忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年10月11日(土)裸一貫 マイク一本

今日はC-38というマイク一本の前でなんかやる、という企画のイベント参加。青山さんや川口さんや近藤さんやヒックスヴィルの中森さん、ゴメス・ザ・ヒットマンの山田さん、各駅停車、ほかにもいろいろとたくさんの人が出演して、楽屋はだいぶにぎやかな感じ。
今日はひとりでやろうと決めていたが、直前になって川口さんの出演を知り、せっかくなので数曲リコーダーを吹いていただいたりして、かなり心強かった。
今日は会場のデジタルピアノを使ったが、ちょっと頼りない飛び道具としてHOHNERのコードオルガンを持って行った。このコードオルガンは小さくて、左手は押すとコードが鳴るボタン式のかわいいやつなんだけど、スイッチを入れると中で常にブーンとモーターの回る音がすることと、ボリューム調節ができないことと、ラインアウトがないことと、コードオルガンのくせにコードがすごくちょっとしかないことが玉にキズ、っていうか致命的。ないコードは右手の部分で弾けばいいじゃん、と思うかもしれないが、右手部分は鍵盤ハーモニカに毛の生えたぐらいしか音域なない。したがってメロとか右手でやるとコードはできない。なので、あるコードだけでなんとか曲をでっちあげてやってみた(それでも使ってみたかった)。しかし音色的にはそれほど飛び道具でもないので、結果的にちょっと『...?』な感じだった。が、まあ使えたのでよしとすることに。後は反省はもりもりと。

川口さんと近藤さんのユニットはウクレレと笛とか、ウクレレとサックスとか、その他川口さんのミラクルな楽器繰り出しも見事に功を奏し、とても楽し気でよかった。青山さんや中森さんもよかったなー。出演時間がよくわからなくて観ることができなかった人たちは残念でしたが、盛りだくさんなイベントでした。来てくださった方々、関係者の方々、どうもありがとうございました。おつかれさまでした。

打ち上げで行った台湾料理屋さんで「干し豆腐」というものを食べた。豆腐がでてくると思っていたらが麺状になったちぢれた湯葉のようなもので、噛むと弾力があって気持ちがよい変わった食べ物だった。お腹いっぱいになって帰宅。

[link:81] 2003年10月12日(日) 02:47


2003年10月12日(日)うっかりお昼すぎ

きのう寝たのが遅かったとはいえ、午後2時まで寝てしまったのには驚いた。犬がたくさん出てくる夢を見ていて、うちの犬の足元に黒山の蟻がたかっており、それをホースで勢いよく放水して撃退しようと、ホースを構えて水が来るのを待っているところで目が覚めた。
ごそごそと起きて、郵便局へ行く途中、近くの国道(?よくわかんないけどたぶん。要するに片側3車線のでかい道)をすごい勢いで他の車を蹴散らしてパトカーが2台走っていった。
と思ったら、その5分後に今度は逆方面へ再びものすごいサイレンを鳴らしてパトカーが来た。一瞬忘れ物?と思ったが、そんなことじゃないんだろう。でも道が混んでいて、さんざんスピーカーから『すみやかに端へ寄ってください。パトカーが通ります』などとアナウンスしたが、混んでる道では寄りようもなく、寄ってもそんなにスムーズに通れるようにはならない。そしたら、パトカーはなんと分離帯の切れ目から比較的空いていた反対車線へ出て、すごいスピードで逆走していった。逆走なんて初めて見た。よっぽどなんかあったんだなあ。

さて改めて自分の弾き語りを反省。
一応セットリストをアップしてみましょう。

1.だるまさんがころんだ(with 川口義之)
2.あじさいの人(with 川口義之)
3.カナブン(with 川口義之)
4.らくがき線路
5.胸がときめくような話しをしよう -- +コードオルガン--
6.南雲通り交差点 -- +コードオルガン--
7.Railroad
**1のみカバー

