忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年08月11日(土)

仕事のプレゼンのための曲を作り、ダッシュで送信!

今日は久住さんの切り絵展を見に行った。最終日の終了時刻ギリギリに滑り込み。
今まで私が見たことある切り絵展の中で一番広くて作品の点数も多い展覧会。大きい油彩がひとつの他は全部切り絵で総数約70点、圧巻でした。
久住さんの切り絵は、背景とか場面とか着ている服の柄まで、もちろん久住さん作のフィクションなのに、その立ち姿からはほんとにまるで本人のような味わいがにじみ出ていて、今まで自分のイメージの中でぼんやりしていたその人々のキャラクターが瞬時にして「あ、こういうヒトか!(それでもほんとはどうか知らないんだけど)」と浮かび上がってくる。そのバランスがすっごくおもしろい。第一、絵としてすっごくイイ(なんておこがましいホメ方でごめんなさい)。
今回新しく見たのはどれも背景がすごいのが多かったけど、気になったのは「キリカス」とつけ足しのある作品で、それらは背景に他の作品を切ったカスが使われてる。でもそれが実に雰囲気があって、面白い。「笑い飯」の二人を切った作品も背景がキリカスだったんだけど、なんともいえず「ナニワ」な「お笑い」の感じが全開でよかった。すごく面白い作品展でした。
ジミヘンのキレのよさとワイルドさが見事に「和風の粋とイキのよさ」に花開いた、大変ステキな手ぬぐい「じみてぬ」が欲しかったのだけど、売り切れでした。


[link:890] 2007年08月12日(日) 22:09


2007年08月12日(日)

郡上踊りに行きたーーーーーい!
明日からの3日間は徹夜踊りだ。
名古屋に住んでる頃よく行ってたなあ。ザボンドボンの練習をして、その後みんなで車で郡上の徹夜踊りへ行ったりした。
郡上には大きな道路がないので、町じゅうの道を使って踊りの列が連なる。中心の櫓ではもちろん生演奏、生歌だけど、郡上踊りの面白い所は、曲が何曲もあって、もちろん踊りも歌によって決まっていて、全部ちがう。腰をおとしてカッコよく踊っているおじいさんなどをお手本にマネしながら踊る。徹夜踊りの時は演奏する人も歌う人も夜通しだから、はじまる頃には浪々としていたおじさんのよくまわるコブシの声も朝方にはカラカラだ。
「やっちく」「春駒」「げんげんばらばら(?)」など名曲が多くあるけど、昔から一番よくわからなかったのが「郡上甚句」という踊りで、他に比べてこの歌は『大人っぽい」。歌の感じもリズムがしぶくて、テンポも遅く、わかりやすいグルーヴが薄いので曲も覚えにくいし、私のようなシロウトにはとうてい踊れない。動き自体はそんなに難しいわけではないのに、なんかサマにならない。マネしてやってみてもただの妙な動きの人だ。
40代50代の紳士でも、まだこの曲を踊りこなすにはなんとなく「青い」感じがする。でも腰に印籠を下げた70歳おじいさんとかがなんとも味わい深い動きで踊っているのを見るとホレボレする。
ひょうきんな踊りをするおっちゃんとか、でっぷりド迫力のオトーサンとか、普段は街の社長さんだったりサラリーマンだったりお医者さんだったり八百屋さんだったり大工さんだったり色々なんだろうなあ。近年増えつつある、ヤンキー風の「若者踊りチーム」みたいなそろいの衣装の人たちももちろんいるんだけど、そういう人たちはいつ「スタンダード」に切り替わるんだろうか。
ああ、久しぶりに郡上へ行きたいなあ。

[link:891] 2007年08月14日(火) 23:50


2007年08月13日(月)

