忘れ物はないね?:2007-09-03

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年09月03日(月)

きのう、少年王者舘公演の終演後、天野さんとU5さん、Sさんでプチ飲みとなった。そこへ後から天才チェロプレイヤーの坂本弘道さんが合流。坂本さんはマルタくんやパスカルズなど何度もステージは拝見しているが、ご本人とはちゃんとお話しするのは初めてだった。奏でる音と、ステージ上で火花を散らす坂本さんを拝見すると、なんだかちょっとお話しするのはこわそう、と思っていたのだが、それが全くのまちがいであったことがよくわかった。ごめんなさい。
坂本さんはものすごーく優しく面白くおしゃべり好きなとても気さくな方であった。でもだからと言って、火花を散らしてチェロを操るあの人とまるで別人という感じではない。ちゃんと目の前でにこにことテレポーテーションやお気に入りダジャレベスト3について話す坂本さんと、あのチェロの坂本さんがバッチリリンクして、まことに素敵でイカした人物像をなして私の中にインプットされました。
そんな初めてちゃんとお話しした坂本さんに開口一番、『加藤千晶さんといえば、あの関島さんとの対決で有名な. . . . 。なんか作曲対決やったんだって?すごいね。関島さんが、「毎回絶対勝ちに行くつもりでやってる」って言ってましたよ。』と言われたのには驚きました。え、対決で有名?しかも関島さんがそんなことを?そんな. . . . 。なんか尾ひれがついてないか?そりゃ、関島さんにはよく挑んでいますけども。そして毎回負けてますけども。作曲対決も私のほうは大失敗でしたけども. . . . . 。
そんなに対決が有名(?)になっていたとは、信じられないけれども、うれしいからいいや。関島さんにはこれからも引き続き胸を貸していただこう。

[link:899] 2007年09月07日(金) 00:36

2003年6月16日までの日記


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