忘れ物はないね?:2009-06-26

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年06月26日(金)

川口さんプロデュースである、栗コーダーカルテットと渋さ知らズの企画アルバム『渋栗』発売記念ライヴに行きました。
栗コーダーカルテットと渋さ知らズが、共にお互いの曲をお互いが演奏するというとっても面白い企画で、今日のライヴもそれぞれのオリジナルバージョンとお互いに演奏したバージョンが披露され、すごく面白かった。
そして改めてやっぱりスゴイと思ったのは、栗コーダーも渋さも、何をどのようにやろうとも、どこまでも栗コーダーカルテットであり渋さ知らズである、ということです。
栗コーダーが演奏すると渋さの曲はまるっきり栗コーダーの曲だし、渋さが演奏すると栗コーダーの曲はまるっきり渋さの曲です。
そのすごさに感動すると共に、いつもながらに大変勉強になりました。中でもとりわけ好きだったのは川口さん作曲の『ホテルラサール1986』を渋さ知らズで演奏したやつ。ニューオリンズでなんかの行列を見ているようでした。

終演後、あれこれごあいさつ。
鬼頭哲くんにものすごーく久しぶりに会った。ものすごーく久しぶりのはずだが、いつ会っても彼もぜんぜん変わらないので(20歳ぐらいの頃からこんな感じだった気がするねえ)あんまり久しぶりー!って気がしないなあ。
やあやあ、元気〜?って感じ。元気そうでなによりなにより。

You Tubeに『Rairoad』をアップしましたよ。


[link:1127] 2009年06月29日(月) 00:32

2003年6月16日までの日記


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