忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年09月26日(水)

11月の「どろグラ」の詳細が出ましたん。
10月10日よりMANDA-LA2店頭にて発売開始、加藤千晶食堂でもご予約を開始いたします。

leteのほうも気がつけばもうすぐなようなまだちょっと先のようなですけどもが、みなさん遊びに来てくれるかしら。
のんき大将フリークの方必見です。のんき大将と私だとどっちがツッコミをやるのかしら。お互いにボケを殺しそうです。いや、漫談じゃないのでそんなことを心配しなくてもいいんですが。

たまに通る道に『りんごのコロッケ』って書いてあるお店があってすごく気になっている。りんごのコロッケ。マクドナルドの揚げたアップルパイみたいなやつか。でもコロッケなんだよね?

[link:909] 2007年10月01日(月) 01:52


2007年10月01日(月)

ひいぃっ!
10月になってしまいました。9月31日ではないのですよ。今日から長袖ですよ。
11月のチラシもできてきました。ハガキもYさんにお願い中。近日中にできあがる予定です。
気がつけば13日のleteはもうすぐじゃないですか。加藤イベント初の川口のんき大将とのサシLIVE。みなさまご予約はしてくださってますかしら。せっかくだからこの際対決番外編とかやっちゃおうかしら。
そんな中、10月にある某高校の学園祭はけっちゃん、カワセさん、実可さん、オサムどん、私、というこれまた初の5人編成。それ用に新曲のアレンジとかやっております。これはたぶん一般の方はお入りいただけなさそうな気配なので、ハイスクールのヤングたちになんて思われるか知らないけど楽しんでいただけることを祈る。
某曲の詞がリテイクになり再考。うむむー。


[link:910] 2007年10月03日(水) 02:39


2007年10月03日(水)山下清

フと電車の中吊りで知った。山下清展を10月の9日までやってるらしい。うわ、9日までか、行くヒマあるかな、と思ったが、どうしてもやっぱり見ておかないと、と思って観に行った。
あの貼絵はできる限り本物を見ておかないと。
貼絵はもちろんだけど、ペン画もすごい。油彩もすごいんだけど、実物を見てびっくりしたのは、貼絵も油彩も、感じは一緒だということ。つまり油彩だろうが貼絵だろうが『山下清技法』というか『山下清画』になっている。すげーなー!!!
私は特にまだ初期の頃の天然炸裂なペン画や貼絵が私はたまらなく好き。絵付けをした陶器やタイルもすっごくよかった。実はペン画も大好きなのだけど、今回はなぜか私の好きな作品は展示されていなかった。
なんか、不思議に思うんだけど、とてつもなくガツーンとくる音楽に出会うと、ガツーン!としながらも、同時に(実際に可能不可能は別として)、『ああ、私もこれを超えるような音楽をいつか作って奏でることができますように』なんて、不肖にも思ったりするのですが、絵はちがって、ああいうすごい絵を見ちゃったりすると、もうなんだか自分なんか絵を描く必要なんかないなー、なんて思ってしまいます。
でもがんばって描いてますけど!近日あがってくるご案内ハガキもアホですてきな出来映えだと思いますから待っててね!

[link:911] 2007年10月04日(木) 00:11


2007年10月03日(水)

お仕事が10段階中4がほぼ完了。世界観づくりはこれで大体形が見えたので残り6はスムーズに行くことを祈って乾杯。
それはそうと、このお仕事は、去年と同じ一年、というがない。いえ、現実にはどんな人のどんな一年も去年と同じ、ということは絶対ないが、仕事の種類やかかわってる団体によっては大体何月頃に何があって、何月頃に何をする、というのがおおまかにわかっていることもありましょう?でもこのお仕事はそういうのがほぼありません。恒例になっているものもいくつかはありますが、ほとんどはその年その年にやってくる仕事で、作詞や作曲しかり、ライヴもしかり、まさに一期一会です。私の作詞で別の方が作曲、またはその逆のものがそのタイミングでできあがったり、あの人とこの人に演奏されたり。たいていは半分から6割ぐらいは予測ができたとして、それ以上はあまり予測しないことにしています。『スゲー!』と感激したり『なるほど』と思ったり『ええええ!』と思ったり、そりゃまれにですが『ありえん!』と憤慨することもありますけど、その全部が面白いです。自分を通して出たもののカタチが自分じゃない人やものと出会って、またちがった色やカタチに見えてくる。
先の見えない仕事というのは見えないからこそ面白いんだな。


[link:912] 2007年10月05日(金) 23:22


2007年10月05日(金)

ずーっとずーっと行きたくても行けなかったけど、やっと髪を切りにいきました。切った切った。プリッと切っちゃった。季節はそろそろロングが流行る時期ですが。
ところでその私がやってもらっている千駄木にある『ウルワシ堂』で、連日話題沸騰になっているのが写真のヘンなヒト。
なんでもある日、フと気がついたらお店の外に立てかけられていたそうです。全長約15cmほどの布製の手づくりこけし(?)。お店の前に『ポンと落ちていた』のではなくて、『ちゃんと立てかけられていた』そうです。こ、これはいったい......?
こういう見かけだから笑えるけど、これがもしシリアスな人形だったらかなり恐ろしい出来事です。
誰かがわざと置いたのかと思って、そういうことをしそうな人何人かに尋ねたらしいのですが、該当者はなし。じゃあ落ちてたのを誰かが拾って立てかけたのか。だとすると、落とした人はかなり探しているはずで、そうなると一応窓際に外を向けて置いておいたほうがいいかもしれないんだけど、『それをするにはビミョーにヘンなカオなので(笑)、今のところお店の出口の、外からは目につきにくいおかしな場所にこっそり置いている』んだそうです。あるいは、何かの神様が何かを試しているのかも。
うーむ。むずかしい問題です。
1.カオがマジックで描いてあるからぜったい既製品ではない。
2.よく見ると、作品はちゃんと作ってあります。
3.パッと片手間にできちゃったんじゃなくて、作ろうとして作った感じ。
4.マジックのカオを見ると、大人の男性が描いたような気がしてならない。
5.かわいくはない。
6.でもイヤという気はしない。
7.なぜか捨てられないオーラがある。
. . . . .っていうか、分析はどうでもいいんですけど、これは何なんでしょう?ヒモみたいなのがついてるから『マスコット』なんでしょうか(それにしちゃデカい)。
落とし物なら早く落とし主の所に戻してあげたい。でも、誰も名乗り出なかったら. . . . ?
どこかからの謎のおみやげ、どうなることでしょう。
万一、この日記を見て、『ソレ!落としたの私!』という方がいらっしゃいましたら、千駄木のヘアサロン『ウルワシ堂』へどうぞ。
『ウルワシ堂』はレトロ日本的な名前ですが、お店のテイストはぜんぜんそうではなく、とても自然で、肩肘をはらないかわいいテイスト。スタッフの人たちもさりげなくてほっこりしていて素敵です。ナチュラルテイストがお好みの方でしたら女子のみならず男子ももちろんオッケーです。一度おためしを〜。


913.jpg 384×512 (original size)

[link:913] 2007年10月10日(水) 03:09

2003年6月16日までの日記


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