ん、ここへ来てこんなになるとは迂闊だったと反省。
しかし、なんとか治してがんばりますので、みなさん、来週のライヴどうぞ来てくださーい。


[link:1073] 2009年02月03日(火) 22:42


2009年02月03日(火)

福はぁぁぁ内!
近所じゃ豆、売り切れですって。インゲンじゃだめかしら。

いろんな方から風邪のお見舞いメールをいただき、どうもありがとうございます。
とりあえず、インフルエンザでないことはハッキリしたので、よかったです。みなさま安心してご来場くださいませ。
喉がまだガラガラ。咳ゴホゴホ。鼻はダーダーです。でも峠は越えたと思うので、土曜日までには完全復活するはずです。しなければ。
万一、喉がこのまま治らなかった場合は

A すみやかにボーカルを修ちゃんに交代?
B 新曲を含め全曲を完全カラオケ演奏(お客さんが歌う)でお届け?

などというかなり真剣に選択を迷う緊急事態になりかねませんので、一刻も早く治りたいと思います。
個人的には緊急事態のライヴもすごく面白そうだとは思うのですがー。
というようなわけでして、みなさまぜひぜひ、ぜひ、来てくださいね!!!


[link:1074] 2009年02月05日(木) 11:22


2009年02月05日(木)

どろグラ最終回ぶりのけっちゃんや河瀬さん、それからもう一昨年ぶりで今回参加してくれるアコーディオンのるっちゃんたちと、最初は思い出し大会からリハがスタート。
まだ喉が絶好調ではないのであまり歌わないでやってみた。
そうすると、いつも自分が歌っている音の景色とはずいぶん違って楽器演奏がよく聴こえて、面白かった。
けっちゃんや河瀬さんやるっちゃんや修どんが描いてくれている音の景色はやっぱりいいなあ!としみじみ思う。
が、いつも『弾きながら歌う』のが体の動き?として脳にインプットされている曲たちは、『歌わないと弾けない』ことがわかりました。だからカラオケ演奏は難しそうです。
そして新しい曲も難しい。がんばらなければ。
帰りに、三鷹にできたコメダ珈琲店でごはんを食べる。お腹ペコペコだったのでデザートまで食べる気満々であったけれども、頼んだものがどれも全部ボリューム満点で結局シロノワールまでは行き着けない。シロノワールがどういうものかご存じない方は調べてみてくださいね。名古屋全開の謎の食べ物ですがおいしいです。

[link:1075] 2009年02月06日(金) 01:26


2009年02月06日(金)

喉はずいぶんよくなりました。
昨日にくらべると格段に違う。
新しい曲とか、すごい久しぶりの曲とか、個人的には遅れを取り戻すのに必死なんだけど、バンドのみなさんは最高です。
あさって、いろんな人の顔が見られると思うと胸が踊ります。いつも来てくれる人やはじめて来てくれる人、ともだち、久しく会わない人、遠くから来てくれる人、ご近所さん。
とにもかくにも、お忙しい折に駆けつけてくださるすべてのみなさまにうんと楽しんでいただけるような時間にしたいです。

立春は過ぎましたが、夜は冷えましょう。
どうぞみなさま、あたたくして、ぜひ吉祥寺へいらしてください。お待ちしています。

[link:1076] 2009年02月08日(日) 03:18

2003年6月16日までの日記


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