忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2008年10月19日(日)

leteに駆けつけてくださったたくさんの皆様、どうもありがとうございました。また、当日お越しいただいたのに、入っていただけなかった方もいらっしゃったようで、本当に申し訳ありませんでした。
上野茂都さんとの二人三脚、そして鳥羽修との二人三脚、楽しんでいただけましたでしょうか。上野さん、やっぱりスバラシかったです。それはそれは楽しい時間でした。上野さんの『薬缶の置き場所』はすっとんきょうな歌い方しかできませんが、また歌いたいなあ、と思っています。
ありがとうございました。

[link:1044] 2008年10月19日(日) 03:25


2008年10月20日(月)

昨日のライヴが終わった後、お腹がぺこぺこでファミレスへ急行した。お酒を飲まない人たちが夜中に「つまみ」でなく普通にごはんを食べるところはほぼファミレスしかないのであった。車でなければいろいろあるかもしれないが、機材満載の車を止められる無料の駐車場があるところとなると、ますますファミレスなのだ。したがって、きのうもそうであった。ファミレスはどこも似た感じだけど(というほど知らないけど)、Rという店のパンケーキはとてもおいしくて大好きである。実物が来てメニューとの落差にもがっかりしないナンバー1だ。
そんなことはどうでもいい。
そのファミレスとかは国道沿いにあることが多いので、昨日も帰りにブンブブンという音を出すバイクの人たちが走っていたのだけど、ああいう人たちの中にはエンジン音の高低だけでうまくフレーズを演奏している人がいて、その演奏はまったくメチャクチャではなく、ちゃんと聴く人の癇に障るようにきっちりとしたフレーズを何度も繰り返す。で、そういうのを聴くたびに、あの人はきっとテルミンもうまく演奏できるにちがいないといつも思うのだ。いつもエンジンでやってる曲フレーズとかをこれでやってみてよ、といえばすぐできそう。やらせてみたい。

さて、写真は上野さんカメラにて記念に写していただきました。
2008年10月18日、leteにて。

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[link:1045] 2008年10月20日(月) 02:10


2008年10月23日(木)

『中華学校の子どもたち」の試写を観に行った。京橋の映画美学校というところの試写室であったのだけど、ここがまたすごいよい建物だ。銀座周辺てまだまだ古ーいビルが残っていてうれしい。数年前、当時銀座アパートと呼ばれていたビルディングも見物に入ったのだけど、そこは少し前にテレビでやってたなあ。エレベータが扉を手動で閉めるヤツで、乗ってから降りるまでドキドキする。この映画美学校も、天井が高くて、柱や扉や階段や窓などになんだか静かにシーンと年月が積もった感じがあって、よかった。さて、映画は試写を観るのも2回目だけど、2回目になってやっと落ち着いて観ることができた。なんだか『0号試写』の時はエンディングで無事に曲が流れるまであれやこれや反省?のようなものが先にたち、気が気ではなくて内容を冷静に観ることができなかったのだもの。改めて、今まで知らなかった中華学校のことについて、ちゃんと心に入れることができたし、今までにも増して子どもたちの素顔の面白さ、おバカさ、たくましさ、遠慮のなさ、そして賢さみたいなものも改めて感じることができたし、なにより映画を映画として楽しむことができた(遅)。横浜に続いて神戸や銀座でも上映が決まったそうなので、ぜひご覧ください。


その後千駄木の古書ほうろうへ移動してふちがみとふなと。あいかわらず素晴らしかった。この日はちょうど私の場所から船戸さんが見えなくてベースの音だけが聴こえていたが、改めて船戸さんのベースはすごい、と思う。渕上さんの歌ももちろんすごい。ふちがみとふなとの音楽はこの二人が出会うべくして出会ってできたんだなあ、とつくづく感じた。
終演後はほうろうさんで打ち上げ。お久しぶりにほうろうの宮地さんやはだかさん、興居島屋の澄子さんともおしゃべりでき、楽しい会でした。それにしてもほうろうのミカコさんはなんてお料理上手なんでしょう!中でもすごいおいしかった鶏のレシピを聞き忘れた。今度教えてもらおう。

そして、最近いろんな勘が冴えてい(るような気がし)て、鼻息の荒かったオータムジャンボ、はずれました。やっぱどうもジャンボとかは『当てる』感じがわからない。抽選会場行くか。

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[link:1046] 2009年03月02日(月) 01:39


2008年10月26日(日)

私の手帳は革のカバーに6つ穴のスケジュールリーフを差し込む形のものだ。数年前からそれにしているが、これだと中身だけ差し替えればよいし、昨年のを残しておけば同じ時期と見比べられたり、前のメモを参考にできたりして便利。
しかし、今年は十月まででリーフがなくなったたため、買わなきゃ買わなきゃ、と思ってズルズルと買いそびれ、とうとう十月。十一月のは半分ページしかないので、十一月以降の予定はすべて十月のページの備考に箇条書きしてあるが、さすがにだいぶ前からそれも限界を越え、半分ページしかない十一月のページにも、白いページにもだらだらとはみ出して書いている状態で、フリーで仕事をしているヒトでそんなヒトはいるだろうか、と思ってしまうようなていたらくである。まあもともと書き込むスケジュールなど少ない自由人であるけれども、やはり決まっているスケジュールはちゃんとメモしておかないと不安であるので、一刻も早くリーフレットを買わなければならないのだがー。

[link:1047] 2008年10月26日(日) 01:33


2008年10月29日(水)むーさんがやってきた

しばらく前から会うたびにうわ言のように「かつ、かつ.....」と繰り返していたむーさんを誘って、私の人生史上一番おいしいとんかつ屋さん『喝』へ行った。むーさんとはずっと前に一度一緒に喝へ行ったのだが、それ以来『あのとんかつが忘れられない』とのことで、遠路はるばるやってきたのだ。
むーさんといえば自他共に認める豚肉キラー(とは?)だけあって、お店へ入る階段の下にはり出されたメニューですでに興奮。店内には『イベリコ豚のロース』やら『いも豚』やら『黒豚』やらと、『普通の』ロースやヒレ以外にもたくさん高級とんかつメニューが貼られており、そのひとつひとつにコメントをつけて迷いながら、ここはやはり定番をおさえて『ロース』を注文。料理が来るや、さっそく写真を撮り、待ち受け画面にすると言う。そして、もりもりと本当においしそうに平らげていた。
あんなにスリムなむーさんなのに、体の90%が豚肉でできているとは信じられない。そして、こんなにうれしそうに、笑いながらとんかつを食べる人はむーさん以外に会ったことがない。一緒に来る甲斐があるというものだ。『喝』のとんかつはほんとにおいしいけど、行きたい人はむーさんと一緒に行くと、さらに倍ほどおいしくなると思う。

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[link:1048] 2008年10月29日(水) 23:39

2003年6月16日までの日記


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