忘れ物はないね?:2008-11-23

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2008年11月23日(日)

さて、先日、『中華学校の子どもたち』が横浜ニューテアトルで公開になり、初日にはやっぱり客席で観ようと横浜へ行ってきた。
ニューテアトルは昔ながらの小さくてかわいい『街の映画館』。知らぬ間に、あちこちにシネコンが建ち並ぶ昨今、こういう昔ながらの映画館へくるととてもほっとする。映画館自体もひとつのお店のであるかのように、これだと思う映画を上映する。支配人以下スタッフのみなさんも、ちゃんと『人と人のおつきあい』としてお客さんと接しておられる。中華学校の子どもたちはこういう街のお店のような映画館で、そこへわざわざ足を運んでくれるお客さんに観てほしい映画です。たくさんの人が観てくれますように。もし足を運んでくださる方がいらっしゃいましたら、どうぞ最後のエンディグテーマで流れるスタッフロールまでご覧になっていってください。

そして夜には映画にかかわったスタッフのおつかれさま会がありました。中華街の『獅門酒楼』というお店で、豪華な中華をいただきました。眩しくくるくるまわる丸いテーブルを囲んだのは実に久しぶり。大変おいしくいただきました。監督の片岡希さんをはじめ、今までお会いするチャンスのなかった撮影や音声のスタッフの方たちにも映画のお話をいろいろ聞かせていただいて、とても興味深く楽しい一夜でした。みなさまおつかれさまでした。ご一緒させていただいて本当にどうもありがとうございました。

[link:1055] 2008年11月25日(火) 21:05

2003年6月16日までの日記


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