忘れ物はないね?:2007-01-17

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2007年01月17日(水)

1月26日に浜松で行われる『のんきな金曜日』は、栗コーダーカルテットの栗原さん、関島さん、川口さんという豪華なお三方と私、というありそうでなかなかなさそうな組み合わせ。
今日はリハだったのですが、この顔ぶれならではの「のんきだがスルドイ」演奏が繰り広げられ、大変楽しかった。ピッタリ息の合っておられる面々の中において、私がぶち壊さないように細心の注意を払っていたのですが、そもそもの音楽的人間的な器の大きさがちがうのですから、私などぶち壊すとか技術が足りないとか、そういうことを気にしているような立場ではないことにすぐ気がつきました。なので途中からもう「はみ出したっていいや!とにかく、自分でよりベターと思うほうへ挑戦するのみ。」という大船に乗った気持ちなり、楽しく歌い演奏しました。
その演奏の絶妙な面白さはそれぞれ「のんき」な役、「スルドイ」役、「冷静」な役、「てんやわんや」な役がぴったり当てはまっていた結果、このような面白さになったと思われます。どの役がどの人なのかはご想像におまかせします(言うまでもなくわかると思いますけども)。
私はもっぱらてんやわんやだったわけですが、本番ではもう少し気合いで(?)なんとかなっていることを祈って自分に喝。

しかしながら帰って録音を聴き返してみたらばなんと楽しいことか。演奏している側は楽しいばかりではダメなんでしょうが、楽しいものは楽しいのだからしかたがないです。
来てくださるみなさんにもたーんと楽しんでもらえますように。

[link:784] 2007年01月18日(木) 02:31

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?