忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年10月16日(土)

きょうはmona recordsで西村哲也さんやブラウンノーズが出演するライブ。観に行ったら急にアンコールで歌うことになり、ブラウンノーズと以前一緒に演奏したことのある『Friends of mine』を歌う。今日の出演者は神森徹也さん西村哲也さんブラウンノーズだったのだが、みんなそれぞれ素晴らしく、すごく楽しかった。ブラウンノーズは1年半ぶりのライブだったそうだが、その1年半前に出たライブというのは私のワンマンのゲストに来てくれた時だったらしい。もっとたくさんやってほしいなあ、と切望。ブラウンノーズのライブ最高。ライブ盤を作ってください。西村さんはいよいよシンガーソングライターとして堂々の貫禄。じっくり聴かせていただきました。

[link:306] 2004年10月20日(水) 00:05


2004年10月18日(月)

最近すっかり寒くなってきて、毛布にくるまって寝ている。そのうち電気毛布も登場することでしょう。
今日はたまたまぽっかりぼんやりする時間があったので、久しぶりに近所の散歩をして、お寺とかいったり河原を歩いたりした。しかしついなんの考えもなく参道でソフトクリームを買ってしまい、買った直後に境内に到着してしまったから、ソフトクリームを片手にお参りする(人はそこそこいたが、さすがにそんな人はいない)というすっごく大人げないっていうか不真面目で無礼な、っていうか自分で情けないことになってしまった。ごめんなさい。自分の頭の悪さを露呈した格好。ただちに、煙を頭とか体につけるのもやっときました。
夜は近所でちょっとした話題になっている店で「唐辛子そば』というのを食べた。

[link:307] 2004年10月20日(水) 00:06


2004年10月19日(火)

次回ライブの準備をいろいろ。
曲とかもそうだけど、今回は来てくれた人全員に配布するゆわくちの歴史とかちょっとした裏小話などが満載の小冊子を作っているので、そのために座談会とかいろいろやったりして、そのまとめを直したり、イラストを描いたり、文章を書いたりしているのだ。これを全面的に作ってくれている陰の編集長も大変である。
これがゆわくちがこういうものだった、というパンフレットになるのだから、がんばらなくては。
大根フェスタその後だが、某出版社の編集の人から広報を担当している共同PRに久住さんの絵本と、歌を送ってもらい、そこからさらに企画運営のほうへ転送していただいたらしい。すると、絵本に対するレスはすぐに来たようだ。大変面白い絵本で、展示したいとのこと。なので会場へいけば久住さんの絵本「大根はエライ」も置かれているはずです。
で、曲は?曲は?とつっこんで聞きたいところだが、こちらは残念ながらまだ反応はなし。先生方は気に入らなかったのだろうか。ここでこれだけ大根フェスタフェスタ、大根大根とわめいて宣伝しているのだから、ちょっとは曲のことも気にかけてくれてもいいではないかっ!とすでに逆ギレ気味な今日この頃なのであるが、書いてるうちにだんだん文体が椎名誠とかなぎら健壱みたいになってきたように感じつつ、引き続きここで名曲「大根はエライ」を大根フェスタのテーマソングにすべく、じわじわとプレッシャーをかけていきたいと思っている。大根!大根!

[link:308] 2004年10月21日(木) 00:14


2004年10月20日(水)

