忘れ物はないね?:2007-01-27

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2007年01月27日(土)浜松二日目

この日は前日に引き続き、浜松の心木地にて栗コーダーカルテットのライヴ。お友達のお家に一泊させていただき、夜のライヴを観に行く。会場へ行く前に空いた時間があったので、掛川にある『掛川花鳥園』へ行く。文字通り花と鳥のふれあいパーク(?)で、特に『フクロウ』に力がはいっていて、展示種がすごいいっぱい。一歩中へ入るといきなりお土産売り場とフクロウ展示室があって、いろんな種類のフクロウやミミズクがじーっとこっちを見ていたり、寝ていたり、首をぐるんとまわしていたりする。フクロウによって顔がぜんぜんちがうし、大きさもすごい違う。そこから奥へ進むと水鳥もいて、無数の植木鉢の花が咲き乱れているところでごはんをたべるゾーンがあり、水鳥のところではペンギンを膝にのせて写真撮影(1回300円也)、お花のゾーンではフクロウを腕に乗せて写真撮影(1回300円也)ができるというので、ついやってしまった。そこから更に重いカーテンを抜けると色とりどりのインコとかナントカチョウが放し飼いになっているゾーンがあり、そこでは そのインコとかナントカチョウが無料で乗せ放題だったが、実際にはエサを持っていない人には見向きもせず、エサをくれる人の腕や肩にしか乗らず、まったく触れ合えなかった。もっとも、あれだけ大量のインコみたいな鳥がギェーギェーと鳴きながら木に鈴なりになっているのはちょっと怖かったので、肩に乗って来なくてよかったと思った。
そんなこんなで、花鳥園を後にし、ライヴのあるお店へ向かう。心木地というそのお店で本番前の栗コーダーのみなさんと夜ごはんをいただく。オーガニックなお惣菜てんこもりのおいしいごはんにすっかり満腹になり、気持ちよくライヴ観戦。アンプラグドで完全生音のライヴもいいなあ。栗コーダーの唯一無二な深く濃く、ゆったりとした味わいがひときわ際立っていた。そんな中、途中でお呼びがかかり、ピタゴラスイッチのオープニングテーマを歌う。アンプラグドなのでもちろんマイクはなし。まさか生音演奏で生声でこれを歌うことになろうとは!思った以上に私の声はヘボかったと思いますが、こんな機会はそうそうないと思われ、大変貴重な体験でした。何事も修行修行。
この2日間を通しその場にお運びくださったみなさん、一緒に演奏してくださった栗コーダーの各氏、誘ってくださった川口のんき大将、関係者の方々、どうもありがとうございました。

終演後、最終の新幹線で名古屋へ。
浜松駅のプラットフォームは人もなく、ガラーンとしていた。

790.jpg 240×320 (original size)

[link:790] 2007年02月01日(木) 23:46

2003年6月16日までの日記


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