忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年07月25日(日)

来る一連のNRBQ祭りにむけてリハ。
今回は渋谷クロコでやるウェルカムライブと大阪用にコンパクトかつ中身の濃いメニューをセレクトしています。
渋谷はもちろんですが、大阪のNRBQファンの人たちに楽しんでもらえるといいなあ。
汗だくになりながらリハを終え、実可さん家近くのパスタ屋さんでごはん(ていうかパスタ)を食べる。毎度ここのパスタはおいしくて、おまけにケーキもおいしくて、おなかいっぱいなのに、ケーキとか頼んじゃうんだよ。川口のんき部長のもと、ワインとかも飲んじゃったよ。空きっ腹にワインなんか飲んだので速攻で酔っぱらった。いえ1cmしか飲んでませんけどね。いやー祭だ祭だ。みなさんぜひ見に来てください。

[link:260] 2004年07月26日(月) 00:50


2004年07月26日(月)

仕事で必要になったソフトと新たな環境(パワーブックですべての作業をして、スタジオへ持ち込む)を覚えて慣れるために格闘。機械を相手にぐったり疲れたので大好物の「エビかつ」を食べに行った。きのうワインを飲んだ勢いで今日はビールを飲んだ。すると店を出た後しゃっくりが止まらなくなり、家までずーっとしゃっくりしながら帰った。とても苦しかった。私のしゃっくりは人のと比べるとどうも『ウゥッ!』という声がでかい。どんなに息を止めて口をつむっても、かわいく『ヒクッ』っとは絶対にならず、空手とかやってる人の『オゥッ』とか『ウゥッ』とか『クワッ』とかいうようなヘンな声みたいなのになってしまうのだ。どうしても。
自分がもし、そんなしゃっくりをしている人とすれ違ったら絶対びっくりするか笑うと思うので、私と道ですれ違った人はかなりおかしかっただろう。しかしそんなことも気にしている余裕もなく、しゃっくりに苦しみながら道を歩いていると、こともあろうか今度は耳がかゆくてたまらなくなり、なんでこんな時に耳がかゆくなるんだろう?と思ったらなんだかすごく笑えてきて、更に苦しくなって途中でベンチに座ってしまった。このベンチは、うちの近くの歩道(遊歩道ではなく普通の道)の途中に唐突にあって、たまに歩くのに疲れたおばあちゃんとかおばちゃんとかが買い物袋を横においてぼーっと休憩している。
そこに座ってしゃっくりしながら耳をかきながら笑っている自分......。人として、また女性としてもサイアクだ。
まあそんな私ですが、明日はがんばります。
チケットをご予約してくださった方、どうもありがとうございます。当日受付でお名前をいただき、前売チケットとして清算させていただきますので、よろしくお願いします!

[link:261] 2004年07月26日(月) 23:16


2004年07月27日(火)

NRBQの来日を祝して(?)渋谷のクロコでウェルカムLIVE。
私はトップバッターだったのだけど、うれしいやらなんやらでいつにも増してごちゃごちゃな演奏になってしまった。そんな私のフォローをするようにバックアップしてくれたゆわかしと口ぶえ軍団のなんと心強かったことか。
観てくださったみなさんどうもありがとうございました。それからQのメンバーも最初から最後まで会場に居てくれて、ほんとにうれしかった。他のバンドも、これだけ毛色の違う人々が集まっているのにみなそれぞれ音楽に愛があって、それぞれに良く、楽しいお祭りだった。
テリーやトム、ジョーイ、ジョニーもなんだかすごくほめてくれ(すごくうれしいんだけど、やっぱり外国人のほめ方はオーバーでくすぐったいなあ。)何度もありがとうと言ってくれて、とにかくうれしかった。でも私のほうこそ、彼らにお礼を言いたくて、その気持ちを音楽で返したかったのだ。言葉もつたないし、音楽もつたないかもしれないけども、応援、お礼、尊敬、そういうの全部。なんか言い方が変だけど、ほんとに、NRBQがこの世界に居てくれてありがとう、と思う。NRBQを知ることができて、彼らと同じ時代に生きて音楽を届けあうことができて本当によかったと思っている(私のほうがオーバーか?でもそう思うんだからしょうがない)。
これからツアーのはじまるNRBQ。また彼らのライブが観られると思うとうれしくてしょうがない。ツアーの無事と成功を祈って三三七拍子(違う)。私も大阪のオープニングアクトがんばります。

[link:263] 2004年07月28日(水) 14:34


2004年07月28日(水)

monaへ西村(哲也)さんが出演するライブを観にゆく。
途中青山(陽一)さんがサポートで登場。渋い大人のロックを堪能しました。とてもかっこよかった。
西村さんは京都に住んでいて、時折上京していろんな場所でLIVEをしている。来月は青梅とかでもやるそうだ。その身軽な感じがとてもうらやましい。私もピアノのあるとこだったらどこでも行ってやるよー、というぐらいになりたいなあ。

[link:264] 2004年07月30日(金) 17:48


2004年07月29日(木)

チッチ&クックのデビューシングル「夜をぶっつぶせ!/ナメクジがきらい」は地味に飛ぶように売れているようで、なんともうれしい。早くも久住昌之さんが展覧会をやっている高円寺のStudio zoneというギャラリーから追加の要請があり、夜なべで製作。そして持って行く。この日は時々めちゃくちゃに強い雨が短時間降る、というののくり返しで、ちょうどギャラリーへ向かうほんの数分がそれにかかり、あわてて駆け込む。ギャラリーでお茶をしながら、久住さんの作品群を見る。「クスミ・ダイジェスト展」という名にふさわしく、久住さんの今までの仕事などが凝縮して展示されていて、子供の頃の絵なんかもある。久住さんは現在、素晴らしい素敵な変なオトナだが、こういう人はやっぱりコドモの頃からそうなんだー、とうなづけるような笑える子供時代(褒め言葉)、そしておかしな若者時代(もちろん褒め言葉)、どれもこれも全部がやっぱり現在の久住さんに結びついていて、すごいよかった。何度も笑っちゃった。展覧会の展示を観てつい噴き出す、というのもあまりないことなのでとにかくこれはすてきな展覧会だと思った。さすが、というようなでかい油彩とか、かっこいい切り絵とかもある。

そこで8月の13日はチッチ&クックの初ミニライブをすることになった。ギャラリーで初お披露目というのも13日の金曜日というのもチッチ&クックらしい。レコーディングはできたが、ライブはどうなることか。みなさん見に来てください!

その後、NRBQのライヴビートの収録でNHKへ。ライブハウスでしか観た事のないQの演奏を天井の高いスタジオで観るというレアな体験ができて面白かった。

そのQと同じ時に収録したデキシード・ザ・エモンズは初めて観たがすごかった。グオーンズダダダダダダダジャガガジャガガビーーーーンという感じだ。以前ゆわくちにゲストで出演してくれたブラウンノーズ2号が『プーヤン』としてデキシーでベースを弾いているのだが、やはりバカテクだ。すごい。しかもちょっと痩せていた。あんなにすごいライブを毎回してたらそりゃあ痩せるよな...と思うようなほんとにすごいスタミナ消費系のステージで、圧倒されてしまった。おつかれさまでした。

[link:265] 2004年07月30日(金) 18:10

2003年6月16日までの日記


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