忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年12月31日(金)

またまた雪です。
きのうまで仕事して、それから大掃除して、おフロも磨いたりして、久しぶりにお花もやって、今日は一日年末ムード。
今年もたくさんの方々にお世話になりました。
かるーく10大ニュースをあげてみると

・ゆわかしと口ぶえ最終回及び小冊子制作で大わらわ
・NRBQツアー同行及び大阪公演オープニングアクトで大わらわ
・チッチ&クック結成で大わらわ
・空気公団ライブで大わらわ
・のんき大将ツアー、小学校で演奏で大わらわ
・大根はエライ売り込み大作戦で大わらわ
・仕事中にMac PowerBookG4故障続発で大わらわ
・アルバム制作準備中で大わらわ
・銭湯はしご
・メダカメンバーチェンジ

などです。
思い起こすだに一年は早いなあと実感するが、なんかおおむね
大わらわで終わってしまったようです。でもすごく楽しい一年でした。
お世話になった方々、そしていつも加藤千晶を応援してくださってる方々、どうもありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。来年はアルバムも出ますし、3月に京都も行きます。ほかにもいろいろ計画がたくさんあります。楽しい年にしましょう。来年は地球規模の悲しい出来事が起きませんように。みなさまよいお年を!

[link:348] 2004年12月31日(金) 15:17


2005年01月07日(金)あけましておめでとうございます

2005年もあっという間に一週間過ぎてしまいました。
今年はアルバム、新シリーズといろいろと忙しい年になりそうです。とにもかくにもがんばってよい年にしたいと思います。
みなさんにとっても楽しく幸せな年になりますように。
たくさんの人に楽しい音楽がお届けできるよう精進してまいりますです。
年賀状をいただいた方、どうもありがとうございます。
年末ギリギリまで忙しく、おまけにプリンターが使えなかったせいで、ごあいさつが遅くなり申し訳ありません。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ついおとといあたりまで名古屋にいました。名古屋では犬をかわいがったり、友達に会って話をしたり、電話で話をしたり、エビフライを食べたりしました。会う人、話す人みんなが元気そうでよかった。

名古屋から帰ってさっそく一発目の仕事は某仕事のデモ録りでした。
ちょっと難航して自分で迷宮にはいりかけていたのですが、なんとか絞りこむことができ、あとは結果待ちということに。うまくいくといいなあ。
帰りは駒込にある上海チキンというイカしたお店で念願の担々麺を食べた。パクチーが好きな人はきっと最高に好きな担々麺。嫌いな人はとっても嫌いかもしれない。私は大好き。

[link:349] 2005年01月08日(土) 16:34


2005年01月08日(土)

今年も初夢を記憶しておくことができなかった。
なんか友達がたくさん出て来たような感じはうっすら覚えているのですが、それ以上のことは思い出せない。
今年に入ってからもうだいぶ経つのに、その間に見た夢というのもそもそももう思い出せない。なんかそのうちまたおかしい夢を見るだろうから都合のよい夢を初夢ということにしておこう。
うちの家系は父から私へと歯ぎしり、寝言、ねぼけが遺伝しているようで、父が外にまできこえるような大声でお客さんに家具を売っている寝言は圧巻でした。今も結構寝言言ってるようで、うちに帰ると歯ぎしりと寝言で夜中はとてもうるさいです。
ついこの間は、隣の布団で寝いていた身内が突然『かっこいいかなあ?』と言うので、起きているのかと思い『何が?』と聞くと『チャ△&○鳥』と。なので『チャ△&○鳥はかっこよくないと思うよ(本物はきっとかっこいいにちがいないと思います)。』と言うと『ふうん』と言ってまた寝ていた。ひょっとしてそれ初夢?

[link:350] 2005年01月09日(日) 00:27


2005年01月10日(月)

クロコダイルへライブ観戦。
セロファン、西村哲也、ジャック達というイベント。
セロファンは久しぶりなのと、ドラムが中原さんになってはじめて見たが、相変わらずのひねくれポップスですごく楽しかった。中原さんは9コンパスというバンドで活躍する年頃の乙女だが、さすがに「空手バカ一代」を愛読し、大山倍達を敬愛するだけあって女だてらにどしょっ骨と腰のはいったドラミングでセロファンのメンバーを手玉にとっていた、いやちがう、がっしり支えていた。かっこいい。
西村さんのしめった砂ぼこりのような世界、一色さんのすばらしい演芸ポップスと、それぞれほんとに独自のカラーが炸裂していて楽しいイベントだった。久しぶりの人にもたくさん会った。
帰りの電車で、泥酔状態の30歳ぐらいの女の人が前に立ったが、コートもバッグもかなり汚れていて、鼻をほじったり、歯の掃除をしたり、その上パンを食べたりで結構閉口した。しかしバッグからとりだしたベタベタに汚れたトルーマン・カポーティを妙に真剣に読んでいて、でも読んでいるかと思えば動かないので、寝てるのかと思うと目は開いていて、ほんとに酔っぱらっちゃってるんだな、という感じ。あの人はこのことを覚えてるんだろうか。お酒にめっぽう弱く、あんなふうに酔っぱらうことができない身としてはとても不思議だった。

[link:351] 2005年01月10日(月) 15:20


2005年01月11日(火)

実はうちの犬こりんちゃんには、チロちゃんという姉妹犬がいる。こりんちゃんたちが生まれた時、『2匹女の子がいるんだけどもらわない?』との連絡が私の同級生の家にあり、その同級生が『うちも一匹もらうからちあきんちも一匹いらない?』と言ってきてくれた。そういうわけで一匹は同級生の家にもらわれチロちゃんとなり、もう一匹はうちに来てこりんちゃんになった。この二人(二匹)は小さい頃からほんとにそっくりで、毛の色や食いしんぼうの性格や顔もそっくり。まるで双子のようだ。しいて言えばチロちゃんは「目ばり」が濃く、顔立ちも出で立ちも派手めでどちらかというと大阪のおばちゃん。こりんは渋めの東北のおばさん顔である。
しかし性格はどちらもかなり食いしんぼうのおてんばで、昔からお互い色々なエピソードがあったものだが、齢14歳を数える今となっても、食べ物めがけて飛び上がるジャンプ力はすさまじいものがある。この間お正月にその飼い主である友達と電話でしゃべっていて、そのことが明らかになった。
こりんには昔、犬用のでかい骨型のガムを1時間で食べ尽くした、というあり得ないエピソードがある。障子はり用に小麦粉を水でといて作ってあった糊をなめてしまったこともある。チロちゃんには、散歩の途中河原で綱をはずしたら、一目散にどこかへ飛んでいき、お地蔵さんにお供えしてあった団子をくわえて戻って来たり、話しかけてきたおばさんに飛びついて持っていた買い物袋をうばったり、という大変微笑ましく恐ろしいエピソードがある。そんなこりんちゃんとチロちゃんも14歳。写真が全然うまくとれなくて、なかなか載せられないのだけど、来年は戌年なので彼女らをフィーチャーしていきたいと思っています。ってまだ酉年になったばっかやん。

[link:352] 2005年01月11日(火) 21:27

2003年6月16日までの日記


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