名古屋から友達が来て、束の間のお盆遠足。
小金井の「江戸東京たてもの園」へ向かう。アッチー!セミ鳴きすぎー!汗出すぎー!この時期、外の展示物まわりはキツい。が、キツいだけのことはある面白さだった。何年か前にも来たのだが、何度来ても面白い。しかし、展示の家の中へ入るにはいちいち靴を脱ぐというのを忘れて、足にぐるぐる紐を巻くサンダルで出かけてしまう。着脱がめんどくさいにも程があるし、汗は流れるし、病気になってしまいそうだった。唯一のお休み処で、ちょっと甘味でお茶しようと、あてずっぽうに食券を買ってしまった和菓子はよりにもよってそれだけが、10個入りのお土産用、一袋まるごと来る。灼熱の中を持ち歩くかと思うと中途半端に封を切る気力がなくなり素直にお土産に。アイスコーヒーだけ飲む。
その際、友達と探偵ナイトスクープの話が出て、「林繁和先生が母乳で作ったのはなんだっけ?アイスクリームだったっけ?」「料理した靴はフェラガモだったっけ?」と言い合っていたら、その後の順路でさきほどのお休み処の大きなテーブルでご同席した女性二人連れを再び一緒になり、突然「母乳で作ったのはプリンです。さっきお話しされてた時によっぽど言おうかと思ってたんです。」と教えられる。さすが関西人。ありがとう!とスッキリする。
その後、神保町の「art-bookshop abc-gallery」で2時間。
ヴィンテージの手芸の本や洋書、絵本がこれでもか!というぐらいあって、セールもやってて、ここでもまた病気になりそうになる。発狂しそうな自分をおさえて、一冊に絞り込み買う。
そして今日の最後のお楽しみ、水道橋の「アンチヘブリンガン」へ。ここは食堂カフェのような所だけど、時々ライヴに来てくださるNさんや以前小冊子で「おせっかいカレンダーのことを紹介してくださった南陀楼綾繁さんのブログで知って、ずっと行きたいと思っていたのだ。思ったとおりすっごく素敵ないいお店。オーナーご夫婦もすごく気さくで素敵な方たちだし、お料理もどれもとてもおいしかった。ズッキーニのオムレツ、夏野菜のクスクス、エビのガーリックオイルグリル(という名前じゃなかったかもしれない)、生トマトとバジルのスパゲッティ。迷った末にお腹いっぱいで食べられなかったニョッキを今度は絶対食べよう。
ああ、楽しい一日だった。
しかし、それにしても汗をかいた。たてもの園で、プールもないのにすっかりシャワーを浴びたようにすっぴんになり、こんなことならメイクもしてこなくてもよかったし、家から水着でも着てくればよかったと思う。
残暑きびしき折、みなさまもどうぞご自愛くださいー。

[link:892] 2007年08月24日(金) 13:56


2007年08月24日(金)おいしいものと加藤千晶更新中!

いやはや、あっという間に八月も下旬ですなあ。
長月突入も目前。ということはカナダ出発も、もうすぐっちゅうことですなあ。
今回の「すっとこ母娘珍道中」は、その名の通り母との二人旅なので、気楽といえば気楽だけども、どう考えても母は私に影のようにぴったりくっついて、セリフ(?)も私の語尾を繰り返すだけの子分のような状態になることはまずまちがいないと想定されるので、つまり、こんな隊長(私)の指揮一つで子分(母)ともども、その旅のすべてが左右されるという、非常にリスキーなイベントなのです。言ってみれば、『泥の船で大平洋にこぎ出してどこまで大丈夫か』という実験なのです。
ま、ぜんぜん大丈夫だけどね!あはっ!
すっとこ度120%のうちの母はカナダで何をカンチガイするのか。私はそれに気がつくのか。
そして、オーロラを見る以外になに一つ予定を入れてない(つまり超ヒマ)な私たち、ちゃんとオーロラは見られるのか!
乞うご期待。

ながいことほったらかしで、たまってた「おいしいものと加藤千晶」をちょこっとずつ更新中です。
のぞいてってくださーい。

[link:893] 2007年08月27日(月) 14:14


2007年08月26日(日)

少年王者舘の公演『シフォン』を観に行く。
公演は9月2日まで続くので、ザックリした感想のみだけど、今回のはいつになくハードボイルドな感じがした。内容が、っていうより、内容の出し方が。包むはずのものを包まずに投げ出して見せてる感じ(あくまでも私個人の皮膚感覚です)。
面白かったです。
久しぶりに見た姿もグッときた。

余談だけど、昔から天野さんとの間で、「ものすごくささいなどーでもいいことなんだけど、まさにその時点では旬」なシンクロニシティめいたことがたびたび起きます。
昨日も、普段はそんなもの差し入れに持っていかないのに持ってった差し入れでひっそりそれが起きてて、笑いました。

てなことで、ネタバレしない程度の感想てむずかしいですね。
公演は9月2日までです。観たことない人もある人も、みなさん行ったほうがよいですよ。


[link:894] 2007年08月30日(木) 00:12

2003年6月16日までの日記


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