忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2007年07月02日(月)

日曜日の情熱大陸はイラストルポライターの内澤旬子さんだった。内澤さんは、以前私のことを『ぐるり』という冊子の中で紹介してくださった南陀楼綾繁さんの奥様で、『ふちがみとふなとと加藤千晶』の時にご夫婦で観に来てくださった。その後、千駄木の古書ほうろうで一度だけお会いしたことがある。スラッと背の高い涼しげなきれいな方で、その時の印象では、そのカラダの奥底にあんなとんでもないパワーとエネルギーが潜んでいるとは気がつかなかった。番組を見てびっくりしたのだ。もちろん画面でも、ご本人は私の第一印象どおり、至って淡々と軽々と、「自分の興味の湧くものを追求しるとこうなっちゃうんですよ、あんまり世の中の記録に残って行かないようなことが好きみたい、アハハハハ」なんて笑ってらっしゃるんだけど、なんだかとにかくスゴイのだ。不勉強にも、今まで一冊も内澤さんのご本を読んだことがなく、さっそく古書ほうろうに買いに走ろうと思っている。

[link:867] 2007年07月04日(水) 00:31


2007年07月04日(水)びよ〜〜〜〜ん

先日、サツマイモの痛んだ部分を半分切り落とし、捨てるのもなんなのでお皿に入れて水につけておいたら茎が出てきた。サツマイモのハッパはハート型でかわいいのでそのまま放っておいたら、ズルズルズルズルとのびるのびる。仕方がないので壁に這わせてみた。今にも枯れそうな弱々しい茎なのだが、一応まだのびている。植物をことごとく枯らす悪魔の舘(ウチ)で、こんなになるとはよほどの根性芋かアホ芋のどちらかだ。どちらにしてもエライ!どこいくのかなー、お芋ちゃんよ。フレーフレー(応援しとこう)!こんなことなら土に植えればよかったか。


868.jpg 354×406 (original size)

[link:868] 2007年07月05日(木) 00:29


2007年07月04日(水)

姐さん、いや姉さん、大ニュースです。大ニュース、な雰囲気です。
チッチ&クックの『夜をぶっつぶせ』が、ラジオで流れていた模様です。しかも関西圏で。
それを聴いた方からのお問い合わせでそれが判明しました。しかもたったお一人(さすがC&Q!)。
一般的には発売されていない、しかもライヴ自体をめったにしていないチッチ&クックがなぜラジオで流れたのでしょうか。びっくりです。でもどこの局のどういう番組かわよくわかりません。どなたか偶然それを聴かれた方がいらっしゃいましたら情報をぜひ教えてください。
それにしても、いやー、チッチ&クック、快挙だ快挙だワッショッショーイ。この勢い(って、一回ラジオで流れただけだが)で2枚目のシングル作ってみちゃうかー!(バカ。)

さて、8月4日のハガキもできてきました。
近々、みなさまのところへもご案内が行きますのでよろしくお願いしますっ!

[link:869] 2007年07月05日(木) 22:53


2007年07月05日(木)

メダカの瓶の睡蓮が、二つツボミをつけていたが、いつまで経っても咲かないので、私の知らないうちに咲いてまたしぼんでいるのか?とギモンに思っていたが、とうとう一つはツボミのまま枯れてしまった。なぜそれがわかったかというと、もうひとつのツボミは咲いたんだけど、ちょっと見ないうちに虫喰いだらけで花まで穴あき、まわりの葉っぱはものすごーくレース状態になっていたから。
それで、どこのどいつが犯人だ?とブツブツいいながら葉っぱをめくってみたりしていたら、ムニ、と触ってしまった!!!!!青虫!!!!!!ナニ青虫?!!!!
青虫といえば、私は青虫が何より怖くて、学校の帰り道、道路の真ん中にいた2cmぐらいの青虫のまわりをブロックで囲んで、上に板のフタまでした女。料理中、青虫の出て来たブロッコリーが怖くて、株ごとベランダの外の庭に放置して他人のフリをした女。
ギャーーーーーーーーっ!!!!!!ムニってなに??!!!ムニってなによ!ホントにいたよ!!!!!なんでいるんだよ!!!!!なんで水んとこなんだよ!そんなとこにいるんじゃねーよ!!!!!!わー!わー!ぶんぶんぶんぶん(手をふる音)
と、この10倍ぐらいの声でひとりで飛び上がってツッコんで、騒いでお祭りのようになってしまった。お箸でつまんで外に捨てるのにまたひと騒動。近所の人はこの一連の騒ぎをよもや私の一人踊りとは思うまい。
それにしてもまさか、本当に葉の裏にいるとは。よくよく見たら、他の葉っぱの上にも卵らしきものが産みつけられていて、まあチョウや蛾に罪はないけども、睡蓮が大事なんで、ベランダの外に払ってしまいました。
. . . . .絵で見るとかわいいんだけどね. . . . .。

871.jpg 512×384 (original size)

[link:871] 2007年07月08日(日) 02:07


2007年07月06日(金)

6日、夕方古書ほうろうへCDの納品に行き、久しぶりにMさんとおしゃべり。内澤さんのサイン本、KAPAKAHI JUG BANDを買う。探してたものが一気に手に入りほくほく。

その後恵比寿のリキッドで栗コーダーカルテットのアルバム発売記念LIVEを観に行かせていただく。
川口さんがおっしゃるには、今回のアルバム「笛社会」は「栗コーダー史上最も派手なアルバム」だそうですが、ライヴもまさにそうだった。今までのゆーるーりーとした「いい日ですねえ」という味わいはそのまま残しつつ、時折照りつけるような太陽とか夕立とか雷っぽいのとか、天気雨のようなものまでが盛り込まれたあるどこかの一日。でも最後はやっぱりのーんびり暮れてゆく夕方。みたいな。そんな素晴らしき一日のようなライヴでした。栗コーダーカルテットは、メンバーのみなさんはそれぞれ、ほんとに尊敬する素晴らしい音楽家で、しかもバンドとして寄り集まった時にその一人一人が誰一人として個性を没させることなく、集まった人数分だけその力を余すところなく発揮できていて、バンドとしても素晴らしいところがさらにまたすごい。
ツアーはこの後名古屋大阪と続くそうですが、ちょうど名古屋の時に名古屋に帰ってるかもしれないので、そしたらまた押しかけちゃうかもしれないのだ。


[link:872] 2007年07月10日(火) 03:42

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。