忘れ物はないね?:2009-11-12

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年11月12日(木)

今年最後のライヴが終わった(早いですが)後、なんやかんやで諸々の事柄が重なり、数日引きこもって仕事したりあちこち行ったり。
今日は雨がざーざーで、都内の道は大混み。しかし雨が降ると普段は『ふふん雨なんてなんてことないよねえ』という顔をしているような立派な大人の人たちがこぞって長靴を履いたり、おまわりさんもカッパで動きにくそうだったり、雨風に傘がおちょこになったり、完璧なオールバックのおじさまのヘアスタイルがそこらへんのお風呂帰りの人みたいになってたりしているのが垣間見えて少し面白い。
いろんな人と長靴がおそろだったり、いつもお仕事バリバリ、クールな微笑みを絶やさないスゴ腕のP氏が、靴下がびしょびしょになり、裸足でぺたぺたと事務所を歩いておられたり。
と、楽しいことは楽しいのだけど、なにせ移動には不便である。長靴の中で靴下がどんどん下がって脱げていったり、「あ、軒下にちょうど車止められた、ラッキー!」なんてうっかりドアを出ると、軒からのしずくがハードすぎて、大粒のが背中にボタボタ入って、普通に降ってる屋根のないとこのがまだよかった....なんてことになったりするのです。

明日は止むといいんですが。。。

[link:1185] 2009年11月18日(水) 00:03

2003年6月16日までの日記


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