今日はなんと区の健康診断に行ってきたのだ!台風来てるしすいてるかな、と思って今日にしたら案の定ガラガラで、健康診断士(なんていうの?)の人々が待ち構えててワラワラとあっという間にやってくれた。ああいう区の保健所のようなところでやる時って検査技師の人のほかにエプロンをしたおばちゃんたちがたくさんいるんだけど、あの人たちはどういう人なのだろう。
受付をすませると、順路の最初は身長体重測定で、体重係にはぼってり太った豪快な感じのおばちゃんが配置されていた。体重計には服を着たまま乗って「服の分の重さを引きますねー」、というシステムだったのだが、私の前のちょっと太めの男の人が乗り終わっておばちゃんが「服の分引きまーす」という段階でポケットに携帯が入っていることがわかり、「あ、携帯も入ってた!」と言うと「あ、じゃあもうちょっと引いときます」って。で、その次にやせめの女の人が乗ったら「あら?痩せてるわねー。服の分は引かないで書いときます」って、おばちゃんの私見かよ!それも「いいわー、痩せててうらやましいわー」などとかなりの私情が交じっていて、要するにその太ったおばちゃんは「太めの人は減らして」「細めの人には上乗せして」書いてる感じだった。これほんとに健康診断?みたいな、ものすごく好感のもてるキャラのおばちゃんだった。その後もぐるぐる順路をまわり、何事もなく無事終了。結果は一ヶ月後。帰りの道すがら、この人材配置についてよく考えてみると、だんだんあのおばちゃんを体重係にしたのはやはり意図的だったのではないかと思えてきた。しょっぱなの体重係に若くてスタイルのよいおねえさんが座っていたら男も女も、老人も若者もなんとなく気恥ずかしく、いやだろう。特に年頃の女の人なんか人前で体重計に乗ることがすでにいやなのだからなおさらだ。しかしその係があのたっぷり豪快に太ったおばちゃんで、多少太めの女性だって「あらー痩せててうらやましいわー」などと言われたら、もう「別にどーーーってことないや、あたしってほそーい!あははははー』ということになって何の嫌悪感も持たず、ストレスも感じず、その後の血圧も上がらず、多少採血が痛くたってぜーんぜん気分よく終わっちゃってスキップで帰ることができるのだ。思えば、最後に採血した後、「止血するためにじーっと5分ぐらい座ってるコーナー」に配置されていたおばさんはとても笑顔のおだやかな、でも強烈な印象はない「終わりよければすべてよし」タイプの女性(おばちゃんという感じではない)だった。考えれば考えるほど利にかなった人材配置に思えてくる。うーむ、なかなか保健所も隅におけない。

大根フェスタの話題がおもいのほか盛り上がっているが、そんな応援してくれている皆さん(?)のためにも、ぜひともがんばらなければ、といくつか極秘作戦を考えた。このまま企画実行委員会のほうからなんの返事もなければこれを実行するしかない。
1.会期中、毎日2〜3人のサクラを送り込み、「大根はエライ」はさも巷ではよく知られている曲であるかのように鼻歌で口ずさみながら会場をウロウロする。この場合あくまでも自然に『会場に来て、フと「大根はエライ」を思い出し、つい口ずさんでしまった』ようにする。あるいは、アンケートなどがあれば、「テーマソングがあればもっとよいのに」などと意見してくる。(一ヶ月毎日2〜3人で合計6〜70人のサクラが必要だが、ローテーションで30人ぐらいの人材を使い回し。)→運営の若い人が『あれ?あのうたどっかで聴いたなあ。あれ?なんかこの間送られて来たCD−Rの......もう一回よく聴いてみよう!イケるかもしれないぞ!』→会議で偉い人を説き伏せてテーマソングに。

2.誰かがこっそり久住さんの絵本の横に「大根はエライ」のCD−Rを置いてくる。(久住さん作の立派なジャケが必要。)
→ラジカセも側に置いてくる。→知らない間に小さい音でかけている。→いつの間にかテーマソングに。

3.会場内のエレベーターで企画実行委員長の偉い人とぶつかり、偉い人の持っていたCD−R(孫が編集してくれた”民謡とジャズの融合”とか”津軽三味線でジャズ”とか女子十二楽坊とか綾小路きみまろとか入りか)と「大根はエライ」のCD−Rをすりかえる。(マジックで盤に手書きタイトルなどできるだけ平凡なCDーRを装わせる必要あり。)→偉い人がさてCD、CD、となって「大根はエライ」を聴く。→『なんだ?これは!......うん?いや待てよ。大根はエライ?......これだ、これだよ!いいじゃないか!』→あっという間にテーマソングに。

などである。やはり本当に実行するとしたら2だろうか。どうだろう。やるか。

[link:309] 2004年10月23日(土) 23:13


2004年10月22日(金)

シーモアグラスで空気公団関係の会合。空風街以来顔を合わせるいろんな人と、いろんな話ができた。LIVEの時に楽屋にも差し入れしてくださったシーモアの手づくりメニューはすごくおいしい。いつもカフェにふらっと立ち寄ると、人気店であるシーモアはたいてい満席で、お茶を飲めずに帰ってくる。

[link:310] 2004年10月23日(土) 23:13

2003年6月16日までの日記


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