忘れ物はないね?:2007-07-06

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年07月06日(金)

6日、夕方古書ほうろうへCDの納品に行き、久しぶりにMさんとおしゃべり。内澤さんのサイン本、KAPAKAHI JUG BANDを買う。探してたものが一気に手に入りほくほく。

その後恵比寿のリキッドで栗コーダーカルテットのアルバム発売記念LIVEを観に行かせていただく。
川口さんがおっしゃるには、今回のアルバム「笛社会」は「栗コーダー史上最も派手なアルバム」だそうですが、ライヴもまさにそうだった。今までのゆーるーりーとした「いい日ですねえ」という味わいはそのまま残しつつ、時折照りつけるような太陽とか夕立とか雷っぽいのとか、天気雨のようなものまでが盛り込まれたあるどこかの一日。でも最後はやっぱりのーんびり暮れてゆく夕方。みたいな。そんな素晴らしき一日のようなライヴでした。栗コーダーカルテットは、メンバーのみなさんはそれぞれ、ほんとに尊敬する素晴らしい音楽家で、しかもバンドとして寄り集まった時にその一人一人が誰一人として個性を没させることなく、集まった人数分だけその力を余すところなく発揮できていて、バンドとしても素晴らしいところがさらにまたすごい。
ツアーはこの後名古屋大阪と続くそうですが、ちょうど名古屋の時に名古屋に帰ってるかもしれないので、そしたらまた押しかけちゃうかもしれないのだ。


[link:872] 2007年07月10日(火) 03:42

2003年6月16日までの日記


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