忘れ物はないね?:2009-03-02

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2009年03月02日(月)

3月の円盤の田所せいじくんのライヴで、田所くんの歌をいっぱい歌うことになりました。2〜3曲というのは前にやったことがあるのだけど、ピアノはぜんぜん弾かないで歌い手として何曲も歌うというのははじめてで、とても楽しみ。
でも、田所くんの、あの『真新しくはない白い紙に少し先の丸まった鉛筆一本でツーっとしたためたような世界』は、田所くんその人が歌うからその良さが群を抜くのであって、私が歌ってダイジョウブなんだろうか?と甚だ心配ではあります。
色気のない色っぽさ、とか、ひとくちかじっちゃったパン、とか、差してから2〜3日経ったあじさい、とか、そういう感じに歌えたらいいな、と思っています。そんないい感じできるかどうかわからないけど。


[link:1085] 2009年03月04日(水) 03:01

2003年6月16日までの日記


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