忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2008年04月12日(土)

いろんなことに追われているうちにもう4月になってしまった。
今年は、年が明けてからこれまでの間にたくさんのの出会いがあった。人も仕事も企画も。今までつながっていた人からさらにもう一歩入った出会いあり、まったくはじめての方やお仕事との出会いあり、えっ?そういうことをするのははじめてなんですけど、とにかくやってみましょうか、というような試みとの出会いもあった。それから14年ぶりに新たな形で出会い直す、というお仕事もある。そのそれぞれがとても面白く実りがあり、そこからまた何かつながっていけたらなあ!と思うものばかりで、こういうふうに私までつながってきてくれたヒトビトやモノゴトやコトの流れを思うと、数限りなくあるこの世のヒモの中からよく私につながるヒモの先をひっぱってくれましたなあ!!と感激するのだ。ヒモの先にぶらさがってるモノがコウモリなのか菜の花なのかソーダ飴なのか下駄なのか、予測をたててヒモを辿ってくれる人もいれば、全くわからないでヒモを引いたらコウナッタ、という人もいる。しかしそれらすべての人に、そのヒモを引っ張るに至った原因とも言える、これまでつながりのあるすべての人に、そしてヒモをひいた後になってそこからまたつながりが生まれる新しいヒトやコトにも、この上なく感謝しています。

[link:972] 2008年04月15日(火) 23:39


2008年04月15日(火)

うう、なかなか思い通りにことが運ばないのである。
しかしその道草の途中になんか拾いモノがあるかもしれないので、とことん道草している。
一昨日おいしそうなごぼうが手に入ったので、ごぼうをたくさん食べる。ごぼうを笹掻きするのはエンピツを削るのとほぼ同じなので、どんどんどんどん笹掻きにする。途中で、『ああ、これぐらいのエンピツで今書きたい......』と思うような好みのトキトキ具合になるが、黙ってそれをやり過ごしてさらにどんどん笹掻き。
私はエンピツは断然手削り派。そして先端は『トッキトキ(これは名古屋弁だそうだけど、チクチクっていうかツンツンっていうか、他の言葉で表すとどうも違うような感じがしてしまうのだけど、そういう超スルドく削った状態のことです)』の一歩手前の『ほぼトキ』で、さらにけずり部分を長くするのが好きである。濃さはBがよい。シャープペンシルは0.9のBに限る。もっとも譜面や文字がよく書ける。
反対にボールペンはなぜか簿記用の極細が好き。筆ペンは硬筆が好き。あ、ごぼうからいつの間にか.....。

[link:973] 2008年04月19日(土) 00:01


2008年04月19日(土)

17日、乃木坂へコーネル・デュプリーを観にいく。かぶりつきの席についてしまい、ものすごい位置で観てしまいました。
Q以外で、友達のとかではないライヴでこの位置で観るのは、高校生時代のRCサクセション以来か(キヨシローが最後に投げたTシャツが飛んで来たが、隣の人に取られた思い出)。
かつてアレサ・フランクリンの黄金期と評される時期のサポートを努めていたデュプリー氏は現在66歳。酸素ボンベをつけての演奏でちょっとびっくりした。でも大きな体で、そりゃあ若い頃に比べたら指も回らなくなったんだけろうけど、魂のこもったソロを堪能できた。体でリズムを刻むことはなく、上半身はほとんど揺れていないのに、なぜあんなにすごくグルーヴと歌心が溢れたプレイができるのか。観れてよかった。

18日、打ち合わせの時間が大雨の影響で二転三転。服は雨でびしょびしょ。さらには久々に差し入れでも買っていこうと思ってあてにしていたお店が閉店(おいしかったのに。。。。)しており、結局手ぶら。
しかし、この日はテレビの星占いで『思い通りにいかない一日。周りの人に迷惑をかけやすいので注意。』との予測をされていたため、最初からそれぐらいのことは覚悟しており、時間も充分余裕を持って出たし、途中で電車が送れようと、目当てのお店が閉店していようと、別段慌てることもションボリすることもなく気分よく到着。充実した打ち合わせをすることができた。そして帰りには、先日たいそう並んだたこ焼きを今日はわりとスムーズにゲット。電車の方角もまちがえなかったし、ATMでお金を下ろしている間じゅう、隣のブースからおじさんが鼻歌で『もしもピアノが弾けたなら』を歌うのが聴こえてきて、それがまた雨の日になんとなく合っていて意外によくて1コーラス全部聴いたし。それはわりと上々な日だったのだった。

[link:974] 2008年04月21日(月) 00:41


2008年04月21日(月)

近所のスーパーマーケットのレジ係のうち、比較的若い世代のおねえさんの間で少し前から密かに『つけまつ毛』が流行っているようだ。しかも、それがまた『すごく長過ぎるつけまつ毛』で、服はスーパーのユニフォームを着ているのでやたらとつけまつ毛のみがフィーチャーされて見え、ついついまつ毛を凝視してしまう。大体、『その長いつけまつ毛』的なメイクや雰囲気を好むおねえさんというのは、トータル的にメイク濃いめで派手めがちでユニフォーム着てたってその派手さがにじみ出ている人が多いと思うのだが、そこのつけまつ毛をしているおねえさん達はみな、特にギャルでもイケイケ風(ってどんな風?)でもなく、むしろトータル的に『おとなしそう』な人なのに、なぜかまつ毛だけがとても不自然。普段街でもああいう露骨なつけまつ毛をナチュラルメイクにしている人はあまり見かけない。なぜだ。

しかし、まつ毛というのは、ナナメ後ろのちょうど顔の見えない角度から、頬のラインからまつ毛の先端だけがのぞいている、という見え方が一番グッとくる。だからあれだけ長いつけまつ毛ならばかなりナナメ後ろからでも充分まつ毛が見えて、うらやましい。私もまつ毛は短いほうなので、一度つけまつ毛をしてみたいのだけど、そのつけまつ毛をつけこなすメイク技術がないので一度もやってみたことがない。私がやったらスーパーのおねえさんとかの比でないぐらいもっと不自然なかんじになるでしょうね、きっと。


[link:975] 2008年04月25日(金) 02:12


2008年04月25日(金)

そろそろゴールデンウィークにさしかかろうという昨今、ライヴに向けて準備している。
来月のleteもご予約が開始になりました。 今度のleteはお久しぶりに久住さんと共演します。
マイペース活動中のチッチ&クックの曲をふたりでカバーする?とかプロジェクターQにも私も飛び入りする?とか、いろいろ計画をこれから練ろうと思います。楽しみです。
それから29日のほうろうはもう目前ですが、せっかくだからお天気がいいといいなあ。ほうろうへ来る前に「谷中ぎんざ」で買い食いしたり、「いせ辰」で使いもしない和紙を衝動買いしたり、根津の「いなほ」でパンダおにぎりを買って食べたり、せっかくだから「イナムラショウゾウ」なんかでケーキとか買ってベンチで食べたり、谷中霊園で青葉の桜を楽しんで毛虫に飛び退いたりして楽しんでほしいです。一箱古本市week企画のイベントもあちこちでやっているようです。

[link:976] 2008年04月30日(水) 04:34

2003年6月16日までの日記


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