忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年11月27日(土)

コロッケを食べた。
日記を読んだ友達から「それ絶対年越すね」などというメールが来て、このままだとほんとに年越しそうだと思ったので、今日食べた。どうだどうだ!
っていうか、実は前の日記にはサクッと素通りして書いたのだけど、このコロッケを作るにあたり、肉じゃがの残り汁を使ったのだが、気がつく人は気がつくもので、「ほんとは肉じゃがを作った時からコロッケは始まっていたんではないの?」とやんわりツッコまれたりした。正解。しかもその肉じゃがは11月の10日ぐらいに作って、ちょっと濃くなっちゃったからこれ幸いと残り汁を冷蔵庫に保存しておいたのだ。そして、これでコロッケを作ったらきっとおいしいゾ、と思い、その時からコロッケ計画は始まっていたのだ。したがって、もう暴露しちゃうけど、コロッケに入れた肉じゃがの残り汁は2週間以上前のでーす。ま、冷蔵庫だし、今冬だし、平気平気。でもこの一件まで書くと、みんなひくかなあ、と思って、あと、コロッケ食べてひょっとしてお腹壊したらシャレにならんなあと思って、食べてなんともないとわかるまで書かなかった!でも書いちゃった!あはは!別にお腹壊すこともなかったし、おいしかったから。

[link:333] 2004年11月29日(月) 13:36


2004年11月28日(日)

来年出演するライブが続々と決まってきました。
アルバム発売に向けて積極的にいろんなところに出るぞー!
1月はなんだかへんてこ面白そうなトランスパランスとスイス団という人達。2月はブラウンノーズ!3月は京都にも行くことになりました。関西、名古屋方面の方、ぜひぜひぜひぜひお越しください!

[link:334] 2004年11月29日(月) 00:05


2004年11月30日(火)

日記に愚痴は書くまい。えーい、書かないぞ。そんなの書くようになっちゃしまいだ。だからこれは愚痴じゃないぞ。愚痴じゃないけど愚痴だぞ。なんかこないだから、ちょっとずつへこむことがたびたびあったりして、それが蓄積してるのかもしれない。なんか気分がダウン気味。チキショー!ミーターズはかっこいいのになー!チキショー!加古里子先生はやっぱりすごいぞー!チキショー!テリーはほんとにすごいぞー!久しぶりに聴いたらダンヒックスもなんでそんなにええんやー!宇野誠一郎もすごいぞー!プロフェッサーロングヘアーっちゅう人もだぞー(ピアニストなのになんだその名前!)!長谷川町子もいいぞー!高野文子もほんとにすごいぞー!梅図かずおもだぞー!山下清もだぞー!フンデルトヴァッサーもだぞー!書いてるうちにどんどんすごい人を思い出してきて、これはエライことになったと思ってるぞー!みんなすごいぞー!いいぞー!
......自分がへこみ気味になった時、日頃心の中で素晴らしいと思っているいろいろな人を声高におもいっきりほめてほめてほめまくるという逆療法は意外といいかもしれないなあ、と今思っている。

[link:335] 2004年12月01日(水) 01:50


2004年12月01日(水)

某所にてアルバムのミーティング。ミーティングも回を重ねるごとに人や物事との出会いやはじまりなどがあり、具体的なことがいろいろと決まっていくので、その度にふんどしを締め直している。もうだいぶ締め直した。でもまだシコもふんでないし、本番はこれからです。いろいろと考えてることもあるので、アホな私は頭が大変。もともと同時進行できるのは2つの事柄まで。そこにもうひとつ増えると、もとからあった2つのうちのどちらかが押し出される。ヒジョーに不便な頭なものでこまります。パテーション切ってできるといいなあ。そのくせ、覚えていなくてもいいようなカタカナの変な名前など(例1:イグナチウスロヨラ・・・世界史で出て来た人物 誰? 例2:プトレマイオス朝・・・エジプトのいつかの王朝)は鮮明に覚えている。覚えているからといって、ただ名前を覚えているだけなので、なんの知識にもなっていないけど。
ともかく、こういう不自由な頭でやっていくんだな、一生........。

[link:336] 2004年12月02日(木) 02:06


2004年12月03日(金)

うっかり名前を忘れちゃったのだが、クロスロードナントカというDVDの中のナントカ・バイという昔ザッパバンドにいたギタリストの自分のバンドの演奏シーンを観た。ザッパはつくづくほんとにスゴイと思うし、あのおかしさは大好きだが、このギタリストの人の音楽自体は別にぜんぜん好きじゃなかった。でもいいたいのはそのことではなくて、その演奏があまりにもバカみたいにすごくて、あそこまですごいとほんとにバカみたいで、大笑いした。どういうふうにすごいかというと、ハードロックの早弾きのサーカス芸みたいな感じだ。ギター3人とベース1人がぴったり並んで(ドラムは後ろに置き去り)右手は自分のギターを弾きながら、左手は隣の人のネックをおさえたり、戻ったり、で、メロディーはものすごい早さで完璧にハモってたり互い違いの入れ子(っていうの?)でひとつのメロディーになってたりする。更に、ギターの人の一人は後ろのキーボードへ行ったかと思うと、左手でネック部分を早弾きしながら、右手はものすごい早さでちがうメロディーを「キーボードで」弾いている。それを全員が陶酔の顔でやっている。
なんかサーカスとかで馬が並んで走りながらどうの、とか、玉乗りしてる人の肩にもうひとり逆立ちしてその人と手をつないだ人ははしってる自転車に立ち上がってもう一方の手で皿まわし......みたいな感じ。
そんな4人の後ろでドラムの人だけがなぜかリズムが時おりよれたりしてあまり上手じゃないのも笑えた。それもすべて意図的だという説もきいたけどどうなんだろう。おもしろいなあ。

[link:337] 2004年12月03日(金) 18:12

2003年6月16日までの日記


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