忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年01月13日(土)

12日はmonaでチッチ&クックのライヴでした。
まったく知名度ゼロなので、お客さんとかいろいろ心配していたけど、思っていたよりたくさんの人がかけつけてくれてうれしかったです。来てくださったみなさんどうもありがとう!CDを買ってくださった方もどうもありがとう!
すっごく久しぶりにクックのスーツ(喪服)姿を見たけど、やっぱりかっこよかった。チッチも楽屋でカットしたりセットしたりした甲斐あって、以前よりもじゃもじゃ頭が違和感なくなった気がする。本格ブルーズっ子(?)にだんだんなってきたか、チッチ。
本番は、ぜったいナニカある、と思っていたとおり、本番ならではのアクシデントやミラクルがあり、とってもどきどきしたけど、すっごく楽しかった。クックとトットとナッナはものすごく『どブルーズ』で『どクール』で『どホット』でかっちょよかった!チッチも一生懸命がんばりました。
クックの『ナマズのブルーズ』最高!次のシングルは「ナマズのブルーズ』と『バードウォッチングブルーズ』に決まりだな。
今年はもっとチッチ&クックもやりたいです。チッチはもっと修行もしたい。チッチ&クック、イエー!

今月はあと浜松へ行くライヴがあります。こちらは加藤千晶。
3/4栗コーダーのみなさんと楽しいライヴになることでしょう。
東京でのライヴが1本追加になりました。
3/3土曜日に下北沢leteで加藤千晶の弾き語り企画第一回が決定しました。田所せいじくんをさそって、二人だけで弾き語り合います。力を合わせてお互いの曲をやったりもします。
MANDA-LA2とかでやるバンド編成のライヴとはまたちがう加藤千晶。20人限定のとってもイカしたお店で、お客さんとの距離もぐっと近いライヴです。うちに遊びに来るような気分で遊びに来てください。詳しくはトップページを見てね!お入りいただける人数に限りがありますのでご予約はお早めに〜〜〜。

[link:781] 2007年01月13日(土) 19:40


2007年01月15日(月)

昨年末からお正月をまたいでの大忙し期間が微妙に終盤なのだけど、今度の浜松ののんき大将が終わるまではまだヘバっちゃダメなのに、ここへ来て体調ヤバめに。胃腸の具合もよろしくない。
お正月に噛んだ口内炎はお薬のおかげでほぼ完治したのだけど、またあんまり食欲がなくなっている。
イカーン!こんな時には何がよかろ?とりあえずうどんか。
なんかおいしいおひたしと茶碗蒸しとかいいねえ。

[link:782] 2007年01月16日(火) 01:00


2007年01月16日(火)

譜面を書いたりその他いろいろ。
考え事もたくさん。何の脈絡もないけどポテトサラダも作った。
あ〜〜〜。おしるこ食べたい。でもポテトサラダとおしるこっていうのもなあ。またうどん?そうするとポテトサラダとうどん。
うーむ。冴えぬ。

[link:783] 2007年01月16日(火) 22:38


2007年01月17日(水)

1月26日に浜松で行われる『のんきな金曜日』は、栗コーダーカルテットの栗原さん、関島さん、川口さんという豪華なお三方と私、というありそうでなかなかなさそうな組み合わせ。
今日はリハだったのですが、この顔ぶれならではの「のんきだがスルドイ」演奏が繰り広げられ、大変楽しかった。ピッタリ息の合っておられる面々の中において、私がぶち壊さないように細心の注意を払っていたのですが、そもそもの音楽的人間的な器の大きさがちがうのですから、私などぶち壊すとか技術が足りないとか、そういうことを気にしているような立場ではないことにすぐ気がつきました。なので途中からもう「はみ出したっていいや!とにかく、自分でよりベターと思うほうへ挑戦するのみ。」という大船に乗った気持ちなり、楽しく歌い演奏しました。
その演奏の絶妙な面白さはそれぞれ「のんき」な役、「スルドイ」役、「冷静」な役、「てんやわんや」な役がぴったり当てはまっていた結果、このような面白さになったと思われます。どの役がどの人なのかはご想像におまかせします(言うまでもなくわかると思いますけども)。
私はもっぱらてんやわんやだったわけですが、本番ではもう少し気合いで(?)なんとかなっていることを祈って自分に喝。

しかしながら帰って録音を聴き返してみたらばなんと楽しいことか。演奏している側は楽しいばかりではダメなんでしょうが、楽しいものは楽しいのだからしかたがないです。
来てくださるみなさんにもたーんと楽しんでもらえますように。

[link:784] 2007年01月18日(木) 02:31


2007年01月18日(木)

人から見たら、ずいぶん日頃からなまけている生活なんだろうが、そんな中でも疲れる時はとっても疲れる。単に私に体力がないのでは?という説もあるのだけど。
とにかく、今日はどうも調子があんまりよくなくて、な〜んにもしないでダラーっと一日が過ぎてしまった。風邪?だったらマズい。浜松のんきの個人練習とか、ここへ来て、なんかもう一曲やりたくなった感じの曲が出て来そう、など考え事と練習なんかをちょっとやりかけたのだけど、集中できないで上っつらをなめたような感じで終わってしまった。
こういう日は早くお風呂にはいってぬくぬく早く寝よう。
このところ、半村良に十数年ぶりにはまっていて、後期の作品を中心にたまに前のやつも入れて『どぶどろ』『どさんこ大将・上下』『すべて辛抱・上下』『下町探偵局』『江戸群盗伝』『およね平吉時穴道行』など。どれも面白い。登場人物が微妙につながっていたり、ある作品ではスーッとスルー気味だった登場人物が別の話では人物像が深く掘り下げられていたり、というのも面白さのひとつ。
その合間に『ワセダ三畳青春記』『全国アホ・バカ分布考』。
マンガはなんといっても最近は『とりぱん1・2』。何度も読み返してしまう。一言でいうと『鳥ライフ』だけど、いわゆる『癒し』とか『ロハス』とか『ナチュラルライフ(?)』などとはまーったく関係ないところがよい。しかし鳥とのやりとりは極めてリアルだし、結果的にそれが本物のナチュラル(っていうかワイルド)ライフってことだよな、っていうのがまたすごくよいのです。
写真は先日のチッチ&クック。久住さんからファンの人が撮ってくれたそうです。観に来れなかったみなさん、次回はぜひ観に来てね。

785.jpg 320×240 (original size)

[link:785] 2007年01月19日(金) 01:03

2003年6月16日までの日記


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