忘れ物はないね?

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年09月04日(木)こんなせっぱづまった時期に

いや、こんな時期だからこそ、部屋の模様替えを企てているのである。が、企てているだけで、まだ前々々準備段階。
つまり、模様替えをするためにまず捨てるものそ捨てたい。捨てるもの、というのはなんだかわかんないけどどんどんどんどんたまっていく書類、テープ、本、などが主である。
中でも、郵送されてきたいろんな通知書類とかはやっぱり切り裂いてから捨てないとちょっとね、と思うので、切り裂いて切り裂いてビリビリビリビリとやり続けて手が痛くなった。
それでもなんの束かわからんファイルの中から以前ドイツ旅行をした際、そのてんやわんやぶりを詳細につづったドイツ日記が出て来たり、昔のへんな顔のパスポート写真が出て来たりして面白かった。
あと小学校2年生当時の絵日記には4日連続で『おとうさんの病院へ行きました。』とあり、病名は書いてないものの、読めば明らかに『痔』だな、とわかる日記で、その4日目の終わりに先生の言葉が『おとうさん、痔だったのね。』と赤ペンで書かれていたのには笑った。
そんなこんなしているうちにだいぶ模様がえにむかっている。

[link:56] 2003年09月04日(木) 23:35


2003年09月05日(金)昼間作曲、夜撮影

いろいろせっぱつまってきてます。
今日はドーナッツフィルムズのロケが夜にあったので
それにむかっていろいろ準備をしたり、曲を作ったり。
きのうの部屋整理で出て来たものの中に、古いノートがあった。それは私が東京に出てくる時母が引越しの荷物をまとめて書いたり、その他必要事項をメモしていたノートで、荷物に紛れ込んで私の書類入れに入っていたものだった。
パラパラめくると、すごい途中のページに『イトウミュージックシティ※どんなレコード針でもそろいます』という母の走り書きが唐突にあっておかしかった。そろいます、って。レコード針をさがしてたのだろうか。しかしその割にイトウミュージックシティの住所も電話番号も書かれていなかった。

今日のドーナッツロケもすごい快調。役者さんも申し分なく素晴らしかった。早くできあがらないかなーーーーっ。

[link:57] 2003年09月05日(金) 23:32


2003年09月06日(土)ウナ、ムヒ、すいか

昼間ひとしきりいろいろやった後、夕方から撮影。
調子にのって書くとネタバレのおそれがあるので、書きません。

最近頭が更にゆるんでしまったのか、まちがいが多い。
ウナを買ったらムヒだったり、「すいか(4ch)」を録画セットしたら「白線流し(8ch)」のスペシャルが録れていたり(しかも1時間だけ)。「すいか」なんて頭では4chてわかってるくせになぜか『8ch8chと...』と、ばっちり自分でセットした記憶がある。なぜか。ムヒも、買う時さんざんあれにしようか、いやたまにはこれにしようか、と迷った挙げ句、『いいや、やっぱりいつもの(ウナ)にしようっ』と買ったのに、全然いつものじゃないムヒだった。

[link:58] 2003年09月07日(日) 23:09


2003年09月07日(日)DM

遅ればせながらDM作業。
フッ、いまさら...な感じもしないではありませんが、もうじきみなさまのお手元にライヴのお知らせが届きますです。
まあ秋のおたよりだと思って、読んでやってください。

[link:59] 2003年09月07日(日) 23:15


2003年09月08日(月)ふたたびワインのうんちく

ちょっと人へのお礼にしようと思い、近くのワイン専門店へ。このお店には以前もお遣いものにしようと思って入ったら丁寧な応対を受け、適切なワイン(私は全くシロウトなので全然わからない)を選んでくれて、先方に喜ばれた経験がある。
しかし欠点はお店のおじさんの話がやたら長いことであった。が、今回ワインをあげる相手はフランス系のカナダ人で、好みとかは知らないが、ワインも飲み慣れてそうなので、やっぱり専門のお店へ行って選んでもらったほうがよい、との判断から再び行ったのであった。
すると、今回は前回応対してくれた話の長いおじさんの息子も一緒に店に出ていて、更にその娘が店のテイスティングテーブルで宿題をやっている、という状況だった。これならそんなに私一人に長々と話もするまい、と思い、サクッとお薦めのワインを選んでもらって帰ろうとした。ら、やっぱり話しはじめた。どうもここの店の人は、待っている客に話し掛けることが心遣いのひとつ、と思っているようだ。
まず前回同様おじさんのうんちく攻撃。へえ、あ、そうなんですか。ああ、なるほど。へえへえへえへえへえへえ。とやりすごしてレジへ行くと今度は息子が『ああ、さっきうちのおやじの言ってたことは必ずしも正しくないですから(間違いなのかい)。あんまり気にしないでくださいね。(親父にむかって)これはブルゴーニュじゃないんだってば!あ、そもそもこのビンの肩のはってるのが△◎☆で、このなで型なのが....。まあ、そんな堅苦しいことは言わず楽しんでいただくのが本来の目的なんで...』といった調子で、結局前回の2倍であった。その間娘は宿題のことを友達に電話で聞いたりしてるし。丁寧なのはいいんですが。まして悪い人じゃないんで胸が痛いんですが.....。

[link:60] 2003年09月08日(月) 23:08

2003年6月16日までの日記


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