忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年09月08日(金)

『ふちがみとふなとと加藤千晶』の東京、楽しく終了しました。
足を運んでくださったすべての方々、本当にどうもありがとうございました。それにしてもふちがみとふなとはすごかったなあ。
素晴らしかった。ふちがみとふなとのあのシンプルでどこにもあるような普遍的なモノなのに、まったくどこにもない世界、ふちがみとふなとでしかあり得ない世界、というのがほんとにすごい。かたや私は草食動物の視野的な、一度にあらゆるところであらゆる人が行っているデキゴトやモノゴトをできることなら1曲の中にぜんぶ描写したい、という思いが常にあり、どうやっても
ツブツブを全部一度に描くような表現になってしまうので、ある意味すごい対照的なのだけど、今回はそのお互いの違いがすごく楽しかった。だからセッションで一緒にやるのも、一体どうなるんだろう?とすごく楽しみだった。あのお二人に一瞬でも飛び入ることができて、文字通り『ふちがみとふなとと加藤千晶』になれてほんとにうれしかった。
私のサポートをしてくださったテューバの関島さん、パーカッションけっちゃん、ギターの鳥羽修ももちろん炸裂。特に昨日のは最後の最後で普段はステージ上で歌声を聴く機会などめったにないあのヒトやこのヒトも歌声を披露してくれ、ものすごい貴重なライヴでした。
このライヴをもう一度名古屋でできるのがウレシイ。名古屋のTOKUZOは来週の木曜日です。よろしくおねがいします。

[link:708] 2006年09月10日(日) 22:06


2006年09月09日(土)

昨日のライヴでこの日はスッカラカン感90%ぐらいでしたが、お出かけ。
ライヴでご一緒した『ふちがみとふなと』のお二人とは昨日の打ち上げではじめてゆっくりお話ししたのだけど、渕上さんとはいろいろと意外な共通点があることが判明した。まあ例えば『女の人のくせにくしゃみがカトちゃんくしゃみである。声を押し殺そうとすればするほどカトちゃんになる。』とか。『ステージで対決(回文対決など)をすることがあるが、なぜ対決するのか?と聞かれて『私が勝ちたいから』と答えたことがある。』とか。一見どうでもよいような共通点だが、当人にとっては結構大きな特色であるため、そこらへんが共通している人に会うと(まずそんな人にあまり会わないから)大変親しみがわく。
そんな渕上さんと今日は千駄木の古書ほうろうへ行った。観に来てくださったMさんとしばしおしゃべりした後、店内をぐるっとすると3冊ほどまた見つかってしまって、買ってしまった。フと見ると渕上さんも本を抱えてお金を払っており、旅先にもかかわらずそうとうな重さのブツ(本)を買うところも妙に同じなようだ。
その後、谷中銀座などをブラッとしてお茶を飲む。なんかとりとめのないおしゃべりを長々として、気がついたら外が暗くなりかけてた。なんか幸せな気分で渕上さんとそこで別れ、私はその後打ち合わせに行った。おじゃまする事務所の地図をケイタイで見られるようにファイルを送ったのになぜか開くと白紙になっていて、ぜんぜん場所がわからなくなってしまい、結局電話で道案内をしていただく失態。事務所の窓から『あっちが上野で、あの辺が池でしょ。で、あのうどん屋さんはこっちだから駅は。。。』と教えていただいてる間も、全く要領を得ないのを笑顔でごまかして相づちを打っていたら、帰りに『カトウさん全くわかってないでしょう?きっと次回も迷って電話かかってきますね?』と言われてしまった。
実際知らない事務所へ行くのに3回目でも迷って『頭がおかしいんじゃないか』と言われたことがあるだけに、思い切り笑い飛ばすこともできず(泣)。
なんかけっちゃんとかみたいにどこへ行っても即座に東西南北がわかったりするようになりたいなあ。





[link:709] 2006年09月11日(月) 23:40


2006年09月11日(月)