[link:82] 2003年10月13日(月) 03:12


2003年10月13日(月)カントリーミュージックレストラン

知り合いのミュージシャンがカントリーのバンドに参加するというので観にいく。そのバンドとは、いわゆるカントリーミュージックを生演奏で聴けるレストランなどで演奏するいわゆる『箱バン』のようなスタイルのバンドで、編成はペダルスティール、ドラム、ベース、ギター、そしてみなさんベテラン中のベテランというオトナのバンドである。銀座にあるカントリーマニアのお客さんが集うレストランで一日に4ステージ(しかも全部ちがうメニュー)もやっちゃうのだ。
有名な曲とかやると『いいねーっ!』なんて声がお客から飛び、MCでちょっとぼやっとしていると『○△ちゃんしっかりしてよ!』とか言われたりする。ひえー。こういうベテランバンドのメンバーに混じってフロントに立ちテレキャスを早弾きするなんていうのは並たいてのことではない。すごいなー。私もできることならこういう修行のような場に一度身を置いて、ぎゃふんとしたほうがいいのかもなー。そんな場すらきっともらえないだろうけど。
ベースの人は長髪にでかいバックルのベルトとかしていて、いかにもアメリカンなおじさんで、(長袖で見えなかったけど)腕にひょっとするとタトゥーとかしちゃって、(別にしてなかったけど)バンダナも巻いちゃって、(ホントはちがうと思うけど)ハーレーダビットソンとかまたがってると似合いそうな人(方向性は岩城滉一とか宇崎竜童とかをさらにアメリカン方向へ)だったが、MCで話し出すとなぜかものすごく『落語家口調』で、途端に毒蝮三太夫みたいになるのが面白かった。『そこんとこをまっつぐ(まっすぐ)行って、ひょっと自転車でもって走ること10分ぐらいしますとね.....まあ、なにをいってんでしょうかねえ?..』なんてしゃべりかたなのだ。こういう落語家口調ってなぜかなんとなく伝染しちゃう。今度MCとかで自分でもやっちゃいそうだ。

[link:83] 2003年10月15日(水) 19:18


2003年10月14日(火)ビックリマークについて

お世話になってる事務所へ用があっておじゃまする。
そこでいろいろ話しているうちに、『その人が自分的にO.K.かどうか』を判断する自分内の見極め法の話になった。つまり、『自分はこの人と仲良くなれそうかどうか』というのを無意識のうちにどういうことで判断しているか、ということだ。まあよくわかるあたりで『音楽』とか、『モノの組み合わせ方』とか、結局は『センス』と『その度合い』みたいなことがあがっていたのだけど、その中で『文章にビックリマークが多すぎる人は友達になれない』と言い切る人がいた。その人は、たとえ相手がどんなによさそうに見えても、書く文章の中に必要のないところにまでビックリマークをいれたり、その他のマークをちりばめたり(ハテナとビックリのダブルとか)されると『この人ダメ、合わない』と思うそうである。ビックリマークもただの線でかかれたもの(『!』←こういうやつ)が、必要な箇所に書かれているならまだよい。丸みを帯びたかわいげのあるビックリマークなどが特にダメなのだそうだ。曰く『ビックリマークでびっくりさせなくてもわかる。っていうか、その熱さがいや』。かなり大笑いした。でもわかりやすい。確かに。

[link:84] 2003年10月15日(水) 19:44


2003年10月16日(木)配達もろもろ

午前中からあれやこれやと荷物が届く。しかもその全てはわざわざ午後指定にしてもらっている荷物だ。そんなにパジャマで飛び出るのがイヤなら居留守を使って不在票を入れておいてもらったらよかろう、と思うかもしれないが、でかい音でピンポーンと鳴るとやはり一度は起きていってモニタを見てしまうのである。で、明らかに配達の人だ、という姿が分かれば、荷物がそこに届いているのをわかっていて居留守をする、というのはなかなか難しいのである。某配達会社は丁寧に電話をしてきて、『午後指定になっていますが、隣まで行くのでご迷惑でなければ配達したいのですが。3分ほどで伺います。』と言う。そんなことを電話でいわれればもう起きてまっているしかないのだ。そりゃあ隣まで行くならここん家の分も持ってっちゃおう、と思うのは世の常かもしれない。何度も手数をかけるのも確かに申し訳ない。でもなあ...。代引きなんかで頼んだものを持ってきてくれてお釣を持ってこない人も結構いるのも困るなあ。あ、これ単なる愚痴です。流そう、流そう。

[link:85] 2003年10月18日(土) 00:59

2003年6月16日までの日記


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