掃除機をかけた。少し前から気になってるんだけど、ウチのこの掃除機、モーターが熱くなりすぎない?掃除機の取手が本体にパカッとたたみ込めるようになってるんだが、その取手を持ったらアッチーーーーッ!熱くて持てないよ。
まだ買って2年しか経ってないけどもうダメなの?それとも不良品?ま、いいや。煙が出てきたらあきらめよう。

えーと、『ふちがみとふなとと加藤千晶/吉祥寺』に来てくださった方、どうもありがとうございました。今週木曜日は名古屋TOKUZOです。今回も関島さん、けっちゃん、鳥羽修のバックアップでカルテットです。そしてふちがみとふなとと加藤千晶、もちろん全員でのコーナーなど盛りだくさんでお届けします。たぶんびっくりするようなレアなものを聴くことができます。

さて東京の方は次回の加藤千晶は10月11日の代々木です。
それが終わるとライヴは年末のワンマンまでありませんから、ぜひ観に来ていただきたいのだ。代々木の編成はウッドベースの河瀬英樹くんに参加してもらい、けっちゃん、鳥羽修、加藤のカルテットでいきます。
ご予約もスタートしましたのでよろしくおねがいします。

[link:710] 2006年09月13日(水) 01:38


2006年09月12日(火)14日はふちがみとふなとと加藤千晶 、名古屋です。

ご予約の受付は終了しました。ご予約のない方はご案内のハガキ、またはTOKUZOなどで入手できるチラシをお持ちください。前売り料金でご覧いただけます。
私は明日出発します。東京の方で秋の行楽がてら車で名古屋まで来てくださる方、いらっしゃいましたらどこかのドライブインでお会いできるかもしれませんね。そんなスゴイことがもしあったら、ぜひ声をかけてね。たこ焼きかフランクフルト奢ります。
では名古屋でお会いできる方々、お待ちしています。がんばります。


[link:711] 2006年09月17日(日) 00:10


2006年09月16日(土)みなさんどうもありがとうございました

『ふちがみとふなとと加藤千晶/名古屋』、楽しく終了しました。足をお運びくださったみなさま、長丁場にもかかわらず最後までおつきあいくださり本当にありがとうございました。お客さんはもちろんですが、何年も会っていない人や意外な人も次々と来てくださっていてすごくうれしかった。差し入れをいただいたり、お土産をいただいたりしたのに、お目にかかれずちゃんとお礼ができなかった方、ごめんなさい。
東京と名古屋でこのライヴができて、たくさんの人に観て聴いてもらえてほんとによかったです。セッションでみんなの名前を呼び合う歌をやったんだけど、聴いていた人もそうかもしれませんが、この歌かなりクセになり止まらなくなる歌でして。偉大なマスター関島さんを『たけろう』呼ばわりできる唯一の歌でもあり、大変貴重な歌なのです。
終演後、当日戻りの関島さんを見送って、渕上さん、TOKUZOの森田さん、けっちゃん、オサムちゃんと絶好調で打ち上がっておりましたらば、(私は素面のまま)気がつけば4時半。いやはや楽しい時間というのはたちまち経ってしまうのですなあ。TOKUZOで年に何度かこうやってライヴをして、その後森田さんを囲んでむちゃくちゃなどーでもいいようなしかし一向に尽きない話をあれこれする、というのは、名古屋を離れて暮らす私にとって、とても楽しみで大事な行事なのであります。数ある名古屋弁の中でも森田さんの名古屋弁はユルさと勢いの塩梅もイントネーションもとてもナチュラル(?)で声のトーンとのバランス(?)も大変心地よく、私にとってベスト名古屋弁でもあります。この日はそこに渕上さんのこれまた心地よい関西弁が加わり、ずっと笑いっぱなしでした。

ご来場くださった方々、ふちがみとふなとのお二人、最強のサポート陣、MANDA-LA2の中野さん、TOKUZOの森田さんをはじめ力を貸してくださったすべての方々、どうもありがとうございました。


[link:712] 2009年05月21日(木) 01:35

2003年6月16日までの日記


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